今回はドイツのブンデスリーガのRBライプツィヒのガイドを書きました。
レッドブルグループ買収後の近年に非常に力をつけてきているクラブで、オーナー企業の商品のエナジードリンクのイメージに近い、エネルギッシュなプレイが持ち味のクラブです。
Football Manager 2022のプレイガイドまとめはこちらです。
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目次
戦力
チームワークや運動量の高い選手が多く、チームカラーというか、チームの戦術が選手の能力に濃く反映をされている気がする。
ゴールキーパー
ハンガリー代表で優秀なキーパーのペーテルがいて、控えのチャウナーもマルティネスも控えとしては悪い選手ではなく、なかなか層が厚い。
ペーテル・グラーチ
ハンガリー代表のキーパー。飛び出し(傾向)が高くて、加速力もあるので広いエリアをカバーできて、1対1も優秀。反応とハンドリングも優れていて、シュートストップが得意なキーパー。一方で空中リーチや支配力はそこまで高くなく、エリア内の守備は平凡で、飛び出して勝負をできるラインが高い守備と相性が良いだろう。
フィリップ・チャウナー
35歳のベテランだが、1対1、ハンドリング、反応、加速力あたりがそこそこなので、シュートストップや積極的に飛び出す守備が得意か。空中リーチが高いので高いボールに対応ができるが、支配力が低いので密集地帯で動くのは苦手だったりする。
ジョゼップ・マルティネス
空中リーチや反応が優れている。キーパーにしてはパスや視野が高くて、ビルドアップ参加が得意か。
センターバック
身体能力が高い選手が多い感じがする。高いディフェンスラインや、守備幅を広くして足の速さをいかしてもよいし、タイトマークをしてフィジカルコンタクトの強さをいかしてもよい。
ヴィリ・オルバン
タックルとマーキングが得意なセンターバック。他の能力も全般的にそこそこで欠点がなく、パスと視野も最低限はあるので、そこそこボールを持てる。
ノルディ・ムキエレ
センターバック、右サイドバック、右ウイングバックでプレイができる選手。ジャンプ到達点とスピードが高く、空中戦も強いし、足も速い。フィジカルが全般的にそこそこな水準で身体能力が高い。他にはタックルと予測力が高いが、ポジショニングが少し良くなかったり、集中力が少し低いのでミスが多いかもしれない。
モハメド・シマカン
スピードと強靭さがあって、足も速いしフィジカルコンタクトも強い。フィジカルが全般的にそこそこな水準で身体能力が高い。特にタックルが上手かったり守備も欠点がなく全体的にそこそこ良く、パスや視野も悪くないので足元もそこそこ。21歳でこの水準なのは将来に期待ができそう。
ヨシュコ・グヴァルディオール
センターバックと左サイドバックができる左利きの選手。この選手も、スピードと強靭さがあって、足も速いしフィジカルコンタクトも強く、フィジカルが全般的にそこそこな水準で身体能力が高い。タックル冷静さは高いが、集中力が低いのでミスが多め。
マルツェル・ハルステンベルク
センターバック、左サイドバック、左ウイングバックができる選手。運動量とスタミナが高く、走り回る選手。ジャンプ到達点が高いという長所があるが、それ以外は多くの能力がそこそこで、何でもそこそここなせるサイドバックっぽい能力。
右サイドバック
能力にクセのあるクロスターマンと、ポリバレントだが長所が無いヘンリヒスの2人がいて、どちらを使うか悩みどころ。
ルーカス・クロスターマン
ジャンプ到達点、バランス、強靭さが高くて、空中戦やフィジカルコンタクトに強い。ガタイが良すぎるせいか、スピードが高くて最高速度は速いが、加速力はそこそこで、敏捷性は低かったりと、小回りはきかない。スキルやメンタルには少々荒削りなところがあって、ドリブルなど攻撃系のスキルに難があったり、視野や冷静さが低くてビルドアップに課題がある。
ベンヤミン・ヘンリヒス
右サイドバックがメインのポジションだが、フォワードとキーパー以外は出来なくはない非常にポリバレントな選手。能力は欠点がなく、全般的にそこそこ何でもできる。
左サイドバック
サラッキが大怪我をしているので、アンヘリーニョだけな感じもするが、センターバックのハルステンベルクなども左サイドバックができたりするので問題ないか。
アンヘリーニョ
チームワーク、運動量、スタミナがあって献身的に走り回る選手。クロスとテクニックが高かったり、パスと視野が高くてパスが上手かったりと攻撃が優秀。一方で守備はタックルは上手いが、マーキングとポジショニングは最低限なレベル。予測力と判断力が高くてプレイ判断が正確。
マルセロ・サラッキ
大怪我をしていて、復帰が3,4月頃なので、実質いない選手だと思って良いか。足が速い選手だが、ポジショニングや判断力と予測力あたりに難があるので、使い方が難しい。
ミッドフィルダー
チームワークや運動量あたりが高くて献身的に走り回って、それ以外の能力は全般的にそこそこといった似たタイプの選手が多い。
ケヴィン・カンプル
チームワーク、運動量、勝利意欲、スタミナがあって献身的に走り回る選手でありながら、テクニックやひらめきが高くてボールを持ったときのプレイの引き出しが多い。判断力が高くてプレイ判断が正確。
クリストファー・エンクンク
チームワーク、運動量、積極性、スタミナが高くて献身的に走り回る選手。さらにスピード、加速力、敏捷性があって足が速かったり、オフザボールが高くて攻撃時の位置取りも良かったりと、走りに関係する能力は全般的に高い。他にもドリブルが上手かったり、視野とパスがあってパスも上手かったりと攻撃面では非常に万能で、2,3列目ならどこでもできるポリバレントさもあったりと凄い選手。
コンラート・ライマー
チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性、勇敢さ、スタミナと走行距離に関係する能力が全て高く、スピードもあるので足も速い。予測力が高くて周りの選手の動きを見るのが得意で、タックルも上手い。
ドミニク・ソボスライ
スピードと加速力があって足が速い。テクニックとひらめきが高いのでボールを持ったときのプレイの引き出しが多く、全般的に攻撃関係の能力はそこそこ高い。コーナーキック、フリーキック、ペナルティーキックが高くて止まったボールを蹴るのが得意。
アマドゥ・ハイダラ
運動量、勝利意欲、スタミナが高く試合を通して走り回る選手。全般的の能力が13前後で何でもできる選手。
イライクス・モリバ
今期バルセロナから加入をした18歳の若手ミッドフィルダー。テクニックとひらめきが高くてボールを持ったときのプレイの引き出しが多く、能力が全般的に13前後と何でもそこそここなせる。
タイラー・アダムス
チームワーク、運動量、積極性、スタミナが高く試合を通して献身的に走り回る選手。全般的の能力が13前後で何でもできる選手。
トップ下
フォルスベリが結構優秀な選手なのだが、オルモがそれ以上に優秀。
ダニ・オルモ
バルセロナのカンテラ出身で、ディナモ・ザグレブを経てRBライプツィヒへ加入をした選手。オフザボールと予測力が高くて攻撃時の位置取りが良くて、テクニックとひらめきが高くてボールを持ったときの引き出しが多く、ドリブルが上手くて、パスと視野が高くてパスが上手いといった攻撃力が高い選手。
エミル・フォルスベリ
左サイドとトップ下を中心に、右サイドもできる選手。長所がオルモと似ているが、オルモのほうが優れているので下位互換といった感じになってしまっている。
フォワード
アンドレ・シウヴァもポウルセンもチームのために走り回る選手ということは共通している。他の能力を見るとスキルとメンタルのシウヴァ、フィジカルのポウルセンという感じ。
アンドレ・シウヴァ
昨季はフランクフルトでリーグ戦28ゴールの大活躍をして、今シーズンにRBライプツィヒに加入をした。攻撃時の位置取りに関するオフザボールと予測力、シュートの上手さの決定力が高く、得点に直結する能力が高い。チームワーク、運動量、スタミナが高く、献身的に走り回ることもできて、タックルやポジショニングといった守備の能力がフォワードにしては少し高い。
ユスフ・ポウルセン
かれこれRBライプツィヒで9シーズン目の古参選手。ジャンプ到達点、スピード、強靭さが高くて非常に身体能力があり、チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性、勇敢さ、スタミナがあって、とにかくチームのために走り回る。オフザボールも高くて攻撃時の位置取りも良い。
戦術
マインツのプレイガイドで使った戦術をベースに利用してみる。マインツと比べると戦力は優れているので、どこまで良い成績をおさめられるか。
フォワードはスキルやメンタルの能力を優先してシウヴァを起用。
トップ下も1番手のオルモが特に問題がないのでそのまま起用。
セントラルミッドフィルダーはマインツのときにコールが大活躍をして、その理由をとりあえず足の速さと仮定して、今回は足の速さを重視してエンクンクとソボスライを使う。
中盤の底にはパス能力を優先してモリバを起用。
ウイングバックは右にクロスターマン、左にアンヘリーニョを使う。右は悩みどころだが、とりあえず適正が天性のクロスターマンを使うことに。
センターバックは、シマカン、オルバン、グヴァルディオールを起用。ハイラインなので、ポジショニング、集中力、予測力、スピードあたりを重視して選んだ。左右の選手はそれに加えて、ドリブル、パス、ファーストタッチ、視野といった攻撃参加に必要な能力も見た。更にチーム戦術に前述の通りフィジカルを活かすために、守備幅を広く設定したり、タイトにマークをするなどを入れて、欲張りセットのようになった。
キーパーは1番手のグラーチを起用。
結果
リーグ戦は2位でフィニッシュ。CLは決勝トーナメントの初戦でPSGに敗退。カップ戦はローテーションをしたのもあってか、フライブルクに敗れて早期敗退となった。
リーグ戦の詳細を見ると勝ち点は85と例年なら優勝をできる勝ち点だったのだが、このゲーム内の今年のドルトムントが強すぎて2位となってしまった。このドルトムントの勝ち点91は2012-2013シーズンにロッベンやリベリーがいて三冠を達成したハインケス監督のバイエルンが達成をした最多勝ち点記録とタイらしい。
チャンピオンズリーグはリヴァプール、スポルティング、オリンピアコスというグループリーグで、リヴァプールに勝つことはできなかったが他に勝ち越して2位で突破をした。決勝トーナメント初戦は相手がPSGという強豪で、ホームで1-0でなんとか勝利をしたものの、2ndレグで後半のアディショナルタイムに点を決められて0-2となってしまい敗退となった。
個人の成績を見ると、今回の検証だったセントラルミッドフィルダーの得点につながる能力の件は、それぞれPKを除いたゴールが7と6とそこまで高くなく、スピードはあまり関係なかったようだ。そもそもマインズでのコールの14得点がたまたまだった説もあるので、もう一度マインツでプレイをして再現性があるかの確認も必要かもしれない。
フォワードのシウヴァが20ゴールと大活躍をしており、フォワードのオフザボールや予測力、決定力あたりの重要性を感じる。また、オルモも12アシストと活躍をしている。
1試合あたりの走行距離を見ると13kmを超えている選手が多く、トップ下のオルモにいたっては14.8kmと異常なスタッツとなっており、ローテーションや優秀な選手交代要因が必要かと思う。
課題
戦術的な課題は、成績は良いのだが、上記の通り走行距離が多くて選手の消耗が予測されるので、ローテーションや選手交代要因の確保が大事かと思う。
選手層を見ると全体的に悪くはないのであまり突っ込みどころはないが、キーパーの年齢が高いので後継者を考えても良いと思う。
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