前回はリーグ戦を7位で終えて、カンファレンスリーグではあるが、大陸大会の出場権を獲得した。しかしながら勝ち点は減少するなど伸び悩みの兆候を見せていたり、衰えていくウィルシャーの負荷を軽減しなくてはいけない一方で、現在の戦術のままではあまり打つ手がないので、とりあえず戦術に手を加えることにした。
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補強
今季は4-2-3-1で戦っていく。戦術は変わったがトップ下は引き続きウィルシャーを起用する。なるべく彼の運動量を少なくしたいので真ん中からあまり動かないエンガンチェを割り当てた。
右の攻撃的ミッドフィルダーは今までの戦術と同じくインバーテッドウイングでブルックスに任せる。
左はインサイドフォワードでラウムドイター程ではないが得点力を期待する。ここも前と同じくマシアスを起用する。
中盤はいままではボックストゥボックMFだったが、センターバックが3人から2人と減るので守備のバランスを考えてセントラルミッドフィルダーのサポートと守備に設定をした。サポートはコープマイネルス、守備はゴンサウヴェスを起用する。
去年まで冨安、カマラ、ケリーの3バックだったが、ケリーは左サイドバックにズレて、冨安とカマラがセンターバックをやる。今まで左ウイングバックをやっていたエヴイェンは左サイドバックができないが、ケリーが左サイドバックが天性で、左サイドは攻撃的ミッドフィルダーがインサイドフォワードで攻撃的なので、守備的な彼を起用してバランスを取れちょうどよかった。
キーパーは特に変更はなく引き続きリヴァコヴィッチに任せる。
ここまでは既存のメンバーでやりくりをしたが、一方で右サイドバックとフォワードは既存のメンバーで何とかできなかったので選手を獲得してきた。フォワードはベルギーのクラブ・ブルッヘからバジを50億円で、右サイドバックはノリッジからマックス・アーロンズを48億円で獲得をした。右サイドバックは前インバーテッドウイングでサイドが開くので攻撃的なコンプリートウイングバックにした。
上記2枚の画像のうち上が獲得をした選手で、下が放出をした選手。フォワードのスタメンはバジを完全移籍で獲得をして、本当は控えは有望な若手を獲得したかったのだが、お金がなかったのでレンタルでPSGから借りてきた。また、夏移籍の最終日にトップ下の控えのエヴイェンにエヴァートンからまさかの77億円のビッグオファーが来たので放出をして、その代わりにレンタルでドルトムントからレイナを獲得した。また、冬には控えのディマルコに中国の山東泰山から42.5億円というオファーが来たので、ここも放出してかわりの選手をマンチェスター・ユナイテッドからレンタルで選手を獲得した。一昨年には同じく左ウサイドバックのガジャルドが中国の広州恒大に32億円で売れていたりしたが、左サイドバックは中国でそんなに需要があるのか。
戦術に変更に伴って余剰人員となったメファムとマルティンスはそれぞれ25億円ずつで売れて、合計で170億円の移籍金を獲得して、使った移籍金の98億円を大きく上回った。
それでは獲得した選手を個々に見ていく。
マックス・アーロンズ
ノリッジから48億円で獲得をした右サイドバックのアーロンズ。攻守とフィジカルの能力が全般的に14,15前後と非常に優れている。しかしながらイングランド代表にはアレクサンダー=アーノルド、カイル・ウォーカー、ワン=ビサカ、トリッピアー、リーズ・ジェームズなどなど、優秀な右サイドバックがたくさんいるので代表経験はなかったりする。ジャンプ到達点が低く、空中戦が弱いのが欠点だが、ラインを高く設定してあまり空中戦にならないようにするので影響は少ないか。
去年まで右のウイングバックでスタメンだったマルティンスと比較をすると、マルティンスは元々ウイングだった選手を無理やりコンバートしたので、守備ではアーロンズが圧勝なのだが、攻撃面を見てもクロス、テクニック、ドリブルはアーロンズが1低いだけ、パス、ファーストタッチ、オフザボールは一緒、視野にいたってはアーロンズが勝っているなど、以外と同じくらいだったりする。
ユスフ・バジ
ベルギーのクラブ・ブルッヘから50億円で獲得をしたセネガル代表フォワード。フィジカルのの能力が健康さを除いて全て15以上のフィジカルモンスター。それでいてテクニック、ドリブル、パス、ロングシュート、決定力と技術力もあるし、オフザボールもあり、他もそこそこなレベルの優秀な選手。
ミカエル・クビディ
フォワードの控えを獲得したかったがお金を使い果たしていたのでレンタルで獲得をした選手。スピード、バランス、敏捷性といったフィジカルに長所があり、テクニック、ドリブル、パス、ファーストタッチといったテクニックもある。19歳と若い選手ではあるが予測力も高かったりする。
ジョバンニ・レイナ
トップ下の控えとして獲得。ウィルシャーが絶対にスタメンなので、後半からの途中出場になるとは思うが、ドリブルも、シュートも、パスも、オフザボールもできてフィジカルもある中々エグい選手。こんな選手をレンタルで出せるドルトムントは凄すぎでは。
レイトン・ヘンリー
左サイドバックのディマルコが冬に移籍をしてしまったので変わりにマンチェスター・ユナイテッドからレンタルで獲得をした選手。クロス、ドリブル、オフザボールと行った攻撃系の能力は微妙だが、守備は悪くないので控えとしては良いのではないかと思う。
既存の選手
ドミニク・リヴァコヴィッチ
フォーメーションは変わったが、相変わらず高いディフェンスラインの戦術を取るので、キーパーに求められることは変わらないので、引き続き1対1の強さが活かされることを期待している。
冨安 健洋
昨年までは3バックの右だったが、今季からは4バックの右センターバックを担当する。足が速かったりドリブルやパスがそこそこできるので3バックの右か、4バックの場合は守備的な右サイドバックが一番適している気もしなくはないが、今回の戦術で右サイドバックは攻撃的なので、センターバックを任せることにした。ジャンプ到達点や強靭さはそこまで高くないが、ディフェンスラインを高く保って守備をして、足の速さを活かして、ジャンプ到達点や強靭さはあまり要求されないような試合展開にしたい。
ブバカル・カマラ
能力を見ると冨安と似て3バックの右か、この選手の場合は右サイドバックではなく守備的ミッドフィルダーに適正があって、そっちが適していそうな気もするが、センターバックの左で起用をする。
ロイド・ケリー
昨季までは3バックの左をやっていたが、今季は左サイドバックを任せる。左ウイングが攻撃的な設定なので、左サイドバックもできるセンターバックがいてラッキーだった。サイドバックとしては守備が優秀で、パスや視野といった能力もそこそこあって、攻撃にも参加はできなくない。
ペドロ・ゴンサウヴェス
非常に攻撃が優れている選手で、シュートも得意ではあるが、5-2-3から4-2-3-1への変更で前にいる選手が増えてゴールから遠ざかってしまいそう。残念ではあるがパスやドリブルの能力をいかしてほしい。
トゥーン・コープマイネルス
去年のバルセロナに引き続き、今年はレアル・マドリードに興味を持たれているオランダ代表ミッドフィルダー。確かに優秀な選手ではあるが、流石にそのレベルのビッグクラブへ移籍をしてしまったらスタメンは厳しいような気がするのだが。
デイビッド・ブルックス
ゲーム開始時点で23歳で、FMで選手が大きく成長するのは23歳までのはずなのであまり成長は期待していなかったのだが、何かメッチャ成長をしている気がする選手。視野って18もあったっけ??
そんなわけでプレイ開始時点の彼の能力と現在を比較してみたらやはりかなり成長をしていた。中でも視野が一番成長しており、15から18へと3も成長をしていた。それ以外にも集中力、判断力、強靭さが2も成長していて、1だけ成長したものは多数ある。23歳からはあまり成長をしないと信じてはいたものの、やはりFMでの選手の成長の仕方は複雑で様々なパターンが有るようで、今回のように23歳を過ぎても大きく成長をするようなケースが有るようだ。
ジャック・ウィルシャー
ついに32歳で、スタミナや敏捷性に能力が下がっているマークが付いており、そろそろフィジカルが衰えてくる頃か。ホセ・ファン・マシアス
昨季はチームの得点源となるラウムドイターにもかかわらず7得点しか上げることができず、今回戦術を変える決断をした一因になった。能力自体は高いので使い方次第だと思う。
結果
リーグ戦は2位、カンファレンスリーグは決勝トーナメントの初戦でレバークーゼン、カップ戦はそれぞれFAカップはチェルシーに、リーグカップはウエストハムに敗れてしまった。
リーグ戦の詳細を見ると、去年の勝ち点55で7位から、今年は86点で2位と大きくステップアップした。やはり今までの戦術では無理があったようで、変更をしたら大きく躍進をした。0トップの5-2-3はリヴァプールのようなリーグ内でも飛び抜けた強豪ではうまく行ったかもしれないが、今回のボーンマスくらいのレベルだとやはり無理があったようだ。今年はリヴァプールが勝ち点90と非常に高いパフォーマンスだったが、ボーンマスの勝ち点86も優勝をしてもおかしくはないレベルの勝ち点だった。
カンファレンスリーグは予選から始まり、日記でプレイガイドを書いたことのあるスイスのルツェルンに勝利をしてグループリーグへ進出。グループリーグはフランスのリール、ベルギーのアンデルレヒト、ベラルーシのバテとなかなかの面々で、ローテーションをして挑むので、突破が難しいかと思ったが、思いの外に負けること無く余裕で突破をすることができた。しかし決勝トーナメントの初戦でドイツのレバークーゼンにボコボコにされてしまった。
個人の成績を見ると今季獲得したバジが24得点の大活躍をしてくれた。また、マシアスは15得点、ブルックスは12アシストとそれぞれの役割に期待をしていたとおりの活躍をしてくれてなかなかうれしい結果だった。
一方でウィルシャーの運動量を減らすことも今回の戦術変更の目的のはずだったのだが、なんと平均走行距離が去年と変わらず14.1kmだった。エンガンチェの中心で動かないとは何だったんだと言う感じもするが、FM21は守備時のプレスのせいか2列目の選手の運動量が上がりがちなので、その影響か。ウィルシャーの出場した試合の平均プレイ時間は68分で、多くの試合の比較的早い時間に交代をしているようだ。その影響で控えのレイナが32試合の出所で、平均34.62分と、控えではあるが中々な出場となっている。
来季に向けて
来季はウィルシャーを2014-15シーズン以来11年ぶりのチャンピオンズリーグに出場をさせることができて、既にやることはやった感はある。しかしまだウィルシャーの引退まで少しあるようなので、来季はまたウィルシャーの運動量が減るような戦術の変更が必要か。
また、控えの一部をレンタルでまかなったので、そこのポジションを完全移籍で選手を連れてきたいところ。
次回はこちらです。
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