今まで各クラブのプレイガイドで様々な戦術を紹介してきたが、一段落がついた感があるので、出来の良かった戦術をいくつかまとめてみたいとおもいます。
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4-3-1-2
レアル・マドリードのプレイガイドで初めて紹介をした戦術で主な実績は以下の通り。
- レアル・マドリード:ラ・リーガとチャンピオンズリーグを優勝
- マンチェスター・ユナイテッド(Youtubeのライブ):プレミアリーグ優勝
- フラム:プレミアリーグ5位
昇格組のプレミアリーグのフラムのプレイガイドでも5位となかなかの成績を納めている、なかなかの実績がある戦術だと思っている。
メリット
- 必要とされる選手が運動量が豊富なボックストゥボックスMFをつとめるセントラルミッドフィルダーとサイドバック、ディープライイングPMをつとめる視野が高いセントラルミッドフィルダーと割とよくいるタイプなので、選手の調達が容易なところか
- また、セントラルミッドフィルダーが3人だったり、フォワードが2人だったりと必要とされるポジションの数が少ないので、怪我人が出たり出場停止の選手が出たとしても、選手のやりくりが簡単かと思う
デメリット
- ウイングを利用していないため、初期のスカッドで利用できるクラブは少ないかもしれなく、大幅な選手の入れ替えが必要かもしれないところか
ウイングとインバーテッドウイングの4-4-2
ウルヴァーハンプトンで紹介をした戦術。相手が中央を守っていれば右のウイングが外を攻めて、幅を広く守っていれば左のインバーテッドウイングがカットインをして攻めるという、色々な場合に対応をできるように作成した戦術。ウイングはサイド側の利き足、インバーテッドウイングは逆足にすると良い。例えば上記の画像の場合は右サイドは右利きで、左サイドも右利きとなる。
これをベースに変形させたもので、中盤をボックストゥボックスMFとセントラルミッドフィルダー(守備)、ボックストゥボックスMFとセントラルミッドフィルダー(守備)、ボールウィニングMF(サポート)とボールウィニングMF(守備)にしたものも良いし、F9を一列下げてシャドーストライカーにて両ウイングを一列前にしてサポートにしたものも強かったりする。経験上一番安定をするのは、シャドーストライカー+二列目のウイングとインバーテッドのサポート+ボールウィニングMF(サポート)とボールウィニングMF(守備)な気がする。
4-4-2の場合はフォワードにテクニック、ひらめき、ロングシュートあたりが高い選手を起用するとスーパーゴールを連発して活躍する。
主な成績は以下の通り。
- ウルヴァーハンプトン:プレミアリーグ2位
- 横浜Fマリノス(後日公開予定):J1優勝
- ガンバ大阪(後日公開予定):J1とACL優勝
- 浦和レッズ(後日公開予定):J1で3位
メリット
- ウイングとインバーテッドウイングにはドリブルが得意な選手を起用すると良いのだが、ドリブルが得意なサイドの選手は多いので選手の調達が容易
- 両サイドのウイングで求められる利き足が同じなので、両サイド間で選手を融通させられることが多い
デメリット
- 4-4-2の場合のF9の位置に適しているテクニック、ひらめき、ロングシュートあたりがそろっている選手があまりいない
- ローミングPMとディープライイングPMの組み合わせの場合は、両ポジションとも視野が大事になると思うが、そういったタイプの選手が2人そろっているチームはレア
攻撃の幅が広い4-3-3
オランダのAZで紹介をした戦術。両サイドをかなり外側の位置に配置するように設定をして中盤に大きなスペースを作って、その空いたスペースをミッドフィルダーが自由に動いて相手を崩す。ウイングは外側である程度孤立をしてもボールを保持できるようにドリブルが得意な選手、セントラルミッドフィルダーは攻撃時に相手が嫌がる位置取りができるようにオフザボールや予測力が高い選手が適していると思う。ディフェンスラインは高く設定をしているのでセンターバックは集中力、予測力、スピードあたりが高いと良い。
主な成績は以下の通り。
メリット
- それぞれのポジションで求める選手のタイプがよくいるものなので、選手をそろえるのが容易
デメリット
- あまりない気がするが、試しているクラブ数が少ないので未知数
両サイドに高い選手を置いた4-4-1-1
セリエAのカリアリ・カルチョで初めて使った戦術で、以後色々なクラブでこの戦術を試して、好成績に必要な選手のタイプを探しだした。必要な選手さえ集められればおそらく一番強い戦術な気もする。
攻撃においてとにかく大事なのは両サイドに空中戦に強い選手を置くことで、ジャンプ到達点やヘディングが高い選手を起用すると良い。ジャンプ到達点とヘディングが高いと言っても、高ければ高いほうが良いのだが、サイドバック相手に競り勝てれば良いのでそこまで高くなくても悪くはない。フォワードはオフザボールが高くて足の速い選手が良い気がするが、ここは適している選手の像があまり固まっていない。
一方守備ではディフェンスラインが高いので、他の戦術でも書いたが、集中力、予測力、スピードあたりが優秀な選手を起用すると良い。優先度としては集中力と予測力が高いか。
主な成績は以下の通り。
メリット
- ゴールを決められるポジションが複数あるので特定の選手の不調に得点が左右されづらい
- 攻守ともに安定していて着実に勝点を積み上げられる
デメリット
- サイドミッドフィルダーができる選手が少ない上に、さらにその中でジャンプ到達点とヘディングが良い選手となるとレア
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