今回のプレイガイドはセリエAの名門ASローマです。ローマと言えばトッティのクラブだったり、日本人としては中田英寿がプレイをしたクラブとして有名かと思います。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力
ジェコ、ムヒタリアン、ペドロといった優秀なベテランや、ペッレグリーニ、ザニオーロといった期待の若手がいたりと、優秀な選手を多く抱えているが、ここ2年間は4位以内には入れていない。
ゴールキーパー
ミランテは優秀なのだが高齢、ロペスは空中戦が苦手などそれぞれ欠点がある。
アントニオ・ミランテ
キーパーとしての能力は優秀ですが、ビルドアップ周りは苦手。37歳と高齢のため、機動力周りに懸念がある。
パウ・ロペス
空中戦が苦手なのを除けばキーパーとしての能力は優秀。ビルドアップは最低限出来るという感じ。
シモーネ・ファレッリ
全般的にそこそこで第3GKとしては良いレベル。給料の安さも魅力的だが年齢が高すぎる。
センターバック
優秀なセンターバックが多い。現状でトップチームに6人おり、3バックの戦術を使わないのであれば選手の整理が必要。
クリス・スモーリング
マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍の後に完全移籍となったスモーリング。ディフェンスの能力が非常に優れておりどんな相手でも対応が出来そうで、特に空中戦はとても強い。しかしながら、ビルドアップ能力はあまりないのと、集中力や冷静さがあまり高くないので、プレイの安定性に課題がありそう。
ジャンルカ・マンチーニ
スモーリングほどではないが優秀なディフェンス能力を持っており、ビルドアップが得意で、プレイの安定感もある。
イバニェス
ディフェンス能力が優れており、ビルドアップも得意。空中戦はそこそこだが、足が速い。
マラシュ・クンブラ
守備的なスキルとメンタルが優秀で、フィジカル的には空中戦は得意だが足があまり速くない感じ。ビルドアップは最低限。
フェデリコ・ファシオ
タックルやマーキングなどディフェンス系のスキルが優れていて、ジャンプ到達点や強靭さなどの空中戦周りの能力も高い。ヘディングのスキルも高いので、セットプレイ時に攻撃に参加をしたときに得点に期待が出来そう。スピード、加速力、敏捷性といったあたりは低く、年齢も高いため、今後もっと悪化をしそう。
ジェズス
スキルやフィジカルを見ると非常に優れている選手なのだが、メンタルを見ると集中力や冷静さが低くプレイの安定感に問題があったり、ポジショニングがあまりよくなかったりする。
右サイドバック
カルスドルプもペレスも攻撃的な選手。カルスドルプは最低限は守備ができるのでまだ良いが、ペレスはサイドバックにもかかわらず守備が苦手なので起用が難しい。
リック・カルスドルプ
攻撃特化の選手で、守備は最低限という感じ。攻撃時の位置取りや運動量、足の速さが長所。ドリブルやアシストまわりの能力もそこそこある。
ブルーノ・ペレス
俊足のドリブラー。アシストや攻撃時の位置取りはそこそこだが、守備は苦手。サイドバックの選手だが能力はウイングのような感じ。
左サイドバック
スピナッツォーラは攻撃的な選手だが、守備も最低限は出来る。サントンは何でもそこそこできるが、右利きの選手なので、普通の左利きのサイドバックとは動きが異なるので注意が必要。
レオナルド・スピナッツォーラ
俊足のドリブラー。攻撃時の位置取りも得意。アシストはそこそことで、守備は最低限という感じ。
ダビデ・サントン
攻守フィジカルともに全般的にそこそこで欠点が無い感じ。右利きではあるが左右のサイドバックができる。
ミッドフィルダー
ヴェレトゥは万能にいろいろできるタイプの選手だが、それ以外は守備が優秀なディアワラ、空中戦が得意なクリスタンテ、パサーのビジャールとそれぞれの選手が個性を持っている。
ジョルダン・ヴェレトゥ
攻守ともに全体的に何でもそこそこできて、欠点が無い選手。運動量やスタミナが豊富で、パスや判断力が高くプレイが正確。
アマドゥ・ディアワラ
守備が得意なミッドフィルダー。ビルドアップ周りも最低限は出来る。
ブライアン・クリスタンテ
足は遅いが、それ以外は全体的にそこそこ優秀な選手。ジャンプ到達点、バランス、強靭さが優れており、フィジカル的にも空中戦が強いし、オフザボールや予測力、ヘディングが高いのでメンタルやスキル的にも空中戦が強い。エリア内まで侵入をすればヘディングで得点が期待できそうである。
ゴンサロ・ビジャール
テクニックのあるパサー。ドリブルが得意で、バランスや敏捷性も良いので、運ぶドリブルも抜くドリブルも出来そう。
トップ下
ペッレグリーニとザニオーロという優秀な若手がいるが、ザニオーロは怪我で長期離脱をしている。カルレス・ペレスも優秀。
ロレンツォ・ペッレグリーニ
得点能力以外は何でもある選手トップ下の選手。アシストの鬼。守備力や献身性もある。
ニコロ・ザニオーロ
攻撃面はアシストも得点も何でもできる優秀な選手で、守備もトップ下にしては優れている。トッティの跡を継ぐ選手として期待ができる選手ではあったが、立て続く大怪我や、プライベートでも問題を抱えているようで、どのような選手になるかわからない感じ。FM21でも初期に全治8か月の大怪我をしており、初年度は基本的に使えないと思った方が良いかもしれない。
カルレス・ペレス
ドリブルが得意で足が速い選手。他の能力はそこそこといった感じ。
ウイング
ペドロとムヒタリアンというベテランではあるが得点能力のある優秀な選手がいる。しかしながら控えの選手がいない感じ。
ペドロ
得点能力のあるベテラン選手。
Suf Podgoreanu
非常にポリバレントな選手で、フォワードとサイドならどこでも出来る。能力はセリエAレベルではない。
モリ・バンバ
足は速いがセリエAレベルの選手ではない。
フォワード
非常に優秀なターゲットマン系のジェコと、ポーチャー系のマジョラル。レンタルのマジョラルには25億円ほどの買取条項がある。
エディン・ジェコ
非常に優秀なターゲットマン、フィジカルもありファーストタッチも高いのでボールが収まるし、パス、視野、判断力あたりも高いので、その後の展開能力もある。本人の得点能力も高い。
ボルハ・マジョラル
オフザボールと決定力が高い優秀なポーチャー。他の能力は全般的にそこそこ優秀という感じ。
戦術
ジェコという優秀なターゲットマンがいるので、中盤にゲームメイカーを置いてビルドアップや試合を作ることを考えたりはせず、困ったらジェコにめがけてボールをかっ飛ばすようにした。
トップがサポートのターゲットマンなので、そこからの展開を狙って2列目は得点を狙える攻撃的な役割と選手を起用することに。右からペドロ、ペッレグリーニ、ムヒタリアン。両サイドはインバーテッド・ウイングの攻撃に。この役割にすれば中央に向かって攻撃的に動いてくれるので、ターゲットマンからのパスを受けやすいかと。インサイドフォワードのサポートでもよいかもしれないが、個人的にあまり守備をしない印象があるので、バランスをとってこの選択。中央はシャドー・ストライカーでどんどん前に行く役割。本当は得点能力のあるザニオーロを起用したかったが、怪我をしているのでしょうがないか。
守備的ミッドフィルダーを使っていないので、中盤の二人はなるべく守備ができる選手をということで、ヴェレトゥとディアワラを起用。ディアワラは後ろに残って守備をする役目で、ヴェレトゥは必要に応じて少し前目でサポートをする役割を期待している。
ウイングが中央へ切り込むため、サイドバックは開き目の位置を取る選手を起用。少し高めの位置で幅を取りつつ、パスを捌いたり、時には前のスペースにドリブルをすることを期待する。それぞれ、カルスドルプとスピナッツォーラを起用。
ターゲットマンがいるためサイドバックはあまりビルドアップなどを気にせず、守備力のみで起用を考えた結果、スモーリングとマンチーニを起用。
結果
リーグ戦は勝ち点80で2位というそこそこ良い結果。ヨーロッパ・リーグは決勝トーナメントでレスターに敗北で、カップ戦はラツィオに敗北。ローテーションをするとターゲットマンがマジョラルとなるので、そこそこ強い相手になるとボールが収まらなくなりきつい結果となった。
失点が26と、守備的ミッドフィルダーがいないので多めになると思っていたのだが、意外と低め。ターゲットマンを置いているので、ビルドアップ時に横パスをかっさらわれてカウンターを受けるといったパターンが減った感じか。一方で得点も少なめ。
期待していた通り、ジェコがフォワードにもかかわらず、1試合平均で30以上のパスをしている。
一方で2列目はペドロが14得点と期待通りだが、他の選手は4と少なめの結果になった。
アシストは意外とヴェレトゥが多い結果となった。一度ターゲットマンにボールが渡り前進をするが、その後は中盤にボールが戻るという感じか。
ヴェレトゥがリーグでもアシストが一番多い結果となった。
課題
思いの外に守備は良かったのだが、攻撃力が微妙だった。2列目が期待したほど得点が取れておらず、役割や起用する選手のタイプを見直した方が良いかもしれない。
ローマの選手層的にはゴールキーパーが高齢な選手と大きな欠点を抱えている選手なので補強が必要な感じか。サイドバックの選手層も気になるので補強が必要な気がするし、ウイングも選手層が薄いので補強かウイングを使わない戦術を選択しても良い気がする。戦術の核となるターゲットマンのジェコが高齢なので後継者を探すのも大事。
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