ウイングに必要な能力（Football Manager）

今回は、ウイングに必要な能力についてまとめてみました。

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はじめに

ウイングと一言とで言っても様々な役割があり、サラーのように得点を狙う選手もいれば、ハメス・ロドリゲスのようにチャンスメイクがメインになるような選手もいるかと思います。なので、今回はその得点を狙うときと、チャンスメイクでそれぞれ必要になる能力を解説していきます。

しかし、どの役割にしろウイングには大事になってくる能力があって、それがスタミナです。ウイングはポジションの性質上、攻撃にも守備にも積極的に参加をする必要があり、その影響で走行距離のスタッツを見ると、どのような役割でどのようなタイプの選手であっても、必ずチーム内で上位に来たりします。そのため、体力の消費が激しく、スタミナが重要になってきます。FM22からはスタミナが能力に与える影響が大きくなっているので、スタミナの重要性はさらに増している気がします。しかしながら、サッカーには選手交代というルールもあるので、スタミナがそこまでなくても、選手交代を上手く使えば問題は発生しないとも思います。

得点を狙う

ウイングの選手はフォワードに続いてゴールに近い位置になることが多いと思うので、得点をそこそこ期待されるかと思います。その得点に必要になる能力はフォワードの時に紹介をしたものと近くなり、攻撃時の位置取りに関するオフザボールや、シュートの上手さに関する決定力、密集地帯でも体勢を崩さずにプレイをするバランスといったものは基本的に大事になってくるかと思います。

しかしながら、フォワードと比べると少しゴールから距離があるため、フォワードと全く同じようには得点を取ることが出来ないかと思います。例えば、サイドの位置から少し離れて得点の可能性が高い位置まで侵入をするためには積極性があるかと良いと思いますし、そのスペースへ素早く侵入をするにはメンタル的には運動量、フィジカル的にはスピード、加速力、敏捷性といった能力が必要になってくるかと思います。また、シュートを打つにしてもフォワードと比べると距離があったり、角度が無かったりするためシュートの難易度が比較的高い気がして、テクニックやロングシュートといった能力も必要になってくるかと思います。

少し変わり種ですが、フォワードがマッチアップする相手のディフェンダーはセンターバックですが、ウイングはサイドバックになることが多く、サイドバックはセンターバックと比べると空中戦の能力が弱いことが多いので、ウイングにジャンプ到達点やヘディングなど空中戦から得点が狙える選手を配置すると、思わぬ大量得点が狙えることがあったりします。

チャンスメイクをする

一昔前はトップ下がチャンスメイクで大きな役割を担っていたが、守備戦術の発達の影響で、チャンスメイクを行うポジションはゴールから離れて、最近ではウイングがチャンスメイクで大きな役割を担うことが増えている。チャンスメイクと言っても大きく分けて、パスとドリブルの2つの相手を崩す方法があると思う。

まずはパスで相手を崩す方法だが、パスに関する能力としては主に、クロス、テクニック、パス、視野がある。それぞれクロスはエリア内への直接得点につながるようなロングパスを思った場所に正確に出せるか、テクニックは難しいパスだったり受け手が受けやすいパスを出せるか、パスは思った場所に正確に出せるか、視野はパスコースをどれだけ多く見つけられるかの能力になっている。もちろんここであげた4つの能力は全て大事なのだが、優先度的に言うと、個人的には前線の選手はミスをしないことより成功をすることが大事な気がするので、精度に関する能力よりもチャンスを多く見つけられるようになる視野が大事な気がする。クロスに関してはウイングやインバーテッドWBのようなサイドの広めの位置にいるような役割では大事かもしれないが、インサイドFWなどの内側に位置をするような役割では優先度が下がる気がする。

ドリブルに関してはテクニック、ドリブル、ひらめき、スピード、バランス、加速力、敏捷性といった能力が重要になってくると思う。役割としてはサイドをドリブルするウイングと、中央にカットインをするインバーテッドウイングやインサイドFWがあると思う。テクニック、ドリブル、ひらめきといった能力の重要性はどの役割でも共通だと思うが、サイドのスペースに向かってドリブルをするウイングであれば足の速さに関するスピードと加速力、中央の密集地帯へカットインをするインバーテッドウイングやインサイドFWであれば細かい動きをするための敏捷性や倒れないためのバランスが大事になってくる気がする。