今回はFootball Managerで強いと言われている戦術のプリセットの4-2-3-1ゲーゲンプレスがどれだけ強いかの検証の2シーズン目です。
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2年連続昇格をして今季はついにセリエAで戦うことになった。理事会の目標はさすがに残留を目指すといった感じ。
順位予想も昇格組では一番マシという感じ。
補強活動終了後の総年俸でもリーグで下から2番目の半分といった感じの圧倒的最下位。インテル、ミラン、ユベントスといった上位はペスカーラ約25チーム分といった感じだ。ちなみにペスカーラの総年俸はJ1のクラブと比較をしてもギリギリ上位半分といったレベルのようだ。
今季の移籍で使えるおかねは、移籍金予算と人件費の残高を合わせて8.8億円くらい。ちょっとセリエAでやっていくには心もとない。
そんな少ないお金で無理やり契約をしまくっていたら人件費がかなり予算オーバーをしてしまった。このせいで契約更新をすることができなくなってしまって、2,3部時代から給料が変わらなくて不満を持っている選手にひたすらごめんなさいを言うシーズンだった。
そんなところにクラブの買収話が出てきた。新しいオーナーになったら追加で資金を投資してくれることもあり、そうなると選手の契約更新の件もなんとかなる。
大体は買収はあくまで噂で話は流れがちなのだが、今回はなんと上手く行ってしまった。
新オーナーはアントニオ・ゴッツィというイタリア人実業家のようだ。1枚目の写真のシャツを着ていて、指にジャケットを引っ掛けていて、サングラスをしているのはいかにもイタリア人という感じがする。
そのアントニオ・ゴッツィは鉄鋼業をメインのビジネスにしているデュフェルコという会社の社長のようだ。売上は1兆円を超えているみたいで、クラブへの投資は結構期待ができるのではないか。
ちなみにイタリア3部のヴィルトゥス・エンテッラというロゴが可愛いクラブの会長もやっているらしく、ある程度はサッカー界を分かっている人っぽい。
「「「現時点でクラブへの投資計画はない。」」」
普通のクラブの収支は、シーズンの最初にシーズンチケットを売ったりスポンサー収入があるのでそこで現金が一気に増えて、それをシーズン中は切り崩していく感じなのだが、どうやらうちのクラブは下の画像のように給料の安さとセリエAの収入のせいで、シーズン中も毎月黒字とかいうおかしなことになっているみたい。頼むから移籍や人件費の予算をくれ…
お金をよこせ
お金をよこせ
お金をくれた。これで契約更新ができる。
とは言っても2.5億円と心もとないレベル。
しかしながら以下のツイートの通り、チームで一番影響力がある選手が給料に不満を持ちはするのだが、かなり簡単に説得できてしまい、そのせいで他の選手もあまり文句を言えない感じになって、今季はなんとか選手に大きな不満を持たれずに乗り切ることが出来た。しかしこのような年長者がいると、他の選手は少しいい迷惑かも。
チームで一番影響力のある選手が給料で不満を持っても「評価はしているけど年俸は上げれないよ!」と言うと「評価してくれているんですね!嬉しい!」とすぐに折れてくれてちょろいし、そのせいで他の選手も同じく年俸で不満を言ってきても「アイツは我慢してくれたぞ」で全部なんとかなって草 #fm24
— けるろん(Kerlon) (@kerlon_fm) January 13, 2024
そんな今シーズンの移籍活動は以下の通り。8.5億円使って7億円獲得したので収支は1.5億円という感じ。今季も12人もの選手を獲得してチームの半分が入れ替わった。
獲得した個々の選手を見ていく。
まずはフォワードのアレハンドロ・カンテロ。
レバンテ一筋だった選手で、昨シーズンはスペイン2部でそこそこ活躍をしている。足が速いのでインテンシティの高い戦術に合っていると思い獲得。
ウイングのジャコモ・マンザーリ。
イタリアの様々なクラブを渡り歩いていて、3部ならスター、2部ならスタメン、1部だと控えといった感じか。2季連続昇格で貧弱なうちのクラブの選手層だとスタメンか。左利きでちょっとドリブルが上手い感じで、右のインサイドFWで使おうかと思う。
センターバックのアレッサンドロ・ヴォリアッコ。
ユベントスに所属をしていたが、トップチームでは出場経験はない。その後はイタリア2部で主にプレイをしていて、ベルギーにいたことも。控えとして獲得をしたが、すぐに出場機会で揉めて、同じくセリエAチェゼーナに移籍をした。フリーで獲得をして2.1億円で売れたので儲けた。
センターバックのトニ・ボレフコビッチ。
クロアチアの選手だが、。ここ最近はリオ・アヴェやヴィトーリアといったポルトガルの中堅クラブでプレイ。ジャンプ力が高くて空中戦に強く、足元もそこそこある。
ミッドフィルダーのトマス・ハンデル。
ボレフコビッチと同じくヴィトーリア・デ・ギマランイスから獲得をした。2シーズン前にはポルトガル1部で7アシストをしていたりとなかなかの成績。能力を見ても、視野が非常に高くて良いパスコースを見つける能力が高く、パスが高くてパス精度も良く、さらに判断力が高くてプレイ判断も良い。なので攻撃を作るときに中心になるディープライイングPMには非常に適していると思う。他にも冷静さが高くてプレッシャーがかかる場面でもプレイの質は落ちなかったり、バランスが高くて当たり負けをしなかったり、スピードもミッドフィルダーにしては高かったりとかなり優秀。
ディフェンダーのヤーフェット・セリー。
元々はミッティランの選手だがブレントフォードにレンタルで所属をしたことがあったりと、ベンハム(ミッティランとブレントフォードのオーナー)案件っぽい移籍をしたことがあったり。その後は同じく北欧のノルウェーでプレイをしていた感じ。メインはセンターバックだが、右サイドバックで使うために獲得。センターバックとして使うにはジャンプ力が物足りない。タックルとスピードがそこそこあってサイドバックに必要な守備力があるし、パスと視野がサイドバックにしては優れていて攻撃面でも期待ができそう。
キーパーのヤコブ・ヴィデル・ゼッターストロム。
スウェーデンのそこそこ強いクラブのユールゴーデンでプレイをしていた選手で、代表経験もある。ハンドリングが少しだけ微妙でキャッチングが不安だが、空中戦や反応は強い。
左サイドバックのダニエル・スヴェンソン。
デンマークのノアシェランから獲得したスウェーデン人。最近獲得する選手が北欧率高めだが、そこら辺がコスパが良いのと獲得できるレベルな気がする。あと旧ユーゴスラビア諸国あたりも。ポジショニングが高くて守備時の位置取りが良く、予測力が高くて試合の状況を読むのが得意で、ドリブルやパスもサイドバックにしては優れていて足元もある。
ミッドフィルダーのフランシスコ・エスコバー。
スペイン2部のカルタヘナから獲得。17歳と非常に若いが既にスペイン2部で戦えそうなレベルなのでレンタルで修行に出した。スタメンで主力レベルの選手を獲得しようとすると結構お金がかかるので、こういったまだ高くない有望な若手を何人か獲得しておく。来季以降はトップチームの控えとして使ってクラブ内育成枠になってもらいたい。守備的MFとトップ下ができるが、その間のセントラルMFの適性が低くて少し気持ち悪い。
ディフェンダーのウィズダム・エイミー。
ディアキテに良い感じのオファーが来て売却をしたので代わりにボローニャからレンタルをした選手。足が速い。
右サイドバックのジョナサン・クイン。
トッテナムから獲得をした。プレミアのクラブの選手は下部組織でも高いイメージがあるがお手頃な価格で獲得できた。とりあえず足の速さとタックルはあるので守備面は安心。ドリブル、視野、冷静さといった攻撃面に課題があるのでそこを成長させたい。
フォワードのマルコ・ボゾビッチ。
16歳からセルビア1部の試合に出ていて、18歳で既に36試合16ゴールという活躍。高さもある選手で若いうちから活躍をしているフォワードなのでルカクみを感じる。高さもあるが、テクニックと決定力が高くてシュートが上手く、ロマンを感じる。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りも良い。
獲得した選手は以上。
そして昨シーズンに獲得をした左ウイングのブバカリ・クリバリがとても良い感じに成長をしている。そのおかげか、元々はマリの世代別代表だったのだが、今ではスペイン代表を目指すようになった。このまま上手く行けばマリ代表になってシーズン中にAFCONに行かれてしまう心配が無くなるだろう。
今季のスタメン組は以下の通り。半数より少し多い6人が新しくスタメンに加わった。
そんな感じで戦った今季の成績は以下の通り。
リーグ戦は11位で、カップ戦は3回戦敗退だった。
リーグ戦の詳細は以下の通り。
得点も失点も勝点も全て52という珍しいスタッツ。攻守ともにリーグで平均的なレベルで、結果も平均的な感じ。2年連続昇格でリーグ内で圧倒的に戦力が低い中ではかなり良い成績ではないか。同じく2年の連続昇格のチェゼーナは今季は全く歯が立たず、勝点21の最下位で降格となっている。
個人の成績は以下の通り。
今シーズンはさすがに今までのように相手を押し込むことができなかったので、前に出るフォワード、2列目、右サイドバックの全員のゴールとアシストが似たように多いというわけではなく、フォワードが一番ゴールが多く、右サイドバックは得点関与が少ない感じ。
カップ戦は以下の通り。
下部のパドバや、セリエAのエンポリには勝ったが、サッスオーロには延長の末に負けてしまった。ローテをして戦ったので悪くない成績だと思う。
今回は以上。このような戦力でもとりあえずセリエAで残留をすることは出来た。これからは戦力を増強していき、どこまで上を目指せるかを見ていきたい。
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