今回のプレイガイドはブンデスリーガのケルンです。
以前に公開をしたカリアリの記事で、戦力の割にリーグ戦で勝ち点74の2位と大健闘をしたので、この戦術が他のクラブでも使えるか検討をした結果、ブンデスリーガのケルンにたどり着いた感じ。
まずそもそも、サイドミッドフィルダーをできる選手が少なめで、4-4-1-1ができるクラブを探すのに苦労をした。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力
キーパーは優秀ではあるが、全体的に、何か欠点があったり、そもそも全体的に少し物足りなかったりといった選手が多く、下位のクラブの微妙な感じを上手く表している。
ゴールキーパー
ホルン、ツィーラーと過去作品でワンダーキッドだったキーパーが2人もいて、FMファン的には豪華なポジション。ドイツ代表にはノイアー、レノ、テア・シュテーゲンと有力なキーパーが多く、ホルンは代表出場経験がなかったり、ツィーラーも出場はあるものの多くなかったりするが、2人とも良い選手。
ティモ・ホルン
コーチングが得意ではなかったり、空中リーチと支配力あたりが高くないのでエリア内での勝負が微妙だったりするが、1対1、ハンドリング、反応、ポジショニング、予測力と本人自体のキーパー能力は高め。
ロン=ロベルト・ツィーラー
ホルンと似て、コーチングが苦手だったり、空中リーチが高くないので空中戦は苦手そう。優秀なキーパーだがホルンと比べると少し劣る。
ユリアン・クラール
ゴールキーパー能力を見ると一見優秀で、1部下位から2部のレギュラークラスに見えるが、メンタルっを見ると予想k力と冷静さが低く気になる。20歳と若いのでそこ当たりが成長すれば悪くない選手になりそう。
センターバック
デイフェンダーは欠点があるとそこを突かれて失点をしてしまうので、満遍なく優秀な選手が欲しいところだが、どこかしら欠点がある選手ばかりで少し気になる。しかし、お金のある強豪クラブではないので仕方がないところか。
セバスティアン・ボルナウ
ジャンプと強靭さが高いので空中戦やフィジカルコンタクトに強く、スピードもある身体能力の高い選手。足は速いが、加速力がそこまで高くないのでトップスピードに乗るのが少し遅めで、敏捷性も低めで、一瞬の裏取りに対応が出来なさそうではある。ディフェンスのスキルとメンタル面を見ると全般に13前後で可でもなく、不可でもなくという感じ。21歳とまだまだ若いので、もう一回り成長が出来れば世界で戦えそうではある。
ラファエル・チホス
強靭さが16ととても高く、ボディコンタクトが強い選手だが、敏捷性が9と低いのは少し気になる。ディフェンスのスキルとメンタル面を見ると全般に13前後でそこそこという感じだが、周りの選手の動きを予測する能力の予測力が11と少し低めなのが気になる。一方でパスと視野がセンターバックにしては少し高く、ビルドアップ面で少し期待が出来そう。
ホルヘ・メレ
タックル、マーキング、ポジショニング、予測力とスキルとメンタルの守備の能力は優秀にみるが、実は判断力が11とあまり高くなかったり、集中力が9とプレイの安定感に問題がある。またフィジカル面はバランスが高く、強靭さはそこそこで、ボディコンタクトは強そうだが、足の速さと空中戦が良くないので、そこらへんが得意なフォワードを相手にすると苦労をしそう。
サヴァ・セスティッチ
判断力や冷静さが低かったりするが、19歳と若く、メンタル面はこれから成長をするので、これからに期待という感じか。また、加速力が8と遅いという欠点もある。しかし、タックルとポジショニングは既にそこそこ優秀で、ジャンプ到達点も高かったりして、既にあまり悪い選手ではなく、2部ならレギュラークラスという感じか。
右サイドバック
少しレベルが低めのポジション。シュミッツは欠点が無いものの、1部のレギュラーとしては全体的に物足りない。エヒジブエはフィジカルがとても優れているが、メンタル面に課題があり、使い勝手が悪いか。
ベンノ・シュミッツ
欠点のない選手で全体的に最低限以上は出来る。守備面ではスピードと加速力が12とあまり高くなく、足の速い選手への対応が気になるところ。攻撃面ではクロスはそこそこだが、オフザボール、ドリブルが最低限という感じで、視野も10とビルドアップも最低限という感じ。
キングスレイ・エヒジブエ
非羽状に身体能力が高い選手。まずスピードが19、加速力が17と極めて足が速い、また、それだけではなくジャンプ到達点が15と空中戦の競り合いに強い。ファーストタッチと視野が9なのは少し気になるが、攻守の表面的な能力が最低限といった感じだが、集中力、判断力、予測力、冷静さがどれも低く、プレイの判断と安定感が致命的なレベル。
左サイドバック
1番手のヘクターがドイツ代表のキャップが43もあるだけあって、そこそこ優れており、3番手のカッターバッハも若手ではあるが、これからに期待が出来そうな感じ。2番手のホルンは欠点もあったり、1つのポジションに2選手もいれば十分なので、放出候補という感じか。
ヨナス・ヘクター
元ドイツ代表のベテランサイドバック。マーキングが10と高くないのが気になるが、他の守備の能力は基本的にそこそこ。攻撃面とビルドアップも最低限より少し上という感じ。ふぃjカルメンでは欠点は無いが、個性的な選手とマッチアップをすると後れを取ることがあるかも。集中力、判断力、予測力、冷静さが高く、プレイの安定感はとても優れている。
ヤネス・ホルン
身体能力が優れており、スピードが16と足が速く、ジャンプ到達点が12とサイドバックとしてはかなり優秀。それ以外には、クロスが上手かったり、ロングスローが得意だったり、運動量もあったりとちょっとした長所はあるが、ポジショニング、判断力、予測力が10とあまり高くなく、守備時の位置取りが少し微妙だったり、集中力が9と低く、プレイの安定感に問題があるという欠点がある。
ノア・カッターバッハ
少し物足りなさはあるが、欠点が無く使いやすい選手か。フィジカルはジャンプ到達点もしっかり11まであり、ファーサイドへのクロスの防御も大丈夫そうで問題が無く、守備もタックル、マーキング、ポジショニング、集中力、判断力、予測力、冷静さと必要な能力が全て12以上で悪くない。攻撃面ではオフザボールと視野が10と最低限だが、スキル面はそこそこあったりする。19歳と若いのでこれからに期待。
ミッドフィルダー
運動量が豊富な選手が多め。他に大きな個性が無く、特に攻撃面では個人の能力で違いを作るのは難しそう。
エリス・スキリ
チームワーク、運動量、スタミナがある献身的な選手で、タックル、マーキング、ポジショニングもそこそこあり、守備が悪くない選手で、パスが14で視野が12と試合を作れるほどではないがビルドアップの参加もできて全般的に悪くない選手。また、周りの選手の動くを予測する能力の予測力が16とかなり高めだったりする。一方でオフザボールは8と低く。攻撃参加はあまり得意ではないようで、守備的ミッドフィルダーで使うのがよさそう。
エルヴィス・レジュベツァイ
メインはミッドフィルダーではあるが、それとなくすべてのポジションが出来る選手。運動量、勝利意欲、積極性、勇敢さ、スタミナが高く、どの局面にも顔を出そうと元気に走り回るタイプの選手。全般的の能力は悪くなく欠点は無いのだが、判断力と冷静さが10と少し微妙で、プレイの判断と安定感が少し気になる。
サリフ・エズジャン
運動量が豊富なのと、バランスが高い以外に大きな個性は無い感じの選手。加速力が低い以外に欠点は無く、全般的に最低限は出来る感じの選手。ポジショニングが10と最低限な一方で、オフザボールや、テクニック、ドリブル、パスといった攻撃関係のスキル、視野は13以上あり、どちらかと言えば攻撃寄りの選手。
マルコ・ヘーガー
ミッドフィルダーではあるが、センターバックもできることもある通り、守備的な選手。ドリブルとオフザボールが9だったり、視野が10と攻撃関係の能力は最低限な感じ。スピード、加速力、敏捷性が低く、機動力に欠ける。
右ミッドフィルダー
3人と人数が少し多め。それぞれ欠点があったり、物足りなかったりと、誰を使おうか迷うところ。
マリウス・ヴォルフ
足が速く、スタミナがあり、運動量が豊富な選手。しかしながら、パスの精度が悪かったり、判断力が低かったり、冷静さが低かったりと厄介な欠点が多め。
エマヌエル・デニス
スピードと加速力が非常に高く、とても足が速い選手。テクニックとドリブルも14とそこそこ高く、足の速いドリブラーという感じか。視野が7とパスコースを探すのが苦手という欠点がある。
ディミトリス・リムニオス
スピードと加速力が高く足が速い選手。欠点は無いが、攻撃力は少し低めで、守備はそこそこといった感じか。
左ミッドフィルダー
マイヤーとカインツとパスが出せる選手がそろっている。
マクシミリアン・マイヤー
テクニックと視野が高く、質の高いパスが供給できる選手。それ以外に良くも悪くも目立つところはない。
フロリアン・カインツ
ロングシュートと視野が武器の選手。他にクロスがそこそこだったり、ドリブルと加速力もそこそこだったりする。守備もウイングにしては悪くは無いが、アシスト寄りの攻撃系の選手という感じか。
イスマイル・ヤーコプス
単純に足が速く、スタミナが高く、運動量が豊富な選手。ちょっとサッカーが得意な長距離の陸上選手という感じか。
トップ下
1番手のドゥダは優秀と言えば優秀なのだが能力のバランスが微妙、2番手のマイヤーはパスは得意ではある感じ。
オンドレイ・ドゥダ
テクニックは高いが、ドリブルが13と武器になるほどではなかったり、視野は高いが、パス精度と判断力が微妙だったり、オフザボールは高いが予測力が平凡だったり、スタミナはあるが、運動量は普通だったりとチグハグな能力の選手。
ドミニク・ドレクスラー
視野が高く、パスとクロスもそこそこで、長いパスも短いパスも出せる感じの選手。ドリブルもそこそこできたり、アシスト寄りの選手。
フォワード
アンデションがかなり空中戦が強いという個性を持っている。控えのティールマンが微妙で、アンデションに何かがあった場合は困るかもしれない。
セバスティアン・アンデション
ジャンプ到達点、バランス、強靭さがかなり高く、勇敢さやヘディングの精度もあり、空中戦がとても強い選手。テクニック、ドリブル、パス、ファーストタッチと攻撃関係のスキルは最低限だし、視野も最低限という感じだが、判断力が15と高く、プレイの判断は誤らない感じ。
ヤン・ティールマン
チームワーク、運動量、スタミナが高く、献身的な選手ではあるが、オフザボールが低かったり、他の能力が最低限な感じで、得点につながるプレイには期待が出来なさそう。
戦術
フォワードはティールマンと比較をすると、アンデションの一択だろう。
トップ下は経験上オフザボールが高い選手の方が活躍をしやすい気がするのでドゥダを起用する。
中盤はスキリとレジュベツァイの組み合わせ。ボックストゥボックスMFで動き回るので、足が遅い他の二人よりは良いと判断した。
右サイドはヴォルフ。この選手も使いづらいが、他の選手よりはマシだろうという判断。
左サイドはメイヤー。カインツは似たタイプの下位互換な感じがするし、怪我をしているので、メイヤーを選択。
サイドバックの右は癖のないシュミッツ、左サイドは優秀なヘクターを起用。
センターバックはボルナウとチホスの組み合わせ。どのセンターバックも微妙に欠点があるが、この2人がまだ許容できるレベルとの判断。
キーパーは1番手のホルンが優秀なのでそのまま起用。
結果
リーグ戦は4位で、目標が残留争い回避だったのでかなりの健闘だった。ローテーションをしたカップ戦は早期の敗退となった。
52得点36失点と得点や失点が偏っておらず、バランスが良い感じ。勝敗と引き分けもどれかが多いという感じではない。
個人の成績を見ると、カリアリのときのペドロやシメオネほどではないが、ドゥダが10アシスト、アンデションが15ゴールの活躍となった。
他の左右のミッドフィルダーと右サイドバックの得点やアシスト数はカリアリと大差がない感じだが、左サイドバックのアシスト数がカリアリの時の1と比べると、今回のヘクターが7と多く感じる。クロスの能力はカリアリのリコヤニスの方が1だけ高いが、選手の動きを読む予測力がケルンのヘクターの方が3も高く、その辺の影響か、それともたまたまか。
課題
カリアリの時と同様に、戦術面では期待以上の成果を上げているので、あまり問題点は無い気がする。しかしながら、カリアリの時とケルンの時で、選手の個人成績に乖離がみられるところがあるので、それぞれのポジションに、何の能力が必要で、何が必要がないのかを明らかにしていくと、より安定をしていい成績をおさめられると思う。
選手のスカッド面を見ると、キーパー以外はどこも何かしらの問題があると思うので、積極的な補強が必要かと思う。
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