現在の最新作はFM2022ですが、そのFM2022で、10年前の作品のFM2012で期待の若手だった選手の現在を見ていきたいと思います。
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マリオ・ゲッツェ
FM2012が発売された前のシーズンにドルトムントでブレイクをして、18歳でリーグ戦に33試合の出場をして6ゴール15アシストというとてつもない活躍をした。そのためもちろんゲーム内でも非常に高い評価を受けていた。その後2013年に当時のドイツの移籍金最高額の48億円でバイエルンへ引き抜かれた3シーズンプレイをしたが、次第に出場機会を減らして、またドルトムントへ戻ることとなった。そのドルトムントに戻ったが代謝に関する病気を患ったり、度重なる怪我でパフォーマンスを落とし、現在ではオランダのPSVでプレイをしている。彼がFM2012で期待をされていた選手になったかというと、判断は難しいところで、現時点では期待された能力を発揮はできていないものの、ドイツで5回のリーグ制覇と4回のカップ制覇、そしてワールドカップでは優勝を決めるゴールをしていたりと、多くの素晴らしいトロフィーを獲得している。
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン
彼の年代のドイツは期待されていたキーパーが非常に多く、同い年にはレノ、2つ上にはケヴィン・トラップ、3つ上にはロン=ロベルト・ツィーラー、1つ下にはティモ・ホルンなどがいたが、今ではテア・シュテーゲンが一番多くの代表出場をしている。とは言っても、6つ上にいるノイアーの影響で24試合という数字ではある。FM2012ではボルシア・メンヘングラードバッハに所属をしていたが2014年に移籍金17億円でバルセロナに加入をした。最初の2シーズンはブラーボの控えだったが、3シーズン目にスタメンを奪って、現在に至るまで正GKをつとめている。2014年のW杯のメンバーには選ばれていなかったため代表では大きなタイトルを獲得していないが、クラブではスペインで4度のリーグ優勝と5度のカップ優勝、さらには1度CL優勝を経験してベスト11にも選ばれていたりして、成功をした選手と言って良いだろう。
クル・ズマ
FM2012が発売されたシーズンに彼はまだ16歳だったがフランス1部のサンテティエンヌで21試合もの出場を果たしていた。その後の2014年にチェルシーに移籍金21億円で買い取られたものの、時にはレンタルに出されることもあり、最終的には多くの試合に出場をするものの完全にレギュラーとは言い切れない微妙な立ち位置となった。そして2021年にウェストハム移籍をしてチェルシーを離れることになったが、移籍金は46億円となかなかの高額の移籍だった。サンテティエンヌ時代にカップ戦を1度優勝、チェルシーでは2度のリーグ優勝と1度のCL制覇を経験しており、そこそこな成功をおさめていると言って良いだろう。一方代表では厚い選手層に阻まれて8試合のみの出場となっていて2018年のW杯もフランス代表は優勝をしたが、彼はメンバーに選ばれていない。
アドリアン
FM2012が発売される直前のU17南米選手権では3得点を決めてブラジル代表の優勝に貢献をして、その直後のU17ワールドカップでも5得点を上げてベスト4となっており、かなり期待値の高い選手だった。その後は10代でブラジルの名門フラメンゴのトップチームの試合に出場をするなどそこそこ順調に成長をしていたが、2014年にイタリアのカリアリ、続いてイングランド2部のリーズ、フランスのナントとレンタルで海外のクラブに挑戦をしたがどこでも定着をすることができず、その後はフラメンゴに所属をしていたが試合にはあまり出場ができなかった。2017年にはスイスのシオン2移籍をするがそこでも定着はできず、トルコのカイセリスポルやブラジルのアヴァイにレンタルで移籍をしているがそこでもあまり試合には出れていない。
ジャック・ウィルシャー
ちょうどFM2012が発売された前のシーズンにアーセナルでブレイクをして、18歳でリーグ戦では35試合の出場をして、CLでは当時はペップが監督をしていて非常に強力だったバルセロナ相手に堂々たるパフォーマンスを発揮した。しかし、その翌シーズンは足の怪我によりすべての試合を欠場し、その後の彼は知ってのとおりだと思う。
ジェルダン・シャチリ
FM2012が発売された当時は19歳だったが、すでにスイスの名門バーゼルで主力スタメンとなって2シーズン目だった。翌年にはチャンピオンズリーグで当時はまだファーガソン監督で、前年準優勝をしているマンチェスター・ユナイテッドを下して、グループリーグの突破をしていたりして、バーゼルではリーグ戦3連覇に貢献をした。その後はバイエルンやインテルといった名門に所属をするものの定着をすることはできず、イングランドのストーク・シティに移籍をしてここでは主力選手として活躍をした。2018年にはリヴァプールへ移籍をしたがサラーやマネといった優秀なアタッカーのバックアッパーという存在だった。そして2021年にはリヨンへと移籍をした。クラブではバイエルン、インテル、リヴァプール、リヨンと名門クラブを渡り歩き、バイエルンでは2度のリーグ優勝とカップ戦と1度のCL優勝、リヴァプールではリーグ優勝とCLを1度ずつ優勝していたりとトロフィーを多く獲得している。また代表でもスイスで2度のW杯ベスト16とEUROではベスト16とベスト8となかなかの成績をおさめていたりと、そこそこ活躍した選手と言っていいだろう。
ヤヤ・サノゴ
FM12が発売される前のシーズンは17歳でBチームではあるが17試合で9得点の活躍をしていた。FM12では非常に高いポテンシャルを持っており、彼を最初に獲得することは鉄板だった。現実でも2013年にアーセナルに引き抜かれたが最終的にはリーグ戦11試合に出場をしたものの1点もあげることができず、レンタル先でも活躍ができず2017年にフリーでフランスのトゥールーズへ移籍をした。その後も大きな活躍ができず、現在はフリーとなっている。
オスカル
FM12が発売された2011年シーズンはブラジル1部のインテルナシオナルでリーグ戦26試合に出場をして10得点をあげる活躍をしていた。その翌年にチェルシーへ移籍をして多くの試合に出場をしていたのだが、2017年にこれからがキャリアのピークという時期にまさかの中国スーパーリーグの上海上港へ移籍をした。移籍金は73億円ほどで、年俸は30億円という巨額な契約だったらしく、3歳で父をなくして、女手一つで2人の兄弟を育ててくれた母親などの家族を養うためには、断ることのできないオファーだったらしい。現在に至るまで中国でプレイを続けているが、プレイをしているリーグのレベルのせいか、今まで呼ばれていたいブラジル代表には招集をされていない。
エリック・ラメラ
FM12が発売される前のシーズンにはアルゼンチンの名門リーベルプレートで10代にも関わらずリーグ戦に34試合もの出場をして、発売される直前にローマへと移籍をした。ローマではシーズンで15得点をあげる活躍したシーズンもあり移籍金3000万ユーロでトットナムへ移籍をした。しかしトットナムへ移籍後は怪我が多く、ひどいときには1年間も試合に出れないことがあった。しかしなんだかんだ8シーズンをトットナムで過ごして、リーグ戦には177試合の出場をしたが、今季にブラウン・ヒルとトレードでセビージャへ移籍をした。
フィル・ジョーンズ
18歳になった2009-10シーズンに当時プレミアリーグだったブラックバーンでトップチームデビューをはたした。FM12が発売される前のシーズンとなる2010-11には26試合もリーグ戦に出場をして、10代という非常に若い年齢でプレミアリーグのセンターバックとして堂々とプレイをするという非常に期待をされる存在で、FM12発売前にマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれた。その後はイングランド代表での出場もあったが、怪我が多くパフォーマンスを落としていき、近頃は出場機会がかなり限られており、放出候補と言われている。
クリスティアン・エリクセン
地元デンマークの強豪オーデンセBKのユースで活躍をし、その後アヤックスのユースに引き抜かれるというエリートコースを歩んで、FM12が発売された前のシーズンはトップチームでリーグ戦6ゴール9アシスト、翌シーズンは7ゴール15アシスト、更に次のシーズンは10ゴール13アシストと順調に成長をし、2013年に移籍金16億円でトットナムへ移籍、7シーズンプレイをして226試合で51ゴール62アシストの活躍をした。さらに2020年には移籍金24億円でインテルへ移籍をしていた。代表でも100試合以上の出場をする活躍を見せていたが、EURO2020のフィンランド戦で心停止をして急に意識を失ってしまうという恐ろしい事態が起きてしまった。命に別状はなかったものの、試合には出れておらず、彼の今後が気になるところ。
ネイマール
FM12が発売された当時はまだ10代であったが、ブラジルの名門サントスに所属をしていて、3シーズン連続で2ケタ得点をあげていた。その記録を4シーズンに伸ばした後に、移籍金77億円でバルセロナへ移籍をして活躍をし、2017年には移籍金280億円という途方も無い金額でPSGへ移籍をして、サッカー面だけ見るとかなり輝かしい成績を残している。
ポール・ポグバ
FM12ではマンチェスター・ユナイテッドのユースに所属をしており、世代別代表での活躍もあってか高いポテンシャルを設定されていた。しかしマンチェスター・ユナイテッドは彼のポテンシャルをそこまで評価していなかったようで、2012年にフリーでユベントスへ移籍をした。そこで才能を開花させたポグバは、ピルロとビダルとともに強力な中盤を形成して、大きく評価を上げた。そしてなんと2016年に当時最高移籍金額の126億円で古巣のマンチェスター・ユナイテッドへ戻ることとなり、現在もマンチェスター・ユナイテッドに所属をしている。クラブではユベントスで4回の優勝を経験しており、フランス代表では2018年にワールドカップを優勝している。
ラヒーム・スターリング
FM12が発売された当時はまだ16歳だったが、そのシーズンにリヴァプールでトップチームデビューをして、翌年にはレギュラーを勝ち取っている。その後2シーズンほどリヴァプールでプレイをした後に、2015年になんと移籍金100億円でマンチェスター・シティに移籍をした。移籍先のマンチェスター・シティでも活躍をしており、2019-20シーズンにはリーグ戦で20得点をあげていたりして、今までに3度のリーグ優勝と1度のカップ優勝を経験している。
ジョン・フレック
16歳でスコットランドの名門レンジャーズでトップチームデビューを果たして20歳になる前にリーグ戦で41もの試合に出場をした。しかし2012年にレンジャーズが破産をしてしまい、その後に移籍をしたのはイングランド3部のコヴェントリーで、そこで3シーズンプレイをすることになる。そしてその後に移籍をしたのが同じ3部のクリス・ワイルダーが監督を務めるシェフィールド・ユナイテッドで、なんと3シーズン後にはクラブがプレミアリーグに昇格をしてしまう。大きなタイトルを獲得したということはないが、このシェフィールド・ユナイテッドの快進撃を支え、3部でも2部でも1部でもチームのレギュラーとしてプレイをした。
ジャック・ロビンソン
FM12が出た当時はリヴァプールに所属をしており、16歳250日で当時のクラブの最年少トップチームデビュー記録も持っていた。イングランドの世代別代表では多くの試合に出場をしており、当時は非常に期待をされていた選手だったようだ。しかしリヴァプールではそれ以上の出場機会を得ることができず、2014年に退団をした後は主にイングランド2部でプレイをしている。
セルジュ・オーリエ
FM12が発売された当時はまだ18歳だったがフランスのランスのトップチームで試合に出場をしていた。その後トゥールーズ、PSGと順調にステップアップをしたのだが、SNSでチームメイトや監督の悪口を言ってしまったり、警官に対する暴行をしてしまうなど問題をおこし、2017年にトットナムへ移籍をするがそこでも婦女暴行や傷害を起こすような問題をお越し、今シーズンはビジャレアルに移籍をしている。
ジョルダン・アイェウ
父親はマルセイユやガーナ代表で活躍をしたアベディ・アイェウで、愛称はアフリカのマラドーナだが、登録名はペレだったらしい。そんなジョルダンもマルセイユのユースで育ち、FM12が発売された前の年のシーズンには10代で早くもトップチームのレギュラーとしてプレイをしていた。その後は少し伸び悩み、2014年に同じくフランスのロリアンに移籍をしたが、そこで活躍をして、翌年には移籍金10億円でプレミアリーグのアストンヴィラへ移籍をしている。その後はスウォンジー、クリスタルパレスとプレミアリーグのクラブを渡り歩いている。
カルロス・フィエッロ
FM12発売直前のU17ワールドカップの優勝メンバーで、自身はブロンズボールを獲得した。そしてその直後のシーズンからメキシコ1部のグアダラハラでトップチームデビューをして、ケレタロ、クルス・アスル、モナルカス・モレリアと国内のクラブを転々としたのちに、現在はMLSのサンノゼ・アースクエイクスでプレイをしている。
ティボ・クルトワ
FM12発売の前の2010-2011シーズンに18歳でベルギーの名門ヘンクの正GKとなって、チームのリーグ優勝に貢献をして、自身もリーグ最優秀ゴールキーパーとヘンクのシーズン最優秀選手に選ばれている。その後はアトレティコ・マドリード、チェルシー、レアル・マドリードとビッグクラブを渡り歩き、全てのクラブでリーグ優勝を経験している。また、代表でも活躍をしており、2018年のW杯ではゴールデングローブやドリームチームに選ばれている。
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