Football Managerで戦術を組むときの個人、グループ、チーム戦術

2025年7月18日金曜日

Football Manager シリーズ関係なく楽しめる記事 シリーズ共通解説

t f B! P L

今回はサッカー監督ゲームFootball Managerで戦術を組む時に考えていることを、個人、グループ、チームという考え方に分けて説明をしてみたいと思います。

Twitter(@kerlon_fm)もやっているので、よろしければフォローをよろしくお願いいたします。

当ブログではFootball Managerの様々な情報を発信しているので、よろしければ他の記事も見ていってください。

個人戦術

個人戦術というか、それぞれの選手にどんな役割とタスクの組み合わせを割り当てるべきか考える必要がある。

例えばウイングを例に考える。予測力が高ければ多くの敵味方が周りにいて複雑な状況でも、自分が何をするべきか適切に考えることが出来るので、インサイドFWのような中央寄りでプレイをするために前述のような状況に多く直面をする役割でも問題はないし、一方で予測力が低い場合はサイドに張った位置の周りの敵味方の数が少なくシンプルな局面で勝負をしたほうが良いと思うのでウイングやインバーテッド・ウイングの役割が良いかもしれない。また、パスやドリブルが上手い場合はボールを受けた場面のほうが活躍が出来るのでサポートタスクだとそのような機会が増えるし、オフザボールが高いと相手ディフェンダーとの位置取りの駆け引きで優位になれるので攻撃タスクにすると駆け引きをする機会が増えて良いかもしれない。

具体的には、FM23のブライトンでプレイをしたときに、三笘選手をどのような役割とタスクで考えたときに、予測力が低いのでサイドに張るインバーテッド・ウイングの役割を選択しているし、ドリブルが上手いのでサポートタスクを選択している。

また、FM23のスタッド・ランスでは、同じく伊東純也選手は予測力が低いのでウイングを選択しているし、オフザボールが高いので攻撃タスクを選択している。

ここであげた役割やタスクと能力の例はあくまで単純に考えた場合の一例で、これくらい単純に考えても良いかもしれないが、FMではプレイに関係する能力は複雑で多数ある。また、こちらのページでは役割とタスクごとの特徴を記載したページもまとめてあるので、選手にどのような役割やタスクを割り当てるべきか考えるときに参考にしてほしい。

しかし、グループ戦術などで後述をするが、全ての選手を得意な役割とタスクで起用をしたとしても、それではチーム全体として戦術が機能をするとは限らない。皆が前に出ていったり得点を狙ったら、ボールを受けたりチャンスメイクをする選手がいなかったり、守備に残る選手が居なくなってしまって、おそらくチーム全体としては崩壊をして、勝つことは出来ないだろう。なのでチーム全体や周りの選手とのバランスを考えて役割とタスクを考える必要がある。その場合は主にチームの主力選手や、尖った武器を持っている選手が得意な役割とタスクが優先をされて、他の選手がそれに合わせるといった決め方になるだろう。そして、上手く補強活動を行って良いスカッドを整えて、それぞれが得意な役割とタスクをプレイすることとチームのバランスが両立をすることを目指すことも大事だろう。

グループ戦術

近い位置でプレイをする2,3人の味方の組み合わせで、上手く相手の守備を崩す事ができたり、それぞれの選手が長所を活かす状況を作り出すことが出来る。

わかりやすい例だとFM23のボルシア・メンヒェングラートバッハの例で、以下の通りに、2人のFWと1人のトップ下を配置して、その2人のFWをサイドに開く設定にすることにより相手のセンターバックをサイドにつり出して中央にスペースを作って、そのスペースにシャドーストライカーに設定をしたトップ下を突っ込ませるといったものがある。

他にもFM23のフィオレンティーナでの例では、内側に入るサイドバックの役割のインバーテッドウイングバックを使うことにより、センターバックからサイドに張っているインバーテッドウイングへのパスコースが空いたり、セントラルMFが前に出ることが出来るので攻撃的なメッツァーラの役割を任せることが出来るようになる。

他にもよくある例としては、中央へ位置取りをするインサイドFWの役割を起用をしたときは、攻撃時にサイドにスペースが出来るので、そこを使うためにサイドバックをウイングバックだったり攻撃タスクに設定をするといったことも出来る。他にも、中盤を守備、サポート、攻撃のタスクを1人ずつ起用をして、それぞれ役割分担をするといったことも、よくあるパターンか。

チーム戦術

個人戦術やグループ戦術は選手の役割やタスク、その組み合わせ、個人設定などによるものだったが、今回は全体の戦術設定に関わる話になるか。

例えばチーム全体としてチームワークや運動量があってセンターバックも足が速かった場合はハイライン&ハイプレスが出来るのでそのような設定をすることが出来る。また、サイドにドリブラーがいてフォワードには空中戦が強い選手がいる場合は、サイドを中心に攻めて、ワイドな位置で1対1を作って、そこで優位が作れるまでゆっくりと攻めるといったことをしても良いだろう。

またビルドアップにおいてもチーム全体の選手の能力を加味して考慮する必要がある。例えばセンターバックの足元が非常によければ彼らだけでボールを保持したり前に進めたりすることが出来るが、そうでない場合はサイドバックや中盤でボールを受ける役割を作って上げる必要がある。また、中盤からさらに前線へと決定的なチャンスを作るためにボールを動かすときにも、場合によってはフォワードやウイングでボールを受けてチャンスを作るような選手を用意するほうが良い場合もある。

このように、チーム全体の選手の能力の傾向や、持っている武器を加味して、チーム全体としてどのように攻めたり守ったりするかを考える必要がある。

最後に

以上、戦術を、個人、グループ、チームという単位で考えてみたが、どれが一番大事ということは無く、それぞれを上手く成り立たせるように戦術を考える必要がある。これらのバランスが上手くかみ合った戦術を作ることが出来た時には、戦力をフルに活用をして素晴らしい成績を得ることが出来るだろう。

このブログを検索

プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

ラベル

QooQ