前回に引き続き、FM22で新しくなった動的なユース評価を検証するために、日本代表の監督をやっていきたいと思う。
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前回で2022年のW杯が終わって、今回からは2026年のW杯に向けてチームを作っていくことになる。そこで気になる選手といえば、やはりレアル・マドリードの下部組織でプレイをする中井卓大だろう。というわけで早速彼の能力を見てみると以下の通り。
すでにかなり成長をしていて、レアル・マドリードでなければ普通にトップチームのレギュラーとして活躍をしていそうなレベルだ。これなら、2022年のW杯のメンバーでも選出をしておけば良かった。能力の雰囲気としてはイスコみを感じる。
他にはアペルカンプや久保建英といった選手が、以下の通りに良い感じに成長をしている。
中盤やトップ下のプレイメイカー系で多くの優秀な選手がいて、中田、中村俊輔、小野伸二、稲本などがいた時代の日本代表みたいな感じがする。日本代表は彼らを中心に戦術を組んでいこうかと思うのだが、今まで使っていた戦術で考えると、フォワードに久保建英で、中盤にアペルカンプと中井という感じか。しかし、W杯決勝トーナメントのイタリア戦のスタッツを見ると以下の通り。
フォワードで起用をしていた南野と前田のパス数を足すと15本となっていて、1試合であまりパスが受けれていないことがわかる。せっかくのキープレイヤーの久保なのでもう少しボールを触れさせたいのと、フォルスナインを使った戦術はある程度試合を支配できるチーム向けの戦術で、W杯などでより上位の成績を目指したい日本としては、難しい試合でも上手く工夫をして戦っていきたいところなので、26年W杯に向けては4-3-3ではない戦術を使いたいと思う。
となるとぱっと思いつくのは4-2-3-1だが、久保、中井、アペルカンプは守備が得意ではないので、彼らを組み合わせて中盤を作ったら、中央の守備が崩壊してしまいそうだ。なので守備を支える守備的MFを使いたいところで、これらを満たしたフォーメーションというと4-4-2ダイヤモンドということで、使って見る戦術は以下の通り。
テンプレートであるバーチカル・ティキタカを少し弄ったものだ。久保、中井、アペルカンプを使いつつ、中盤の底に守田を配置して守備を安定させる狙いだ。フォルスナインのところは南野をメインで使っていく予定だが、今回は怪我をしていたのでサブの鎌田を起用。今までスタメンで使っていたウイングの古橋と堂安だが、古橋はアドバンスドFWで前田大然と併用して使ってどちらが良いか見極めていき、堂安はトップ下の久保の控えとして使っていこうかと思う。
こんな感じで前線と中盤はタレントが豊富なのだが、ディフェンスラインのやりくりが悩ましいところ。W杯でやらかしまくった板倉を使うのが怖く、他の選手の起用を模索。とりあえず左利きで身体能力が高くて欠点もあまりない町田をしばらく起用してみることにする。
左サイドバックをつとめていた酒井高徳は31歳で次のW杯には使えなさそうなので代わりを探す必要がある。酒井高徳を除くと1番手は鈴木冬一。守備能力が低くて、能力にクセがあるので難しいところだが、とりあえず使ってみることに。
吉田麻也は34歳と既に良い年齢だが、他のCBとのレベル差が大きいので、良い選手が見つかるまで使っていきたいと思う。
そんなこんなで、1年を戦ってみた成績が以下の通り。
親善試合の初戦のコロンビア戦は負けたものの、失点の内2点がPKで、それがなければ勝っていた感じの悪くない試合だった。しかしながら左サイドバックの鈴木の守備パフォーマンスがやはり予想通りの酷さだったので、その後はバランスが良く欠点がない小川諒也を使ってみている。
その後の成績は非常に安定をしていて、親善試合ではクロアチアやポーランドといった強豪に勝利をして、アジアカップでも優勝をしたので、これでFIFAランキングのポイントはそこそこ稼げた気がする。他にはW杯の2次予選も始まり、イエメンにアウェーで引き分けてしまっているものの割と順調で、東アジアカップも連覇をしている。
というわけで2023年が終わった時点でのFIFAランキングを見ると以下の通り。
18位で、初期の28位からは10ランクアップで、そこそこの順位になってきた。2026年のW杯は16グループ3チームの開催なので、後もう少しランキングが上がれば、グループリーグ抽選で一番上のポットに入ることになって、楽にグループリーグを戦えることになるかもしれない。
FIFAランキングは10も上がったものの、ユース評価はまだ変わらずの112で、変化を与えるにはより長く継続をした好成績が必要なのかもしれない。
続いて2024年だが、前半は以下の通りの成績。
残りのW杯アジア2次予選は全勝で、難なく通過をした。親善試合ではウェールズとアウェーで戦って、引き分けるなどもあり、今のところはかなり順調な気がする。
その後の2024年後半から2025年までをまとめて見ると以下の通り。
W杯のアジア最終予選ではアウェーで韓国、ウズベキスタン、カタールに敗れてしまったものの、1位通過をした。韓国、ウズベキスタン、カタールの敗北はアウェーで0-1と共通をしていて、親善試合ではアウェーでエクアドル、ナイジェリアといった代表に勝利をしているのを見ると、少し格下だが弱くはないチームとアウェーで戦うと、攻めきれずに得点を奪えず、1点を取られてしまって負けるというパターンも有るようだ。しかしながらW杯では日本は参加国で弱い方に入ると思うので、このパターンになることはあまりない気がする。
そして国内組で戦う東アジアカップは1勝1分1負の3位という微妙な成績で、今回使っている4-4-2ダイヤモンドの戦術は久保、中井、アペルカンプといった選手があってのものということが分かった。
そんなこんなで取りこぼしをしていたら、FIFAランキングは前回の18位から下がって21位になってしまった。
そしてユース評価はもちろん変わらずの112のままだった。
FIFAランキングが21位ということで、W杯のグループリーグの抽選では良いポットに入ることができず、グループリーグは以下の通りになった。
イングランドには勝てないとしても、コスタリカは実力通りに行けば勝てる相手で、2チームが予選突破なので、グループリーグはおそらく通過できるのではないか。
というわけでW杯イヤーの2026年だが、W杯までの親善試合は以下の通り。
少し戦力に差がある気がするが仮想イングランドのアイスランドと、仮想コスタリカのペルーに勝利をして、士気を上げるために組んだ格下相手の親善試合にもしっかりと勝って、万全の状態でW杯を迎えることができた。
しかし1つ残念なのが吉田麻也だ。
37歳になったのだが思ったほど能力が衰えず、まだまだ日本代表でスタメンで使えるレベルで、実際にW杯の直前まで代表で使っていて、クラブでもレギュラーとしてプレイをしていたのだが、急にW杯開催中の6/29に引退をする宣言をしてしまい、代表に招集ができなくなってしまった。W杯に出場するより引退がしたかったような感じになっているが、何があったのだろう。
というわけでW杯に挑む日本代表のメンバーはこの通り。
吉田麻也を起用する予定だったセンターバックの場所には、前回のW杯では散々なパフォーマンスだった板倉を起用。前回の汚名を返上して欲しいところ。
右サイドバックと左サイドバックは、ニュージェン(生成された若手選手)を選出。元々は酒井高徳、酒井宏樹、長友と年齢層が高かったポジションなので、このポジションで優秀な若手が出てきてくれて良かった。
軽く選手の移籍を見ると板倉がダービー、久保がバイエルンに所属をしていたりする。
というわけで早速初戦のイングランド戦なのだが、結果は以下の通り。
0-1の敗北となったが、イングランド代表のメンバーの強さを見ると、頑張って失点を1に抑えられたと言っても良い気がする。
続くコスタリカ戦の成績は以下の通り。
当初の予想通り2-1で勝つことができたが、途中で守田の退場などもあり少し危なかった。そして元アーセナルのジョエル・キャンベルがまだ現役でコスタリカ代表に選ばれていて驚いたのだが、意外とまだ33歳だったので現役でも不思議ではないか。
というわけで、想定通りのグループリーグ2位で通過をしたのだが、決勝トーナメントの組み合わせは以下の通り。
32チームなのでかなりトーナメント表が大きい。日本代表の初戦はデンマークでかなり当たりの組み合わせか。デンマークがいたグループリーグはデンマーク、カナダ、南アフリカという感じだったので、日本はグループリーグを1位でも2位でも決勝トーナメントの初戦は緩かったっぽい。
そして、もしデンマークに勝った場合の2回戦は、コートジボワールとオランダの勝者だったが、既に試合が終了をしていてコートジボワールの勝ち上がりが決定している。実力的にはオランダのほうが上と見ていたので予想外だったが、日本からするとおそらくコートジボワールのほうが勝てる可能性が高い気がするので嬉しい展開だ。
そろそろデンマーク戦にいってみるが、他の1位通過の国と比べれば勝てる可能性が高いだけで、ポールセン、エリクセン、クリステンセンといった優秀な選手がいる国である。そして結果は以下の通り。
1-0のギリギリの勝利だったが、シュート本数やボール支配率を見ての通り、試合は終始日本が押している展開だった。
W杯決勝トーナメントでは、日本代表は初勝利となるが、今回大会から決勝トーナメント進出チーム数が32のため、1回勝ってもベスト16で、歴代最高順位更新とはならない。
そして続いてコートジボワール。少し前は偉大なFWのドログバが居たが、現在だとミランのケシエ、マンUtdのバイリー、クリスタル・パレスのザハあたりが有名か。そして結果は以下の通り。
2-1で日本の勝利だった。PKがあったが小久保玲央がセーブをしたり、失点もフリーキックによるもので、試合内容としては日本が押している展開だった。小久保は前回大会のマリ戦に続いて、大事なところでPKストップをしてくれた。
これで日本はベスト8となり、W杯の歴代最高順位となった。
現在のトーナメント表は以下の通り。
次の対戦相手はフランスだ。どう考えても格上なのでかなり厳しい相手なのだが、日本代表は中4日で、フランス代表は中3日と、日程的には日本に分があり、今作のFM22から厳しくなった疲労影響の力を借りたいところだ。
消化してしまっている試合もあるが、ベスト8を見ると、イタリア、セルビア、フランス、ベルギー、イングランド、ドイツと、錚々たる面々で、もう強い代表しか残っていない。
というわけでフランス戦の結果は以下の通り。
1-2で敗北という結果だった。当然の敗北だが、戦力を考えるとよく1点差で頑張ったという感じ。なんと今回も小久保玲央がPKを止めていたりして、小久保玲央はW杯通算で3回のPKを3回とも止めるというおかしなことをやっている。
というわけで、めでたく日本はW杯で歴代最高順位のベスト8を達成した。
その後の親善試合も以下の通り全勝とかなり良い感じでFIFAランキングのポイントをかなり稼げた気がする。
というわけでFIFAランキングは以下の通り。
15位と最初の28位から13個ランクアップでかなり良い順位に来た。これ以上の順位をキープし続ければW杯でも一番良いポットに入る感じか。
ユース評価はまだ112だが、この調子を続けていれば上がるのではないか。
というわけで今回はここまでとして、2027年以降は次回にしたいと思う。
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