今回はドイツのブンデスリーガのホッフェンハイムのガイドを書きました。
ドイツのIT関係の実業家のホップが経営に関与してから元々は8部だったが、今ではブンデスリーガで安定してプレイをしていて、元監督にはフリック、ラングニック、ナーゲルスマンなどの名将が多くいるなかなかおもしろいストーリーのあるクラブです。
Football Manager 2022のプレイガイドまとめはこちらです。
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目次
戦力
ドリブルが上手いといったわかりやすくサッカーが上手い選手はいないが、それぞれ面白い個性を持っているので、上手く組み合わせたいところ。
ゴールキーパー
正GKのバウマンは優秀で、ペントケも悪くない控え。ともにエリア内の守備は苦手なので、ハイラインのディフェンスをしたほうが良いかもしれない。
オリヴァー・バウマン
1対1と反応が高くて優れたシュートストップ能力を持っている。ハンドリングも優れていて、ボールのキャッチも安定している。飛び出し傾向が高くて、加速力も高いので、広いエリアをカバーするタイプ。一方で空中リーチと支配力が低くてエリア内の守備は苦手で、ポジショニングも悪い。
フィリップ・ペントケ
ジャンプ到達点と強靭さが高いゴリラ系キーパーだが、空中リーチと支配力は高くなくてエリア内の守備は微妙。36歳のベテランだが、反応は優れている。
センターバック
センターバックが7人もいるので3バックの戦術が推奨かもしれない。
ケヴィン・フォクト
ジャンプ到達点と強靭さが高くて空中戦とフィジカルコンタクトが強い上に、スピードもあって足の速いという身体能力が高い選手。判断力があってプレイ判断も正確。
ベンヤミン・ヒュブナー
タックル、マーキング、ポジショニング、予測力と守備に必要なスキルとメンタルがハイレベルで、集中力もあるのでプレイが安定している。フィジカルを見るとジャンプ到達点と強靭さが高くて空中戦やフィジカルコンタクトには強いが、スピードと加速力は微妙で足は速くない。
シュテファン・ポッシュ
ジャンプ到達点とスピードがあって、デカくて速いセンターバック。冷静さが高く、落ち着いたプレイが持ち味。
ケヴィン・アクポグマ
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、ヘディングもあって、決定力もセンターバックにしてはかなり高いので、セットプレイでの得点に期待ができる。スピードも高くて足も速い。
エルミン・ビチャクチッチ
勇敢さと強靭さがあって、メンタル的にもフィジカル的にもコンタクトに強く、タックルが高くてボール奪取が得意。マーキングも上手くて、スピードが高くて足も速い。
カシム・アダムス
ジャンプ到達点、スピード、強靭さが高いフィジカル系センターバック。勇敢さも高いので球際にガッツリ行く。
ホーヴァル・ノルトヴェイト
センターバックと守備的ミッドフィルダーをメインに、セントラルミッドフィルダーもできる。チームワーク、運動量、勝利意欲、スタミナが高くて献身的に走り回る選手で、集中力が高いのでミスが少ない。
右サイドバック
1番手はカデジャーベクだが長所と欠点がはっきりしており、2番手で使い勝手の良さそうなリチャーズを起用するのもありだと思う。
パヴェル・カデジャーベク
運動量、勝利意欲、勇敢さ、スタミナがあって元気に走り回る選手で、スピードもあるが、判断力と冷静さが低くてプレイ判断に難がある。
クリス・リチャーズ
センターバックと右サイドバックができて、両足を使える選手。スピードが速くて足が速い。ブンデスでスタメンのセンターバックとして使うには守備力が物足りないが、サイドバックとして使うには悪くなく、ジャンプ到達点が14とサイドバックにしてはかなりあるので、エリア内の守備も安心といった感じになる。
ジョシュア・ブレネット
スピードと加速力があって足の速いサイドバック。ポジショニングと予測力が低くて、守備時の位置取りに問題があるが、それ以外は大きな欠点はなく全般的にそこそこ以上の能力を持っていてる。
左サイドバック
スコフなど左サイドバックをできなくはない選手もいるものの、本職の選手はラウムのみ。そのラウムも1部でスタメンで使うには少し物足りないレベルで、選手層に問題のあるポジション。
ダヴィド・ラウム
運動量があって、スピードと加速力がそこそこあるので、そこそこ足が速い選手。大きな欠点はないものの、総合的に評価をすると1部でスタメン起用をするレベルではない気がする。サイドバックにしては決定力が非常に高く、シュートが狙える位置に置けば得点も期待できそう。
セントラルミッドフィルダー
ブンデスでもそこそこ以上のレベルの選手が5人おり層は厚め。プレイメイカーのグリリッチュがいて、ルディとサマッセクは走り回ったりポジショニングで勝負をするタイプかと思うが、2人とも守備的なのが気になるところ。
フロリアン・グリリッチュ
セントラルミッドフィルダーと守備的ミッドフィルダーを中心に、センターバックとトップ下もできて、他にも様々なポジションが一応はこなせたりと、かなりポリバレントな選手。パスと視野が高くて、良いパスを出せる選手で、冷静さもあるので、プレスがかかっても問題なくプレイできる。他には予測力が高くて敵味方問わず周りの選手の動きを見るのが得意で、スピードもあって足が速かったりするが、勝利意欲が低く、試合終盤にやる気をなくしてしまうことがある。
セバスティアン・ルディ
元々ホッフェンハイムにいた選手だが、バイエルンへ移籍をして、その後にレンタルでホッフェンハイムに帰ってきていたが、今季完全移籍をしてきた。ポジショニングと予測力が高くて、守備時の位置取りが良く、チームワークもあって、判断力があってプレイ判断が的確な選手。
ディアディ・サマッセク
チームワーク、運動量、積極性、スタミナがあり、元気に走り回る選手。予測力が高くて周りの選手の動きを見るのが得意だったり、パスが高くてパスミスが少なかったり、タックルが得意でボールの奪取が得意だったりする。
デニス・ガイガー
コーナーキックが得意で、テクニックが高くてプレイの引き出しが多く、チームワークがあり、判断力が高くてプレイ判断が正確で、冷静でプレッシャーがかかった場面でも落ち着いてプレイが出来て、敏捷性が高いという、バラバラな気がするが様々な長所がある。
アンジェロ・シュティーラー
パス、ファーストタッチ、冷静さが高くて、ビルドアップの中でミスが少ない選手。
トップ下
1番手はドリブラーのガチノヴィッチで、2番手はパサーのバウムガルトナーという感じ。しかしガチノヴィッチは欠点もあるので、2番手のバウムガルトナーの方が使いやすいか。
ミヤト・ガチノヴィッチ
ドリブル、ひらめき、加速力、敏捷性が高い機敏なドリブラー。運動量もある。しかし判断力と冷静さが低くてプレイの安定感に難がありそう。
クリストフ・バウムガルトナー
テクニックと視野があり質の高いパスを供給できる。オフザボールと運動量が豊富で、攻撃時の走りの質と量がともに高いので、相手のディフェンダーにとっては厄介かもしれない。
ウイング
それぞれ、ドリブルが得意というよりは、ボールを持っていないときの動きで勝負をする感じ。
ロベルト・スコフ
左利きのフリーキックの名手で、コーナーキックやロングシュートも得意。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが優れている。
サルギス・アダムヤン
ムヒタリアンと同じアルメニア代表の選手。スピードが高くて足が速く、ドリブル、オフザボール、視野といった攻撃に必要な能力がそこそこ高く、大きな欠点もない。
ヤコブ・ブルーン・ラーセン
両サイドが出来て、両足が使える使い勝手の良い選手。さらにチームワークと運動量もあって献身的に走り回るという良さもある。オフザボールが優れていて、攻撃時のポジション取りが良い。
フォワード
アンドレイ・クラマリッチ
運動量とスタミナがあって元気に走り回るが、チームワークが低いので、チームのためにというより、自分のために走り回る感じ。フリーキックとペナルティーキックが得意で止まったボールを蹴るのが得意だが、決定力もあるので普通のシュートも上手い。両足が使えて、テクニックとひらめきが高いのでプレイの引き出しはかなり多いと思う。視野がフォワードにしては優れていて、ボールを受けてからの展開にも期待ができそう。
モアネス・ダブール
オフザボールが高くて予測力もそこそこあり、攻撃時のポジション取りが良い選手。判断力も高くて、プレイ判断が優れている。視野がフォワードにしては優れていて、ボールを受けてからの展開にも期待ができそう。
イーラス・ベブ
スピードが18と非常に高く、加速力もあってとても足の速い選手。判断力や冷静さが低く、プレイの安定感に問題がある。
戦術
フォワードはフォルス9にしてダブールを起用。視野があって良いパスが出せるが、更に判断力もあるので、安定したプレイが期待できそうなので彼を起用した。
2列目の右はインサイドフォワード、真ん中はシャドーストライカーにして、フォルス9のフォワードからボールを受けて、空いたスペースを突く攻撃をすることを期待する。それぞれオフザボールが良いバウムガルトナーとラーセンを起用する。この2人は攻撃の幅が狭いほうがフォワードからパスを受けやすい気がするので、攻撃の幅は少し狭く設定をする。
2列目の左と、中盤の右はそれぞれアドバンストPMとディープライイングPMを起用して、ここは、フォルス9のフォワードが低めの位置でボールを受けた後に、前を向いている彼らにパスを出して、フォルス9のフォワードが空けたスペースに走り込むシャドーストライカーとインサイドフォワードにパスを出すことを狙っている。ここはそれぞれ、視野があってパスに期待ができるアダムヤンとグリリッチュを起用する。
中盤の左はアドバンストPMが動くスペースを空けるのと守備のバランスを取るために、セントラルMFの守備に設定をしてルディを使う。
左のウイングがアドバンストPMで真ん中によるのでサイドにスペースが空くのと、セントラルMFが守備のバランスを取っているので、左のサイドバックは、攻撃の設定にして、ちょうど攻撃力の高いサイドバックのラウムがいるので、彼を起用する。
右のサイドバックは、前のウイングが攻撃的な設定なのでバランスを取ってサポートにして、欠点がなく守備を安心して任せられるリチャーズを起用する。
センターバックは、まずはフォクトがホッフェンハイムのセンターバックの中では一番優秀かつ比較的問題がないので起用をすることにした。フォクトが足が速いのでディフェンスラインを高く設定したくて、相方は足が速い選手を起用したいところ。足が速い選手は何人カイルが、空中戦に強くてヘディングも上手く得点も期待できそうなアクポグマを使うことにした。
キーパーは1番手のバウマンを起用する。
結果
リーグ戦は3位だった。目標がヨーロッパリーグ出場権獲得なので、少し良い成績を収められた。カップ戦はドルトムントとあたってしまい準々決勝で敗退となった。
リーグ戦の詳細を見ると、失点が23とリーグ内で最小だった。今作も前作に引き続き、足の速いセンターバックを起用して、高いディフェンスラインにすると守備はうまくいくのか。得点は50と少し少ない気もするが、なんだかんだリーグ内で4番目なので悪くはないのか。しかし、ドルトムントが91得点というなかなか恐ろしい得点数となっている。
個人の成績を見ると、フォワードのダブールに並んで、右のウイングのラーセンがチーム内得点王になっており期待通りの動きをしてくれたか。シャドーストライカーのバウムガルトナーも7得点とチーム内3番目の得点の多さだが、そのうちの3得点がPKとなっている。
左サイドバックのラウムを攻撃的な起用をしたのだが、6ゴール6アシストとなかなかの活躍をしており、キーパスも2位に倍以上の差をつけて1番と、期待以上の活躍をしてくれた。オフザボールの良さを生かして、位置取りが良く、それが成果につながっていた気がする。
時間あたりの得点をみると、スコフ、ベブ、ガチノヴィッチ 、クラマリッチと控えの選手のほうがスタメンより成績が良い気がするが、後半途中出場で相手が疲れている中での活躍ということか、それともこちらをスタメンで使ったほうが良かったのかは謎である。
課題
戦術面ではチーム内に2桁得点の選手がいなかったり、リーグ4番目の得点数といえども50点は順位にしては少ない気がして、攻撃力に少し問題がある気がする。しかし、戦術をより攻撃的にするべきか、選手に問題があるかはわからない。
選手層では、センターバックが多すぎるので整理をしたほうが良いと思うのと、キーパーの年齢が高いので後継者をはやく探したほうが良いか。
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