今回はブレントフォードのプレイガイドです。
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目次
戦力
アイェルといった優秀な選手や、オニェカとトニーといった面白い選手がいるのだが、2部からの昇格組ということで、プレミアリーグの中では戦力は低くて、厳しい残留争いになりそう。
キーパー
正GKのラヤと2番手のフェルナンデスもともにスペインの選手でパス能力が高いキーパーなのだが、こういったキーパーが監督の好みなのだろうか。
ダビド・ラヤ
反応を中心にシュートストップに関する能力が高い選手。飛び出し(傾向)や奇抜さが高くて、飛び出したりボールを捌いたりと現代的な感じのキーパー。パスや視野といったパス能力は高いが、ファーストタッチが高くなくてトラップが得意ではないのが少し怖い。
アルバロ・フェルナンデス
反応が優れていて、他の能力は悪くない感じの選手。視野とパスといったパス関係の能力はキーパーにしては優れていて、パスを捌くのが上手い。
センターバック
全般的に空中戦に強い選手が多い。今期はギリギリでプレミアリーグに昇格をしてきたクラブで戦力的には劣ったレベルにあって、試合も押し込まれる展開が多いはずなので、その空中戦が活きることは少なく無さそう。
クリストフェル・アイェル
ブレントフォードに加入をする前はセルティックでプレイをしていて、同じクラブ出身のファンダイク2世と呼ばれる期待の選手だったが、まさかの今期プレミアリーグに昇格をしたばかりのブレントフォードに加入をした。ノルウェー代表の選手で、ブレントフォードのオーナーが北欧にコネがあるので、そのつながりか。センターバックと守備的MFをメインにセントラルMFも出来てポリバレント。ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、ヘディング、決定力、オフザボールもあるので、セットプレイのターゲットとして期待も出来そう。チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性、スタミナが高くて献身的に走り回る選手で、視野がそこそこあって良いパスも出せるので、守備的MFが適任な気もする。
ポントゥス・ヤンソン
ジャンプ到達点や強靭さが高くて空中戦やフィジカルコンタクトに強い選手で、積極性や勇敢さが高いので球際に激しく行くタイプ。タックルが高くてボールを奪うのも得意。
イーサン・ピノック
ジャンプ到達点がかなり高くて空中戦に強い強い選手。スピードと加速力が少し物足りない感じもするが、全体的に欠点はあまりない感じがする。
マティアス・ヨルゲンセン
ジャンプ到達点、バランス、強靭さが高くて空中戦やフィジカルコンタクトに強い選手。他の能力は全般的に欠点もなく、パスと視野も悪くなくてある程度パスも出せる。
マッツ・ベック・セーレンセン
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強い選手だが、スピード、加速力、敏捷性は微妙で機動力に欠ける。ロングスローが19でかなり得意。
ジュリアン・ジャンヴィエ
全般的に欠点は無いが物足りない感じのレベルの能力をしている選手。
チャーリー・グッド
ジャンプ到達点が高くて、足が遅く、ロングスローが得意というセーレンセンと似た感じの選手。
右サイドバック
2人いて、ともに欠点はなくて使いやすいタイプの選手。22歳と18歳でともに若いながらも世代が少しずれていて、年齢的にバランスが良い選手層をしている。
マッツ・ルアスレウ
サイドバックに必要な能力が全般的に13前後と、大きな長所も欠点もなく何でもできる選手。
フィンリー・スティーヴンス
全般的に能力が最低限レベルで、悪いところは無いが物足りない感じの選手。18歳とまだまだ若いのでこれからか。
左サイドバック
リコ・ヘンリーもルイス・ゴードンも足が速いタイプの選手なので、周りのポジションとの兼ね合いもあるが、サイドを走り回る役割のほうが向いている。
リコ・ヘンリー
スピードと加速力が高くて足が速い選手。他の能力は全般的にそこそこ。
ルイス・ゴードン
スピードと加速力がそこそこあって、少し足が速い選手。他の能力の大体は最低限はある感じだが、判断力が9と少し低いのが気になる。
ミッドフィルダー
献身的に走り回るタイプや、万能なタイプの選手が多い。
フランク・オニェカ
スピードと加速力がミッドフィルダーにしては珍しいレベルで高くて、結構足が速い選手。チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性、スタミナが高くて試合を通して献身的に走り回るタイプなので、足の速さをいかすこともできそう。
クリスティアン・ノアゴール
全般的に能力が13前後となんでもそこそここなせる選手。
ヴィタリー・ヤネルト
チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性、スタミナが高くて試合を通して献身的に走り回る選手。
ジョシュ・ダシルヴァ
全般的に能力が13前後で何でもこなせる選手だが、完治が6,7ヶ月後の大怪我をしている。
マティアス・イェンセン
視野が高くてパスコースを多く見つけられる選手。両足が使えたり、プレイ特性で「キラーパスをよく狙う」、「試合のテンポを作る」、「ロングパスを狙う」などパス関係のものが多くあり、使い方次第では面白そうな選手。
シャンドン・バプティスト
スタミナが高い選手で、他の能力は全般的にそこそこ。
マッズ・ビストルップ
チームワークが高くて、他の能力は全般的に最低限のレベルはある若手選手。
右ウイング
バランスタイプのカノスと、俊足のフォスとタイプが異なっているので、好きな方を起用すると良い感じか。
セルジ・カノス
テクニックとドリブルがそこそこあって、ひらめきが優れていてドリブルが得意な選手。
タリク・フォス
スピードと加速力が高くて足が速い選手。
サマン・ゴドス
テクニックとドリブルがそこそこ高くて、ドリブルがまぁまぁできる選手。フリーキックも得意。
ジョエル・バレンシア
スピードと加速力が高くて足が速い選手で、両サイドをこなすことも出来る。チームワーク、運動量、積極性、勝利意欲などが低くて、メンタル的にはあまり走らない感じ。
左ウイング
ムベウモもウィサも足が速いタイプの選手。
ブライアン・ムベウモ
フォワードと両ウイングと、前線のポジションが全般的にこなせる選手。チームワークと運動量が高くて献身的に走り回るタイプで、他の能力は全般的に13前後で何でもそこそここなせて、年齢も21歳と若い。
ヨアヌ・ウィサ
加速力が高くて、スピードと敏捷性もそこそこあって機動力のある選手。オフザボールもそこそこ。
フォワード
一番手のトニーがFWにもかかわらずオフザボールが低くて守備が得意という面白い個性を持っているので上手く活用をしたいところ。
イヴァン・トニー
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強い選手で、ヘディングの精度もある。決定力が高くてシュートも上手いのだが、オフザボールが低くて攻撃時の位置取りは良くない。チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性が高くて献身的に走り回るタイプで、タックルやポジショニングがFWにしては高くて守備が上手い。
マルクス・フォルス
決定力が高くてシュートが上手い、若手のフィンランド代表選手。
戦術
FWのトニーや2列目の選手も攻撃力のある選手がいないので、運動量の豊富なMFのオニェカとヤネルトを攻撃的なメッツァーラに設定をして、前に出て得点を狙わせる。
両サイドはウイングに設定をしてサイドに張って相手のSBを釣って、MFの2人のためのスペースを作る。右はカノス、左はムベウモを起用する。
フォワードはトニーをプレッシングFWの守備に設定をして、得意な守備をさせつつ、相手のCBを釣って、前に出るMFのためにスペースを作る。
守備的MFにはアイェルをハーフバックで起用をして、前にいる攻撃的なMFの守備をカバーしつつ、前線とディフェンダーをつなぐことに期待をする。
両サイドのSBはインバーテッドWBを起用して、前に出たメッツァーラのスペースに入ってパスをさばくことを期待する。右はルアスレウ、左はヘンリーを使う。
センターバックは前にいるアイェルのパス能力がそこそこあるので、彼にシンプルにパスを渡すことを期待して、普通のCBにして、ヤンソンとピノックを起用する。
キーパーは1番手のラヤを使う。
結果
リーグ戦は6位と目標の残留争いに勇敢に立ち向かうよりかなり良い成績だった。ローテーションをしたカップ戦はともに早期の敗退となった。
リーグ戦の詳細を見ると、得点も失点もそこそこで、7位のウェストハムとほぼ同じという結果だった。
得失点差がほぼ同じのウェストハム、アーセナル、リーズ、ニューカッスルより10も勝点を多く得ている勝負強さを見せたが、上記の通り勝利意欲の平均がリーグ内で4位と高いからか。
フォワードのトニーが13得点だったが、そのうちPKが5本なので、実質8点という感じで、前線の両ウイングとセントラルMFが皆同じ位の得点をあげていて、様々なところから点を取ることが出来た。さらにCBのヤンソンも6ゴールと空中戦の強さを得点につなげることが出来た。アシストを見るとカノスが17アシストと飛びぬけた成績となっていて、主にクロスで稼いでいるのだが、カノス自身の能力やプレイ特性を見ると特別なものもないので、かなり興味深い。
課題
理事会の期待と比べるとかなり良い順位になっているので、戦術的な課題はあまり感じないが、カノスのアシストの多さや、CBのヤンソンのゴールの多さを再現できるように検証をしたいところ。
戦力的な課題で言うと、アイェル以外全部か。
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