Football Manager 2023のオススメ戦術

2023年6月8日木曜日

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今回は、今まで自分が使ってきたものを中心に、FM23のオススメの戦術をまとめてみました。もしかしたらマッチエンジンのアップデートで、現在のバージョンだと上手く機能がしないものもあるかもしれません。その場合はごめんなさい。

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4-4-2(ウイング型)

スペイン人監督のマルセリーノが言うように、4-4-2は特異なスペシャリストを必要としないので、わりとどこのクラブでも導入が可能だし、その導入もスムーズに行うことが出来るフォーメーションかと思います。

今までのFMではマッチエンジンの出来栄え的に、前線の選手が上手く守備をしてくれなくて、プレスの1列目が簡単にかわされてしまったり、その上で前線の選手が下がって守備をしてくれなかったりと言ったことが原因で、中盤の2枚で守るのが厳しかったと思うが、FM23ではそのへんがましになって、4-4-2でもある程度の守備が構築できるようになりました。

具体例としてはボーンマスのプレイガイドのテストプレイです。

戦術の狙いとしては以前に投稿をした「4-4-2の攻撃を考えてみた(Football Manager)」と内容がかぶりますが、ボール保持時に、ボール保持サイドのフォワードをサイドに流すことによって、サイドにフォワード、ウイング、サイドバックの3枚の選手がいる数的優位を作って、サイドから崩していくというもの。そのためフォワードとサイドバックに挟まれるウイングは上手く状況判断をして、その時その時で最善のプレイをすることが求められるので、予測力が高い選手が良いかと思います。

ウイングはサイドに残る役割なら何でも良いので、ボーンマスの例ではインバーテッドウイングになっているが、ウイングでも問題はない。サイドで相手のDFと1on1で勝負をして打ち負かす事ができないとチャンスを作るのが難しいので、まずはドリブルの能力が大事で、それに加えてクロス、パス、視野といったパス能力があれば、そこから良いパスを供給できる。1on1を作るために攻撃の幅は広めに設定をしておくのが良いと思う。またそのようなシチュエーションを作るためだったり、実際に1on1で勝つような場面を辛抱強く待つために、テンポは遅めに設定をしておくと良いかもしれない。しかし上記の画像の例では、チームが全体的に運動量が高かったのでテンポが早い設定をしていて、どう設定をするかはチームのメンバー次第なところがある。

そしてフォワードはボールサイドの場合はサイドに流れてスペースに走り込んだり、ボールと逆サイドのフォワードはエリア内で体を張って勝負をする必要があったりするので、フィジカルはある程度あると良いかと思います。他には中盤はやはり2枚でなんとかしなくてはいけないので、広いエリアをカバーできる運動量などが必要になったりします。

ここまでにあげたそれぞれの役割に欲しい能力はそこまで特別で希少なものではなく、割りと普通にいるタイプの選手でクリアが出来るので、とりあえずどのようなチームでもそれなりの成績を残すには良い戦術かと思います。

4-4-2(インサイドFW型)

これも「4-4-2の攻撃を考えてみた(Football Manager)」で紹介をしているのだが、フラットと言うよりはボックス型に近い4-4-2。

具体例としては、スペツィア・カルチョでのテストプレイで、勝点86で3位になることが出来た。

フォーメーションは4-4-2なので前述のウイング型と似ているようにみえるかもしれないが、割りとそれぞれのポジションに求めることが多かったり、その一部はそこまで多くない選手のタイプだったりする。

まずは前線のフォワートとウイングの4枚なのだが、近い位置関係で連携を取って相手を崩す必要があるので、少なくともチームワークや予測力といった能力は必要になってくる。そしてウイングが中央に絞るため、サイドはサイドバックの1枚で攻撃をすることになるので、サイドバックにはドリブルを中心とした攻撃スキルと、攻撃参加をしたあとに自陣に戻るための走力が要求される。そしてサイドバックが高めの位置を取るので、ボール保持はミッドフィルダーとセンターバックの4枚で実施をしなくてはならず、ここの選手たちには視野やパスなどのボール供給スキルが要求される。そして出来ればボールを供給しやすいようにセンターバックの右は右利き、左は左利きにしたい。このようにそれぞれの役割に求める物が多く、中でも足元があるサイドバックやセンターバックはそう数は多くないので、チームを組むのは簡単ではない。

しかし、これらのメンバーを揃えることができれば、高い位置に陣取る前線にセンターバックから綺麗なパスが通って、慌てて後手に回る相手の守備を完全に崩すゴールが見れたり、サイドでアイソレートされたサイドバックが躍動をする姿を見ることが出来たり、押し込んだ場面ではフォワード、ウイング、サイドバックと前線に多くの枚数をかけて相手を殴ることが出来たりと、見ていて面白いサッカーをすることも出来る。また、得点を狙える役割の選手が多いので、特定の選手の調子に攻撃が大きく左右されないのもメリットな気がする。

3-4-1-2

2トップをサイドに開く個人設定にして相手のセンターバックをサイドに釣りだして、空いたスペースにトップ下を攻めさせる戦術。トップ下の選手のオフザボールや予測力が高いと上手くスペースを活用してくれて、上記のボルシア・メンヒェングラートバッハの例ではトップ下で起用をしたホフマンが20ゴールの活躍をしてくれた。

FM22から追加をされたワイドCBのおかげで、ウイングバックを孤立させること無くビルドアップすることが出来る。ドリブルなどの能力が高くて足元があるセンターバックの選手をワイドCBとして起用をすれば、攻撃でサイドバックのような活躍を見せてくれて、ウイングとサイドバックを起用してサイドに2枚選手がいるような戦術と変わらない攻撃力があるサイドアタックが出来る。

3-4-2-1

CPUがたまに使っていて、かなり強いイメージのフォーメーション。

具体例としてはアトレティコ・マドリードでのプレイ

アトレティコ・マドリードでのテストプレイではモラタが52ゴールをあげた個人的には非常に面白い戦術で、リーグ戦では無敗優勝をすることが出来た。しかし4-4-2(インサイドFW型)と似た感じでウイングバックや、ワイドCBの役割のセンターバックには足元が求められ、あまり数が多くないタイプなのと、フォワードに得点が偏っているため、フォワードの質に攻撃力が大きな影響を受けるという点がある。

似たタイプの戦術としては、Youtubeでの配信の「サッカー監督ゲームで目指せモウリーニョ」シリーズで、3シーズン目から率いているスポルティングで使っているもので、トップ下の代わりにインサイドFWのウイングを使ったものもある。

トップ下ではなくウイングを起用した場合は、センターバックのサイドをワイドCBにしてしまうと、ウイング、ウイングバック、センターバックの3枚がサイドで渋滞を起こしてしまう気がして、そのためそこのポジションにはボールプレイイングDFの役割を起用している。

非対称の4-3-3

冬のアプデで三笘が大きく能力アップをしたので、そんな彼を活かすための記事で考えた戦術。

それぞれの役割に求めることは無くはないものの、運動量が豊富なBoxtoBox MFや広いエリアをカバーできる守備的MFなど割りと特別なことはあまり求めておらず、強いて言えばウイングバックの役割のサイドバックにはドリブル能力、インバーテッドWBのサイドバックにはパスの能力が少しあったら嬉しいくらいか。逆に言うと左のインバーテッドウイングの役割のサイドMFにはドリブル能力を求める代わりに、周りのチームメイトとの連携や相手選手との駆け引きがそこまで必要にならないので、高い予測力が求められないため、他の戦術では使いづらかったウイングを活用できる利点がある。

FM Arenaに公開をされている戦術

ここまでは自分が作った戦術を紹介してきたが、このブログ以外でも様々な場所で戦術は紹介をされている。その中でも、FM Arenaという様々な人が戦術をアップロードして、その戦術を決められたテストケースで評価をして優劣を競っているサイトが有る。

そのサイトではシリーズのマッチエンジンごとに最適な戦術を競っている感じで、少しフォーメーションなどにナチュラルさが無いときもあるが、強力な戦術が紹介をされている。FM23のパッチ23.4.0の優秀な戦術の順位表はここで公開をされており、筆者が見た時点では、4バックで、中盤は守備的MFとサイドMFが2枚、前線はFWが3枚のフォーメーションが流行っているみたいだ。

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プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

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