今回のプレイガイドは「Football Managerを語りたい」の記事「ローミングPMを組み込んだ戦術の紹介~ゼロトップ型4-3-3-DM-Wide リヴァプール編~」に触発をされて0トップ戦術を組んでみることに。ウェストハムがちょうど冬移籍でハラーが移籍をして、フォワードの層が薄めなので、そこでプレイをすることにした。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力確認
二列目に良い選手が多い。ウイングには得点能力が高い選手がいて、トップ下にはパスが出せる選手がいるので、ここらへんは0トップにとてもあっている。キーパーやディフェンスラインも優秀だったりと良いところが多いのだが、ミッドフィルダーの枚数が少なめなので、ローテーションが難しかったり、怪我人や出場停止が出ると大変だったりする。
ゴールキーパー
層が厚いのだが、皆年齢が高い。35歳、33歳、34歳と全員が引退をしてもおかしくない年齢。
ウカシュ・ファビアンスキ
元アーセナルのキーパー。全般的に優れているが、特にシュートストップが得意。
ダレン・ランドルフ
ファビアンスキと同じくシュートストップが得意だが少し劣る。一方で空中戦に関してはファビアンスキより少し得意。しかし、集中力、判断力、予測力が物足りなく、危なっかしさがある。
デイビッド・マーティン
全般的にそこそこで、欠点がない。もしものバックアップとしてはかなりありがたい。
センターバック
プレミアリーグでスタメンとして使うのに恥ずかしくないレベルの選手が4人もいる層の厚さ。総合能力が皆近いので、誰を使うか悩みどころ。
アンジェロ・オグボンナ
元ユベントスの選手。年齢は高めだが、守備系のメンタルとフィジカルが全般的に優秀で、スキルもそこそこ、ビルドアップも最低限はできて、左利きなので、割と良い選手。そこそこ需要がありそう。
クレイグ・ドーソン
空中戦に強く、ビルドアップは得意ではないが、守備系の能力は全般的にそこそこ良い。
イッサ・ディオプ
総合能力はドーソンと同じぐらいだが、ボール奪取、機動力、ビルドアップはドーソンより優れている。とはいっても、ビルドアップは最低限という感じだが。一方でポジショニングやマーキングはドーソンのほうが優れていて、空中戦は同じくらい。
ファビアン・バルブエナ
ビルドアップは最低限という感じだが、守備系のスキルとメンタルは全般的に高く、隙が無い選手。フィジカル面は空中戦とボディコンタクトはそこそこ良くて、足は遅くない程度。
右サイドバック
ツォウファルかフレデリックスあたりがスタメンになると思うが、キャラが異なるので、戦術に沿ってどちらを使うか選択をするとよいと思う。ジョンソンも悪い選手ではなく、となると右サイドバックが3人と多めなので、誰かしらを整理しても良いかもしれない。
ヴラディミール・ツォウファル
守備が得意な選手で、攻撃は最低限な感じ。
ライアン・フレデリックス
俊足のサイドバック。クロスとオフザボールもそこそこ良かったりする。守備も悪くはないが、ビルドアップはあまり得意ではない。
ベン・ジョンソン
足がとても速そうな名前をしているが、フレデリックスの方が速い。守備はそこそこ良く、攻撃は最低限、ビルドアップは苦手という感じ。控えであれば優秀なレベル。
左サイドバック
クレスウェルとマスアクと同じレベルで悪くない二人がいるので選ぶのが難しいところ。バランス重視ならクレスウェルで、走力重視ならムスアクという感じか。
アーロン・クレスウェル
守備は優秀でビルドアップはそこそこ、攻撃面を見るとクロスは得意で、ドリブルはそこそこで、オフザボールは最低限という感じ。空中戦が得意ではないが、それ以外は欠点が無い選手。
アルトゥール・マスアク
俊足なサイドバック。攻撃はそこそこで、守備は最低限という感じ。
ミッドフィルダー
ソウチェク、ライスなど優秀でキャラが立っている選手がいるのだが、人数が少なく、層が薄め。
トマーシュ・ソウチェク
チェコのフェライニといった感じの選手。ミッドフィルダーではあるが、身長が高く、フィジカルコンタクトに強くて、オフザボールが良くて、運動量が豊富。守備もそこそこ優秀だったり、プレイ判断が正確だったりする。
デクラン・ライス
守備が優秀なミッドフィルダー。献身的で、ビルドアップもそこそこできるが、攻撃参加は最低限という感じ。
マーク・ノーブル
ウェストハムで長年プレイをしてきたベテラン選手。加齢のせいか足は速くないが、献身的で運動量が豊富。守備はボール奪取やポジショニングは良いのだが、マーキングは最低限という感じ。ビルドアップはそこそこ得意という感じ。
コナー・コベントリー
攻守ともに最低限の能力を持っている。緊急時のバックアップとしては良いかもしれないが、プレミアリーグのレベルの選手ではない感じ。
右ウイング
ボーウェンとヤルモレンコの2人がともに優秀なのでどちらを起用するか悩みどころ。
ジャロッド・ボーウェン
ドリブルが上手く、得点能力が高く、運動量が豊富な選手。パスもそこそこ出せる。
アンドリー・ヤルモレンコ
攻撃周りの能力やフィジカルは全体的にそこそこ良く、特にテクニック周りが優秀。
左ウイング
ジェシー・リンガード
マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍で加入の選手。オフザボール、チームワーク、運動量が非常に高く、足も速い。使い方次第では良い成績を収めそう。
サイード・ベンラーマ
ドリブルが得意な選手。他の攻撃関係の能力もそこそこ良く、2列目ならどこでも出来るという使い勝手の良さもある。
トップ下
0トップの真ん中なので、両ウイングを上手く使う能力が求められると思うのだが、フォルナルスが良い感じにその能力を持ち合わせている。控えとなるランシニも優秀。
パブロ・フォルナルス
攻撃関係の能力は全般的に優秀なのだが、その中でも特にスキルと視野が優れており、0トップの真ん中を務めるには最適そうな選手。守備も得意。
マヌエル・ランシニ
元アルゼンチン代表の選手。スキルは優れていて、他の攻撃関係の能力はそこそこという感じ。フォルナルスの控えにはなってしまうが、控えにしてはかなり優秀という感じ。
フォワード
トップチームにはアントニオしかフォワードがおらず層が薄め。
マイケル・アントニオ
身体能力が優れている選手。ボールを持っていないときの動きもそこそこ良い。
戦術
オフザボールが非常に優れいているリンガードを攻撃の軸として左のインサイドフォワードに配置をした。
逆サイドにはボーウェンをインバーテッドウイングで配置した。得点も狙うが、アシストやある程度の守備参加も求めてのこの役割。ドリブルが上手かったり運動量があるので良いのではないかと思う。
真ん中にはフォルナルス。両ウイングにパスを供給する役目なのだが、そういった能力を持ち合わせているので適任なはず。
ミッドフィルダーの左はリンガードが攻撃的な役目なので、守備でカバーをするためにボールウィニングMFにするのだが、適任なライスがいるので起用。
右のミッドフィルダーも二列目をサポートするためにボックストゥボックスMFを使い、ここもソウチェクという適任の選手がいる。
セントラルミッドフィルダーは周りをサポートする必要があり仕事が多いので、中盤の底はボールを配給しつつ、バイタルエリアの守備を行うディープライイング・プレイメイカーを置いて、セントラルミッドフィルダーの仕事を軽減させる。ここにはノーブルを置く。悪くはない選手なのだが、できればもう少し守備能力や、試合を作る能力が欲しかったところ。
ディフェンダーは守備力を重視しつつ、最低限のビルドアップ能力も欲しいので、右からツォウファル、ディオプ、オグボンナ、クレスウェルを起用。
キーパーも一番優秀なファビアンスキが特に問題もないのでそのまま起用をすることに。
結果
リーグ戦は7位でフィニッシュ。理事会の期待が上位半分で、シーズンプレビューでの順位予想も12位なので、そこそこ良い成績か。カップ戦はマンチェスター・ユナイテッドといった強豪や、ワトフォードという弱くはない相手と早い段階で当たってしまったり、ローテーションをしたりした結果、早めの敗退となった。
0トップでフォワードがいないので攻撃力が心配だったが、68得点というリーグで5番目のそこそこ良い結果。失点も44と順位に対して妥当な感じか。
両ウイングの成績が恐ろしいことになった。右のボーウェンは16ゴール14アシスト、リンガードは22ゴールで9アシストの大活躍。真ん中のフォルナルスは思ったよりアシストの数が伸びなかった。しかし3人とも平均走行量が13.5を超えるという過労気味。
リンガードはなんとリーグで得点王になった、ボーウェンも4位と高めの順位。
課題
スカッドを見ると、キーパーが皆高齢であることと、セントラルミッドフィルダーの数の少なさが気になる。ここらあたりは世代交代や、補強が必要だと思う。
戦術を見ると、とりあえず両ウイングに適任な選手は分かったという感じ。より強いクラブでこの戦術を使ったときにどこまで行けるか気になるところではあるが、似た戦術でこうさんがリヴァプールで安定してリーグ優勝をしているのを見ると問題はない感じか。
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