プレイを開始してから2期連続で昇格からの、1部でも、残留、カンファレンスリーグ出場権獲得、ヨーロッパリーグ出場権獲得と、とりあえずここまでは順調に来てはいるので引き続き頑張りたい。
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ところで前回に35億円ほどをかけてスタジアムを自治体から買い取ってクラブ所有にしたのに、理事会が新しいスタジアムを建てるとか言い始めた。買収をしてだいたい年間10億円ほどの増収があって4年ほどでペイができるかと思ったのだが、ギリギリでの移転という感じか。
補強
今季のスタメンは上記の通り。新規加入でスタメンの選手はいないが、左サイドのスタメンがアブシャバカからトリフォノフへと交代。
フォワードのトルクルジャ、右サイドのベージョ、中盤のクエラー、左サイドのトリフォノフと伸び盛りの若手選手がスタメンに多くいるので、去年とメンバーは変わっていないが、戦力は上がっているだろう。
上が補強で、下が売却。今回も移籍予算は少なく、キンタナやアブシャバカといったスタメン落ちした選手を売却して得たお金を元手に補強をした。また、夏にはウジュアがレアル・マドリードへ移籍をして、獲得した移籍金の合計は25億円ほど、支払った額は20億円ほどと黒字になった。
獲得選手
リカルジーニョ
左サイドのアブシャバカがスタメン落ちをしたので売却をして変わりに獲得をした選手。とりあえずテクニック、ドリブル、ひらめきあたりが優秀なドリブラーだが、メンタルの視野、集中力、判断力などに欠点がある。左サイドの適正も適任で、これからの成長に期待。
ビスマルク・パディーリャ
ブラジルのフルミネンセから5.5億円で獲得。次で18歳ではあるがあまり欠点はなく守備では既に1部でもやっていけるレベルに近いと思う。現在左サイドバックのスタメンのマテウス・レイスの年齢が30歳と少し高めのため、来年か再来年あたりに交代ができると嬉しい。
ファビオ・ヴァレンズエラ
チリの名門ウニベルシダ・デ・チレから移籍金1.1億円で獲得をした。キンタナが控えに落ちたので売却をしたため、その代わりの控えフォワードとして獲得をした。とりあえずオフザボールが15と高く、スピードが14、加速力が15とそこそこ足が速いので、ポーチャーには適している選手だと思う。
放出選手
ケイ・キンタナ
トルクルジャにレギュラーを奪われて、年齢も31歳ということで放出をすることにした。まだあまり衰えてはいないが、フォワードなのでそろそろ一気に衰えが来る頃だと思う。トルコの名門のフェネルバフチェに3億円ほどとそこそこの値段で売ることができた。
移籍先のフェネルバフチェでは14試合出場で1得点とあまり活躍ができていなかったようだ。
エリアス・アブシャバカ
トリフォノフにスタメンを奪われたので売却をすることに。同じスペイン1部のビジャレアルに移籍金10億円となかなかの値段で売ることができた。もともとは1.4億円で獲得をしたのでなかなかの利益だ。
移籍先のビジャレアルではスタメンに定着できなかったのか、シーズン途中でさらに同じくスペイン1部のエスパニョールへ期限付き移籍をした。なんだかんだシーズンで22試合の出場とそこそこ頑張っているようだ。
ロドリゴ・ウジュア
シーズン途中にレアル・マドリードから移籍金12.5億円でオファーがきて、本人も行きたがっていたので放出をすることに。大きく成長をするのは22,3歳くらいまでなので、現状を考えるとあまり良い選手にならなさそうな気もする。
移籍後は2部に所属しているリザーブでプレイをしているようだが、あまり出場機会は得られていないようだ。
既存の選手
カルロス・アバド
ついに1部も4年目だがまだまだ正GK。初期からいるが1部での出場試合数が100を超えた。
テネリフェで正GKになれず、25歳で3部のデポルティーボに流れ着いたが、気がつけば1部で活躍をする選手となっている。
イバン・ロドリゲス
スピード14、加速力15とそこそこ足が速く、守備もそこそこで、攻撃は最低限と悪くない選手。良い感じに変わりになる選手が見つからず2部時代から使い続けているが29歳と若くない年齢になってしまった。
ウセイヌ・バ
ジャンプ到達点と強靭さが高く、空中戦に強いセンターバック。かれこれ3年目で馴染みの顔になってきた。
セバスティアーノ・ルペルト
バと同じくジャンプ到達点と強靭さが高く空中戦に強いセンターバック。おそらく相方のバと同じくらいの能力だが、実は年俸は倍もらっており、クラブ内でも最高年俸なのは、他の選手には言いづらいかもしれない。
マテウス・レイス
一時しのぎのために獲得をしたつもりだったがかれこれ3年目。まだ能力は落ちてきていないが、早いうちに今季獲得したパディーリャと交代ができると嬉しい。
ヤイール・ベージョ
おそらくポテンシャルがあったりプロ意識が高かったりしたおかげで、順調に成長をしている期待の若手。成長をしすぎてうちのクラブから飛び出してしまいそう。
ルーカス・トロ
中盤で守備を支えるミッドフィルダー。年俸は6000万円だが、1部に昇格をして獲得をしてからずっと文句を言わずに頑張り続けていてくれる。移籍金も1.7億円だったのでコスパがすごい。
ミゲル・クエラー
15歳のときにスペインの3部のクラブから発掘をしてきた選手だが順調すぎるくらいに育ってくれている選手。チームワークと運動量が高いボックストゥボックスMFにピッタリの選手だが、それに加えてテクニック、パス、視野が高く、かなり質の高いパスを供給できる。
デヤン・トリフォノフ
アブシャバカに代わって今季から左サイドのスタメンを務めるブルガリア代表のトリフォノフ。テクニック、ドリブル、ひらめきが高いドリブラーで、オフザボールも優秀な選手。パスが優れており、視野も14となかなか悪くない。
アブシャバカと比較をしても主な能力では視野以外はだいたい勝っている。
スロボダン・テディッチ
去年マンチェスター・シティからフリーで獲得をして、8ゴール11アシストとそこそこの活躍。その前にスタメンだったアリ・ソウのほうが活躍をしていた気もしなくはなく、ターゲットマンはとにかくフィジカル重視なのかもしれない気がする。
ネマニャ・トルクルジャ
去年の冬からスタメンとして使い始めたが19試合で20得点の大活躍をした。元から優秀な能力をしていたが、そこから成長もしており、非常に将来が楽しみな選手。
おまけ
インテルにキーパーコーチを引き抜かれてしまったのだが、よく見ると元コロンビア代表のイギータだった。獲得をしたときはあまり良く見ていなくて気が付かなかった。イギータといえばイングランド代表との親善試合のスコーピオンキックで有名な選手かと思う。
独特なロングの髪型と派手なユニフォームで、とても奇抜なプレイをしていた選手で、積極的な飛び出しやボールを持つシーンもあったりして、今思えばノイアーの祖先な感じも少しする。
そんなイギータではあるが、コーチとしてはとても優秀な能力をしており、GKコーチングの能力はどれも高評価で、加えて若手選手の指導が得意といった感じで、インテルに引き抜かれたのはいたしかたない感じか。
結果
リーグ戦は4位でCLの出場権の獲得をするとても良い結果だった。ヨーロッパリーグはローテーションをして挑んでグループリーグ3位となって敗退となったのだが、その後に参加をしたカンファレンスリーグでは同じくローテをしたのだが決勝まで進んで、最後はフルメンバーで挑んで優勝をした。カップ戦もローテをして4回戦でビルバオに負けた。
リーグ戦の詳細を見ると得点が83となかなかの多さだった。去年の67点と比べると16点もの増加になった。一方で失点は46と相変わらず上位では多いほうだが、ディフェンスラインは1部に上がったときに選手を獲得していらい補強ができていないし、キーパーは初期の3部から代わっていないのでしょうがないか。
ヨーロッパリーグとカンファレンスリーグの結果を見ると、ヨーロッパリーグではセルティックやディナモ・キエフに負けたものの、なぜかカンファレンスリーグの決勝トーナメントではラツィオ、ブラガ、シャルケといった強豪相手に勝ち進んで、最終的には決勝でバレンシアを下した。
個人の成績を見るとトルクルジャが36得点13アシストと完全に化け物。ベージョもサイドの選手だが14ゴール19アシストという異常な活躍をした。ターゲットマンのテディッチは8ゴール6アシストと本人はあまり活躍はできていないが、チームが83得点とかなり攻撃をしているので、ここの数字には出てこない良い影響を周りに与えているのではないかと思っている。
来季に向けて
ここまで2部昇格、3部昇格、1部残留、カンファレンスリーグ出場、ヨーロッパリーグ出場、チャンピオンズリーグ出場と順調に成績を向上させてきており、このままの戦術、このままの補強を続けていれば延長線にリーグ優勝、更にはチャンピオンズリーグ優勝もあるのではないかと思う。
気になる点としては次で7シーズン目なので若手選手は生成選手ばかりになっているのだが、フォワードでジャンプ到達点と強靭さがあるターゲットマンタイプの選手が少なかったり、センターバックでも今回の趣旨に沿った鈍足で空中戦に強いような選手が全くいなかったりするので、この戦術をどこまで継続できるかが怪しい感じがある。
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