今回はウェストハム・ユナイテッドでFootball Manager 2021で強いという噂のプリセット戦術の4-2-3-1のゲーゲンプレスを試してみたいと思います。
海外のFMファンの間ではこの戦術の強さは割とネタにされており、あまり戦術を組むのが得意でない人はとりあえずこれを使っておいたほうが良いといった扱いのようです。ちょっとここでこの戦術に関する海外のネタ画像を紹介します。
— Out of Context Football Manager (@nocontextfm1) August 4, 2021
「自分で戦術を組んでみたんだけど、4連敗をして落ち込むよ」
「めしあがれ(4-2-3-1のゲーゲンプレス)」
— Out of Context Football Manager (@nocontextfm1) August 11, 2021
「ハーフタイムで0-5で負けている私」
「4-2-3-1のゲーゲンプレス以外のカスタム戦術」
また、ウェストハムを選んだ理由としてはゲーゲンプレスにあってそうな選手層をしていたからです。フォワードのアントニオは運動量が多く守備が得意で、サイドのリンガードとボーウェンもチームワークがあって運動量が豊富、中盤にも運動量とチームワークの高いソウチェクと守備が得意なライスがいたり、トップ下はアドバンスドPMだが、この役割に向いているフォルナルスがいたりと、プリセットの4-2-3-1のゲーゲンプレスのためのクラブと言っても過言ではない選手層をしています。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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選手層
以前にウェストハムのプレイガイド書いているので選手層はそちらを参照。
戦術
フォワードはアントニオを起用。前述の通りチームワークや運動量と、タックル、マーキング、ポジショニングといった守備系の能力が高いので、プレッシングFWに適任な選手。
右サイドのボーウェンはドリブルも得意なのでインサイドフォワードのサポートに向いていて、左のリンガードはオフザボールが高くてインサイドフォワードの攻撃に向いている感じで、両者ともチームワークと運動量があるのでゲーゲンプレスに適した選手なはず。
トップ下はアドバンスドPMなのだが、ここは視野とパスが高くて良いパスがだせるフォルナルスがいる。この位置をアドバンスドPMとするのは、この役割が攻撃時にパスを受けるためにボールへ近づくもので、ボールを奪われたときにもボールの近くにいてすぐにプレスをかけやすいからか。
中盤のボールウィニングMFの守備はディフェンスが得意なライス、ボックストゥボックスMFはチームワークがあって運動量が豊富なソウチェクと、ここも適材適所なはず。
センターバックはディオプとオグボンナの組み合わせ。2人ともスピード、ポジショニング、予測力がある程度以上はあるので高いラインのディフェンスラインを設定しても大丈夫だろう。
右サイドバックはウイングバックの攻撃だが、ツォウファルに任せる。ここはより攻撃的なフレデリックスを起用したほうが良かったかもしれないが、前の選手がインサイドフォワードで攻撃的なので、守備を考えての起用。左はクレスウェルを使うが、こちらは万能な選手なので問題はないと思う。
キーパーはスイーパーキーパーの攻撃だが、ファビアンスキを起用。1対1が優れていて、パスや視野も悪くないので適正はあると思う。
結果
リーグ戦は7位で来季のカンファレンスリーグの出場権を獲得した。カップ戦はローテーションをして、それぞれバーンリーとクリスタルパレスと同じプレミアのクラブに敗北をした。
リーグ戦の詳細を見ると61得点36失点と得点も失点もなかなかの結果で、攻守ともにそれなりに上手く機能していたようだ。
個人の成績を見るとアントニオが20得点8アシストの大活躍で、インサイドフォワードで攻撃のリンガードも12得点と多くの得点をあげている。それ以外にもトップ下、右ウイング、ボックストゥボックスMFの選手も5点以上をあげておりそこそこ幅広く点をあげられている。
平均評価点を見てもスタメンの全員が6.8以上とどの選手もそれなりに機能をしているようだ。
最後に
今回の記事はプリセットの4-2-3-1のゲーゲンプレスがどれくらい強いかなのだが、以前に紹介をしたガイド記事の自作の戦術の成績と比較をすると以下の通りとなる。
得点や失点には差があるが、勝ち点と得失点を見ると2つの戦術の差はたった1でかなり近い結果となった。なので私くらいのレベルであれば色々悩んで考えた戦術であっても、プリセットで用意されている戦術と大差がないと言えるかもしれない。しかしながら、このプリセットはとても強いとの噂だったので、もっと良い成績を期待していたので、少し期待外れではあった。
しかしながら注意してほしいのが、これはゲーゲンプレスにあった選手層のクラブを探してきての結果であるので、そうではないクラブの場合はプリセットでここまでの成績が残せないかもしれない。また、ゲーゲンプレスは上記の戦術画面を見ての通り激しさがとても高く、負傷者が多く発生するので、それなりの選手層のクラブでないとやっていけない気もする。
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