Football Managerをプレイしていて、前半戦は非常に上手く行っていて、このままの勢いで後半戦も戦えれば大陸大会の出場権獲得や、優勝が狙えそうだったのに、いざ後半戦になったら急に失速をして、平凡だったり酷い順位になってしまうという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。今回の記事ではそういった現象がなんで起きてしまうのかの考察をしてみたいと思います。
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というわけで早速、後半失速をした例を見ていく。例で使っているクラブはフランス1部のクレルモンで、昨シーズンに2部で2位となって1部に昇格をしている。以下を見ての通り、シーズン開始時点でのプレビューだと最下位となっているレベルのクラブ。
そして、実際にこのクラブでとある戦術で固定をして1シーズン戦ったときの順位の履歴は以下の通り。シーズン前半は7位で折り返しており、最下位予想の昇格組にも関わらず来季の大陸大会の出場権が狙える順位だったにも関わらず、後半に失速をして、最終的には13位と、今回の趣旨のお手本のような成績になっている。
シーズンの前半と後半で分けて成績を見るともっとはっきりと差が出ていて、前半だけで見ると7位で勝点が34の一方で、後半は18位で勝点が14という結果になっている。
今回使っていた戦術は以下の通り。守備は低めに構えて、プレスも積極的に行わず、引いて守る感じで、設定は「ディフェンスラインを下げろ」「エンゲージラインを大きく下げろ」「(プレスの)頻度を非常に低く」が設定されている。一方で攻撃はポーチャーを中心に、両サイドのウイングも攻撃タスクと前線は積極的に前に出る感じで、指示でも「スペースにパスを出せ」が設定されており、カウンターのような早い攻撃をするイメージで組んでいる。
以上の通り、守備ではボールを奪いに行くわけではなく耐える感じで、攻撃では守備で耐えている間に相手が前がかりに出てきたところのスキを突くカウンターを狙うという風で、戦術は攻守ともに受け身な感じで、主導権を握っていく感じではない。
なので相手としては、自分たちよりちょっと強いくらいの相手が舐めてかかってきて、守備をおろそかにして攻めてくるところが狙い目となっている。あまり相手が強すぎると引いて頑張って守っても普通にボコされて悲しい感じになる。
今回プレイをしているクレルモンは前述の通り、シーズン開始当初では最下位予想なため、多くのクラブが勝ちに来て、積極的に攻めてくれるため、期待通りの展開になることが多く、勝点を積み重ねることが出来た。
しかしながら、おそらくゲーム内でそれぞれのチームに強さの評価値的なものが動的に設定されていて、勝てば評価が上がって、負ければ評価が下がるような感じの仕組みがあるように感じられる。実際に、シーズンの終わりにシーズンプレビュー(シーズン終わりなのにプレビュー??)を見ると、最下位だったはずのクレルモンが17位に浮上をしている。試合前の勝敗オッズを見ても、シーズンの序盤より、クレルモンが勝つように寄っている気がする。
シーズンプレビューは年間賃金の影響を受けるという噂があるが、以下を見ての通り、シーズンの終わりもクレルモンは最下位である。
そのクレルモンの強さの評価が上がったことに伴い、相手の戦術も慎重になり、攻め急がず、守備もおろそかにしない感じになってくる気がする。こうなると、カウンターをしたいのにボールを持たされる事になったり、ちゃんと守られると前に上手くボールを入れられるほどのビルドアップ能力はなかったり、そのせいで中途半端な位置でボールを奪われて逆にカウンターを食らうという悲しい自体になって、思っていた試合展開にならず、負けてしまうといった感じになる。
そういった感じで、前半戦は思った通りの試合展開で戦術がハマって勝ちを重ねていたら、そのうち相手が警戒をしてくるようになって、後半戦では思った通りにいかなくなって、前半戦と後半戦で成績に激しい差がでることになる。個人的な経験上では、FMでの後半失速はほとんどこのパターンな気がする。
後半失速をしないための対策としては、一番良いのは相手の戦術をちゃんと見て、カウンター戦術を使うべきか考えたりと、適切な対応を考えることだろう。しかしながら、それが難しい場合は攻守ともに主導権を取ることを狙うのがシーズンを通して成績が安定する戦い方な気がする。主導権を握ると言えば、ペップのマンチェスター・シティと、クロップのリヴァプールあたりが有名な例で、ともに守備ではラインを上げて、プレスも積極的にかけてボールを奪うことを狙って、攻撃では選手の配置で相手を崩すか、速いテンポで局所的に多くの選手で押し込むといったものか。積極的に守備をしつつ、攻撃では相手を上手く崩すのは難しいかもしれないが、FM22でのプレイの感じだと、献身的で運動量が豊富な選手を集めて、攻守ともに速いテンポでサッカーをすれば、お金をかけなくてもそれなりの成績が残せる気がする。最近のFMで戦術がよく分からなければ、プリセットのゲーゲンプレスを使うと良いみたいな話があるが、この話とつながっているのかもしれない。
これはほんとにあるあるですね。なんど台パンしたことか。自分はハイプレス・ハイテンポの戦術ばかり使ってますが、それでも後半戦失速パターンが多い気がします。
返信削除記事で書かれているような理由に加えて、CPUはあまり優秀なコーチを雇わずリーグによっては親善試合もあまり組まなかったり戦術も小まめに変えるような感じなんで、なかなか戦術習熟度が高まらず、
その分だけリーグスタート時はプレイヤーが有利になってるのでは?と勝手な推測をしています。
たしかにそうかも知れませんね!
削除シーズン序盤は他にも新規加入選手のチームへのフィットなど色々と調整をしなくてはいけない要素があって、プレイヤーは結構気にしますが、CPUはその辺は雑ですもんね