今回のプレイガイドはフランスの強豪パリ・サンジェルマンです。古くはジョージ・ウェア、ロナウジーニョ、ニコラ・アネルカなどの名選手が所属していたこともあり、優勝経験もそこそこあるといった感じのクラブでしたが、2011年にカタールの政府系投資ファンドがオーナーになってからは積極的な補強のもとフランス国内では圧倒的な存在となっています。現在はチャンピオンズリーグ制覇が目標だと思いますが、2019-20シーズンに準優勝だったりと、あと一歩手が届かない感じでしょうか。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力確認
ウイニングイレブンのマスターリーグかと思うような豪華なメンバー。
ゴールキーパー
層が厚いポジション。正GKのナバスはワールドクラス、2番手のリコも他のクラブなら正GK、3番手のルトゥリエも他のクラブなら1,2番手という感じ。
ケイロル・ナバス
身長185cmとキーパーとしては高くないものの、反射神経、センス、身体能力でワールドクラスに上り詰めた選手。能力にもそれが現れており、空中戦は微妙だがそれ以外は大体優秀な能力をしている。実はハンドリングもそんなに高くなかったりするが。ビルドアップ面は最低限という感じ。
セルヒオ・リコ
セビージャやプレミアリーグのフラムで正GKをつとめ、スペイン代表としての出場経験があるものの、パリ・サンジェルマンではナバスがいるため控え。能力はやはり他のクラブならスタメンといったレベルで、キーパー系の能力はどれもそこそこ良く、特にシュートストップ系の能力が優れている。ビルドアップは得意ではないようだ。
アレクサンドル・ルトゥリエ
フランスの1,2部で1.5番手のキーパーとしてプレイをしてきた感じで、今季に加入をした選手。ユース時代はパリ・サンジェルマンでプレイをしていて、おそらくチャンピオンズリーグでクラブ内育成で登録ができるので、多くの外国人選手を抱えるパリ・サンジェルマンに加入をしたということか。能力はビルドアップも含めて欠点がなく、他の1部のクラブなら1,2番手という感じ。
センターバック
マルキーニョスとキンペンベは欠点の無い非常に優れたセンターバック。控えの選手もレベルは落ちるものの、他のクラブであればスタメンでもおかしくない感じ。
マルキーニョス
守備のスキル、メンタル面は全般的に優れていて、隙がない感じ。フィジカルもそこそこなのだが、空中戦が得意な選手と競り合うことになると少し不利か。ビルドアップは得意。
アブドゥ・ディアロ
ポジショニングを除けば守備は全般的に良く、ビルドアップもそこそこ得意な感じ。しかしセンターバックでポジショニング11は少し低すぎる。
ティロ・ケーラー
ボール奪取が得意だが、ポジショニングや集中力が微妙。しかしポリバレントだったり、ビルドアップが得意だったり、足が速かったりする。
レイヴァン・クルザワ
守備は最低限だが、攻撃の能力やフィジカルはそこそこ優秀。サイドバックにして空中戦に強い。
ミッドフィルダー
前線に攻撃的な選手が多いせいか、それとも監督の影響か、どの選手も献身的で運動量が豊富で、守備が得意な選手が多め。
マルコ・ヴェッラッティ
優れたテクニックと、高いバランス感覚がある選手で、ボールを彼から奪うのは難しいだろう。それに加えてパスセンスと、プレイ判断の良さがある選手。
アンデル・エレーラ
予測力が高く、敵味方問わず周りの選手を見るのが上手い上に、運動量が豊富で献身的な選手。他の能力も全般的そこそこ良く、特に守備は良い感じ。
ダニーロ・ペレイラ
身体能力が高く、運動量が豊富で献身的。守備関係の能力が高いが、攻撃やビルドアップ関係の能力も悪くない。
ラフィーニャ
この選手も運動量が豊富で献身的。テクニックがあり、効果的なパスも出せる。トップ下としては守備はそこそこだが、セントラル・ミッドフィルダーとしては少し物足りない。
右ウイング
ディ・マリアとサバリアと何でもできる選手がいるので、どんな戦術にでも対応が出来そう。
ディ・マリア
攻撃面は割と何でも優秀な選手。スキルとメンタルは全般的に優れており、足が速い。ただし、年齢が高めなのでここからフィジカルの衰えが激しいはず。
左ウイング
ネイマールという世界最高峰の選手がいるが、控えにもドラクスラーと優秀な選手がいる。
ネイマール
現在のサッカー界で最高峰の攻撃力を持つ選手。攻撃関係のスキル、メンタル、足の速さあたりはとても高いものを持っている一方で、守備、運動量、チームワークあたりの能力は低い。
フォワード
ムバッペ、イカルディとワールドクラスの選手がおり、そのほかにも優秀な選手がいる。
キリアン・エムバペ
21歳と若手ではあるが既にワールドクラスで、次世代にサッカー界を背負うであろう選手。テクニックがあり、シュートが上手く、オフザボールが良く、足が速い。特に足の速さはスピードと加速力が20と最高設定になっている。
戦術
せっかくネイマールがいるとのことなので、彼を活かすことをテーマに戦術を組んだ。
ネイマールはカットインとシュートが得意なので、その長所が生かせるインサイドフォワードの攻撃を任せる。
フォワードにはネイマールの攻撃を支えるためにフォルス9の役割を任せる。とはいっても、ここのポジションを担当するムバッペがフォルス9を得意というわけではない。
ネイマールの横のミッドフィルダーはボックストゥボックスMFの役割にする。ミッドフィルダーの中でこの役割が一番ウイングの補助をする気がする。ここのポジションはアシストが得意なラフィーニャに任せる。
ネイマールの後ろの左サイドバックはウイングバックのサポートに設定をして、外側の少し高めの位置からネイマールをサポートする形にする。能力的に1番手のベルナトが攻撃参加が得意な選手なので問題なく起用をできるだろう。
守備的ミッドフィルダーは他のポジションで無理をしても、カバーができるように、ボールウィニングMFの守備に設定をして、ゲイェに任せることにした。彼なら守備が得意化ので適任だろう。
センターバックは能力順でマルキーニョスとキンペンベが欠点もないのでそのまま起用。
ゴールキーパーも一番優秀なナバスをそのまま起用。
右サイドは、左サイドでネイマールが攻撃をするために、主にビルドアップをメインとする役割にした。ウイングをインバーテッド・ウイングで、サイドバックもインバーテッド・ウイングバックに設定をして、一方でミッドフィルダーをサイドに残す設定にして、本来サイドにいる選手と、中央にいる選手が入れ替わるような設定にして、相手のディフェンスがプレスをかけにくいようにした(効果は未知数)。全てサポートの設定で、それぞれウイングはディ・マリア、ミッドフィルダーはヴェッラッティ、サイドバックはフロレンツィに任せるがそれぞれ、パスが得意だったり攻撃参加が得意なので問題はないだろう。
結果
リーグ戦は2位に大差をつけて優勝、チャンピオンズリーグは決勝でリヴァプールに2-0で敗退をしてしまい準優勝、カップ戦はともに優勝という感じになった。おそらくクラブの悲願であったであろうチャンピオンズリーグの制覇はまたもやお預けとなった。
リーグ戦の結果は圧倒的で、後半の1/3をローテーションしてもこの結果だ。失点は13と非常に少ない結果となった。
ネイマールが期待通りの活躍をしてくれて、ゴールの数がクラブ内で1位になっただけではなく、アシストの数も1位になった。運動量が少ないはずなのだが、平均走行が13.3kmと高い値になっている。
イカルディがローテーションと途中出場が多かったのもあるのだが、控えの選手にもかかわらずクラブ内の得点ランキングが2位となった。
センターバックに怪我人が多く発生し、前で紹介をしていなかったユース所属のペンベレが4試合の出場となった。どころどころ欠点が気になるが、この年齢でこの能力は凄い。
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