プレミアリーグの各クラブを戦術的に攻略をしてみる 第8回 エヴァートン アウェイ(Football Manager 2024)

2024年1月16日火曜日

Football Manager Football Manager 2024 プレミアリーグの各クラブを戦術的に攻略をしてみる(FM24)

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今回はサッカー監督ゲームFootball Manager 2024でアウェイでエヴァートンを攻略するための戦術を考えていきたいと思います。もしかしたらマッチエンジンや能力の変更、選手の移籍などで、アップデート後はこの攻略が有効ではなくなる可能性もあります。

このシリーズの別話を見るためのまとめページはこちら投稿順に参照が出来るラベルはこちらですニューカッスルの各選手の能力はこちらの記事で紹介をしているのでそちらを参照してほしい。

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エヴァートンの予測スタメンは1枚目の通りだったが、実際には2枚目だった。

エヴァートンで一番困った選手は以下のキャルバート=ルーウィン。身体能力が高い上に、オフザボールが優れていて攻撃時の位置取りが良く、決定力やヘディングが高くてシュートも上手い。さらに言うとチームワークと運動量が高くて自身の得点能力以外でも活躍が出来る。うちのセンターバックと比較をすると、シェアには空中戦の強さやスピードで圧倒をしていて、ボトマンには空中戦で少し勝っていてスピードでは圧倒をしていて、ラッセルスには空中戦で少し勝っていてオフザボールとスピードで圧倒をしていて、ダン・バーンは空中戦の強さは勝っているがスピードは少し劣っていて、加速力と敏捷性は大きく劣っているのでフォワードvsセンターバックでそういった場面は他の能力と比較をすると少ないが瞬間的な動き出しには弱かったりする。一応この中ではダン・バーンがまだ対応が出来そうなのだが、センターバックは2枚で組むので相方が心配なところ。

そして次に厄介なのがダンジュマ。ここも対するニューカッスルの右サイドバックのトリッピアーに対してはスピードで大きくアドバンテージがあり、リヴラメントも彼のタックル能力でダンジュマのドリブルの対応をするのは難しそうである。

そしてトップ下のリンガードもなかなか厄介で、オフザボールが優れていたりチームワークが高いので、なかなか嫌なところに顔を出してくる。

右サイドのハリソンは目立って優れた選手ではないが、運動量とスピードが優れているので、トランジション時に地味だが良い仕事をしている。

一方でディフェンダー陣にはそこそこ付け入る隙がありそうで、特に気になるのが右サイドバックのゴッドフリー。身体能力が高いが、判断力や予測力が低いのでプレイ判断に難がありそう。

左のセンターバックのブランスウェイトは空中戦が非常に強いのだがそれ以外はまだまだな感じで頼りなさがある。

しかしながらそのブランスウェイトの前には優秀な守備能力を持ったベテランのゲイェが守備的MFとしているので、ブランスウェイトが守備的に難しい局面にさらされることは少なさそう。

右のセンターバックのターコウスキーは経験豊富でこれといった大きな欠点がない。

左サイドバックのマイコレンコは足の速さや運動量はあるものの、特筆すべき優秀さは無いだろう。

ジェームズ・ガーナーは運動量が豊富で少しパスが上手い感じ。

というわけで今回のニューカッスルのスタメンは以下の通り。守備面でかなり難しさがあったのでそこをメインに考えることになった。

まずは相手の前線に足が速さや運動量が優れている選手が多い一方で、うちのディフェンス陣は足が少し遅めで、カウンターを受けると苦労をしそうなので、ディフェンスラインは低くして、ネガティブトランジション時や危なさそうな場面でも後ろに下がることを選択するようにして、それに伴いプレスをかけるラインも低く設定をしている。そして、ディフェンスラインと守備的MFの役割もあまり前に出るようなものを今回は選択しておらず、ネガティブトランジション対策をしている。しかし低い位置で守るようにはするが、相手を自由にはさせられないので、ある程度のラインを越えてきたら激しくプレスをするようにはしている。相手のディフェンスラインの足元がそこまでではないのでハイプレスをするという考えもあるのだが、アウェイなのと、なんだかんだ守備的MFが二枚いて後方が厚いので、なかなかそう簡単にはいかないだろう。キャルバート=ルーウィンは空中戦の強さがあるのでラインを下げて彼をエリア内に入れるのはリスクがあるが、そこは後述もするがそれなりに対応をする。しかしながらラインを下げることによる自陣ゴールに近いセットプレイのリスクは割とどうしようもなくて、相手にはキャルバート=ルーウィンだけではなく、ブランスウェイトという非常に空中戦で協力な選手がいる一方で、うちには彼らに対抗が出来そうなのがダン・バーンだけで対処しきるのが難しそうである。そして今作をプレイしている感じだと自陣ゴールに近いスローインも、スローワーにボールを戻されるとドフリーになって自由にプレイをされてしまうといった状況になり、フリーが故に精度の高いクロスをそのまま入れてくるなどリスクが高い状況になりやすいという怖さがある。

相手の戦術の性質上、エヴァートンの攻撃時にはトップ下のリンガード役割的にボールサイドに流れることが多く、それに応じてキャルバート=ルーウィンはファーサイドに流れることが多い。そのためなるべく相手の攻撃をこちらから見た右サイドに誘導をしてクロスを上げさせて、逆サイドのセンターバックのダン・バーンにキャルバート=ルーウィンを対応させるということを目指す。なので以下の通りに相手の攻撃を右サイドに誘導をさせる相手への対応設定を入れたり、全体設定ではサイドに攻撃を誘導しつつクロスを受け入れる設定にしている。なるべく攻撃を右に誘導をするものの、どうしても左サイドに攻撃がいってしまうことも無くはない一方で、クロスを受け入れる設定にはしてしまっているので、そう一体としてない局面でもクロスを受けることになってしまうことはある。一応その時の対応としても積極性が高くて守備時には相手へ距離を詰める傾向にあるダメットを左サイドバックで起用をして、自由にはクロスを上げさせないようにする。

こちらから見て右サイドに攻撃を誘導をすると、相手の優秀なドリブラーのダンジュマにボールが渡ってしまうことになるが、ここは守備が優秀な右サイドのトリッピアーと守備的MFのトナーリ、タックルが優れていてシェアよりは機動力と空中戦能力がマシなラッセルスあたりのメンバーを右側に固めて対応をする。ラッセルスはメンタル系の守備能力に少し不安があるが、前に優秀なトナーリがいるので難しい局面に陥ることは少ないだろう。

そして、低い位置で守る選択をしたので、相手のミッドフィルダーによるロングシュートも警戒をする必要があり、そのためにトップ下はサポートタスクにして守備参加を積極的にするようにして、相手のミッドフィルダーにプレスをしてロングシュートを防ぐようにする。

以上の通り、相手のフォワードとこちらのセンターバックの能力的なミスマッチが激しい上に、他の相手の前線の選手とこちらのディフェンダーとの相性もあまりよろしくないので、守備で考えることが多いし後手後手な感じもしてつらい。

攻撃面に少し目を向けると、守備に難がありそうな相手の右サイドバックのゴッドフリーに敵の他の選手からサポートを受けずにもろに彼と戦えるようにサイドの深い位置を攻めるウイングの攻撃タスクでジョエリントンを配置している。そしてこちらの右のサイドもインサイドFWを使っていて、相手のそこまでメンタル能力が優れていない左サイドバックのマイコレンコと左のセンターバックのブランスウェイトの間のスペースを狙うようにはしている。

選手交代では、まずは守備の強度を保つためにトップ下、左守備的MF、右サイドバックを交代したり、ビハインドだったので攻撃を考慮して右のウイングにフレッシュで足が速いゴードンを投入したりした。

そして最後にはFWを出したら1点はとってくれそうなカラム・ウィルソンを投入した。

しかし最終的には2-3と敗北をしてしまった。しかしながらxGを見ると大した差は無くて競った試合だったことが分かるし、ここに至るまで様々な戦術を試してみたが、結局これが一番安定をしている気がする。インスタントリザルトで何試合か回した感じだと、引き分けと敗北が半々くらいで、たまに運よく勝てる感じ。一か八かでハイラインハイプレスをするという選択肢もあるが、そうすると引き分けることが大きく減ってほとんど負けるようになる代わりに、運よく勝てる可能性が少し上がるという感じで、勝ち点を平均してみると今回使った戦術よりは良くない気がする。

色々と守備対策をした割には3失点をしてしまったのだが、xGを見ると3失点をするほどでもないし、失点の場面も想定をしきれない不運なケースでもあった気がする。

最初の1失点目は前述もしたがこちらの深いエリアからのスローイングから始まり、そのせいで相手にフリーな選手が多く発生をしてしまい、両サイドにサイドチェンジでボールを大きく振られて陣形を崩されて失点をした感じ。まずはこちらの右サイドから左サイドにボールを展開されて、それに対応をするためにダン・バーンが前に釣りだされて、そこから今度は逆サイドの深い位置にパスが出てしまい、そこからダン・バーンが戻れないうちにスペースが空いているダン・バーンの裏にクロスを上げられてしまい、そこからスピードを活かしてそのスペースに走りこんだキャルバート=ルーウィンがラッセルスを振り切ってゴールを決められてしまった。

2失点目は低い位置でニューカッスルがボールロストをしてしまった影響でそこからカウンターを受けて、リンガードがファーサイドにいるといういつもと違ったパターンで攻められてしまった。キャルバート=ルーウィンはダン・バーンが対応をできているものの、それよりファーににリンガードが入って彼をダメットが対応をしなくてはいけなくなって、さらにファーにいたハリソンがフリーになるという形になってしまった。そこに対してダンジュマからきれいなクロスが入ってしまって失点となったという感じで、リンガードの嫌らしさが効いたゴールだった。

そして試合を決定づける3失点目はまさかのマイコレンコが後半35分にもかかわらずキレキレなドリブルからの、角度がない位置からニアを抜くスーパーゴールで失点をした。体力がないはずだしドリブルも苦手なはずなのにここまでのドリブルをされた上で、シュートも下手なはずなのにこのようなゴールを決められてしまったらもうお手上げだ。

そんな感じでエヴァートン相手のアウェーは非常に苦労をしたのだが、ホームではハイプレスではめて何とかできないかと考えている。どうやら今のニューカッスルのスカッドだと身体能力が高い上にヘディングもしっかり決めてくるフォワードがいると手が付けられなさそうで、マンチェスター・シティのハーランドと戦うときにはどうなってしまうのだろうか。

今回は補強でミランチュクを獲得したり、選手売却も積極的には実施をしなかったが、実際に補強を真面目にプレイをするとなると、シェアやラッセルスに代わる身体能力が高い右利きのセンターバックが必要になるのではないか。

そしてキャルバート=ルーウィンなのだが、この世界で8試合で既に7ゴールをあげている。ここ最近のキャルバート=ルーウィンの成績と比較をするとかなり乖離をしている成績だし、キャリアハイと比較をしてもそうな気がする。一方で彼より好成績をおさめているイヴァン・トニーの能力はそこまでだったりして、そこら辺のバランス感はちょっと変な気が。

そしてリンガードもここ2シーズンではアシストを記録してないし(Transfermarkt)、ゴールも2つということを考えると、今季の7試合4アシストはアレな気がする。

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プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

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