前回は思い切って戦術を0トップの5-2-3から4-2-3-1に変更をしたところ、リーグ戦を2位で終えることができた。しかしながら、今後衰えていくウィルシャーをあまり走らせないようにするためにエンガンチェに設定したはずが、まさかの平均走行距離14.1kmとチームで一番走ることになってしまった。なのでウィルシャーの負担を減らすため、改めて戦術を修正しようかと思う。
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補強
トップ下とセントラルMFの組み合わせを変えて、トップ下にゴンサウヴェス、セントラルミッドMFの右をボックストゥボックスMFでコープマイネルス、左にディープライイングPMでウィルシャーといった形にした。ディープライイングPMであれば、攻撃時には後ろであまり動かずにパスを供給することがメインとなるし、守備時もあまり前に出ず後ろでバランスを取ることになるはずなのであまり運動量は増えないはず。また、シュートが得意なゴンサウヴェスをより得点に絡みやすい攻撃なトップ下に持ってくることができたのも嬉しい。
今回の補強は昨季はレンタルで賄っていた控えの一部を完全移籍で連れてくる感じで、スタメンはポジションや役割をいじっただけで、去年と同じメンバーだ。
上記2枚の画像のうち上が獲得をした選手で、下が放出をした選手。補強では移籍金を65億円使って、放出で7億3000万円を獲得した。去年レンタルで借りていたトップ下、左サイドバック、フォワードを完全移籍で獲得した。また、イタリア代表経験もあるマンドラゴラがフリーで転がっていたので、ウィルシャーの控えとして獲得をした。
ロマン・サラベリー
トップ下の控えとして獲得。表示では17歳となっているが、チームに合流をする前に誕生日を迎えて18歳になる。非常に若い選手ではあるが判断力が15だったりと、他にも色々と既にプレミアリーグでも長所になるようなものを持っている。
アドリエン・トリュフォー
WBAから15億円で獲得。スピードと加速力が高くて足が速く、それ以外はそこそこというレベルで何でもできる選手。控えとしてはかなり優秀か。
デビッド・クラモンド
アストン・ヴィラから44億円で獲得。18歳ではあるが既にプレミアリーグで活躍をできる能力を持っていて、シュートに関係するテクニック、決定力、冷静さ、オフザボールに関係をするオフザボール、予測力などフォワードに必要な能力が全て14以上となっている。
ロランド・マンドラゴラ
イタリア代表経験もある優秀なミッドフィルダーで、ポジショニングや予測力が高くて守備が優れているし、パスや視野があってパスも出せる。ウィルシャーがスタメンではあるが、おそらく後半で途中交代になるので、控えとして優秀な選手を確保しておきたかったので、こういった選手がフリーでとれてとても良かった。
既存の選手
ドミニク・リヴァコヴィッチ
獲得をしたときの年齢が26歳と若干高めだったこともあるが、もう30歳となってしまった。キーパーは衰えるのが遅いし、ウィルシャーももう33歳なので、おそらくシリーズの最後まではもってくれるだろう。
マックス・アーロンズ
相変わらず主要な能力がだいたい15近辺でとても優秀な右サイドバックなのだが、A代表での出場がない。トリッピアーやカイル・ウォカーあたりは既に衰えてトップレベルではなくなっているのだが、アレクサンダー=アーノルドとリース・ジェームズが選ばれており、アーロンズは招集されていない。とは言ってもうちのクラブにとっては代表で疲弊をしたり怪我をするというデメリットがないので嬉しいのだが。
冨安 健洋
加入をした時と比較をするとポジショニング、加速力、敏捷性などが1だけではあるが微妙に改善をしている。引き続き頑張ってほしい。
ブバカル・カマラ
視野が14から15になった代わりに、ポジショニングを1失って14となってしまった。前のほうが良かったのに…
ロイド・ケリー
全くイングランドA代表に呼ばれないマックス・アーロンズを尻目に、昨季からだがイングランド代表に呼ばれたケリー。初期と比べてもかなり成長をして、予想外に未だにレギュラーとして頑張っている。
プレイ開始時と比較をするとポジショニングと予測力が2上がっていたりとかなりの成長をしている。
トゥーン・コープマイネルス
今まで様々なビッグクラブからオファーがあったがのらりくらりかわして残留させてきた。27歳ともう若手と呼べない年齢となったからかオファーはやんだが、本人は大きなクラブへ移籍したいもよう。
ジャック・ウィルシャー
33歳で、今シーズン中に34歳になり、そろそろいつ引退をすると言ってもおかしくない頃。
能力を開始時と比較するとドリブルと強靭さが1下がっている。ここから能力が一気に下がっていくと思うので、戦術やら選手起用でなんとかカバーをしていきたい。
デイビッド・ブルックス
昨シーズンは5ゴール12アシストのかつやくでプレミアリーグでもやっていけることを証明した。昇格をしてからあまり活躍できてなかったのは戦術のせいということがわかってよかった。
ペドロ・ゴンサウヴェス
今年からトップ下を任せる。能力を見た感じシュートも上手いのでおそらく本当はここが天職だと思うので頑張ってほしい。
ホセ・ファン・マシアス
昨シーズンは15ゴール5アシストと、ブルックスと同じく戦術変更で成績が飛躍した。今年も頑張ってほしい。
ユスフ・バジ
昨シーズンは24得点の大活躍でフィジカルが正義であることを示してくれた。
結果
まさかのリーグ戦とCLを優勝して2冠を達成した。カップ戦もFAカップは決勝まで進出をしたが敗れて準優勝、リーグカップはレスターに負けてしまった。ウィルシャーが引退をする前にボーンマスで、リーグとCLの優勝経験をさせてあげられるとは思わなかった。
リーグ戦は優勝をしたものの、勝ち点は81と例年の優勝チームよりは低め。最終節前で上位4チームがまだ優勝をする可能性があった混戦具合で、かなりラッキーだったと思う。
チャンピオンズリーグはグループリーグがポルト、ライプツィヒ、バレンシアとなかなか楽で運の良い組み合わせで、ローテをしても難なく1位通過をすることができた。
決勝トーナメントはフルメンバーで戦ったのだが、ウィルシャーのところだけマンドラゴラを起用して戦った。1回戦はインテルを相手に2ndレグで逆転勝ち、2回戦のアーセナルにもなんとか勝った。準決勝のリヴァプールはリーグ戦のアウェーで大差で敗北をしていたので、アウェーの1stレグで思いきって一昨年まで使っていた0トップの5-2-3を使ったらまさかの勝利、2ndレグはリーグ戦のホームは勝っていたので戦術を戻したら引き分けで決勝へ進出をした。決勝のマンチェスター・シティはリーグ戦でホームでもアウェーでも敗れていので、リヴァプールの1stレグと同じく0トップの5-2-3を使ったら勝ってしまい、まさかのチャンピオンズリーグ制覇となった。
それにしてもアーセナル、リヴァプール、マンチェスター・シティとプレミア勢が多すぎでは。
個人の成績を見るとバジが32点の大活躍。サンダーランドの日記や、デポルティーボの日記といい、自分の日記ではフォワードがやたら点を取る気がする。
ウィルシャーの平均走行距離も12.3kmとかなり落ち着き、戦術の変更のかいがあったっぽい。平均出場時間も68.83分とスタメンの中では一番少なく、一方で控えのマンドラゴラが30試合の途中出場とここも狙いがうまく行ったっぽく、マンドラゴラを獲得してよかった。これでウィルシャーをスタメン縛りをしつつ、スタミナが低い彼の稼働を上手く抑えられているように感じる。
ちなみにオーナーがアルゼンチン人に変わった。現実ではアルゼンチンのサン・ロレンソのオーナーらしい。ちなみに就任時に公約としていた2選手の獲得をしようとしていたが、全くチームに合わない選手だったので却下した(却下できるんだ)。
来季に向けて
おそらくここからウィルシャーの老化がどんどん加速していくと思うので、彼のサポートをどんどん充実させていかないといけないと思う。なので来季はそういった補強をしようかと思う。
次回はこちらです。
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