負傷に対するスタッフの影響のデータ(Football Manager)

2023年2月12日日曜日

Football Manager シリーズ関係なく楽しめる記事 シリーズ共通解説

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サッカー監督ゲームFootball Managerの海外のブログで、負傷に関して興味深いデータを示している記事があったので、その内容を紹介したいと思う。

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当ブログではFootball Managerの様々な情報を発信しているので、よろしければ他の記事も見ていってください。

そのブログ記事というのが"Physio Power in FM21 - Dictate The Game"と"The impact of the Medical Team in FM21 - Dictate The Game"というもの。和訳するとFM21でのフィジカルトレーナーの力と、メディカルチームの影響といった感じか。

これらの記事ではFM21を用いて検証を行っているが、メディカルチーム周りで大きくロジックに変更が入っていない気がするので、他のシリーズでも同じことが言えるのではないかと思う。

フィジカルトレーナーの力

フィジカルトレーナーに関する記事では、結論から言うとフィジカルトレーナーが優秀だと、選手の離脱期間が短くなるというものだ。ここで注意をしてほしいのは、怪我の回数が減るではなく、離脱期間が短くなるということだ。

記事では、フィジカルトレーナーを優秀、普通、最低の3パターン用意して、それ以外は同じ条件のチームを各2つ、合計6チーム用意をして、1チームあたり40試合のリーグ戦を5シーズン回したときの結果を見るというものだ。優秀はフィジカルトレーナーに必要な能力を全て20に設定をしてそれ以外は1、普通は必要な能力をすべて10に設定してそれ以外は1、最低は能力を可能な限り低くしている。

結果は、怪我の回数は優秀、普通、最低を順に、66,64,70と大きな差が出なかった一方で、離脱期間の合計(週)はそれぞれ、113,118,135といった結果で、優秀と普通ではあまり差が出なかったが、最低は大きく悪い結果となった(※記事上で明記はなかったが、おそらく出てくる値は1シーズン1チーム当たりの平均っぽい)。

さらにデータを深掘りしてみると、離脱期間が最大になった怪我が優秀、普通、最低で、11週間、13.5週間、16.5週間とそれぞれのパターンで差が出ている結果となっている。

つまりまとめると、フィジカルトレーナーは負傷による離脱期間に影響を与えて、特に離脱期間が長い酷い怪我のときにその影響が大きいが、そのような怪我の頻度は多くはないので、合計離脱期間で見るとある程度以上の能力があればあまり差が出ないといったところか。

メディカルチームの影響

こちらの記事では、おそらくプレミアリーグを7シーズンほどプレイを回して、クラブごとにメディカルチーム(ドクター、フィジカルトレーナー、スポーツサイエンティスト)の人数や能力が、負傷にどんな影響を与えているかを考察している。

結果は、離脱期間の合計については、スタッフの理学療法の合計、スポーツサイエンストの合計、フィジカルトレーナーの人数、スポーツサイエンティストの人数、スタッフの理学療法の平均が影響を与えているらしい。一方で、怪我の回数についてはどのような切り口で見ても差は見られず、メディカルチームより、チームが使っている戦術の激しさ(プレスの強度やタックルの強さなど)のほうが影響が大きいのではないかと考察をしている。

離脱期間の合計に関する結果の個人的な意見は、フィジカルトレーナーの質と量以外のことに関する項目は、あくまで離脱期間と相関があるだけで、実際に影響があるのは前の記事でわかっているフィジカルトレーナーだけではないかと思う。フィジカルトレーナーが優秀なチームはスポーツサイエンティストも優秀だと思うので、そこで見かけの相関が起きている気がする。

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プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

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