前回はリーグ戦が8位にもかかわらずチャンピオンズリーグで優勝をするという謎の結果だった。今回のシリーズではリーグ優勝とチャンピオンズリーグ優勝の両方を目標としていたのだが、まさかのリーグより先にチャンピオンズリーグを制覇することになってしまった。残る目標はリーグ優勝なのだが、前回のリーグ戦の成績を見ると今の戦術だとリーグ制覇は難しそうなので戦術を変えていこうかと思う。
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補強
前回までは攻撃ではターゲットマンに当ててボールを前に運んで、守備では引いて守る千住だった。しかしながら、攻撃では視野が高くパスを出すのがうまい中盤の選手の頭をボールが通り越していくことになっていたし、守備ではこちらのほうが戦力があって主導権を握らなくてはいけないのも関わらずボールを奪うような積極的な守備ができない感じになってしまっていた。今作のテーマだったターゲットマンの利用や引いて守る守備とは離れてしまうが、これらを見直し、中盤から丁寧にパスを出すことと、ラインを大きく上げる守備に切り替えることにした。
戦術のベースはウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCで利用をしたものだが、サイドの選手の利き足の都合で左右対称に変わっているのと、ディフェンスラインを上げるというアレンジをしている。
去年までと同じ4-4-2ではあるが、中盤にディープライイングPMとローミングPMを使っておりボールが集まるようにしていて、丁寧なビルドアップで相手を崩すことを狙っている。
高いディフェンスラインを保つための足の速いセンターバック以外は揃っているので、今回はその点だけを補強をして、マンチェスター・ユナイテッドから移籍金95億円でリチャード・ウィルキンソンを獲得した。
昨季はレアル・サラゴサに期限付き移籍をしていて、37試合に出場をして、チームは9位という中で平均評価点は7.08となかなかの活躍をしていて、ラ・リーガでもそこそこの実績がある。
能力を見ると、スピード、加速力、敏捷性が高く、今回求めている足の速さは揃っている。ジャンプ到達点はあまり高くないが、バランスと強靭さが高く、フィジカルコンタクトにも強い。他には予測力が高かったり、パスと視野が高くパスが出せたり、といった長所があったり、欠点がなく優秀な選手。
既存選手
サニ・アゴハ
成長をしてきていよいよほぼ全てのキーパースキルがハイレベルになってきた。まだA代表のデビューはしていないが時間の問題だろう。
マリオ・リカルド
チームワーク、運動量、スタミナが高く元気に走り回るというサイドバックに一番必要な素質を持っている選手。それ以外の能力も全般的に悪くなく、予測力が15と高かったりする。
ガブリエル・ニーニョ
ニーニョとスペイン語で男の子という可愛い名前だが、足の速い優秀なセンターバック。両足が使えるのも地味に嬉しい。
ジェルソン・キニョネス
パディーリャに代わって今季からスタメンのキニョネス、全般的に悪くない能力をしているのだが、特にフィジカル系の能力が優れている。以前に書いた記事の「身体能力ランキング(Football Manager 2021)」の中に入れたとしても3位のアダマ・トラオレと、2位のルカクの間に入るくらい身体能力が高い。
去年までスタメンだったパディーリャと比較をするとスキルとフィジカルはキニョネスで、メンタルはわずかにパディーリャという感じか。
ヤイール・ベージョ
23歳と若い選手ではあるがかれこれデポルティーボは6シーズン目。そろそろ成長は止まっているが、ここ3シーズン連続で2桁得点をあげている中心選手で、今シーズンも頑張ってほしい。
フランシス・ジェラール
ポジショニングが16と優れていて、タックルとマーキングもそこそこと守備が上手い選手。それに加えて、テクニック、パス、視野、判断力とパス関係の能力が非常に優れているが、去年まではターゲットマンを使っていたので、かわいそうなことにボールが頭の上を超えていっていた。今季はディープライイングPMで、守備が上手くて後方から試合を作れるパサーという得意な役割を与えている。
ミゲル・クエラー
ジェラールと同じくパスが得意にも関わらず、ターゲットマンを使われていた被害者。視野が19と世界最高峰クラスで、今季はローミングPMを任せる。
デヤン・トリフォノフ
シュートを除く攻撃系のスキルとメンタルが全て15を超えているサッカーセンスの塊で、ポジションは異なるが、同じブルガリアの有名選手のベルバトフを感じさせる。
ファビオ・ヴァレンズエラ
2シーズン前に80億円でアトレティコ・マドリードへ移籍したトルクルジャの代わりにスタメンとなったヴァレンズエラだが、ちょうどその頃からチームの調子が落ち気味。トルクルジャと同じくらい強い選手に成長をしており、チームの不調の原因は彼ではなく戦術面ではあると思うので、今季の活躍に期待をしたい。
エミリーノ・タウローネ
4シーズン前に16歳でミランから移籍金30億円で獲得をした選手。優秀な選手ではあったが、ジャンプ到達点がなかなか15以上に成長をしなかったので、スタメンのターゲットマンの座を任せることができず、ローテーション要因として起用をしていた。万能な能力をしていて、テクニック、ロングシュート、ひらめきが高く、様々な位置からの面白いシュートにも期待ができるので今回のフォルス9での位置での活躍に期待をしている。
去年までスタメンだったテディッチと比較をするとテクニックで大きく勝っているが、メンタルは少しテディッチで、フィジカルはほぼイーブンという感じか。
結果
リーグ戦は勝ち点102という圧倒的な成績で優勝。クラブW杯はユベントスに敗れてベスト8、CLは表示が来季になってしまっているが、こちらもユベントスに敗れてベスト4、カップ戦は優勝、スーパーカップは2位という結果になった。
CLの勝敗を見ると、なんとユベントスと4試合を行って3敗1分で、クラブWも入れると4敗1分とかなり苦手な相手だった。ユベントスのフォーメーションはうちと同じ4-4-2を使っており、フォーメーションの噛み合わせ的に実力差がそのまま出るような形となってしまったか。
リーグ戦の結果を見るとやはり勝ち点が102と圧倒的な勝点だった。得点と失点を見ると、得点が103と異次元な破壊力で、失点も30となかなか良い守備を見せた。
ホームの成績を見ると更に異常な強さを見せていて、全勝で得点も19試合で63点で、1試合平均3.31という結果だった。
アウェーでは14勝3敗2分とホームほどの成績ではないが、勝ち点は45と2位に9差をつけた圧倒的な1位だった。
クラブW杯はアフリカ代表でアルジェリアのESセティフと、南米代表でブラジルのパルメイラスを破ってグループリーグを突破したが、決勝トーナメントの初戦でユベントスに延長まで粘ったが敗北をしてしまった。
決勝トーナメントを見ると全てがヨーロッパのクラブで、クラブW杯とは?という感じだった。現代は戦力が欧州に集中してしまっているのでしかたがないが、なんだかつまらない感じがする。クラブW杯の参加クラブが少なかった頃はたまに南米代表が優勝をすることもあったが、このように試合数が増えてしまうとなかなか厳しい気がする。
チームで103得点をしただけあって攻撃のスタッツがとんでもないことになっており、タウローネが22得点9アシスト、ヴァレンズエラが28ゴール11アシスト、ベージョが19ゴール17アシストと30以上の得点に絡んだ選手が3人もいる結果となった。リーグ戦が圧倒的な成績で余裕があったので、他の大会のために少しローテーションをしてこの結果だった。
得点ランキングでは1位から3位までを独占した。4位にはロングスローで有名なロリー・デラップの息子のリアムがまさかのランクインだった。
最終回なので今回のシリーズで一番成長をした選手を見ると、6シーズン前の「スーペル・デポル 第3話 2022-23シーズン」で獲得をした当時は15歳で現在は22歳のミゲル・クエラーが一番成長をしているか。獲得当初から視野が15と優れていたが、現在では19ととんでもない値になっている。体も頑丈に育って、6から15と2.5倍になっており、バイエルンに加入をしてマッチョになったゴレツカもびっくりな成長だ。前述の通り22歳ではあるが、A代表には20試合の出場をしている。フィジカルが強いのでちょっと違う感じもするが、視野がとても高いので、新しい我々のバレロン2世という感じが。
また「スーペル・デポル 第5話 2024-25シーズン」でユースに生成されたハンガリーのナジもなかなかの成長をしていて、20歳ではあるがハンガリーのA代表で33試合の出場がある。
実は今季はBチームも2部で優勝をするという快挙を達成していた。前々シーズンまでは3部をうろちょろしていたのだが、監督を変えてみたら2部昇格からの、次の年にまさかの優勝だった。ほぼ全員が自クラブのユースから育った選手でこの成績をおさめることができた。
その監督が彼なのだが、Bチームでの華麗な成績を見ると、ジダンやグアルディオラのような感じがするが、彼は若干25歳でスペイン下部のミランデスのU19の監督に就任をしており、早い段階で選手のキャリアを諦めて監督の道へ進んだタイプのようで、ナーゲルスマンのような感じか。ともかく実績は悪くなくうちのクラブともあっているはずなので、来季以降は彼が率いるデポルティーボを見たいところだ。
実はU19もなかなか良い成績をおさめていて、リーグ戦のグループリーグでは優勝をしている。
その後のグループリーグ優勝者のトーナメントでも決勝まで進み、バルセロナに敗れてしまったが準優勝という結果だった。
一方でカップ戦では優勝を果たした。ほぼカンテラ出身のBチームの優勝や、U19もリーグ準優勝&カップ優勝と優れた育成組織を構築することにも成功をしたようで、今後のデポルティーボも安泰なような気がする。この育成組織がバルセロナのようにトップチームへクラブの哲学を持っている優秀な選手を輩出する存在になるか、レアル・マドリードのように他のクラブへ選手を供給するための存在になるかは楽しみなところではある。
そんなこんなでリーグとチャンピオンズリーグの両方を優勝したので今回のシリーズは締めたいと思う。まさかリーグ優勝より先にチャンピオンズリーグを先に制覇することになるとは思わなかったが、ゲームの中ではあるがデポルティーボにまた黄金時代をもたらすことができてよかった。
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