前回に引き続き、FM22で新しくなった動的なユース評価を検証するために、日本代表の監督をやっていきたいと思う。
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前回は26年W杯が終わり、今回からは30年W杯を目指していく感じとなる。しかしその前に、アジアカップがあり、ここでちゃんと成績を残せないと解任になるので頑張っていく。アジアカップはFIFAランキングのポイントに、普通の親善試合の2.5-4倍の影響を与えるので、そちらの面でも大切だ。
そこでなのだが、今まで使っていた4-4-2ダイヤモンドだと、W杯のアジア最終予選でアウェーだが韓国、ウズベキスタン、カタールに負けていて不安があるので、戦術を変えることに。
というわけで4-3-3をチョイスしてみた。2022年のW杯のときは試合を支配できないと微妙な戦術な気がして、2026年W杯では使わなかったが、今回はアジアカップということで、日本はアジアでは圧倒的な戦力を持っているので問題がない気がする。さらにいうと守田、中井、アペルカンプの中盤がそこそこレベルが高いので、今では世界レベルでもある程度の試合は作れる気がするので、親善試合でも様子を見つつ、2030年のW杯に向けてこの戦術を使おうかと思う。
右のインサイドFWには21歳の若手のモリ・ノブヒロが入っている。
21歳の若手FWだが、ここ4試合の親善試合で試しに使ってみたら4試合8ゴールとなかなか期待ができる選手だ。
というわけでアジアカップの結果は以下の通り。
みごと優勝をすることが出来て、戦術を変えた意図通りとなった。
一方で親善試合の結果は以下の通り。
イタリアとウルグアイといった強豪には負けてしまったが、アメリカには勝って、デンマークには引き分けと、前回使っていた4-4-2ダイヤモンドの戦術と大差はない感じがするので、このままちょっとこの戦術を使っていこうかと思う。
というわけで一気に飛んで、アジア最終予選が終わる2029年の終わりまでの成績が以下の通り。
東アジアカップと、アジア最終予選のアウェーでイラクに引き分けた以外は全勝というかなり安定して好成績をおさめることが出来た。親善試合を見ても、アイスランド、クロアチア、アメリカ、メキシコといった実力のある国に勝利をしていて、2027年に引き分けていたデンマーク相手に、2029年には5-1という圧倒的な勝利をした。4-4-2ダイヤモンドの時は東アジアカップで勝てないこともあったが、4-3-3にしてからは東アジアカップでも強く、2029年の東アジアカップは1失点もせず全勝をするという圧倒的な成績を見せた。
そんなこんなで、日本のFIFAランキングは一時期10位になったこともあり、現在のFIFAランキングの算出方法になった2006年以降で最高の順位となった。
FIFAランキングがこれだけ上がったので、やっとユース評価も上がり、わずかな上昇だが112から116となった。ゲーム開始時点では日本よりユース評価のランキングが1つ上のコロンビアが117なので、そこは越えられていない。
そして2030年のW杯のグループリーグの組み合わせは以下の通り。
相手はウクライナとコスタリカで、FIFAランキング11位のおかげで一番上のポッドに入ったので、割と楽な組み合わせとなった。
そして直前までの親善試合は以下の通り。
チリ、メキシコ、アメリカ、ノルウェーとそこそこ実力のある代表に勝てていて、グループリーグの突破は無難に行けそうだ。
W杯に挑む日本代表のメンバーとスタメンのフォーメーションは以下の通り。
前回大会と比べるとメンバーが入れ替わっていたり、大きく成長をしている選手もいるので、スタメンだけ少し見ていく。
小久保玲央
日本代表不動の正GKの小久保だが、今まで日本人ではいなかった、世界のトップレベルで戦えるキーパーで、ポルトガルの名門スポルティングで正GKをつとめている。ハンドリングがそこまで高くないのが少しだけ気になるが、1対1、空中リーチ、反応とキーパー能力が優れていて、スピードと加速力がキーパーにしては高くて足も速くて、かなり良い選手だ。そしてそしてパスコースを探す能力の視野が17とキーパーではなかなかいないレベルの高さで、新しいタイプの感じだ。
ミズシマ ショウ
右サイドバックの選手で、ユースは東京ヴェルディで、その後横浜Fマリノスを経て、スペイン1部のアルメリアという、微妙にリアルな経歴をしている。攻撃時の位置取りに関するオフザボールは低いが、それ以外のメンタル能力が非常に優れていて、安定して賢いプレイが出来るタイプ。
冨安 健洋
本職は右サイドバックだが、ジャンプ到達点と強靭さが高くて空中戦やフィジカルコンタクトに強く、バリバリセンターバックで戦える選手。日本代表のセンターバックは手薄なので、こちらでの起用をする。
カタヤマ モトキ
ヴィッセル神戸の選手だが、出身のユースとプロデビューは鹿島のセンターバック。この世界だとやはりヴィッセル神戸は給料が良いので、良い選手が集まりがち。ジャンプ到達点があまり高くなくて空中戦が気になるところだが、スピードが高くて足が速いので、ディフェンスラインを高くして、スピード勝負に持ち込むようにする。冨安も足が速いので2人で良い感じに高いディフェンスラインを作れそう。
シマブクロ ツヨシ
横浜Fマリノス所属の左サイドバック。この世界でのJ1はヴィッセル神戸と横浜Fマリノスの2強となっている。攻撃能力は微妙で、ビルドアップの能力は最低限という感じだが、守備能力とフィジカルが優秀。
守田 英正
守備的MFだけ優秀な若手が出てこなくて世代交代が出来なくて、35歳の守田を使うことに。年齢が年齢のためフィジカルに少し衰えが見えるが、スキルとメンタルの能力がそれ以上に円熟をしていて、守れるしパスも出せて安定感もある優秀な選手になっている感じがする。
中井 卓大
レアル・マドリードの下部組織にいた中井だが、かなり優秀に育っていて、例えるなら身長が低いポグバという感じか。フィジカルが強くて当たり負けしないドリブラーで、良いパスも出せる感じで、オフザボールも良い。こんなに良い選手だが、流石レアル・マドリードで、スタメンにはなれていないようだ。
ムラシマ タカキ
パスと視野といったパス能力が高くて、判断力と予測力が高くてプレイ判断が正確な選手。ファーストタッチ、バランス、冷静さが高くてプレッシャーがかかる場面でも難なくプレイが出来る。プレイ特性で「チャンスがあれば前に出る」を持っているのでメッツァーラでの起用をする。
モリ ノブヒロ
前回のW杯後に代表に抜擢をした選手だが、超良い感じに成長をして、スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力があり、オフザボールと予測力があるので攻撃時の位置取りが良く、さらにプレイ特性で「オフサイドトラップを破るのを好む」を持っていて、これらの能力を上手く使うことが出来る。他にもバランスが高くて当たり負けをしなかったりして、代表戦46試合の出場で48ゴールと、試合数より多いゴールをあげるという訳の分からないことをしている。
ニットノ タカシ
とにかく足が速い和製オベルタン。集中力や予測力などメンタル系の能力に不安があるが、31歳にして早くもそこそこ衰えている堂安が2番手と日本代表の左ウイングの選手層が微妙。カタールのリーグでプレイをしているという塩谷風な選手。
久保 建英
中井と同じくレアル・マドリードの所属だったが、スタメンは取れず、ドルトムントを経由してバイエルンという、微妙にリアルな経歴。バイエルンでスタメンとしてプレイをしていた時期もあったが、様々なポジションをこなせるポリバレントさからか、ここ最近はサブ的な扱い。バイエルンだからサブにはなっているが超優秀な選手で、パスもドリブルも上手いし、オフザボールも優れているし、安定感があって、プレイ判断も良く、フィジカルもそこそこ良い。強豪クラブ所属、優秀さ、ポリバレントさから南野感がある。
W杯のグループリーグの結果は以下の通り。
2勝で、5得点1失点と余裕のグループリーグ突破ができた。日本代表が、W杯グループリーグをこんなにさらっと流せるレベルになるとは。
決勝トーナメントは以下の通り。
1回戦の相手はシリアとまさかのアジア同士の戦いとなった。1回戦はおそらく楽勝だと思うが、2回戦はジャマイカとスペインの勝者が相手で、おそらくスペインが上がってくるので厳しい戦いになると思う。
そしてシリア戦は以下の通りに圧倒的な結果で勝利。疲れている選手を休めることもできた。
続く2回戦は予想通りのスペイン戦。オッズを見るとスペイン代表の勝利が2倍とおもったより低くなく、ゲーム内評価的には思ったより日本が勝つ可能性がありそうと見ているようだ。ちなみに引き分けのオッズもあって、トーナメント戦なのだが、PK戦になった場合のことだろうか。
そしてスペイン戦の結果は以下の通り。
まさかの1-1からのPK戦で日本が勝利をした。PK戦では日本が2本外す(ダジャレではない)展開だったが、小久保玲央が3本のPKを止めて勝利をした。ちなみの小久保玲央のひょう観点は8.0だった。PK戦の前は押された試合展開だったのかと思いきや、支配率はイーブンで、シュート数と得点期待値は日本が勝っていて、意外と日本が試合を有利に進めていた。
ベスト8が出揃ったのだが、トーナメント戦は以下の通り。
アイルランドがポルトガルとチリに勝って勝ち進んできて、準々決勝で日本と戦うことに。普通に戦力で考えるとポルトガルが上がってきたら嫌だったのだが、アイルランドはそのポルトガルやチリに勝ってここまで上がってきたので、注意は必要か。とはいえども戦力的にはおそらく日本が上で、一応次の試合を気にしておくと、ドイツvsエクアドルの勝者だが、ドイツが勝ち上がってくるだろう。
アイルランド戦は以下の通り。
0-0でPK戦にもつれ込んで、今回も小久保玲央がPKを2回止める大活躍で日本が勝利をした。今回のW杯はここまで小久保玲央のお陰で勝ち進んできている感がすごい。これで前回大会に達成をしたW杯の最高記録のベスト8を更新して、ベスト4に進出となった。
ベスト4は以下の通り。予想通りにドイツが勝ち上がってきた。1つだけ有利な点といえば、日本が中3日で、ドイツが中2日という、日程の差だけか。逆側では南アフリカとフランスが勝ち上がってきているが、ここはおそらくフランスの勝利だろう。3位決定戦はたぶん日本vs南アフリカで、戦力的には日本が勝っている気がするので、もしかしたらメダルに手が届くかもしれない。
ドイツ戦の成績は以下の通り。
なんと今度は小久保玲央がビッグセーブを連発して、延長線の末に1-0で日本が勝利をしてしまった。試合内容的には得点期待値で大きく負けているので、運良く勝った感じで、小久保玲央の評価点はなんと8.4だった。
そしてトーナメントの逆側でも波乱が起きていて、南アフリカがフランスに勝利をして決勝進出となっている。
日本も南アフリカも優勝経験のない国なので、勝ったほうが初優勝という感じ。試合前の勝者予想では日本が優勢となっている。
そして2030年のW杯決勝の結果は以下の通り。
1-0で日本が勝利をして優勝をした。得点で見ると1-0とギリギリの試合内容だったが、枠内シュートは8-0で、ボール支配率も65%vs35%と内容は圧倒的だった。
優勝をしたので、多くの選手が表彰をされている。
まずは小久保玲央だが、最優秀ゴールキーパーを獲得した。7試合でたったの2失点で、沢山のPKを止めたり、ビッグセーブを連発したので当然の受賞か。
最優秀若手選手ではセンターバックのカタヤマ・モトキが受賞をした。ここ最近ではトーマス・ミュラー、ポグバ、ムバッペ、ムシアラ、ガビとそうそうたるメンバーが獲得をしている賞だ。
ベスト11を見てもハーランドやムバッペとともに、6人の日本人が入っている。
W杯の優勝の余韻に浸りたいところだが、次のW杯に向けて準備を進めていく。2030W杯の優勝メンバーの多くはあんまり年齢が行っていないので、基本的にはそのままで行こうかと思う。唯一、守備的MFの守田が35歳と明らかに次の大会は厳しそうなので、そこだけ選手を入れ替えたいと思う。
現時点では浦和レッズのミゾブチ・トモキが最有力なので、この選手を使っていこうかと思う。ポジショニングが良く、判断力と予測力が高くてプレイ判断も良くて、パスがそこそこさばけるタイプなので、強豪国となった日本の守備的MFとしては、悪くないタイプだと思う。
2030年のW杯後の親善試合は以下の通り。
チリ、イラン、アメリカ、エクアドル、カナダ、メキシコとそこそこ強い国に全勝をしている。失点も2と安定したパフォーマンス。
2030年終了時点での世界ランキングを見ると以下の通り。
優勝の影響もあって4位まで上がった。ユース評価も上がっているかと思ったら、W杯前の116から変わらず。ユース評価の再評価のタイミング前なのか、長期の成績を見て計算がされるので、W杯で優勝をしたからといってすぐ上がるものではないのかという感じ。
というわけで今回はここまでとして、2027年以降は次回にしたいと思う。
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