プレミアリーグの各クラブを戦術的に攻略をしてみる 第20回 エヴァートン ホーム(Football Manager 2024)

今回はサッカー監督ゲームFootball Manager 2024でホームでエヴァートンを攻略するための戦術を考えていきたいと思います。もしかしたらマッチエンジンや能力の変更、選手の移籍などで、アップデート後はこの攻略が有効ではなくなる可能性もあります。

このシリーズの別話を見るためのまとめページはこちら、投稿順に参照が出来るラベルはこちらです。ニューカッスルの各選手の能力はこちらの記事で紹介をしているのでそちらを参照してほしい。

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エヴァートンの予想戦術とスタメンは1枚目のとおりだが、実際には2枚目だった。

アウェイで戦った時と比較をすると守備的MFが異なり、今回はオナナとデゥクレの組み合わせになっている。また、右サイドバックも今回はネイサン・パターソンがスタメンになっている。

オナナは身体能力が高くて、タックルが高くてボールを奪うのが得意で、ドリブルや視野がそこそこ高くてチャンスメイク能力もありそうなのだが、チームワークが低かったり、予測力が低くて試合の状況を読むのが苦手だったりと欠点も強め。ドゥクレは運動量が豊富なハードワーカーと言う感じ。

右サイドバックのパターソンは視野が優れていて後方から良いパスを入れられそうな選手ではあるが、判断力が低くてプレイ判断が悪かったり、マーキングが苦手で守備に難があったりする。

ニューカッスルの戦術は以下の通りで、相手は4-2-3-1でハーフバックは使っていないということで、上手くマッチしてハイプレスで潰せる4-2-3-1を選んだ。ニューカッスルは大陸大会に出ているので基本的にずっと週2試合が続いており、これの次の試合がアウェイのアーセナルということで、そこには万全の状態で挑みたく、そして今回はアウェイで一応格下ではあるエヴァートンが相手ということでローテーションをして戦うことにした。しかしながらアウェイでは結構苦しめられた相手ではあるので、ローテをしてどこまで戦えるかは未知数な気が。

ハイライン&ハイプレスは相手のFWのカルバート＝ルーウィンが空中戦に強いのと、自陣でセットプレイが発生すると同じく空中戦に強いセンターバックのブランスウェイトがいるので、あまり自陣に攻撃を入れたくないので、ハイプレスは合理的な気もする。また、相手のディフェンダー陣の足元はそこまで優れていなかったり判断力が悪い選手もいるので、ハイプレスはそこそこ有効な気が。

同じフォーメーションなので逆に相手もハイプレスをしてきたらこちらのビルドアップも簡単ではなくなるのだが、相手は厳しいプレスをしてこないみたいなので対策はしなかった。一方で相手の前線は足が速いので、ハイラインの裏を使われたらしんどい。

攻撃面では相手が4バックなので、前線の4枚+右のサイドバックを前に上げて合計5枚で相手より1枚多い枚数で攻める。今回のメンバーの中では後方からだとトリッピアーの攻撃が強いので右サイドバックを上げることにしたのだが、トリッピアーがそこまで足が速くないのでネガティブトランジションが少し心配で、今考えてみるとウィロックをセグンドボランチにして前に上げても良かったかもしれない。

相手への指示は特に設定をしなかった。ダンジュマに激しくあたる設定を入れても良かったが、ファウルになってセットプレイになるのも嫌だったのでやめておいた。

試合は以下のような感じで前半でニューカッスルがリードをした。基本ローテのメンバーだが、トリッピアーもダメットもそこそこ試合に出ているので彼らを引っ込めて、そこにトリッピアーとバーンを入れた。元々バーンはセンターバックをやっていたので、そこにはボトマンを投入した。センターバックはそこまで運動量が多いポジションではないのでボトマンはそこまで疲労がたまっていないのではないかという判断。

ゴードンが軽い怪我をしているがジョエリントンを休めてあげたいのと、ここのポジションは他にもマーフィーやバーンズがいて層が厚いのでゴードンが離脱をしてもメチャクチャ痛いわけではないのでとりあえずそのままに。

しかしよく考えたらアンダーソンが左のウイングを出来て、たまにスタメンを外れているアルミロンをトップ下に入れられることに気が付いたのでそこを交代。酷い監督である。

そして最終的には1-0で勝利をした。試合内容を見てもxGとボール支配率で大きく勝ちこしており、一方的な試合展開だった。

同じ戦術でインスタントリザルトで5試合をやった結果は4勝1分で、ローテーションもしているのでこれはかなり良い感じの成績ではないか。アウェイの時はかなり難しい相手だったので、ホームではこれだけやれたことに驚いている。

今回はエヴァートンをハイプレスで思いっきりハメることは出来たが、実はカルバート＝ルーウィンが左ウイングもできたりして、彼をそこの位置で起用をしてボールを放り込む形でプレスを回避して攻撃をされたら少し厄介だったかもしれない。控えのFWのベトもなかなか優秀な選手で身体能力が高いので中央でカルバート＝ルーウィンの代わりに起用をして、ロングボールを使われるとプレスが無意味になったかも。