プレミアリーグの各クラブを戦術的に攻略をしてみる 第1回 ブライトン アウェイ(Football Manager 2024)

2023年12月14日木曜日

Football Manager Football Manager 2024 プレミアリーグの各クラブを戦術的に攻略をしてみる(FM24)

t f B! P L

今回はサッカー監督ゲームFootball Manager 2024でアウェイでブライトンを攻略するための戦術を考えていきたいと思います。もしかしたらマッチエンジンや能力の変更、選手の移籍などで、アップデート後はこの攻略が有効ではなくなる可能性もあります。

このシリーズの別話を見るためのまとめページはこちら、投稿順に参照が出来るラベルはこちらです。

Twitter(@kerlon_fm)やYoutubeもやっているので、よろしければフォローとチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

当ブログではFootball Managerの様々な情報を発信しているので、よろしければ他の記事も見ていってください。

ブライトンの予想スタメンは以下の通り。役割的に見るとララーナとグロスがPMなのでビルドアップが中央に寄りそうなのと、両サイドのウイングがインサイドFWでサイドバックもインバーテッドウイングバックとインバーテッドサイドバックなので攻撃時にはあまり幅を使わずに選手間の距離が狭くなりそうな感じがある。

それではブライトンの弱点や長所を見ていきたいと思う。

まずは一番特徴的な中盤の選手たちを見ていきたいと思う。ブライトンの中盤はララーナ、グロス、ミルナーの3人で、皆がベテランで特に足の速さにかかわるスピードや加速力を中心にフィジカルに難がある。なのでその弱点を使わさせていただこうと思い、こちらの中盤には足の速さを中心にフィジカルが優れている選手を配置した上で、攻守ともにテンポの速いサッカーをしたり、マンマーク気味のディフェンスをして、フィジカルを必要とする展開を作り出して有利を作りたいと思う。一方で彼らのテクニックやメンタルの能力は優れているので、マークが上手くはまらなかったりしてフリーにさせてしまうことがあると途端に難しい局面になってしまいそうだ。

続いて相手の左サイドの三苫とエストゥピニャンのコンビ。三苫は予測力が低くて複雑な展開が苦手で、エストゥピニャンはマーキングとポジショニングが低かったりするので、この位置に人数をかけたり気が利いたコンビネーションを用いた攻撃ができるとチャンスを作れるかもしれない。一方で三苫はドリブルが18という非常に高い設定になっていたり、エストゥピニャンもそこそこ優秀な攻撃力を持っているので、こちらのサイドの守備は1枚は剝がされることを前提に、すぐにカバーに行けるような人員を配置したほうが良いかも。

右サイドはフェルトマンとソリー・マーチのコンビ。ともに優秀な守備力を持っているのでこちら側のサイドから攻めるのは得策ではないだろう。一方で攻撃力は左サイドと比べると平凡なので、こちらのサイドはある程度自由にさせても良いかもしれない。

フォワードはアンス・ファティ。ドリブルなどが優れているのでボールを持たせると怖いし、オフザボールも優れている。なるべく彼にボールがキレイに入る前に対応をしてしまいたいところ。一方でチームワークや運動量などの能力が低くて守備にはあまり積極的な参加をしなさそうなので、低い位置でボールをキープするような戦術をとることもできそう、しかしながら相手の中盤の対応の時に考慮をしたテンポの早いサッカーと矛盾をして、中盤の対応を優先した方が良いと思うので、今回はそういったサッカーはしない。

センターバックのウェブスターとダンクはともに全体的に優秀で特別弱点は無い感じで、これといった漬け込むところはなさそう。また、ともに足元があるので、それを活用されると面倒かも。

キーパーについては特筆するべきことはない。

以上をまとめると今回の戦術のポイントは以下の通り。

  • 中盤でフィジカル的を活かして有利を作る
  • 攻撃時に三苫とエストゥピニャンの位置で複雑な状況を作る
  • 三苫のドリブルを警戒してすぐにカバーできるメンバーを配置する
  • 相手の右サイドは守備力が高いのでそちらのサイドには積極的に攻撃を仕掛けない

これらを総合して以下のような戦術を組んだ。

ニューカッスルの各選手の能力はこちらの記事で紹介をしているのでそちらを参照してほしい。

中盤はジョエリントン、トナーリ、ギマランイスといったメンバーを選んでフィジカル的な有利を作れるようにした。ギマランイスよりウィロックのほうが機動力が優れているのだが、ウィロックは使うことが出来なかった。しかしながらギマランイスが非常に優秀なので彼をスタメンから外すという判断もなかなか難しい気がする。中盤の選手の足の速さの能力の差を活かしてほしいのでジョエリントンはシャドーストライカー、トナーリはセグンドボランチと動きが多い役割にした。一方でギマランイスはディープライイングPMの守備タスクという役割にして相手の左サイドを中心に攻めることと、三苫のドリブル突破に対してすぐにカバーに行けるようにする。

右のサイドにはアルミロンを中央に入るインサイドFWのサポートタスク、トリッピアーを高い位置に上がらせる攻撃タスクに設定をして、コンビネーションをとりやすくする。さらにトップ下のジョエリントンは後ろのセグンドボランチのトナーリに押し出される形で右サイドに流れるようになると思うので、右サイドでは彼ら3人がコンビネーションを作れるようになって複雑な状況を生み出すことが出来る。

左サイドはあまり攻撃をする気はないし、守備も基本的には受けやすいと思うので、あまり大した考慮はしていない。強いて言えば相手の右サイドバックのフェルトマンがそこまで足が速くないので、足が速いゴードンをインバーテッドウイングの攻撃タスクで配置して、サイドの位置でスピード勝負を仕掛けることを狙っている。左サイドバックには現実と同じくダン・バーンを配置しているが、加速力と敏捷性に問題があり、一方でそこを武器にしているソリー・マーチとは相性が悪いかもしれないのが気になるところ。

センターバックはシェアとボトマンの組み合わせで、早いテンポで攻められるように、攻めた縦パスを多く入れるボールプレイイングDFの役割にした。

フォワードは適当にイサクをアドバンストFWに、キーパーも同じく適当にポープをスウィーパーGKの守備タスクにした。

戦術指示としては基本的に攻守ともにテンポを速くすることと、フィジカルを活かして相手を補足できるようにコンパクトな守備をすることを意図している。しかしながら、ニューカッスルのセンターバックは少し足が遅いのと、ファティの足が速いことを経過して、ディフェンスラインは安全をとって何かあったときは下がるように指示をしている。

対戦相手への指示としては以下の通り。

ララーナ、グロス、ミルナーにはタイトにマークにつくように設定をして自由にはさせないようにした。おそらく中盤のスピードがこちらのチームのほうがかなり優れているので、彼らに振り切られることはないと思いたい。そして三苫も脅威なのでボールを持たれないようにタイトにマークをして、得意なカットインを封じるために利き足を警戒するように設定した。そんなこんなで試合に挑んだのだが、既にほんのり結果が見えてしまっているが、早い時間帯でニューカッスルが2点をとることが出来た。得点パターンはともに同じで右サイドのスローイングの後に少し同サイドでボールをキープして、そこから逆サイドに展開をして、フリー気味のゴードンがスピードを活かして危険なエリアに侵入をして得点となった。1点目はゴードンのシュートをイサクが押し込んで、2点目はゴードンのアシストでイサクのゴールとなった。相手の守備を考えると右サイドから得点が生まれるのかと思ったが、結果としては左サイドから得点が生まれたし、念のために用意していたゴードンとフェルトマンのスピード差のところが活きる形になった。しかしながら攻撃が始まったのは実際に右サイドで、相手のマークがずれてそのカバーのために相手の守備が右サイドに偏ったところをサイドチェンジをして、そこでフリーになったゴードンがスピードを活かした形なので、期待通りの形といえばそうなのかもしれない。

後半の15分になると、中盤の強度を保つために中盤の選手交代をしたいのと、三苫が既に疲れていて脅威となる可能性が下がったと思うので選手の交代とフォーメーションの変更を行った。フォーメーションは4-3-3にして、セントラルMFにはロングスタッフとアンダーソンを配置した。念のためだが守備がより得意なロングスタッフを三苫がいる右サイドに配置をした。また、戦前に少し予想をしていたのだが、やはりダン・バーンとソリー・マーチの瞬間的な機動力の差を使われてしまう展開が発生をして、ダン・バーンの守備が後手に回る感じがあったので、左サイドバックをターゲットと交代した。そして右サイドバックのトリッピアーも休ませるのと、リヴラメントに経験を積ませるというのもあって選手交代をした。

そして最終的には疲れているアルミロンと運動量が豊富なマーフィーを交代してさらなる守備固めをした。

ブライトンはビハインドで劣勢な気もするが選手や戦術の交代はかなり遅く、後半の終わりころに三苫とファーガソンを交代していた。

最終的な結果やスタッツは以下の通り。

相手の中盤のララーナ、ミルナー、グロスは軒並み評価点が低く、何もさせないことが出来て、中盤をフィジカルで何とかする作戦が上手く言った感じがする。そして全体的に見てもシュート数やゴール期待値でニューカッスルが大きく勝っている。

三苫は何回かドリブルで仕掛ける場面があって1人くらいを抜くこともあったが、同じサイドで守備的MFをやっているギマランイスがその後を上手く対処していて、大きなピンチになることはなかった。

逆に大きなピンチとしては前述のダン・バーンとソリー・マーチのマッチアップのところだった。おそらくダン・バーンは加速力と俊敏性的にサイドバックでの起用は難しいかもしれないので、ターゲットをスタメンで起用をした方が安全かもしれないし、控えもダメットで考えた方が良いかもしれない。なのでダン・バーンはボトマンの控えの左のセンターバックとして考えるべきか。

再現性があるかチェックをするために同じ設定で5試合をインスタントリザルトを使って簡易的に飛ばしてみた結果、3勝2分という結果になって、基本的にはかなり有利だったようだ。これならアウェイのブライトン相手ならかなり上出来だろう。失点は最高でも1失点でかなり守備が安定をしていた感じがして、相手の攻撃対応はかなり完ぺきだった感じがする。なので、とりあえずブライトンを相手するときは中盤に足の速さを中心にフィジカルが優れている選手を配置して守備時にはきつめにマークをして自由にさせないのと、三苫がいるサイドにはディフェンダーが抜かれてもすぐにカバーに行ける中盤の選手を配置しておくのが大事かも。(実は1試合早い時間にギマランイスが退場をしてボコられた試合があったのだが、それは除いている)

逆にブライトン側がどうすればもっと良かったかというと、中盤のララーナ、ミルナー、グロスが攻撃時に守備に簡単につかまらないように、ピッチを広く使うような戦術を使えばよかったかもしれない。ウイングやサイドバックといった選手があまりサイドに張らない役割だったので全体的に攻撃が窮屈に見えて、それが故に簡単に中盤が守備につかまってしまい、自由にプレイが出来なかったように見える。また、三苫のドリブルが得意で予測力が微妙な感じのタイプを考えると、インサイドFWではなくインバーテッドウイングで起用をして、単純にサイドで張ってドリブルをさせた方が相手と1対1を作ってカバーが簡単に来れないようにできたりする気もするので、そういった点でもピッチを広く使うような攻め方が良かったのかもしれない。知らんけど。

あとはブライトンにカイセドのような足が速くてドリブルもできたりして相手をかわすことが出来るミッドフィルダーがいたら簡単には中盤を支配されなかったかもしれない。

このブログを検索

プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

ラベル

QooQ