今回はサッカー監督ゲームFootball Managerでスカッドのやりくりをするときに考慮すべきことについて書いてみました。
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まずは基本的によっぽどお金が無い場合を除いてGK3人+その他の各ポジションを2人ずつで23人の選手を確保する必要があると思う。逆に最大を考えると、もう2人くらい雇うこともあるかもしれないが、これ以上選手を雇うとそれぞれの選手に出場機会を与えるのが難しくなり不満が生まれるし、そもそも出場機会がまったくない選手にお金を払うのは無駄なことだろう。
そしてその23人の中でも、全員に均等に力を入れるのではなく、出場機会が多いスタメンには多めの給料を払って良い選手を集めて、そのため一方で出場機会が比較的少なくなる控え組にはそれなりの給料で選手を集めて、限りある予算を効果的に使う必要がある。さらに細かいことを考えると、そのスタメンや控え組の中でも重要かそうでは無いかで、投下する金額に差を付ける必要があるかと思う。
スタメン
スタメンの中でも試合に大きなインパクトを与えるポジションや役割に優秀な選手を獲得するためにお金を使いたい。しかしその重要なポジションは戦術やクラブのリーグ内の立ち位置によって変わってくるだろう。
単純に考えてみると、例えばリーグ内でどちらかというと弱いクラブであれば守る時間が長くなるので、センターバックを中心に優秀な選手を雇うと良いかもしれない。フォーメーションを4-3-3と仮定すると、まずはゴールキーパー、センターバック、守備的MFに一番お金をかけて、その彼らを前で防衛するセントラルMFあたりに次にお金をかけて、サイドバックは攻撃参加する場面は限定的だと思うので割り切って守備だけを求めた選手をスカウトして年俸を抑えたり、前線も複雑に多くのものを求めずにカウンターに特化した選手を獲得しても良いかもしれない。一方でリーグ内で強いクラブであれば基本的に攻めている時間が長くなると思うので、引いて守っている相手をこじ開けてゴールをするための優秀なアタッカーを獲得したり、厚みのある攻撃をするために攻撃も得意なサイドバックを獲得しても良いと思う。そしてそういった選手たちは年俸が安くはないと思う。
その他の考え方としても、攻守ともに多くのプレイで試合に関与をするミッドフィルダーには優秀な選手が欲しいかもしれないし、現代のサッカーではチャンスメイクからプレスバックまで様々な能力が求められるウイングはお金がかかるポジションかもしれない。
ここでは色々と例をあげたが、戦術の中でどのポジションを重要視するかは監督それぞれだと思うので、自分の哲学に沿って考えていくと良いと思う。
控え
控えの中でも序列をつけると節約にもなるし、いざというときの備えも良い感じになるし、出場機会による不満の発生も減らすことが出来る。
例えばだが、控えの中でも途中交代や怪我人が出たときにファーストチョイスになる選手とそうではない選手で明確な区別をつけて考えると良いだろう。ここでも4-3-3のフォーメーションを仮定したときに、前述の通り23人の選手を用意したとすると、分かりやすいのがセンターバックだろうか。このときに控えのセンターバックの枚数は2枚になるが、ここで同じレベルの選手を2人用意してしまったら、おそらく出場機会に関して2人で喧嘩をしてしまうことになるだろう。なので、片方は比較的優秀な選手を獲得して、もう一方はそうではない選手にして、契約の時から互いに約束した出場機会に差をつけておけば問題はあまり発生しないだろう。そしてその優秀な方なセンターバックとして右サイドバックもできるような選手を探してきて、能力としても年俸としてもスタメンと遜色がないレベルにしておくと、センターバックと右サイドバックの控えのファーストチョイスとして出場機会を十分に与えることが出来るので出場機会の文句を言われることが無くなるだろうし、試合の後半でフレッシュで優秀な選手を投入することが出来るようになるし、怪我人が発生した場合もスタメンのレベルをあまり落とさなくて済むようになるし、4番手のセンターバックと控えの右サイドバックのレベルを落とすことによってお金を有効活用することが出来る。他にも守備的MFとセントラルMF、フォワードとウイングなどといったグループの中で、1人どこでもプレイが出来てスタメンとあまり変わらないレベルの選手を用意しておけば、同様なメリットを得ることが出来るだろう。
控えのメンバーを考えるにあたって大事なのが若手育成のことだろう。18歳以上の選手の成長には出場機会の多さが大きく影響をしていて(選手の成長について詳しくはこちらの記事を参照)、そのためスタメンほどではないけど控えとしては使えるレベルの若手選手が居たときには、十分に出場機会が与えられるかどうかで、そのまま控えとしてチームにおいておくか、それとも出場機会が得られそうなクラブへレンタルで修行に出すかを判断したほうが良いだろう。第4センターバック的な立ち位置で出場機会をほとんど与えられないままクラブに残しておくのは、その選手の成長を考えると非常によろしくないことだと思う。18-22歳くらいまでは大きく成長をする可能性が高い年齢なので、その年齢層の選手はちゃんとこういった考慮をするとよいだろう。そして、出場機会を優先してレンタルに出すのであれば、翌シーズンやその先のシーズンに成長して選手が戻ってきたときにトップチームに組み込みやすいように、同じポジションには次のシーズンにはいなくなるレンタルの選手を連れてきたり、2,3年は戦えそうなベテランを獲得すると良いかもしれない。
キーパーに関しては控えを考慮した場合も特殊な存在になるだろう。フィールドプレイヤーと比較をすると疲労が溜まったりすることも少なく、怪我も比較的少ないポジションで、またピッチ上に出場させられるのは1人だけのため、基本的には控えの出場機会が少ない。また専門的なポジションなので他のポジションをメインにキーパーだったり、キーパーをメインに他のポジションが出来るような選手はホルヘ・カンポス以外にあまり聞いたことがない。しかしながらその専門さゆえに運悪く怪我などが重なってしまった場合のために3番手までは安全を考えると容易をしておきたいところ。しかし3番手に出番が来ることは稀だと思うので、リザーブチームの正GKと兼任といった感じで良いのではないかと思う。
その他
年齢層
他にチームのスカッドを組むときに考えるべき大事な側面としては年齢がある。概ね30歳を越えたあたりから選手のパフォーマンスは落ちてくるので、それまでに新しい選手を獲得しなくてはいけないし、新しい選手を獲得するにあたって必要になる移籍金の足しにするために既存の選手はある程度の価値があるうちに売却をしておきたい。
選手の入れ替えがなかった場合、当然のことだがチームの平均年齢は1歳上がる。そしてトップチームに選手が23人いるとすると、その平均年齢を1歳減らすには、入れ替わった選手により合計で23歳分の年齢の削減が必要になる。例えば4人選手を獲得した場合は1人あたり6歳、5人であれば5歳、6人であれば4歳ほど若い選手を獲得する必要がある。1シーズンあたりこれくらいの若返りを実施していないと、気がついたらチームはベテランだらけになってしまい、年々パフォーマンスは落ちていくし、新しい選手を獲得しようにも既存の選手を大した金額で売れないので資金が足りないという状態に陥ってしまう可能性がある。こういった事態を避けるためにも、選手の年齢を考えて計画的な補強を行う必要がある。
また、選手は移籍先に対して現在の同等かそれ以上の待遇を求めることが多いので、選手が能力以上の給与を貰っていると獲得を考えるクラブが無くなってしまうことがある。なので選手の給与設定は慎重にする必要がある。放出をするタイミングをミスって選手が老化をしてしまうとこのように能力以上の給与をもらっているようになってしまうことが発生しがちだったりする。それに多すぎる給与を要求されることもあるが、その場合は主力でも思い切って売却するということも大事かもしれない。
レンタル
レンタルは比較的お金をかけずに選手を獲得することが出来る手段ではあるものの、もちろんレンタルではあるために来シーズンにはその選手がチームに残っていることは期待できない。なので来季にはまたそのポジションの補強を考えなくてはいけないし、選手は獲得するたびに活躍をしてくれるか分からないギャンブル的な要素がある気がして、それをまた繰り返さなくてはいけなくなる。そして連携もリセットされてしまう。またうちのクラブの所属の選手ではないので、売却をして次の選手を獲得するお金のもとにすることも出来ない。このようにレンタルはデメリットもあったりするので、それ以上にメリットがあるかを考えると良いだろう。
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