ヤン・コレル指数(※以後JK指数)とは以下の式で定義をされる値であり、簡単に言うと空中戦の強さを表す値である。
JK指数=ジャンプ到達点+強靭さ+バランス+ヘディング
この名前の由来となったヤン・コレル選手は元チェコ代表のフォワードで、とても空中戦に強く、上記の能力が全て20(つまりヤン・コレルのJK指数は80)がついていた選手である。
国によっては名称が異なり、イランではアリ・ダエイ指数と呼ばれることもあるそうだ。フォワードに限らず空中戦が強いディフェンダーもこの値が高くなるころから、ヤープ・スタム指数(JK指数はFM06の時に76)と呼ばれることもあったり、ミッドフィルダーではフェライニ指数と呼ぶこともある。また、定義から強靭さを除いたピーター・クラウチ指数という亜種もある。
それではJK指数のランキングを見ていきたいと思う。
6位タイ(JK値70) フェルナンド・ジョレンテ
スペイン産のターゲットマンのジョレンテ。海外産のターゲットマンがあまり活躍しないイングランドだが、スウォンジー時代には年間15ゴールの活躍をした。
6位タイ ズラタン・イブラヒモビッチ
ズラタンは誰とも比較されない。
6位タイ アンディ・キャロル
元イングランド最高移籍金の選手。少し線が細い気がするが、一番ヤン・コレルみが強い選手な気がする。
6位タイ クリスティアン・ベンテケ
ベルギー産のフィジカルモンスター。ルカクと同郷で似たタイプだったと思ったが、どこで差がついたのか。
6位タイ セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ
ミッドフィルダーからのランクイン。空中戦だけではなく割と何でもできる感じ。
6位タイ ミシェル・ンガドゥ=ンガジュイ
空中戦最強センターバック。タイトなマーキングが得意なので、ヤン・コレルなタイプの選手を相手する場合は彼が必要そう。
5位(JK指数71) マルアン・フェライニ
FM2016の時は75だったのでかなり弱体化をした。空中戦の激しさに定評のあるプレミアリーグでも空中戦に強かったヤバいやつ。
2位タイ(JK指数72) ロメル・ルカク
空中戦に強いというかフィジカルが半端ない。インテルでマンチェスター・ユナイテッドを出る喜びを感じている。
2位タイ ゴラン・ミロビッチ
フリーで獲得をできる高JK選手。競合えば強いが、ポジショニングが微妙。
2位タイ クル・ズマ
身体能力系センターバック。ルカクあたり身体能力の頂上決戦をして欲しいところ。
1位(JK指数73) オリヴィエ・ジルー
FM21のJK値のはジルー選手でした。少し意外ではありますが、プレミアリーグで活躍をしているターゲットマンでヘディングも得意なので、まぁ確かにといったところでしょうか。
FM21は1位でもJK値が73という低レベルな争いとなった。得点期待値xGを計算するときに、シュートの打点が高いほど期待値が下がるらしいので、最近は確率の低い空中戦は流行らないのかという印象。
ランクインしたポジションは主にフォワードとセンターバックだが、FM19ではマンジュキッチがウイングという珍しいポジションでJK指数が70を超えていた。これに対して、欧州サイドバック選手組合はマンジュキッチとマッチアップをするサイドバックたちの生態系への大きな影響を懸念する宣言を表明して、その後マンジュキッチルールが制定されることになった。
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