今回のプレイガイドは2回目ではありますが、イングランド・プレミアリーグのリヴァプールです。
フィオレンティーナのプレイガイドで5-2-3の戦術を使いましたが、中盤が2枚しかいないため、中盤が3人の相手にボールを持たれると中盤が対応をしきれないという弱点がありました。この解決策として、フォワードをトップ下の位置に下げて0トップにすることにより、守備時にトップ下が中盤の守備に参加をして3枚になればなんとかなるのではないかと思い試してみました。
とは言ってもフォワードを下げた分だけ攻撃力は下がると思うので、そのへんを解決するべく、攻撃力の高いウイングのサラーがいるリヴァプールで挑戦をしてみました。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力
戦術
今回のフォワード代わりのトップ下はトレクアルティスタでフィルミーニョを起用。足りない攻撃面を何とかするために自身の得点も狙いつつ、アシストもする攻撃的な役割のトレクアルティスタを選んだ。中盤の守備参加という面ではフィルミーニョの献身的で守備も上手いという能力に期待をしたい。
右の攻撃的ミッドフィルダーはサラーをラウムドイターで起用。0トップなのでフォワードの代わりに得点を狙うので、サイドで一番攻撃的な役割を任せる。サイドの選手にも関わらずリーグで年間30ゴール以上をあげた得点能力を発揮してほしい。
左はマネをインバーテッドウイングで起用。フィルミーニョで中盤と前線のつなぎを狙うものの、中央は相手の守備密度が高く機能しないときもあると思うので、補助的な役割でサイドで前線とつなぐことを期待する。マネはドリブルもパスも得意な選手なのでおそらく天職なはず。
3バックなので中盤には守備的な役割は期待せず、周りのサポートをしつつも前に出ることを期待するのでボックストゥボックスMFを使う。リヴァプールの中盤の選手はだいたい献身的でこのポジションは得意なはずだと思うので能力の高い順にワイナルドゥムとヘンダーソンを選択した。
両ウイングバックも守備はセンターバックに任せて攻撃的に行きたいのでコンプリートWBを選択。それぞれアレクサンダー=アーノルドとロバートソンを起用する。
ディフェンスラインは上げておいて損はないので、センターバックはスピードと予測力を重視して、ゴメス、ファビーニョ、ファン・ダイクの組み合わせ。
キーパーはアリソンに任せる。
結果
リーグ戦とCLの両方を制覇するというなかなかな結果。ただしローテーションをしたカップ戦は残念ながら早い段階で敗退した。
リーグ戦の結果の詳細を見ると、まずは勝ち点が100という圧勝だった。得点は81点と優勝したクラブにしては普通だが、失点が14と異次元な守備の堅さを見せた。これも5-2-3の守備を改善するという戦術の意図が上手く行ったおかげか。守備の堅さで有名なシメオネのアトレティコ・マドリードが2013-14シーズンに優勝をしたときで26失点、2015-16シーズンで18失点だったので、それを上回る守備だ。
チャンピオンズリーグはグループリーグはローテーションをして、決勝トーナメントはフルメンバーで挑んだ。グループリーグではバルセロナには敗れたものの、ドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハとロシアのクラスノダールに勝って決勝トーナメントに進んだ。決勝トーナメントでは2位通過だったのでいきなりレアル・マドリードとあたるという厳しい組み合わせで、その後もインテル、マンチェスター・シティといった強豪との対戦だったがなんとか勝ち進んで、決勝の相手はまさかのラツィオだったがそこにも勝って優勝をした。
個人の成績を見ると、サラーはPK9本を含んで入るものの32得点の大活躍でもちろんリーグ得点王になった。その他の前線のマネも15得点、フィルミーニョも10得点とチーム内から3人の2桁得点が出た。
課題
戦術的な課題としては、かなり守備は優れている戦術ではあるが、その分攻撃力に課題がある気がして、リヴァプールの優秀な攻撃陣のおかげでなんとかなっている感じはする。なかなかサラー、フィルミーニョ、マネのレベルの選手を集めるのは難しい気がするので、他のクラブでの再現度が気になるところ。しかしながら今作は、攻撃的に行くとリーグは優勝できるがCLは優勝できず、守備的に行くとリーグは優勝できないがCLは良い結果が出せる感じがする中で、リーグもCLも危なげなく優勝をすることができたので、その点は良かったと思う。
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