使っていた戦術が急に上手く働かなくなった(Football Manager)

2025年7月16日水曜日

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今回はサッカー監督ゲームFootball Managerで、使っていた戦術が急に上手く働かなくなるときの、よくあるケースについて記事を書いてみました。

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カウンター戦術

率いているクラブのシーズン目標が残留くらいだが、シーズンの前半は思いもよらぬクラブから勝ち点を上げて、このまま行けば驚くような非常に良い成績でシーズンを終えることになりそうと思っていたら、シーズン後半に入ったら急に全く勝てなくなり、結局は平凡な成績でシーズンを終えることになったことはないだろうか。

以前に記事「Football Managerあるあるの後半失速を考察してみる」でも書いたのだが、使っている戦術が攻撃パターンが、前線の足が速い選手が相手のディフェンスラインの裏をシンプルに狙うだけといったような戦術で戦ってはいないだろうか?

このケースの場合は、前半戦は相手チームがプレイしているクラブを戦力通りに評価してくれて、勝ちに行くために、攻撃重視で攻撃には多めの人数をかけて、守備も積極的にボールを狩るためにディフェンスラインを上げてきてくれることと、自クラブの足が速いFWがディフェンスラインの裏を狙うというのが噛み合って得点を上げることが出来て勝てているという感じになっているだろう。一方である程度試合を消化して、後半戦にまでなってくると、相手チームは最近の調子も考慮して対応を考えてくるので、ずっと調子が良いクラブ相手だと慎重な戦術を取ってくる様になる。そうなると、今まで使えていたディフェンスラインの裏のスペースがなくなってしまって、相手の守備も慎重になり、良い選手がそろっていないのにボールを持たされることになって、そうするとビルドアップ中にミスが起きて、逆にやりたいカウンターをやられてしまう事になったりする。そんな感じで後半になると残念な試合が続いていく感じになる。

こうならないための対策としてまず考えられるのは、攻守ともに主導権を握れるようにするということだろうか。相手が前がかりになってきた隙を狙うといった感じではなく、例えばボールをキープしつつ相手を崩して得点の形にするといった感じだろうか。とは言えどもそんなことがどの相手でもできるようなのは一部の超強豪クラブだけだし、CLのような強いクラブだけが集まる大会だともはやそういったことは無理だろう。

現実的な解決策としては、複数の攻め方を用意しておくというものか。簡単な例だと、2トップで、片方を足が速い選手にしておいて、相手がディフェンスラインを上げてきたときに裏を狙って活躍をしてもらって、もう一方の相方を空中戦が強い選手にして、相手が引いて守ったときにエリア内で活躍をしてもらうといった感じか。

戦術設定に自信がある人は、いくつか戦術を用意して、相手の攻め方や守り方に応じて、どれかを使うといった事もできるかもしれない。

連携が大事になる戦術

前述の例とは逆に、前のシーズンはそこそこ上手く行っていて、夏の移籍期間の補強も上手く行ったので、今シーズンは頑張るぞと思っていたら、シーズンの序盤につまずいてしまい、中盤辺りから立て直したものの、結局平凡な成績で終わってしまったようなことはないだろうか。

このケースの場合は、選手間の連携や戦術の習熟度が重要になるような戦術を使っていないだろうか。

Football Managerは現実をリアルに再現しているので、新規加入をした選手がすぐにそのチームでフルに力を発揮したり、周りの選手と上手くできるようにはなっていない。新規加入の選手は呼吸が合わずに下らないパスミスをしてしまったり、連携が合わずにチグハグな守備をしてしまう。酷い場合はフィットするまでに半年かかってしまうことがあるが、逆に言うと半年もすれば大体の選手はフィットするので、FMでは海外で活躍をするガビゴルやインモービレが見れたりする。

おそらく前述のシーズン前半戦で上手くいかなかった原因は、連携を大事にする戦術だが、主要メンバーに小さくない入れ替わりがあり、その影響で連携が悪くなったという感じか。

対策は色々あるのだが、一番上手く行くのは基本的にスタメンにはある程度のクラブ在籍経験がある選手しか使わないというものだろうか。獲得した選手はしばらくスタメンでは起用せずに、ベンチ入りさせて、余裕があれば使うという感じにする。しかしこの場合は、チームで序列がかなり高くなる選手を獲得したときは、出場機会で文句を言われてしまうので、難しい場合がある。あとは、獲得する選手を、現在の能力はベンチ入りくらいで、将来的にはスタメンで使えるレベルのポテンシャルを持っている感じのところを狙うというものか。この場合は、選手のポテンシャルは予測しきれないという難点があるか。

また、選手を獲得するときにフィットしやすそうな選手を獲得するというのも考えても良い気がする。同じリーグでプレイをしている選手であれば、獲得後のフィットが早かったりするので、その辺を狙うと良いと思う。例えば降格したクラブの主力や、上位クラブの戦力外の選手などは狙い目かもしれない。海外でプレイをしている選手でも、環境適応の能力が高い選手は、フィットで問題が発生しづらかったりもする。

もう一つ考えられるのは、選手を大きく入れ替えないことか。一度に多い人数を一気に入れ替えると連携面やチームのまとまりに悪影響を与えてしまうので、数は絞ったほうが良いだろう。またポジション的に考えても、中盤の3人を全員一気に変えるといった、偏った補強も上手くいかなくなりやすい気がするし、プレイメイカーのような重要な役割を入れ替える場合は慎重になったほうが良いと思う。

あと考えられるのは、選手をある程度補強した場合のプレシーズンには戦術や連携の練習を重視したり、そのプレシーズンをフルに活用できるように、選手はなるべく早い段階で補強をするといったことあたりか。

運動量が必要になる戦術で疲労

インテンシティが高い戦術を使っていると、日程が過密になったときコンディションの回復が間に合わなかったり、シーズンの終盤に疲労が溜まってしまったりして、選手が力を発揮できずに、成績が落ちてしまうことがあるかと思います。

この場合の対策は色々と考えられて、使っている戦術のインテンシティを下げる、試合でリードをしたら戦術のインテンシティを下げる、ローテーションを使う、コンペティションの取捨選択をする、健康さやスタミナが高くて疲労に強い選手をなるべく獲得するなどがあるかと思います。

ブンデスリーガのように試合数が多くないリーグであれば疲労で困ることは少ないかもしれませんが、プレミアリーグのように試合が多いリーグでインテンシティの高い戦術を使っている場合は気をつけたほうが良いかもしれません。名将のクロップもブンデスリーガからプレミアリーグに移ったときに、この問題にぶつかったようです。

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プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

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