Football Managerで相手の守備を攻略するための攻撃の仕方について4つに分けてまとめてみました。
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目次
フォワードの長所で殴る
おそらくこれが一番単純で分かりやすい攻め方だろう。例えば空中戦に強いフォワードがいればそこにクロスを放り込んで、足の速いフォワードがいれば相手のディフェンスの裏を狙うといったものだ。
なるべくそのフォワードの長所を活かす機会が多いと嬉しいが、それは相手のチームとの力関係によるところも多い気がする。自分のチームが不利な試合では相手は前に出てくることが多いので足が速い選手のカウンターが利きやすいが、空中戦に強いフォワードがエリア内まで到達できることは少ないだろう。一方で自分のチームが強い場合は押し込む展開が多くなると思うので、相手のディフェンスの裏にスペースがあることは少なくて足の速さを活かすことはあまり出来なさそうだが、フィジカルの強いフォワードをエリア内の危ない位置に置き続けることが可能だ。なので、下位のクラブであれば足の速いフォワード、上位のクラブであればフィジカルが強いフォワードが活躍しやすい気がする。
単純な攻め方なのでたぶん対応方法も単純で、そのフォワードの長所を上回るディフェンダーを用意されると、それだけで攻撃の威力が大きく下がる。空中戦に強いウイングを用意すると、空中戦に強いサイドバックは少ないので、対応されることが少ない気がする。
特に下位のクラブだと戦力をそろえるのが難しいが、足の速いフォワードが1人さえいれば貴重な得点源になることが出来る。
例:ACミラン(FM22)
フォワードにイブラヒモビッチ、左ウイングにレビッチと空中戦に強い選手を並べて、右サイドにはクロスを上げるためにウイングのサポートで右利きのサレマーカーズを配置している。押し込んだ時はこの2人の空中戦で殴るが、逆に相手が前に出てきたときはインサイドFWに設定をして積極的に前に出るレビッチのスピードで殴る。
チームの勢いで殴る
強靭さなどのフィジカルが強い選手が多い場合にロングボールを多用してゴリゴリに押し込んだり、運動量が優れている選手が多い場合に縦に早い展開を使ったりと、チームの勢いで殴るという方法もある。クロップがドルトムントで成功した以降よく見かける戦術な気がする。
勢いで殴るのでボールロストも少なくなく、守備も得意な選手がそろっていないと不安なところ。
また、誰かがサボったり、どこかが弱点になっても攻撃や守備で穴になってしまうので、チームの選手全員が戦術にあった性質を持っていなければならず、チームのほぼすべてを性質を備えている選手にする必要がある。
例:エヴァートン(FM22)
運動量やフィジカルが高い選手が揃っているので、とりあえずハイテンポで無理やり殴っているが、リーグ戦で3位になって、それなりに上手くいっている。
チームワークで殴る
誰かが相手のディフェンダーを釣ってスペースを空けて、他の選手がそのスペースを突くといった方法。一番わかりやすいのはペップがバルセロナを率いていた際に、メッシにフォルス9という役割を与えたものだ。メッシが本来はフォワードの位置なのだが、中盤に落ちてセンターバックを引き連れて、そのスペースをウイングのペドロやビジャ、ミッドフィルダーのイニエスタなどが突くといったものだ。
フォワードが中盤に落ちるフォルス9のパターンもあるが、ウイングがサイドに張って相手のサイドバックとセンターバックの間を広げて、そこに中盤を突っ込ませるという方法もある。
スペースを突くような役割としてはウイングのインサイドFW、セントラルミッドフィルダーのメッツァーラ、サイドバックのインバーテッドウイングなどの攻撃的なタスクがあると思う。この攻め方でこの役割の場合は、この選手たちにはオフザボール、運動量、積極性、決定力といった能力が要求されるのだが、これらをすべて兼ね備えている選手は少ない気がする。
ポジションから大きく離れる役割の選手がいる場合は、その守備のカバーをする選手を用意したり、ポジションを潰しあわないようにするような配慮が必要。
例:ACミラン(FM22)
フォワードの長所で殴るのところで紹介をした戦術だが、チームワークで殴る方法も取り入れている。
前述をしたレビッチがスペースを突く攻撃なのだが、フォワードのイブラヒモビッチをフォルス9に設定しており、彼がディフェンダーを釣って空けたスペースをレビッチが突くことを狙っている。相手が前に出てくればこの方法で殴って、相手が下がった場合はイブラヒモビッチはフォルス9に設定をしていてもエリア内まで上がれるので、空中戦で勝負ができる。
また、右サイドではウイングのサポートのサレマーカーズがサイドバックを釣って、中央は同じくイブラヒモビッチが作ったスペースを、右セントラルミッドフィルダーでメッツァーラに設定をしたケシエが攻撃することを狙っている。ケシエは運動量や積極性が高いので、スペースを頻繁に攻撃して、PKを差し引いても、38試合フル出場をしたら14得点というハイペースで得点をあげた。
このように、攻め方は1つだけではなく複数用意しておくと、相手は全てを対応するのは難しく、誰かが不調でも得点をする可能性を上げることが出来る。特に相手が引いたらイブラヒモビッチとレビッチの空中戦、前に出てきたらレビッチとケシエがスペースを突くといった風に、相手がどのように出てきても攻めれるようにしておくと、どんな相手でも安定をして点が取れる気がする。実際にこの記事の戦術でミランはリーグ戦で112もの得点をあげている。
守備のバランスを考えてハーフバックを使っていたり、前にインサイドFW、フォルス9、メッツァーラと動きの多い役割が多く、これらを邪魔しないように、動きの少ないセントラルMFのサポートを利用している。
例:レアル・ソシエダ(FM22)
両サイドをウイングのサポートに設定をして、更に攻撃の幅を広く設定して、相手のディフェンスの横幅を広げて、間にスペースを作って、フォワードはコンプリートFWのサポートにしてセンターバックを釣っておいて、左はメッツァーラのメリーノ、右はインバーテッドWBのゴロサベルで殴る設計。
この戦術でも、もし相手が引いてスペースを消してきても、イサクの空中戦で殴るという最終手段があり、複数の攻め方を用意している。
オフザボールで殴る
ボールを支配しつつ、選手の配置で有利を作って得点を狙う方法。いわゆるポジショナルプレイといったところか。
ボールを保持するので、相手の攻撃の機会が少なく、安定した試合運びができるが、選手に求めるものが多く、足元のあるセンターバック、攻撃参加が得意なサイドバック、パスを捌ける守備的ミッドフィルダー、パスを出すのも受けるのも得意な前線の選手たちと、そろえるのがとにかく大変でお金もかかる。
例:レアル・ベティス(FM22)
オフザボールや視野が高い選手が多いので、ショートパスを多め、テンポは低め、守備的ミッドフィルダーの位置にディープライイングPMを置いたり、インバーテッドWBを置いて、ポゼッションを確保しつつ、オフザボールの高さで殴っている。
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