プレミアリーグの各クラブを戦術的に攻略をしてみる 第6回 アストン・ヴィラ アウェイ(Football Manager 2024)

2024年1月4日木曜日

Football Manager Football Manager 2024 プレミアリーグの各クラブを戦術的に攻略をしてみる(FM24)

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今回はサッカー監督ゲームFootball Manager 2024でアウェイでアストン・ヴィラを攻略するための戦術を考えていきたいと思います。もしかしたらマッチエンジンや能力の変更、選手の移籍などで、アップデート後はこの攻略が有効ではなくなる可能性もあります。

このシリーズの別話を見るためのまとめページはこちら投稿順に参照が出来るラベルはこちらですニューカッスルの各選手の能力はこちらの記事で紹介をしているのでそちらを参照してほしい。

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相手の予想スタメンは1枚目の通りだったが、実際には2枚目だった。

おそらく4-4-2というフォーメーションなのと、フォワードでプレッシングFWの役割を使っていることから、相手は守備時に積極的なプレスをしてくることが予測される。

一番気になる選手はザニオーロ。ドリブルや足の速さに関する能力が高い優秀なドリブラーなのだが、それだけではなくバランスや強靭さが高くてフィジカルコンタクトに強い。そのためボールを奪いに当たりに行ってもなかなか勝つことが難しいし、ボールを受けることを警戒してタイトにマークをしていると逆に当たり負けしてやられてしまうので、なかなかボールを奪ったり牽制するのが難しい。一方でチームワークが低いので守備時には少しサボって穴になることがあったり、判断力が低いのでパフォーマンスにはムラがある。

同じサイドのディニュもクロスやオフザボールなど攻撃力が優れているタイプだが、マーキングやポジショニングといった守備系の能力が低めで守備に関しては難がありそう。なので相手の左サイドは狙い目かも。

右サイドバックのチャンバース。全体的に何でもそこそこ出来る万能な選手だが、サイドバックとしては少し遠い足が速くないのでそこが狙い目か。

厄介なのがフォワードのワトキンス。チームワークと運動量が非常に優れていて、プレッシングFWという役割やハイプレスを仕掛けてくる相手の戦術も相まって、かなり守備時には活躍をしそう。攻撃時のもその運動量と、加速力と俊敏性が高くて小回りが利くこと、オフザボールの高さが相まって、トランジション時などに厄介なことになりそう。

もう一人のフォワードのディアビは足が速いドリブラー。ボールをもたせたら厄介なのでタイトにマークをしておきたいところだが、フォワードの位置なので、変にセンターバックが釣り出されたら嫌なので対応はしない。そしてニューカッスルのセンターバックは足が速くないのでディフェンスラインの裏が怖い。

右ウイングのマッギンもチームワークや運動量が高くて献身的に走り回り、タックルも高くてボールを奪う能力も高いので、ハイプレスと相性が良い選手なので厄介。

中盤のコンビを見ると、ダグラス・ルイスはポジショニングがちょっと微妙だが全体的に万能な感じ、カマラは守備能力とフィジカルが優れていて、他の能力も悪くない。

センターバックはともに欠点がなく特筆すべきところは無いか。強いて言えばカルロスの足元が微妙。

キーパーも特筆することはない。

相手の戦術で個々の選手に設定をしている役割から推測をすると、ビルドアップ時の相手の陣形は以下のようになるはず。1枚目は試合開始時の役割設定だが、試合が始まると割とすぐに右サイドバックをインバーテッドWBに変更をするので、試合の多くの時間は2枚目のような陣形になる。右の守備的MFの役割はハーフバックなのでセンターバックの間に落ちて3バック的な形になり、インバーテッドWBは内側に入って守備的MFの位置に入るので、最終的には2枚目の画像のように3-3-4のような形になる。

そして見ての通りサイドバックが守備的MFの位置に入るので、本来サイドバックがいた位置が空くことになる。守備の局面に切り替わったらサイドバックは元の位置に戻るものの、トランジッション時でサイドバックが戻りきっていないタイミングでこの位置を突くと、サイドバックの代わりにセンターバックが対応をすることになり、センターバックがサイドに釣り出されて相手の守備陣系が崩れることになる。なので今回はそこを狙っていきたい。

というわけでニューカッスルの戦術は以下のような感じでやっていきたいと思う。

前述の通り、サイドの位置の相手側の深いエリアを攻撃したいのでサイドは両方ともウイングの役割にした。ここでは右に右利きのゴードン、左には左利きのアルミロンを起用していて、足の速さを活かしてサイドをドリブルして相手の守備陣計を崩して欲しい。

そしてウイングのお陰でできたスペースを使うためにセントラルMFはメッツァーラの攻撃タスクにした。これによりセンターバックとサイドバックの中間あたりのハーフスペースを攻撃してくれる。ここでは運動量が豊富でフィジカルも優れているトナーリとジョエリントンを使う。

フォワードは1トップでトップ下などもいないので孤立をしないようにと、セントラルMFの動きを助けることを目的としてフォルスナインの役割にしてイサクを起用する。

相手のフォワードが2枚でプレスをしてくるので、ビルドアップ時はそれを回避するために3枚を配置しておきたい。そのために守備的MFはセンターバックの間に落ちるハーフバックの役割にして、ボールをさばくのが得意なギマランイスを使う。

そしてサイドバックも中央に絞って守備的MFの位置に配置をして相手のプレスを回避するためにインバーテッドWBの役割にした。右はトリッピアー、左にはダメットを使う。

センターバックは右にシェア、左にはボトマンで、ともに足元があるのでプレス耐性は高いだろう。

こちらのクラブもインバーテッドWBとハーフバックを使っているので構造的には相手と同じ欠点を抱えているが、相手のクラブはウイングがインサイドFWでサイドに張ったりドリブルをする感じではないので問題は起きないだろう。

相手への指示は以下の通り。ディニュの逆足の精度が悪いので利き足を中心に対応する。自由にさせたら危なさそうなザニオーロだが、タイトにマークをしてもフィジカルが強くてそれはそれで危ないので、強く当たる設定だけを入れておく。

試合ではニューカッスルが先制をした。選手交代は運動量が鍵になるセントラルMFや、機動力を活かして相手の守備陣形を崩すことを期待しているウイングを中心に、疲れている選手を交代した。

試合の終了間際だが、視野などが優れていて非常にチャンスメイク能力が高いティーレマンスが投入をされたので、彼にはタイトなマーク、プレス、強いタックルをするように設定をした。そして相手の体力を見ると、ミッドウィークに大陸大会があったからか、それとも激しいプレスをする戦術をとっていたからか分からないが、かなり疲労をしていることが見て取れる。

最終的に試合の結果は2-1でニューカッスルが勝利をした。

今回は基本的にはポジティブトランジションに注目をして戦術を組んでみたのだが、ポゼッション時にも以下の画像(赤:アストン・ヴィラ、青:ニューカッスル)のように有利を作ることが出来た。相手の最終ラインが4枚なのに対して、こちらはフォワード、ウイング、セントラルMFで5枚の選手を並べることが出来たので人数差が出いていて、ディフェンダーの間に立っているフォワードとセントラルMFを相手が警戒をしていて、サイドに張っているウイングのケアが微妙になっている。そこを助けるために相手の右ウイングがこちらの左ウイングに対応をするためにポジションを下げているが、こちらはボールを保持するために、センターバック、インバーテッドWB、守備的MFの5枚の選手を使っている一方で、相手がそこにプレスをかけられるのはフォワードとウイングの4枚なのでそこも人数差があってプレスをかけきれない感じになっているし、その4人の中の1人が相手の最終ラインの補助に回ることにもなっているので、相手はハイプレスの戦術をとっているが、なかなか有効的にプレスをかけることが出来ない感じになった。

同じ戦術でこの試合以外にインスタントリザルトで5試合プレイをしたら4勝1敗という結果だった。

今回使った戦術は5レーンを上手く使うことが出来たので4バックの戦術をとっている相手には基本的には有効になりそうな気もする。逆にこの5レーンを攻めてくる相手にどう対応をするかというと、おそらく5バックでレーンを全て埋めてしまうことだろうか。今作は幸いなことに、センターバックやサイドバックの役割次第で攻撃時には陣形を変えることが出来て、例えばセンターバックでリベロの役割を使えばその選手を守備的MFの位置でプレイをさせることもできる。なので守備のための5バックの陣形に引きずられて、攻撃時に前にかける枚数が足りなくなってしまうといったことも起きずらいかもしれない。

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プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

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