サッカー監督ゲームFootball Manager 2024でベテラン選手を上手く起用して戦って見る方法を探ってみたいと思います。
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Football Managerをプレイしていても現実のサッカークラブでもそうだが、基本的には若手を獲得すると思う。若手の獲得は様々なメリットがあり、将来に期待ができたり、それで転売して儲けられたり、長い間クラブでプレイが出来る可能性がある。一方でベテランは衰えて不良債権になったり、売りどきを誤って財務的に困ったりと問題になることが多いと思うので、比較的に早く売られてしまうことが多いと思う。
Football Managerでのピッチ上のパフォーマンスを見ても、フィジカルはかなり大事な要素である気がする。実際に「プリセットの4-2-3-1ゲーゲンプレス プリセットの4-2-3-1ゲーゲンプレスを検証するシリーズ」でもフィジカルは重要そうなことが分かったし、「Football Manager 2024で成績に影響を与える能力(翻訳記事)」でもフィジカルの能力が重要なものの上位に多かった。しかし、フィジカルは年齢に依存をして、高齢になると激しく劣化をするので、ベテランはFM的に使いづらさがある。
そんなこんなで監督しているチームのスカッドは若手になりがちだと思う。そして有名だし全盛期に凄かったベテランは、思い入れや、スキルやメンタルの能力にはまだ輝かしい所がありつつも、放出をしたり、獲得を避けてしまったりすると思う。
というわけで今回は今までのようなプレイから離れて、そんなベテラン選手たちを上手く活用するプレイを目指していきたいと思う。なので今回はだいたい30歳以上の選手に限って獲得をする縛りをしたい
今回選んだ舞台はイタリアのセリエAのモンツァ。
モンツァを選んだ理由はいくつかあって、まずは経営陣が面白いから。オーナーは少し前までは元イタリアの首相で元ミランのオーナーでもあったシルヴィオ・ベルルスコーニで、彼は亡くなってしまったので現在は弟のパオロがつとめている。そしてCEOも元ミランの副社長兼CEOのアドリアーノ・ガッリアーニだったりする。
そんな感じで経営陣がイタリアのサッカー界で力を持ってそうなモンツァだが。そのおかげか最近までは下部ディビジョンで戦っていたモンツァにも関わらず、なかなか優秀な選手が多く所属していて、しかもその優秀な選手にはベテランが多く、今回の趣旨に沿っていそうといる。これも今回はモンツァを選んだ理由。
その主力選手を見ていきたいと思う。
まずはアレハンドロ・ゴメス。
元アルゼンチン代表のトップ下。35歳という年齢で、FMでは高齢になってあまり劣化をしないテクニックやメンタルの能力が優れている一方で、フィジカルの能力の衰えが見えるといった感じで、今回の趣旨にかなりぴったりの選手だし、長所は凄いので彼を中心にチーム作りをしたい(後に悲劇が)。
続いてマッテオ・ペッシーナ。
非常に優れたオフザボールを持っているミッドフィルダーでイタリア代表経験も豊富。このレベルの選手をモンツァに引っ張ってくることができたのはベルルスコーニの力のおかげか、それとも元々モンツァの下部組織出身だからか。しかし26歳でベテランと言うほどの年齢ではないので、遠くないうちに整理をする対象かも。
ミッドフィルダーのロベルト・ガリアルディーニ。
元アタランタの選手で、実は前に紹介をしたアレハンドロ・ゴメスとペッシーナもアタランタ出身なのでアタランタ率が高め。そして元イタリア代表で元インテルでもある。チームワーク、運動量、勝利意欲、スタミナが高いので走り回る役割が向いている気がするが、タックルが高いので守備面でも活躍ができるし、オフザボールが高いので攻撃面でも活躍ができそうで、どう使うか悩む。次で30歳なのでこの選手は企画的にチームに残していきたい。
ディフェンダーのダニーロ・ダンブロージオ。
この選手も元インテルで元イタリア代表。センターバックで使うには少しだけ高さが物足りない気もするが、足の速さを除けば全体的に悪くない選手。今回の企画ではこういった選手を上手く使う必要があるか。
ディフェンダーのアルマンド・イッツォ。
この選手もイタリア代表経験が。センターバックがメインだがジャンプ力を考えると厳しそうなので右サイドバックでの起用か。
センターバックのパブロ・マリ。
代表経験はないがアーセナルでプレイをしていた。左利きで足元があるので好きな監督は大好きなタイプだろう。しかも空中戦にも強いのが嬉しい。もうすぐ30歳なのでこの選手も企画的に使っていきたい。
主力メンバーは以上で、戦術とスタメンは以下のような感じで戦っていこうと思う。
戦術はどうしようか迷ったのだが、今後ベテランが多くなるということで、足の速さでは間違いなく問題が発生をするはずで、そこをなんとかできそうな戦術にしたい。サイドバックやミッドフィルダーなどを攻撃的にしたりと、攻撃時に守備のポジションから離れた位置まで動かしてしまうと、足が遅い選手が多いチームの場合は苦労をしそうということで、守備時と攻撃時の動きの少なさを意識して4-2-3-1のフォーメーションにした。前線に出て相手のディフェンスラインを攻撃する選手の数は5枚にしたかったので、守備的MFの片方がセグンドボランチになっていて、そこだけは走力が必要になるかもしれない。一方でサイドバックはインバーテッドサイドバックとインバーテッドウイングの役割にしていて、攻撃時に高い位置に上がることはなく、攻守でポジションの移動が小さくなっている。
あとは攻守ともに足の速さがネックになると思うので、スローなテンポになることを狙う。攻撃ではテクニックやメンタルの能力を上手く使って攻めていきたいので、攻撃の幅はワイドにして、パスのテンポも早くして、ボールを動かして相手を崩す。ただしフィジカル的に縦方向に早く攻めることは難しいと思うのでパスは短く設定をしている。守備も基本的には引いて守るような設定にはしているが、チャンスが有ればラインを上げてコンパクトに守ってほしいのでラインは上げる設定を入れてみた。
スタメン組の中でまだ紹介できてなかった選手を見ていく。
まずはキーパーのミケーレ・ディ・グレゴーリオ。
インテル育ちのキーパー。ハンドリングと反射神経が高いのでシュートストップは得意そう。
ディフェンダーのルカ・カルディローラ。
この選手もインテル育ち。33歳のベテランと企画に沿ったで、センターバックに欲しいジャンプ力があるので重宝をするかも。
ミッドフィルダーのアンドレア・コルパニ。
アタランタ育ちの選手。やたらとアタランタとインテル関係の選手が多い気がするのだが、地図で調べたらモンツァと、インテルの本拠地があるミラノ、アタランタのベルガモが非常に近いからか。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良いので、セグンドボランチで使う。24歳と若い選手なので、企画的に近いうちに整理はしたい。
【※】地図
右ウイングのパトリック・チューリア。
イタリア4部からの叩き上げの選手。ウイングにしては守備は上手いが、攻撃は物足りない感じ。ここが一番の補強ポイントな感じがする。
フォワードのロレンツォ・コロンボ。
ミランからレンタルの選手。年齢は若く、オフザボールが優れていて、身体能力や決定力はそこそこ良い感じで成長が楽しみ(うちのクラブの選手ではないけど)。
スタメンではないがそこそこ出場機会がありそうな選手も紹介しておく。
前線をどこでも出来るダニー・モタ。
オフザボールが優れていて、他の能力も全般的にそこそこ、様々なポジションが出来るので、怪我人が出たときには非常にお世話になりそう。
前線のジャンルカ・カプラーリ。
イタリア代表経験もある非常に優秀な選手だが、十字靱帯断裂で今季は絶望。来シーズンに期待。
開始時点のメンバーは以上のような感じだが、以下の通りの選手補強を行った。
まず獲得をしたのは元ブラジル代表のフッキ。右ウイングでスタメン起用をしようと思っていたチューリアの能力が物足りないと考えていた所、ちょうどフッキが獲得できそうなので獲得をしてしまった。
皆さんご存知の通り身体能力が非常に高い。走力に関するフィジカル能力はまだまだそこそこあるが、年齢が37歳なのでここから急激に衰えるだろう。
そして10/31という中途半端な時期に獲得をしたのがホセ・カンパーニャ。
昨シーズンに十字靱帯断裂という大怪我をしてからそのままレバンテを退団してフリーになっていた。フリーの選手はいつでも獲得をして選手登録が出来るので、この中途半端な時期でも加入ができた。本当は冬の移籍期間でも良いと思っていたが以下の通りのアクシデントがあって選手が不足をして、急遽獲得をした。
それがアレハンドロ・ゴメスの出場停止だ。現実の10月に、セビージャ在籍中の2022年に行われたドーピング検査で世界アンチ・ドーピング機構の禁止薬物に指定されているテルブタリンが検出されたとして2年間のスポーツ活動の資格停止が言い渡されたのが反映されており、その時期から出場停止になってしまう。シーズンの最初には出場ができていたので全く気が付かなかった。
そして、アレハンドロ・ゴメスの穴埋めでもう1人獲得したのがサンティ・カソルラ。
アーセナルやビジャ・レアルで活躍をしてスペイン代表でも81試合も出場をしている39歳の大ベテランな選手。セントラルMFがメインだが、2列目はどこでも出来て、守備的MFもできるので、アレハンドロ・ゴメスのポジションで使いたいと思う。やはりテクニックとメンタルは優れいているがフィジカルが残念な感じだが、前所属のスペイン2部ではシーズン前半で5ゴールを決めているので意外と大丈夫かも。
そして冬移籍期間の終わり頃にはポリターノを獲得した。
イタリア代表として2桁の出場をしている。オフザボールが優れているので攻撃的な使い方が良さそう。
これらの獲得した選手も踏まえて、シーズンの終わりには以下のようなスタメンに落ち着いた。
フォワードにはフッキ、右ウイングはポリターノ、左にはカソルラ、守備タスクの守備的MFにはカンパーニャが入っている。
モンツァのスタメン勢の代表歴は以下の通り。前線がかなり豪華になっている。
チームの様々なデータが能力の平均値のリーグ比較を見ていくと、平均年齢はやはりリーグトップになっている。代表のキャップ数は平均にしてしまうとリーグ内では多い方ではなくなってしまう。
フィジカルの能力を見ると見事に全てがリーグで真ん中より下になっている。
一方でメンタルは真ん中より上のものが多い。
そんな感じで戦った今シーズンの結果は以下の通り。
リーグ戦は14位で、カップ戦は3回戦でローマに負けた。リーグ戦の目標がカンファレンスリーグ出場となっていて、このチーム力でマジかよという感じだが、シーズン最初の目標を確認したら以下の通りでセリエAにいることだったので安心をした。
リーグ戦の詳細は以下の通り。
45得点64失点という結果。やはり攻守ともにスピードなどの身体能力で負けるところがあり、それが致命的で得点につなげられなかったり、失点をしてしまう感じがある。そこはしょうがないとして、より優秀なベテランを多く集めて試合をコントロールしてなんとか勝っていきたいところ。
カップ戦は以下の通りで、下部ディビジョンのバーリやヴィチェンツァには勝つことができたが、ローマに負けてしまった。
個人の成績は以下の通り。
チーム内得点王がペッシーナとフッキの2人で、続くのはポリターノのモタという感じで、ベテランではないペッシーナとモタ、30歳を超えているがフィジカルはあるフッキとポリターノに得点を頼っている感じはして、将来がとても不安である。
今季の得点と失点の期待値を見ると以下の通り。
失点で大きく下振れをしていたことが分かる。
となるとおそらくキーパーのパフォーマンスが悪かったことになると思うのだが、やはり以下の図の通りセーブ率も悪くて、パフォーマンスは悪かったようだ。キーパーのパフォーマンスが悪すぎたようで、図をハミ出しているのはウケる。
今回は以上。全体的にまだ優秀なベテランへの入れ替えが進んでいないので、入れ替えが進んだら成績が上向くことを祈る。
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