ウェールズの都市を全て標高8000mにしてみた(Football Manager 2023)

2023年7月30日日曜日

Football Manager Football Manager 2023 おふざけ シリーズ関係なく楽しめる記事

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タイトルの通り、ウェールズの都市を全て標高8000mにしたら、サッカー界がどうなるかを見てみました。

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皆さんはサッカーボリビア代表をご存知だろうか?

おそらくボリビア代表のサッカー選手の名前をあげろと言われたときに答えられる人はあまりいないと思うが、2010年W杯の南米予選ではホームでアルゼンチンとブラジルに勝利をしていて、なんとアルゼンチンの試合では6-1と圧倒的な勝利をおさめている。そして、歴代の記録を見てもボリビア代表はアルゼンチンにもブラジルにも全試合の内23%ほどを勝利をしていて、だいたい4試合に1回のペースで勝利をしている。

知っている人は知っているかもしれないが、このボリビア代表の強さの秘密はホームスタジアムで、実はホームスタジアムのエルナンド・シレスの標高は約3600m程らしく、だいたい富士山の頂上付近でサッカーをしているのと同じくらいだ。ボリビアは国家の3割程度がアンデス山脈となっていて標高が高く、そしてこの地域に人口が多く分布していて、エルナンド・シレスがある首都のラパスもそこに位置をしている。これくらいの高さになると酸素が薄く、人によっては高山病になったりと、あまり激しいスポーツをするのには向いておらず、慣れていない人にとってはかなり厳しい環境となっている。前述のボリビア代表はアルゼンチンとブラジルに23%勝利をしているは、もちろん全ての勝利がホームゲームで、アウェーは1度も勝っていないどころかほぼ全て負けている。

こういった面白い話をFootball Managerが見逃しているはずが無く、実はFMでも都市ごとに標高が設定されていて、アウェーチームは、試合をするスタジアムとアウェー側の本拠地の標高差を計算して、試合をするスタジアムがかなり高い場合は、コンディションにペナルティがかかるようになっていて、その差が大きければ大きいほどペナルティも大きくなるようになっている。

というわけで今回はそのペナルティがどれだけ強力かを見るために、ウェールズの都市を全て標高8000mに設定をして、その世界がどのようになるかを見てみたいと思う。ちなみに世界で一番高い山のエベレストは8850mくらいらしいので、それよりは流石に低かったりする。

なぜウェールズを選択したかというと、ウェールズからイングランドのリーグに越境参加をしているクラブが4つあり(カーディフ、スウォンジー、ニューポート・カウンティ、レクサム)、そのクラブがプレミアリーグを席巻したらなんかウケるし、ウェールズ自体のリーグも大陸大会に参加をしているクラブが予選で早期を敗退してしまうレベルなので、そこからレベルアップをしたらなんか面白いとかいう適当な理由だ。

その越境参加をしているウェールズの4クラブは以下の通り。スウォンジーは少し前まではプレミアリーグに居たクラブだが現在は2部、カーディフはここ最近で2回プレミアに昇格をしているが残留をすることは出来ず基本的に2部、ニューポート・カウンティは2000年辺りから2010年前半にかけて7部から4部まで昇格をしたクラブだがここ最近はその4部で停滞をしている。レクサムはゲーム内では5部のクラブだが、2020年からオーナーに俳優のライアン・レイノルズ(デッドプールなどで主演)が就任をしていて勢いがあるクラブで、現実では4部に昇格をしている。

レクサムはそのオーナーの知名度を活かして、Disney+で配信をされたドキュメンタリーが制作をされたり、スポンサーにTikTokがついていたりする。

そしてウェールズ代表は世界ランキングが19位で、主要なタイトルは獲得をしたことがないのでトロフィーケースは空になっていて、裏パラメータの話になってしまうがユース評価は71となっていて、これは世界で69番目の値(ユース評価はその国から生成をされる若手選手のレベルに影響をしている。代表チームの活躍によって上下をする)。

というわけで早速1シーズンを回してみると結果は以下の通り。カーディフは2部で9位、スウォンジーは2部で20位となんとか残留、ニューポート・カウンティは4部で11位、レクサムは5部で2位で昇格を決めている。

ウェールズの都市の標高を高くした効果がどれだけあったかを見るために、それぞれのチームのホームの成績を見ると以下の通り。カーディフは予想に反して成績は良くなかったが、スウォンジーはホームの成績は非常に良くてこのおかげで2部に残留をできた感じ、ニューポートもホームの成績が良く、レクサムはホームでもアウェーでも強かった感じだった。

というわけで、それぞれのクラブが昇格をするなど大きな動きがあるまでとりあえずシーズンを飛ばしてみたいと思う。

まずは2025/26シーズン。スウォンジーがプレイオフを勝ち上がってプレミアリーグへの昇格を決めた。スウォンジーはプレミアリーグで戦っていたこともあるので、ここまではあまり驚く結果ではないだろう。カーディフは相変わらずチャンピオンシップで中位、ニューポートとレクサムも4部で中位をうろついている。

2027/28シーズン。ニューポートが3部のリーグ1への昇格を決めた。レクサムも4部で5位で昇格プレイオフの決勝まで進出をしたが惜しくも破れていて、あともう少しで3部へ昇格が出来そうだ。プレミアに昇格をしていたスウォンジーはなんとか残留をしていて、2部のカーディフは上位に位置するところまで上がってきている。


2027/28シーズン。レクサムが4部で2位となって3部昇格を決めた。スウォンジーは相変わらずプレミアリーグでなんとか残留をしている感じで、カーディフは2部であともう少しで昇格争いができるところまで上がってきていて、ニューポートは残念ながら3部で最下位となって4部降格となってしまっている。最初はレクサムよりニューポートが上だったが、ここらへんから序列が入れ替わる感じになている。

2032/33シーズン。カーディフがプレミアリーグ昇格を決めた。昇格まで10シーズンと思ったより時間がかかった。そしてレクサムも3部で2位となって2部への昇格を決めている。4部に落ちていたニューポートも3部に戻っていて6位とあともう少しで昇格争いができるところまで上がっているし、スウォンジーもプレミアリーグで中位に入ったりとレベルを上げている。

2047/48シーズン。ニューポートが3部で昇格プレイオフを勝ち上がって2部への昇格を決めている。プレミアリーグではカーディフが大陸大会に出ていたり、カーディフが中位に入っていて、2部のチャンピオンシップではレクサムが6位になっていてあともう少しで昇格争いができる順位になっている。

2054/55シーズン。スウォンジーがプレミアリーグで10位だったがELで優勝をして初めてのCL出場権を獲得した。このシーズンはCLではマンチェスター・ユナイテッド、ELではスウォンジー、UECLではチェルシーと欧州の大陸大会の全てをプレミアリーグ勢が制覇をしていて、プレミアリーグの半分の10クラブが大陸大会の出場権を獲得するという訳のわからない事態が発生をしている。カーディフは2部に降格をしていたが優勝をしてプレミアリーグへの復帰を決めていて、レクサムはまだ2部で中位をうろついている感じで、ニューポートはせっかくチャンピオンシップまで昇格をしたのに今では3部のリーグ1で下位に沈んで大きく後退をしてしまっている。

2065/66シーズン。今度はカーディフがCLの出場権を獲得した。そしてスウォンジーも9位だったがUECLへの出場権を獲得している。このシーズンもCLではなんとウェストハム・ユナイテッド、ELではアーセナル、UECLではアストンヴィラが優勝をしており、プレミアリーグから10ものクラブが大陸大会に進んでいる。一方でレクサムは2部で最下位、ニューポートも3部で下位に沈んでおり、標高のアドバンテージがあってもカーディフとスウォンジー以外はもしかしたら大陸大会に出場するレベルまで成長をするのは厳しいかもしれない。

2076/77シーズン。なんとスウォンジーがCLで優勝をした。プレミア優勝よりCL優勝をするのはなんかリヴァプール感があって良い。しかも対戦相手はなんとカーディフだった。プレミアリーグを見るとカーディフが3位で、スウォンジーが4位とリーグ戦でも健闘をしてCLの出場権を獲得している。一方で、レクサムは3部で2位で昇格を決めているが2,3部をヨーヨーしている感じで、ニューポートは3部で中位だった。

2079/80シーズン。スウォンジーがついにプレミアリーグで優勝をした。とは言っても勝点は79と優勝クラブにしてはあまり多くはなく、どのクラブも潰し合ってくれたおかげで優勝をしてくれた感じか。ゲーム開始から50年くらいが経っており、ビッグ6+ニューカッスルは上位半分にまだ位置しているが、全体を見るとシェフィールド・ウェンズデイやプリマス・アーガイルがプレミアリーグに居たりしてなかなかカオスな感じになってきた。カーディフも5位でCL出場権を獲得していたりと、この2チームは頑張っているが、レクサムは2部で最下位、ニューポートは3部で中位という感じで、こっちの2クラブは相変わらず浮上をしてきてくれない感じ。

2095/96シーズン。カーディフがプレミアリーグで初優勝をした。スウォンジーも2位で、プレミアのトップ2がともにウェールズ勢だった。レクサムは2部に復帰をして中位、ニューポートは相変わらず3部で中位という感じだった。

プレミアリーグを見るとAFCウィンブルドンが戦っていたりする。AFCウィンブルドンは元々は、ウィンブルドンFCという名門クラブがスタジアムの問題などの経緯があって本拠地をウィンブルドンからミルトン・キーンズに移したときに、ウィンブルドンFCの地元のファンたちが立ち上げたクラブだったりと面白い歴史があるクラブ。今回は降格となってしまっているが、とりあえずはプレミアリーグに昇格をすることが出来たので、苦労があったファンたちは少しは報われたのではないか。

2101/02シーズン。カーディフがCLで初優勝をした。それ以外にマンチェスター・シティが6連覇をしていたり、サンダーランドが優勝をしていたりしてそっちのほうが気になる説もある。プレミアリーグを見るとスウォンジーが5位で、カーディフが6位と一応上位で大陸大会の出場権を獲得している。ニューポートとレクサムは2部で中下位くらいに位置をしていて、とりあえずはプレミアリーグに昇格ができそうな雰囲気が少し出てきた。

2124/25シーズン。スウォンジーはプレミアで優勝をしていて、カーディフは3位となっている。レクサムは2部で6位だったのだが昇格プレイオフを勝ち上がって念願のプレミアリーグに昇格をしている。一方でニューポートは2部で21位とプレミアリーグへの昇格はまだ遠そうだ。

ウェールズ勢以外を見ると、プリマスがプレミアでは9位、ELでは優勝をしてCLの出場権を獲得している。筆者は応援をしているニューカッスルが少し強くなって喜んでいるのだが、プリマスがこのレベルで強くなっていたら、プリマスのファンはどれだけ嬉しいのだろうか。

2143/44シーズン。カーディフはプレミアで優勝、スウォンジーは9位、レクサムは18位で残念ながら2部へ降格となってしまっている。ニューポートは2部で昇格プレイオフを勝ち上がって念願のプレミアへの昇格を決めている。

ウェールズ勢はとりあえずそんな感じなのだが、それ以外を見るとなかなかカオスでプレミアに現実では3部のリンカーン、4部のノッツ・カウンティ、5部のイーストレイが居たり、2部を見るとチェルシーがいるし何故かFAカップを優勝しているし、サウサンプトンが最下位になって3部へ降格を決めている。

2153/54シーズン。ウェールズ勢4チームが全てプレミアに所属をしている。スウォンジーは3位、レクサムは4位で初めてのCL出場権獲得、カーディフは8位、ニューポートは残念ながら最下位で2部へ降格が決まっている。

2168/69シーズン。ついにレクサムがプレミアリーグで優勝をした。カーディフは4位、スウォンジーは5位、ニューポートは10位と、ウェールズ勢が全て上位へ入った。

ウェールズ勢以外を見ると、現実では5部のサウスエンドがプレミアまで昇格をしているし、ELで優勝をしてCLの出場権を獲得している。

2198/99シーズン。ニューポートが5位でついにCLの出場権を獲得した。カーディフは優勝、スウォンジーが2位、レクサムは8位と、ウェールズ勢のクラブ全てが大陸大会の出場権を獲得してる。

2220/21シーズン。ニューポートがCLで優勝をした。プレミアより先の優勝となったし、レクサムより先の優勝となった。プレミアリーグを見ると、ニューポートが3位、カーディフが4位、レクサムが9位、スウォンジーが11位で、ウェールズ勢全てが大陸大会に出場をしていたときより少し後退をした感じ。

2222/23シーズン。レクサムがCLで優勝をした。前の前のシーズンはニューポート、前のシーズンはカーディフが優勝をしていて、3シーズン連続でウェールズ勢のクラブがCLで優勝をしている。プレミアリーグを見ると、カーディフが優勝、ニューポートが3位、レクサムが7位、スウォンジーが9位という結果だった。

プレミアリーグの上位を見ると、ニューカッスル、ボーンマス、ピーターバラ、サウスエンドなどがいて、現実の今のプレミアリーグからすると想像がつかない感じになっている。

2238/39シーズン。ニューポートがプレミアリーグで優勝をして、これでウェールズ4クラブの全てがプレミアとCLで優勝をしたことになる。スウォンジーは2位、レクサムは5位、カーディフは7位と全てのクラブが大陸大会への出場権を獲得している。

2244/45シーズン。ウェールズ勢4クラブでプレミアリーグの上位を独占した。これでゲームクリアとしてよいだろう。結果としては、ウェールズの都市を全て標高8000mにしてみると、200年後にプレミアリーグの上位をウェールズ勢が独占をするらしい。

ウェールズ勢以外の上位もピーターバラ、サウスエンド、QPRがいたりと、かなりプレミアリーグが混沌としていて、逆にアーセナルやリヴァプールが居なかったり、マンチェスター・シティが降格となっていたりする。

一方でウェールズの代表の方を見るとW杯で2回優勝をしていたり、Euroでも3回優勝をしていたりと多くのタイトルを獲得していて、代表も強くなった。そのおかげか最初はユース評価が71だったのが、117まで上昇をしている。

繰り返しにはなるが以下の通りウェールズがW杯を優勝しているのだが、それ以外も結構カオスで、中国、オーストラリア、アイルランド、ペルーなどもW杯を優勝している。2238年のワールドカップに至っては決勝がペルーvsベネズエラだし、よく見たら開催地が日本になっている。

その中国代表を見ると世界ランキングが7位となっていて、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードといったクラブに加えて、スウォンジーといった名門クラブに選手が所属をするくらい強くなっている。

アジアカップを見てもここ最近はほぼ中国が優勝をしていて、たまにオーストラリアが優勝をしている感じ。

FMの国別の若手選手の生成には、前述のユース評価、国内のサッカー人気を示す裏パラの試合重要性、ユース育成責任者の能力、クラブの施設や下部組織のレベルに加えて、人口も影響をしているという噂を聞いたことがあるが、中国がこれだけ強くなるのは人口が多いおかげなのか。

アジアの国々のFIFAランキングを見ると、前述の通り中国とオーストラリアは強くなっていて、韓国は現在とあまり変わらない気がするが、日本は62位と大きく後退をしている。日本もあまり人口が少ない設定にはなっていないし、現実と異なってゲーム内では人口の変動はないのだが、どうしてこういった結果になっているのだろうか。

ウェールズのリーグを見ると、ヨーロッパのリーグランキングがゲーム開始時点の49位と比較をすると、17位と大きくランクアップをしている。

具体的にウェールズのリーグのクラブの大陸大会の成績を見ると以下のような感じ。だいたいCLのグループリーグまで進出をしたり、ELの決勝トーナメントまで勝ち上がるけどすぐに敗退をするような感じか。

以上、このように国内の都市を全て標高8000mにすると時間がかかるもののサッカーが強くなるらしいので、ぜひ日本もサッカーを強化するために、全ての都市の標高を8000mにするべきではないか。

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サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

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