個人的な感想なのですが、イングランド代表は他の国と比べて期待の若手や、リーグ戦で活躍している選手を簡単に呼ぶような気がして、そのせいか、今思えばこんな選手がイングランド代表の試合に出たことがあったのかという気持ちになることがある。
というわけで独断で意外とイングランド代表で試合に出場経験がある選手でイレブンを組んでみた。
スコット・カーソン
現在はイングランド2部のダービーからレンタルでマンチェスター・シティの第3GKという立場のカーソンだが、イングランド代表として2007年に2試合、2008年に1試合、2011年に1試合の出場をしている。2007年の時はプレミアリーグで6位でフィニッシュをしたアストンヴィラで正GKを務めていたので期待の若手GKを招集した感じであったのだろう。2008年と2011年もプレミアリーグのWBAで正GKを務めてはいた。彼もイングランドのキーパーにありがちなやらかし癖を持っており、2007年のユーロ予選で対戦したクロアチアでは正面でバウンドをしたボールを後逸してしまい失点してしまったことがあった。そのせいか、その後はトルコでプレイをしていたり、イングランドの2部のクラブに所属をしていた感じで現在に至る。ちなみに元々はリヴァプールに所属をしており、イスタンブールの奇跡でメンバー入りをしていた選手の中で唯一の現役選手。
スティーヴン・コーカー
元々はトットナムのユース出身で、トップチームでも何試合か出場しており、そのときの2012年にイングランド代表として試合に出場をしている。トットナムのトップチームに定着は出来なかったものの、その後に所属をしていたプレミアリーグのカーディフやQPRで良いパフォーマンスを見せて、2016年にはリヴァプールへ期限付き移籍をしている。しかしながら、加入前に負った怪我が原因でうつ病、アルコール依存症、ギャンブル依存症を発症してしまい、その結果、一時はどのクラブにも所属をしていない期間もあった。しかし2018年にスコットランドのダンディー・ユナイテッドで復活を果たし、現在はトルコのアランヤスポルでプレイをしている。
フィル・ジョーンズ
イングランドのA代表として27試合もの出場があるので意外と言ってしまったら失礼かもしれない。18歳で当時所属をしていたプレミアリーグのブラックバーンでトップページデビューを果たた。その2シーズン後にはマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれ、当時監督だったファーガソンからは「私の見立てでは、ジョーンズはユナイテッドで歴代最高の選手になり得る」と、とても高い期待をされていた。しかしマンチェスター・ユナイテッドのスタメンとして定着はできずに現在に至るが、代表では2019年以降は出場はないものの、それまではコンスタントに出場をしていた。
ジョン・フラナガン
リヴァプールで生まれ、ユースから一貫してリヴァプール一筋の生え抜き選手で、18歳でトップチームデビューをした。2013-14シーズンには半分以上の試合でスタメン出場をしております、その年にイングランド代表として出場経験がある。しかし、リヴァプールのスタメンに定着ができず、2018年にはリヴァプールの先輩のジェラードが監督をつとめるレンジャーズに加入をしたが、ここでも定着をできず、現在はベルギーでプレイをしている。
キーラン・ギブス
アーセナルのユースで育ち、18歳でトップチームデビューをした。リーグ戦で20試合以上出場をするシーズンも何回かあったが、怪我が多い選手で、大成をすることはできなかった。
ジャック・ロドウェル
弱冠16歳でエヴァートンでトップチームデビューを果たした神童で、その2シーズン後にはリーグ戦で26試合者出場をしている。その後、強化を進めていたマンチェスター・シティへ移籍をするが出場機会を得ることができず、その後はサンダーランド、ブラックバーンとイングランドの1,2部でプレイをした。2019年のシーズンの最初にはどこのクラブにも所属していない時期が続いたが、冬にシェフィールド・ユナイテッドに加入をして、現在にいたる。エヴァートンやマンチェスター・シティ時代に代表として出場をした経験がある。
ジェイク・リバモア
トットナムのユース出身で2011-12シーズンに20試合以上の出場をするブレイクをして、その年にイングランド代表デビューをした。しかし定着をすることができず、レンタル先のハルに完全移籍をした。そこではレギュラーとしてプレイをし、その後にWBAに移籍をしたが、そこでもレギュラーのようだ。
トム・ハドルストーン
ダービーのユース出身で2部ではあったが16歳でスタメンに定着をした。トッテナムに移籍をして一時はスタメンのときもあり、その頃にイングランド代表としてプレイをしたこともあった。ゲームメイクやスキルには目を見張るものがあるが、フィットネスの管理面に問題があり、すぐ太ってしまうという癖を持っている。現在も191cmと高身長なのもあるが、体重が98kgと多めだ。能力にもそんな感じが現れており、スキルとメンタルは優秀だが機動性に難がある。
アンドロス・タウンゼント
トットナムのユース出身だが、長い間レンタルで様々なクラブでプレイをし、合計で9つのクラブに所属をした。トットナムに所属をした最後の2年半は半分くらいの試合に出場をし、この頃にイングランド代表でプレイをした。しかし怪我などもあってか、次第に出場機会を減らし、その後はニューカッスルを経て、現在はクリスタルパレスでプレイをしている。
ネイサン・レドモンド
弱冠16歳で当時プレミアリーグだったバーミンガムでトップチームデビューを果たした。その後、ノリッジを経て、現在はサウサンプトンでプレイをしている。2016-17年シーズンにリーグ戦で7得点を挙げる活躍をしており、その際にイングランド代表に呼ばれて出場をしている。
フレイザー・キャンベル
マンチェスター・ユナイテッドのユース出身で、期待をされていた選手で、レンタル先のベルギーのクラブではリーグ戦で20得点をあげる活躍をしたこともあった。現在に至るまで、プレミアリーグで大きな活躍をしたことはない。しかし、2012年に当時イングランド代表の暫定監督だったピアースが親善試合のメンバーを選考するにあたって、未経験の若手を抜擢したかったらしく、ピアースがイングランドU21の監督をやっていた時に、そこでフォワードをやっていたキャンベルに白羽の矢が立ったようだ。そのときに、オランダ戦で80分から途中出場をして、代表として1試合だけの出場経験がある。
サム・アラダイス
親善試合を1試合だけ率いてクビになってしまったアラダイス。イギリスの新聞紙のおとり取材にまんまと引っかかってしまい、自分の行おうとしていた悪事や、サッカー協会、前監督、さらにはイギリス王室の悪口を言ってしまい、そのことが記事として公に出てしまい、解任となった。
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