今回のプレイガイドはJ1のFC東京です。
J1での優勝経験はなく、最高で2位ではあるものの、人気のあるクラブで、2019年の観客動員数は2位となっています。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力
林、森重、永井、高萩など日本代表経験のある選手に加えて、ウヴィニやオリヴェイラといった優秀な外人がいて悪くないスカッド。
キーパー
長年活躍をしていて実績のある林がいるが、そこそこ年齢がいっており、2番手で若手の波多野も悪い選手ではない。
林彰洋
日本代表に招集されたことはあるが出場経験はない。大学卒業後にイングランド2部のプリマス・アーガイルに所属をするなど面白い経歴を持っている。空中リーチが16と空中戦が非常に強く、他はキーパーに必要な能力で欠点がない良い選手。
波多野 豪
196cm高身長キーパーで、空中リーチが14と高い。判断力や予測力が高くてプレイ判断が良い。
センターバック
ウヴィニ、森重、渡辺、オマリと他のクラブならスタメンレベルの優秀な選手が4人もいて極めて選手層の暑いポジション。
ブルーノ・ウヴィニ
ブラジル代表として出場経験のあるセンターバック。スピードが低くて足が遅いが、それ以外は全般的に日本ではなかなかいないハイレベルな能力をもっている。ディフェンダーだが決定力が高かったりする。
森重 真人
日本代表としてプレイをしていた選手で、2014年のブラジルワールドカップにも出場をしている。ボランチもできて、パス関係の能力も含めて全般的に欠点がない能力をしている。
渡辺 剛
FC東京のU-15でプレイをしていたが、U-18には昇格ができず、高校と大学でプレイをしたが、FC東京に帰ってきた選手。東アジアカップではあるが日本代表の経験がある。ジャンプ到達点が強くて空中戦に強く、ディフェンダーに必要な能力の中で欠点が少ない。
ジョアン・オマリ
生まれはドイツだが両親がレバノン人で、レバノンの代表選手。マーキングが得意で、ディフェンダーの能力の中で欠点が少ない。
右サイドバック
右サイドバックをできる選手は2人いるが、2人とも名字が中村。それぞれ23歳と19歳と、2人とも若い。
中村 帆高
両方のサイドバックがこなせる選手。判断力が高くてプレイ判断が良い。
中村 拓海
スタミナが高くて、試合を通して活発にプレイができる。
左サイドバック
小川が非常に優秀な選手だが、小川しかいない。
小川 諒也
2021年に日本代表デビューをした選手。欠点がなくて何でもできる。
セントラルミッドフィルダー
三田、青木、安部、フェイトーザとスタメンで使えるレベルの選手が4人もいてなかなかな選手層。
三田 啓貴
守備的ミッドフィルダーがメインだが、セントラルミッドフィルダーと右ウイングもこなせて、他のポジションも色々とできなくはないポリバレントな選手。予測力が高くて周りの選手の動きを読むのが得意で、ジャンプ到達点が高くて空中戦に強い。
青木 拓矢
スタミナ以外は、全般的に悪くなく、欠点がない選手。ポジショニング、マーキング、ポジショニングといった守備系の能力がそこそこ良い。
安部柊斗
大きな欠点がない選手。フィジカルの能力が全て10以上となっている。
アルトゥール・フェイトーザ
判断力が高くてプレイの判断が良くて、フィジカルが全般的に高め。
左サイド
内田も東もサイドの選手にしては珍しく空中戦に強い。
内田 宅哉
ジャンプ到達点が15とサイドの選手にしては非常に高く、オフザボールと予測力も高くて攻撃時の位置取りが良かったりと、面白い選手。
東 慶悟
日本代表に招集された経験はあるが、出場はない。セントラルミッドフィルダーと左のサイドミッドフィルダーができる。テクニックが15と高くてボールの扱いが上手い。
トップ下
オリヴェイラが非常に優秀なのだが、高萩も悪くないベテラン選手。
ディエゴ・オリヴェイラ
フォワードとトップ下ができる選手。スピードと加速力があって足が速く、バランスと強靭さもあってフィジカルコンタクトが強い、身体能力の高い選手。メンタルも優れており、オフザボールが高かったり、集中力と判断力があるのでプレイが安定している。ポジショニングが13と前線の選手にしてはかなり高いレベル。
髙萩 洋次郎
元日本代表で、テクニックとひらめきが高いファンタジスタ。
フォワード
ブラジル代表経験があって優秀なレアンドロや、極めて足の速い永井がいたりする。
レアンドロ
ブラジル代表の出場経験があって、得点も決めている。スピードと加速力が高くて足が速く、パスも含めて割と何でもこなせる選手。
永井 謙佑
スピードと加速力がとにかく高くて、とても足が速い選手。
アダイウトン
スピード、加速力、敏捷性があって機動力のある選手。
戦術
RBライプツィヒで使った空中戦に強いサイドミッドフィルダーが活躍する戦術が安心と信頼の実績があるのだが、左サイドのミッドフィルダーの内田が空中戦に強いのでぜひともこの戦術を使いたいところ。一方で右サイドは同じく空中戦に強い三田が、ポジション適性はあまりないのだがとりあえず起用をして、適正が成長するのを期待する。
フォワードはレアンドロとオリヴェイラが優秀だが、オリヴェイラはトップ下もできるので、彼はトップ下で起用をして、レアンドロをフォワードで使う。
中盤は安部と青木を起用して、守備が優れている青木を守備、安部をサポートで起用する。
サイドバックの右は守備を重視して中村帆高、左は小川しかいないので小川を起用。
センターバックは森重とウヴィニ、キーパーは林で他の選択肢はないだろう。
結果
リーグ、天皇杯、リーグカップの三冠を達成した。
ちなみに天皇杯の決勝は6人が東アジアカップに招集されて試合に出れないという悲しい状態で挑んでいたりしたが、なんとか勝つことができた。
リーグ戦の詳細を見ると33勝5分で無敗の優勝で、97得点28失点という圧倒的な成績だった。
個人の成績を見ると両サイドのミッドフィルダーが大活躍をしており、それぞれ21得点と19得点をしている。フォワードのレアンドロも20得点で、この3人だけでも60ものゴールをあげた。
ちなみにチームのパス成功数が2位に大差をつけて1位だった。ショートパスを多めにする設定をしていたり、中盤の役割がサイドMFとボールウィニングMFで無理をしないものだったりするので、パスのミスが少なかった気がする。またそのパスミスの少なさからカウンターを喰らいづらかったり、試合を支配することができて、良い成績につながった気がする。
課題
課題ではないのだが、やはり空中戦に強いサイドミッドフィルダーは強すぎる気がして、今回はその威力がフルに発揮された気がする。
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