前回はプレミアリーグ復帰初年度の挑戦で、17位とギリギリの残留となった。目標的には達成が出来たが、割と補強を頑張った割には良い成績が残せていないように思えて、気になったので原因を探ってみることにした。
原因の解析
今期は守備的ミッドフィルダーに優秀なトゥサールを迎えたりしており、戦術的にも守備が崩壊しそうにない安定的なものを使っていたつもりだったが、リーグ内で下から2番目の77失点という結果となってしまった。ここが気になったので、失点の原因を探ってみることにした。
この2つの方法の失点を足すと18となっており、リーグ内では1番多い結果となっている。
ファウル数が多いのかと思ってファウル数を見てみたのが結果は以下の通り。
確かにファウルは多いのだが、5位とそこまでずば抜けて多いわけではなく、ブライトンのように、サンダーランドよりファウルが多いが、フリーキックによるアシストが少ないクラブもあったりする。
センターバックの空中戦の能力が低いせいかと思い、センターバックの能力を見てみた。
ということで引き続き他のところを色々確認していたのだが、サンダーランドと同じくセットプレイからの失点が多いウェスト・ブロムと、失点が少ないブライトンのパフォーマンスアナリストの能力を見てみると、ウェスト・ブロムが微妙である一方で、ブライトンのスタッフは優秀であることが分かった。
以上の通り、ウェスト・ブロムはヘッド1人で平が2人の3人体制で、戦術知識は一番高いスタッフでも10で、他の2人も7と8という低さだ。データ分析も12,13,11と少し低めという感じだ。
一方でブライトンは以下の通り。
ブライトンはヘッドが1人で平が3人の4人体制で、ウェスト・ブロムよりまず人数が多い。その上にヘッドがデータ分析が14で、戦術が15とかなり優秀。平でも戦術知識が15のスタッフがいたり、データ分析が13で、戦術が14のスタッフがいたりと、上位の一部のクラブを除けばかなり優秀なアナリストチームを抱えている。
というわけでパフォーマンスアナリストあたりが問題ではないかと思って自分のクラブのアナリストを確認してみたら以下の通り。
かなり微妙なスタッフがヘッドとしてワンオペで働いていたようだ。。。
なのでここを思いっきり以下のようにスタッフを補強してみた。
以上の通り、ヘッドに平が3人の4人体制で、ヘッドにはデータ13、戦術14、勝利15、能力判断13と総合的に優れているスタッフを連れてくることが出来て、戦術知識が15と戦術型のアナリストや、データが15と戦術が13のバランス型のアナリストや、データが17のデータ型のアナリストなど良いスタッフをそろえることが出来た。
というわけで、この仮説があっているかの検証のために、このアナリストを変えた以外はそのままでプレミアリーグ初年度の2022-23シーズンを再挑戦してみた。
結果
なんと仮説は大当たりだったようで、成績がかなり改善をした。やはり補強は間違っていなかったようだ。順位は17位だったのが12位とジャンプアップをして、失点が77から58と19も改善をしただけではなく、得点も45から55へと10もアップする効果もあった。
そしてなんとガナゴが34得点も上げてプレミアリーグの得点王となった。得点ランキング2位のリヴァプールにいるロナウドがそれ以上に気になるかもしれないが。
セットプレイからの失点を見ると以下の通り。
コーナーキックからの失点は6だったのが、今回は1失点と5点も改善され、リーグ内でも一番少ない結果となった。
フリーキックからのアシストの失点は6点の16位と相変わらずリーグ内では多い方ではあるものの、元々は12失点だったので半分という結果となった。
さらにファウル数を見ると前回の494から569と悪化をしており、ファウルの位置の傾向が同じではない可能性があるので一概には言えないのだが、フリーキックからのアシストの失点が増えても良い条件だった中で、失点を半分にできたので、やはり効果は大きかったのだろう。
セットプレイでは11失点分を改善できたが、合計では19失点を改善していたり、得点も10点伸びたりしており、セットプレイの影響は大きかったものの、それだけではなく他にも良い影響を及ぼしているような気がする。
来季に向けて
やはり補強の戦略は間違っていないことが分かってよかった。来期は今期に優先度が低く補強をしていなかったサイドバックやキーパーあたりを補強したいか。
また、アナリストの試合に与える影響が大きそうなので、より良いスタッフがいないか積極的に探して、いれば強化をしていきたい。
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