今回はフィオレンティーナのプレイガイドです。
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目次
戦力
各ポジションにそこそこ優秀な選手がいて、全体的にスキルとメンタルが優れているタイプで揃っているので、ポゼッション系の戦術をやるにはもってこいなスカッドかもしれない。
ゴールキーパー
キーパーの能力としてはテラッチアーノ、足が速くて広いエリアをカバーしてほしければゴッリーニという感じか。
ピエトロ・テラッチアーノ
1対1や反応が高くてシュートストップが得意なキーパーで、ポジショニングが良かったり、コーチングも上手かったりする。スローイングが得意だったり、キック力があって、パスと視野が高いのでボール供給能力もあるが、ファーストタッチが少し低いので、積極的なプレスにさらされる中でボールをもたせるのは少し怖いかも。
ピエルルイジ・ゴッリーニ
全体的に欠点はなくてそこそこ良い感じだが、キーパーの能力としてはテラッチアーノより少し劣るか。スピードと加速力がキーパーにしては高く、足が速いので広いエリアをカバーできる。奇抜さが高いので、面白いプレイをするかもしれない。
ミケーレ・セロフォリーニ
ハンドリングがそこそこ良くてボールキャッチが安定していて、欠点はない感じ。第3GKとしてはかなり優秀な感じがする。
センターバック
3人優秀な選手が揃っているのだが、逆に言うと3人しか選手がいなくて、怪我人が出た場合などのやりくりが厳しい。
ニコラ・ミレンコヴィッチ
ジャンプ到達点と強靭さが高くて空中戦やフィジカルコンタクトに強い選手で、スピードもそこそこ速かったりと身体能力は高め。タックル、マーキング、ポジショニングと守備系の能力が全般的に優れている。積極性と勇敢さが高くて球際を激しく行くタイプ。勝利意欲とスタミナが高くて試合を通して力を発揮できるのが嬉しい。
ルーカス・マルティネス・クアルタ
タックル、マーキング、ポジショニングと守備系の能力が全般的に高め。パスと視野がディフェンダーにしてはそこそこ優れていてパスがさばける。他の能力は全般的にそこそこ優秀。
イゴール
左利きのセンターバック。タックルとマーキングを中心に守備系の能力が優れている。他の能力も全般的にそこそこ優秀。
右サイドバック
ドドもヴェヌーティも悪い選手ではないのだが、少し微妙なところもあったりして、選手層が厚いポジションではない。
ドド
スピードと加速力が高くて足が速く、バランスと強靭さが高くてフィジカルコンタクトに強い身体能力が高い選手。ドリブルがそこそこ上手かったり、オフザボールがそこそこあって攻撃時の位置取りが良いが、守備は最低限な感じ。
ロレンツォ・ヴェヌーティ
試合の状況を読むための能力の予測力が最低限な感じなのが少し気になるが、それ以外は全体的に悪くはない感じ。
左サイドバック
どの選手も欠点はなくて使いやすい感じ。1番手のビラーギは左利きで、セットプレイの優秀なキッカーなので、スタメンとして起用しておくとかなりメリットがあるかもしれない。
クリスティアーノ・ビラーギ
クロスが得意で、コーナーキックとフリーキックも上手かったりと長いパスの精度が高い選手。スタミナとスピードが高かったりと走ることに関するフィジカルが高めで、チームワークもある。パスと視野はディフェンスにしては高くてボールをさばける。
ルカ・ラニエリ
運動量が豊富で、全体的に能力は欠点がない感じ。センターバックもできる。
アレクサ・テルジッチ
全体的に能力は欠点がない感じ。
ミッドフィルダー
オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良い選手が多数いるので、4-3-3といった戦術で、後ろに守備MFを置いて守備を任せて、その前に2人のオフザボールが高いセントラルMFを配置して自由に動かせるような戦術が良いかもしれない。
ジャコモ・ボナヴェントゥーラ
チームワークが高くて献身性が高くて、勝利意欲が高くて試合の最後まで全力を尽くそうとする。判断力と予測力が高くてプレイ判断が良く、集中力が高くてミスが少ない。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良かったり、リーダーシップが高かったりと優れているメンタルが優れている。テクニックが高くてプレイの幅が広かったり、パスが高くてパス精度が良かったり、ロングシュートも得意だったりと攻撃系のスキルは良さげ。セントラルMFがメインだが、トップ下や左のサイドでもプレイが出来たりと、幅広いポジションでプレイが出来る。32歳と年齢は少し高いが、健康さがあるので衰えはゆっくりなはず。タックルとマーキングはセントラルMFにしてはあまり高くなくて、守備はそこまで得意ではない。
ガエターノ・カストロヴィッリ
テクニック、ドリブル、ひらめきが高くて良いドリブラー。運動量、勝利意欲、スタミナが高くて試合を通して走り回る。マーキングがセントラルMFとしては少し低めで、守備は得意ではない。全治が7か月後の大怪我をしている。
アントニン・バラーク
オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良く、予測力が高くて試合の状況を読むのも得意。バランスと強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強い。パスが高くてパスミスが少なかったり、決定力が高くてシュートが上手かったりする。あとチームワークとスタミナが高い。セントラルMFの選手としてはマーキングやポジショニングがあまり高くなくて、守備は微妙。
ソフィアン・アムラバト
セントラルMFと守備的MFが出来る選手。チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性が高くて献身的に走り回る選手で、他の能力は全般的にそこそこ。
ロランド・マンドラゴラ
セントラルMFと守備的MFが出来る左利きの選手。チームワークが高くて、他の能力は全般的にそこそこ。
アルフレッド・ダンカン
セントラルMFと守備的MFが出来る選手。チームワーク、運動量、勝利意欲が高くて献身的に走り回る選手。バランスと強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強く、勇敢さが高くて球際が激しい。
ユスフ・マレー
セントラルMFをメインに、トップ下と守備的MF、左のサイドMFと幅広いポジションをこなせる左利きの選手。チームワークと勝利意欲が高い。攻撃系の能力は全般的にそこそこだが、守備は最低限な感じ。
シモン・ジュルコフスキ
セントラルMFをメインに、トップ下と守備的MFが出来る選手。運動量、積極性、勝利意欲が高くてピッチ上を走り回る。攻撃系の能力は全般的にそこそこだが、守備は最低限な感じ。
マルコ・ベナッシ
オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良い選手でチームワークもある。マーキングが微妙だったりと守備は最低限な感じ。
右ウイング
ニコラス・ゴンサレスもイコネもドリブルが上手くて、足が速くて、左利き。
ニコラス・ゴンサレス
両サイドのウイングをメインにフォワードもできる左利きの選手。ドリブルが上手くて、スピードと加速力が高くて足も速い選手。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りも良い。運動量と積極性が高くてピッチ上を広く走り回る。
ジョナタン・イコネ
右のウイングをメインに前線をどこでもこなせる左利きの選手。ニコラス・ゴンサレスと似ていて、ドリブルが上手くて、スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力が高い。
左ウイング
ソッティルもサポナーラも同じくらいの総合評価で、能力もかなり似ている。足の速さを重視するならソッティル、テクニックやひらめきなど攻撃でのプレイの幅の広さを重視するならサポナーラか。
リッカルド・ソッティル
両サイドのウイングをこなせる右利きの選手で、スピードと加速力が高くて足が速い。集中力が少し微妙でミスがちょっと多かったり、判断力もちょっと微妙だったりするが、攻撃系の能力は全体的にそこそこ。
リッカルド・サポナーラ
トップ下と左ウイングをメインにフォワードもできる選手。テクニック、ドリブル、ひらめきが高くてドリブルが上手い。攻撃系のスキルとメンタルが全般的にそこそこ高くて、なんでもそこそこ上手くこなせる。
フォワード
能力に癖があるヨヴィッチ、強靭さが高いカブラウ、足が速くてドリブルが上手いクアメと、それぞれの選手が特徴を持っている。
ルカ・ヨヴィッチ
オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良くて、予測力が高くて試合の状況を読むのが得意な選手。スピードが高くて足が速く、バランスが高くてフィジカルコンタクトがある中でもプレイの質は落ちない。両足が使えるのも嬉しい。一方でチームワークが低くて自己中心的で、運動量が低く、集中力が低くてミスが多めで、判断力も少し微妙といった特徴もあり、少し癖がある能力をしている。
アルトゥール・カブラウ
オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良く、決定力が高くてシュートが上手いという、FWに欲しい能力がそろっている選手。他にはスタミナがあるのと、強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強い。
クリスティアン・クアメ
FWをメインに、両サイドのウイングもできる右利きの選手。スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力が高く、ドリブルが上手い。
戦術
戦力のところにも書いた通り、スキルやメンタルが優れている選手が多いので、それを活かすためにボールを保持しつつ、オフザボールが良い選手の位置取りで相手を殴るような戦術にした。
フォーメーションは4-3-3にして、センターバック2人と、その前に守備的MFと2人のインバーテッドWBのサポート設定のサイドバックの3人でボールを持って、両サイドのウイングをインバーテッドウイングのサポートに設定をして幅をとって、中央を攻撃的に動き回るメッツァーラの攻撃設定にしたセントラルMFを2人配置して自由に動き回ってもらう。メッツァーラが動き回るスペースをより確保するように攻撃の幅は広く設定をしている。中央の選手がより自由に動き回れるようにするために、サイドに相手の選手を積極的に釣り出すようにビルドアップはサイドからするように優先をする。FWは自由に動き回るセントラルMFと連携を取れるように、中央に降りるフォルス9を設定する。
というわけで選手起用は、FWはドリブルが上手くてボールが持てるクアメを起用する。クアメがボールを持って相手のDFを釣りだしている間に、セントラルMFが彼を追い越して、空いたスペースを突くことを狙う。
ウイングはニコラス・ゴンサレスとサポナーラを起用する。ともにドリブルが上手いので、FWと同じように、ボールを保持して相手のDFを釣り出すことができると思う。また、サイドと逆の利き足なので、カットインをしたり、中央にボールを戻すのが容易に行えると思う。
セントラルMFは攻撃時の位置取りの良さの能力のオフザボールを重視してボナベントゥーラとバラークを起用する。
守備的MFはある程度ボールをさばく役割のハーフバックの設定で、ある程度の守備能力とパス能力があるアムラバトを使う。
サイドバックは足元があるドドとビラーギを使う。
センターバックは右利きのミレンコヴィッチと、左利きのイゴールを起用する。
キーパーはディフェンスラインを高く設定したので、広いエリアをカバーできるゴッリーニを起用してみる。
選手が全体的にスキルやメンタルが優れているので、ボールを保持しつつ相手を丁寧に崩すことができると思うので、パスは短く、攻撃のテンポもゆっくりにしている。
結果
リーグ戦はなんと優勝をしてしまった。リーグ戦以外はローテをして、カンファレンスリーグは決勝トーナメントに進んだがニースに負けてベスト16で、カップ戦はアタランタに負けてベスト8だった。
リーグ戦の詳細を見てみると、勝ち点は90というかなり良い成績だった。得点は59と多くないのだが、失点が18と守備が非常に堅かったようだ。
個人の成績を見ると、チームの得点数が多くなかったので、最多得点の選手も11得点と少なめ。その最多得点の選手はミッドフィルダーのバラークだった。バラークは得点期待値より5.31も多い11ゴールを決めているが、決定力が15と高いおかげか。
控えのイコネやヨヴィッチといった足が速い選手は、時間あたりの得点が多めで途中出場で活躍をしているようだ。
チームの総合成績を見ると、1シーズンでリーグ戦で受けた枠内シュートの数が100本で、2位のインテルより9本も少ない、1番数が少ないクラブだった。そもそも、フィオレンティーナは平均ボール支配率が60%とリーグで2番目の成績で、攻撃を受ける機会が少なかったのかと思う。
課題
戦術的には、戦力からすると非常に良い成績だったので、大きな問題はないが、得点は少なかったので、そこの改善は必要かもしれない。失点は18と非常に少なかったので、メンタリティを攻撃に少し寄せて、全体的に攻撃的な感じにしても良かったかもしれない。
戦力的な課題も、より得点を狙えるように攻撃的な選手を補強することか。タッチ数が多い守備的MFに視野やひらめきが高くて、よりチャンスを作れるような選手を獲得したり、FWにスキル系の能力や同じく視野とひらめきが高くてアシストができる選手を獲得しても良いかもしれない。セントラルMFのバラークが頑張って2桁のゴールをしてくれたので、バラークのどの特徴が得点数に寄与しているかをもう少し詳しく見ていくのも、安定した成功への鍵になるかもしれない。とりあえずバラークはオフザボールと予測力が高いので攻撃時の位置取りが良かったり、積極的に前に出るプレイ特性を持っていたり、強靭さとバランスが高くてフィジカルコンタクトに強かったり、決定力が高くてシュートが上手いという特徴があるので、そこらあたりが手がかりか。
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