サンダーランドでのプレイ日記を書いていたがプレミアリーグを制覇できたので一段落ということで、新しいクラブで日記を書くことに。
というわけで今度の新しい舞台にデポルティーボ・ラ・コルーニャを選ぶことにした。おそらくデポルティーボはサンダーランド以上に興廃の差が激しく、1999-2000にはリーグ優勝をしたりと、スーペル・デポルと呼ばれる黄金時代があったが、現在ではスペイン3部と落ちぶれている。
メインテーマとしてはこのデポルティーボを過去の黄金時代のレベルまで復興をさせることだが、サブのテーマとして足が遅いセンターバックを活躍させられる方法を探るということも取り組んでいきたいと思う。今のところ、足が速いセンターバックを起用したハイラインの戦術で守備を安定させることはできているが、足が遅いセンターバックだと、未だに守備が上手く行った例を見いだせていないので、そこに取り組んでいきたいと思う。
戦力
ゴールキーパー
とりあえずアバドが優秀で、1部に上がるまで使い続けられそう。そもそも引き抜かれたり、1部に上がれなかったりしたら悲しいが。
カルロス・アバド
空中リーチと反応が良いキーパー、集中力と冷静さが少し微妙で、プレイの安定感が少し心配だが、全体的に欠点はない悪くないキーパー。3部では優秀すぎるレベルで、2部上位レベルの選手か。
ルチョ・ガルシア
コロンビアの選手だが、ラージョのユースやセビージャのリザーブを経てデポルティーボに流れ着いた。1対1がとても苦手なのが気になるが、他はそこそこという感じ。3部であればこのレベルくらいで普通なのか。
センターバック
今回のテーマが鈍足センターバックの活かし方なのだが、とりあえず思いつくのは鈍足だが空中戦やボディコンタクトに強い選手をエリア内でどっしりと構えさせて弾き返す守備の方法だ。となると、この条件に当てはまっている選手はグラネロだけなので、相方を補強しなくてはいけない。
ムジャイド・サディック
守備能力は全般的に優秀な若手選手なのだが、唯一ジャンプ到達点が低いという欠点がある。サイドバックであれば低さが気にならないレベルなので、そっちでの起用か。
アレックス・ベルガンティニョス
守備とビルドアップのスキルとメンタルは3部離れしたハイレベルなおじさん。リーダーシップも18と非常に高い、良いキャプテン。35歳と高齢なので、フィジカルの能力が限界に差し掛かっており、今年限りな感じか。
エネコ・ボベダ
サディックと同じく、守備は得意なのだが身長が低くて、右サイドバックができるので、そちらが主戦になりそう。
ボルハ・グラネロ
今回の企画の趣旨にあった、高身長で鈍足なセンターバック。バランスが低いのが気になるのと、集中力、判断力、冷静さあたりが微妙なのでプレイの安定感が心配で、引いて守るつもりなのにゴール前で大きなミスをされると困るところ。とは言えども3部レベルで考えると超優秀なセンターバック。
デリク・オセデ
本職はセンターバックだが、守備的ミッドフィルダーもできて、更には右サイドバックやミッドフィルダーもできなくはないポリバレントな選手。守備はそこそこで、ボールもそこそこさばける感じの選手。
右サイドバック
ここでの紹介はバリンだけだが、センターバックで紹介をした選手の中に何人か右サイドバックができる選手がいたので、そちらを起用するかも。
ジョルジ・バリン
右サイドならどこでこなせる選手で、守備は最低限で、少し足が速くて、少しドリブルが上手い選手という感じ。周りの選手を見る予測力が低いのがいただけない。
左サイドバック
エルナンデスが非常に優秀な選手ではあるが、センターバックに鈍足な選手を起用するので引いて守るため、サイドバックも空中戦が弱い選手を起用してしまうと穴になってしまうので使いづらいか。
エクトル・エルナンデス
スピードと加速力が高く、これと言って欠点がなく何でもできる選手だが、ジャンプ到達点が低く、そこが唯一の欠点か。普通に1部にいてもおかしくないレベルな気がする。
サルバ・ルイス
ルイスもそこそこ足が早くて、大きな欠点はなく、そこそこ何でもこなせる感じの選手。1部レベルとは言えないが、3部ではかなり優秀な選手ではあると思う。
ミッドフィルダー
アグボ、ボルヘスあたりは2部でも活躍できそうなレベルで、良い選手がいるポジションという感じ。ボルヘスが高齢で、フィジカルもそろそろ限界手前なので、来季は補強したいか。
ウチェ・アグボ
視野が10とパス回しは最低限という感じだが、それ以外の基本的な能力はそこそこ良く、割と何でもこなせる選手。ロングシュートが9と苦手だが、プレイ特性で「ロングシュートを放つ」を持っているというお茶目な一面がある。強靭さが高いのでシュートスピードは速いと思うので、勢いよく下手糞なロングシュートをたくさん打ってくれそう。
セルソ・ボルヘス
元コスタリカ代表のベテラン選手。パスと視野がそれぞれ15と14で、パスが上手い選手。スキルとメンタル系の能力は全般的に13とそこそこで、何でも割とできる感じ。フィジカルは32歳という高齢もあってか、全般的に最低限という感じ。
イグナシオ・ゴンサレス
昔に同姓同名の選手がニューカッスルにいた気がするが、スペイン語圏ではよくある名前なのか。クロス、テクニック、ドリブル、パス、ファーストタッチといった攻撃系のスキルと視野がそこそこ優れている、アシストが得意な選手という感じ。
ホセ・アロンソ・ララ
テクニック、ドリブル、パス、ファーストタッチ、オフザボール、視野と得点能力以外はトップ下に必要な能力はそこそこある感じの選手。
サイドミッドフィルダー
ボーヴュが普通に優秀な選手だが32歳と高齢で近いうちに衰えてしまいそう。ケコも3部としては優秀な選手か。
クラウディオ・ボーヴュ
3部レベルで考えれば、決定力、テクニック、冷静さが高いのでシュートが上手く、オフザボールと予測力があるので攻撃時の位置取りが良く、スピードと加速力があるので足が速く、フォワードで使うならポーチャー、サイドならインサイドフォワードか。年齢が32と高いので、足の速さの長所はすぐに衰えて無くなりそう。
ケコ
テクニック、ドリブル、スピード、加速力が悪くないドリブラーという感じ。視野も13あってパスが出せる。
ボルハ・ガラン
特に長所のない一般的なウイングという感じ。逆に言えば欠点もない。
フォワード
とりあえずライーは3部レベルで考えればとても優秀なポーチャーだと思う。今回用いる戦術はディフェンスラインが低めになる予定ではあるが、なかなか低い位置から前まで丁寧にビルドアップをするのは難しそうな気がするので、ターゲットマンを起用してライーの相方にしたいところ。残念ながらターゲットマンの選手はいないので補強ポイントか。
ライー
オフザボールが15と高く、スピードと加速力もそこそこあるので、3部ではポーチャーとして十分にやっていけそうな気がする選手。
ミクー
テクニック、ドリブル、ファーストタッチを中心にスキルが優れている選手。メンタルもオフザボールが13とそこそこある。フィジカルの能力があまり高くなく、34歳と高齢なのもあって、今シーズン限りの選手という感じもする。
補強
前述の通り、ターゲットマン系のフォワードを使いたいのだが、そのタイプの選手がいないので補強をすることに。お金がないのでフリーで転がっている選手を探した。
ファネンド・アディ
ジャンプ到達点と強靭さが17もある強力なターゲットマン。ファーストタッチも14と良いので、かなりボールのおさまりが良さそう。オフザボールとヘディングも14あったり、決定力も13あるので、得点能力もある気がする。パスと視野も12あるのでボールがおさまった後の展開にも期待が出来そう。このレベルではおそらく1部に上がっても初年度くらいまでは使えそうな気がするが、数か月後には30歳になってしまうので、年齢が気になるところ。
戦術
今回は足が遅いセンターバックの活用法がテーマということで、同じテーマで戦術を組んだオサスナのプレイガイドの戦術をつかう。ここをベースに、戦術にあった選手を探していきたい。
まずはフォワードのポーチャーはライー。オフザボールが高く、足もそこそこ速いので3部であればかなり活躍ができるのではないかと思う。相方のターゲットマンには今期獲得をしたアディを起用する。ジャンプ到達点と強靭さが17と3部レベルでは桁外れのフィジカルをしており、相手をするディフェンダーが可哀そうかもしれない。
右サイドにはボーヴュ、左にはケコを起用する。ともに3部では十分に強いレベルかと思うが、ボーヴュは年齢が年齢なので今年限りか。
中盤はボルヘスとアグボの組み合わせ。ともにそこそこチームワークと運動量が優秀なので、4-4-2で広いエリアをカバーしなくてはいけない中盤だが、何とかしてくれるだろう。
センターバックはベルガンティニョスとグラネロの組み合わせ。グラネロはジャンプ到達点や強靭さが高く、引いて守るにはもってこいな気もするが、バランスの低さが少し気になる。相方として空中戦に強そうな選手がいなさそうなので、とりあえず能力の高いベルガンティニョスを起用しておくことに。
右のサイドバックにはサディックを起用。本来はセンターバックだがジャンプ到達点が低めなのでセンターバックでは使いづらい。しかしながら良い選手ではあるので、右サイドバックで起用をすることにした。左サイドバックはエルナンデスが優秀なのだが、引いて守る戦術で、ジャンプ到達点の低さが気になるのでルイスを起用することに。
キーパーはアバドが優秀なのでとりあえずそのまま起用をすることに。
結果
結果としては無事2部への昇格をしたのだが、来シーズンからスペインの3部のリーグ構成が変わるようで、かなり変則的な大会構成だった。今期は5グループ102チームだったのだが、来期は2グループ40チームでやるようで、結果として多くのクラブが4部に落ちることになるようだ。カップ戦では初戦で2部のエスパニョールに勝利をしたが、2回戦では1部のカディスと延長戦でも決着がつかないほど競ったもののPK戦で敗退をしてしまった。
まずは5グループに分かれた中の20チームでさらに2グループに分かれてリーグ戦を行った。ここでは得失点はダントツでよかったものの、引き分けで多くの勝ち点を取りこぼしてしまい、結果として得失点差で何とか首位という結果になった。この2グループで勝ち点の多い上位6グループが次のラウンドに進むようだ。
このラウンドでは前のラウンドの勝ち点を引き継ぎつつ、6チームでリーグ戦を行った。ここでは得失点差でも勝ち点でも他を引き離しての首位となった。デポルティーボが3部では強すぎるのもあるかもしれないが、失点数も一番少なく、とりあえず足の遅いセンターバックで安定をした守備を見せることが出来た。他の5グループでも同様にリーグ戦を行っているようで、平均勝ち点の多い上位16チームが最後のステージに進むようだ。
最後も無事に2連勝をして2部へ昇格をすることが出来た。一緒に昇格をするクラブとしてはバルセロナBとレアル・マドリードBもいて、ここと当たっていたら厳しかったかもしれない。また、同じく昇格をするラシン・サンタンデールも一昔前は一部にいた弱くはないクラブである。とは言えども、前のラウンドを一位通過したのもあって、こういった強豪を避ける組み合わせとなったのだろう。
個人の結果を見てみると、とりあえずフル出場をした選手でも24試合と試合数が少なく、コロナ対策として、試合数を減らしたり、長距離の移動を避けた結果、こういった大会の攻勢になったのだろう。
フォワードのライーもアディもそれぞれ11ゴール8アシストと9ゴール5アシストの活躍で、それぞれポーチャーとターゲットマンとしての活躍を見せてくれた。
左右のミッドフィルダーはオサスナの時と同じくターゲットマンに近い右の選手の方が得点が多くなった。
右サイドバックは最終的にはボベダがスタメンとなったのだが、というのも最初にスタメンをつとめていたサディックが移籍条項の額でバレンシアに引き抜かれてしまった。
2.6億円は3部としてはかなり良い移籍金な気もするが、デポルティーボのクラブ内育成で、1部に上がってもベンチには置いておけるレベルの選手を引き抜かれてしまったのは少し悲しい。
たしかに21歳でこのレベルの能力であれば1部に引き抜かれてしまいそうではあるが、センターバックとしてはジャンプ到達点が低く、サイドバックとしては守備は良いが、クロスやオフザボールといった攻撃系の能力が物足りないか。
来季に向けて
右サイドのボーヴュが33歳、ミッドフィルダーのボルヘスが33歳、センターバックのベルガンティニョスが36歳と年齢が行っているので来期には使えるレベルではない気がするので入れ替えたいところ。他にもポーチャーのライーなど、3部では活躍が出来たが、2部では使えるか気になる選手も多いので補強ポイントは多めだ。
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