Football Manager 2021が発売されてからしばらく経って、そろそろちょっと変わったクラブでプレイをしてみたいという時期だったり、最近FM2021のセールがよく行われているので買ってみたけど、どのクラブでやってみようか迷っている人のために、個人的におすすめなクラブをまとめてみました。(本当に初心者の方は難易度の低いクラブでプレイすることをお勧めします)
どのクラブもちょっと変わった性質を持っていて、そこをロマンにプレイをしてみると良いでしょう。
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クラブの代表が有名人
Valladolid(スペイン1部)
スペインの1部ラ・リーガに所属をしているクラブだが、2018年8月に元ブラジル代表でバルセロナ、インテル、レアル・マドリード、ミランでプレイをしたロナウドがクラブの株式の51%を取得してオーナーになっている。
Football Manager 2020の時は理事会と会話をする際に出てくることがあった。
おまえ現役時代にめっちゃフィジカルトレーナーの世話になっているはずなのに何言ってんだ #fm20 pic.twitter.com/pCPwGSZA5Z
— kerlon_fm (@kerlon_fm) September 4, 2020
Monza 1912(イタリア2部)
元イタリアの首相で、元ACミランのオーナーでもあるシルヴィオ・ベルルスコーニがオーナーを務めている。そして会長も弟のパオロが務めていたり、CEOも元ミランのCEOのガッリアーニが務めている。
オーナーが人脈を生かしているのか、監督はミランで選手やスタッフとしても務めていたクリスティアン・ブロッキで、選手にもケヴィン=プリンス・ボアテング、マリオ・バロテッリ、ガブリエル・パレッタとミランでプレイ経験のある選手が並んでいる。
ボアテングもバロテッリもクセはあるものの、おそらく2部ではかなり優秀な選手だと思う。しかしながら2人ともフォワードなので2トップの戦術を使うことは避けられない気がする。これは、2トップ大好きなベルルスコーニがオーナーなのでこういった編成になったのか。
ちなみに現実ではブロッキは既に退任をしており、今の監督もミランで選手とスタッフの経験があるジョヴァンニ・ストロッパが務めている。
Salford City(イングランド4部)
マンチェスターの隣町のサルフォードを本拠地にしていて、スタジアムはマンチェスター・ユナイテッドのオールド・トラッフォードから10km以内にあるクラブだが主な株主に、マンチェスター・ユナイテッドのユース出身で活躍をした92年組と言われるベッカム、ネヴィル兄弟、スコールズ、ギグスの6人がいて、それぞれ10%ずつで計60%の株を保持している。
彼らが経営にかかわり始めたのは2014年で当時は8部のクラブだったが、そこからはハイペースで昇格を繰り返しており、現在は4部に所属をしている。
2015年にはスコールズやフィルが暫定監督を務めたことがあった。
Inter Miami(MLS)
2020年にアメリカのMLSに新規参入をしたクラブだが、共同オーナーにイングランド代表やマンチェスター・ユナイテッドで活躍をしたベッカムがいる。ベッカムは前述のSalford Cityでも株を保有していたりとサッカービジネスが好きなのだろうか。
所属をしている有名選手としては元アルゼンチン代表でレアル・マドリード、ナポリ、ユヴェントスなどでプレイをしたイグアインや、元フランス代表でパリ・サンジェルマンやユヴェントスでプレイをしたマテュイディがいる。2人とも年齢が結構いっているが、FM21上の能力はまだまだ強い。
「「「Masayoshi Son」」」 #fm21 pic.twitter.com/KPsaZxhvVk
— kerlon_fm (@kerlon_fm) July 6, 2021
ちなみに共同オーナーには孫正義がいたり、ソフトバンクが出資をしている会社の社長を務めているマルセロ・クラウレがいたりと、ソフトバンクみも感じる。
越境参戦しているクラブ
サッカーでは他国が主催をしているリーグに参加をしているクラブがいくつかある。FMの少しコアな話になるのだが、ユースの生成で計算に使われる国は参加しているリーグではなく、本拠地がある国っぽい。
一時期バルセロナの本拠地があるカタルーニャがスペインからの独立で盛り上がっている時期があり、その場合にバルセロナが周りのどこかの国のリーグに越境参戦をするのではないかという話がでたこともあった気がする。
Cardiff City, Swansea City, Newport County, Wrexham(イングランド)
これらのクラブの本拠地はウェールズにあるが、リーグはイングランドに参加をしており、それぞれCardiffとSwanseaは2部、Newport Countyは4部、Wrexhamは5部に所属をしている。他にもこういったウェールズからイングランドへ越境しているクラブはいくつかあるらしいが、FM21でプレイをできる6部以上ではこれらだけだ。
ちなみにColwyn Bay FCというクラブもウェールズからイングランドのリーグに参戦をしていたのだが、2019年よりまたウェールズに戻っているようだ。
ウェールズからイングランドは越境とは言ったが、国としては同じイギリスである。個人的には同じイギリス内だがスコットランドのリーグの圧倒的強豪のセルティックとレンジャーズがイングランドのリーグでどれだけできるかを見てみたかったりはする。
FC Vaduz(スイス1部)
スイス1部に所属をするクラブだが、本拠地はリヒテンシュタインにある。リヒテンシュタインには国内リーグが無いため、どのクラブもスイスのリーグに参加をしているようだが、プレイが可能なディビジョンにいるのはこのクラブだけだ。
F.C. Andorra(スペイン3部)
フランスとスペインに挟まれたピレネー山脈の中にある小さい国家のアンドラを本拠地にしているクラブだが、スペインのリーグに参戦をしている。
FM21では何故かそう設定されていないが、実はクラブのオーナーはバルセロナのジェラール・ピケで、株主にはメッシやセスク・ファブレガスがいる。
2018-19シーズンには5部で優勝をしたのだが、何か色々あって3部へ昇格をするというよくわからないことをしている。
Tronto FC, Vancouver Whitecaps FC, Montreal Impact(MLS)
一応これらのクラブはカナダが本拠地で、MLSはアメリカ合衆国サッカー連盟の管轄のようなので越境クラブとなる。中でもトロントはリーグ優勝をしたことがあったりと、越境ではあるが強豪であったりする。
とは言えどもアメリカのプロスポーツのリーグはだいたいカナダのチームも参戦しているので、個人的にはあまり越境感が無い。
AS Monaco(フランス1部)
フランスのリーグに馴染み過ぎて度忘れしていたが、本拠地はモナコであり、フランスのリーグへ越境参加をしている。
モナコの税金が異常に安いため、フランスのクラブと比べて財政面でアドバンテージがあったが、フランスのクラブからリーグに苦情が入り、公平になるようになっているらしい。
日本人がオーナーのクラブ
K Sint-Truidense VV(ベルギー1部)
2017年よりDMMグループが経営権を取得しており、サプライヤーはデサント、スポンサーやパートナーにも日本の企業が多数という感じになっている。
選手も多くの日本人を獲得しており、現在ヨーロッパで活躍をしている冨安が欧州デビューを果たしたクラブだったり、鎌田が欧州でブレイクを果たしたクラブでもあったりする。
現在もシュミット・ダニエル、鈴木優磨、松原后、伊藤達哉、橋岡大樹と5人の日本人が籍を置いている。
Oliveirense(ポルトガル2部)
モバイルオンラインゲームの企画開発などを手掛けるf4samuraiという会社のCEO金哲碩がクラブの株式の70%を保有している。
このクラブもやはり小野原和哉、小枇ランディと日本人選手が2人所属している。
地理的特徴があるクラブ
RB Leipzig, Union Berlin, FC Erzgebirge Aue(ドイツ)
この3チームはドイツのクラブの中でも、ドイツが東西分裂をしていた時に東側でした。東西が統一されてからでもまだ東西で格差があるのか、ドイツのサッカーリーグの1,2部の計36クラブ中で旧東のクラブはこの3つだけです。
FM21では3部でもプレイが出来ますが、ここでも18クラブ中で5クラブが旧東側という感じで少なめです。
サッカーだけではなく様々な面で東西で格差はあるようで、そういったことによる旧東側の人々の鬱憤を晴らすために、旧東側のクラブで西側のクラブを打ち破るプレイも妄想がはかどるかもしれません。
Las Palmas, Tenerife(スペイン2部)
この2クラブはスペインの本土から1100kmほどの離島のカナリア諸島を本拠地にしています。
カナリア諸島は優秀な選手をそこそこ排出しており、Las Palmasからはバレロンとペドリ、これらのクラブのユースではありませんが出生地としてはダビド・シルバなどがいます。
Las Palmasは福田健二、Tenerifeは柴崎岳がプレイしていたことがあったりして、意外と日本と縁がある。
Marítimo, Nacional da Madeira, Santa Clara(ポルトガル1部)
この3クラブもポルトガルの離島に本拠地があり、MarítimoとNacional da Madeiraはマデイラ諸島、Santa Claraはアゾレス諸島にあり、それぞれポルトガル本土から1000kmと1500kmほどの位置にあります。
離島には日本人に縁があるのかここでも、Marítimoは相馬崇人と前田大然が所属経験があったり、Santa Claraは守田英正が所属をしています。
ちなみにマデイラ諸島はクリスティアーノ・ロナウドの故郷で、彼の銅像があったりします。
上記の銅像はなぜか分かりませんが、現在は作り直されているようです。
SKA Khabarovsk(ロシア2部)
ロシアの極東連邦管区ハバロフスクにあるクラブです。地理に詳しい方はこの時点でヤバさがわかると思いますが、ロシアの強豪CSKAモスクワの本拠地のモスクワからハバロフスクはGoogle先生によると歩くと7948kmあるらしく、時間でいうと66日と22時間ほどかかるらしいです。
北海道から沖縄が2000kmちょっとらしいので、さすが世界一大きい国のロシアという感じです。
ちなみに2007年には1部に所属をしていて、CSKAモスクワと対戦があり、当時のCSKAの正GKのアキンフェエフは「おまえらJリーグに参加しろよ」と文句を言っていたとか。確かに東京からだと2000kmほどで、飛行機では4時間ほどと、モスクワから半分くらいの時間で行くことができる。
気候的に厳しかったり、ホームの場合は相手チームの移動が厳しいのでホームでは強そうなクラブではあるが、逆にアウェーの移動が大変そう。
以上がFM21でプレイのできる個人的に面白いクラブでした。他には、世界最古のサッカークラブSheffield F.C.は残念ながらイングランド7部でぎりぎりプレイができなかったり(イングランドは6部までプレイが可能)、フランスのカップ戦はフランス海外県も参加ができるのでパリから16600kmほど離れたニューカレドニアのクラブも参加ができたりと面白いこともあるのですが、こちらも残念ながらプレイ可能なリーグではありません(おそらくModを探せばありそうではありますが)。
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