今回はサッカー監督ゲームFootball Managerで負傷に設定をされているパラメータについて解説をしたいと思います。これらの設定を知っていれば、負傷を減らすのに役立つかもしれません。
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Football Managerでは以下の項目が負傷に対して設定されている。
上記の項目が直接何を意味しているかの公式情報はないのだが、これらに関係をする情報などからなんとなく推測できることについて書いていきたいと思う。
最短日数、追加日数
最短日数はおそらくその負傷をしてしまったときに復帰するまでに必要な最小値だろう。追加日数はおそらく、そのチームのフィジカルトレーナーのレベルや、怪我の重症度で決まるという感じか。最短日数や追加日数が多い怪我としては、十字じん帯損傷が最短180日で追加180日、ももの骨折が最短120日で追加240日、背骨の損傷が最短45日で追加290日等がある。
プレイ不能率
おそらく離脱日数における、試合出場不可能な日数の割合、つまり赤色の怪我になっている日数の割合か。
脳しんとうは100に設定をされていたりして、これはおそらく現実のFA(イングランドサッカー協会)が公表をしている脳しんとうになった選手の復帰までのガイドラインなどに即しているのか。重いウイルス感染症、血栓、食中毒、ウイルス性疾患などの病気系の離脱もプレイ不可能率が高い設定となっているのだが、これらは病気の症状がおさまりさえすれば、パフォーマンスが発揮できるコンディションになるからだったりするのか。
一方で打撲、つき指、張りといった我慢をすれば試合に出れなくは無さそうな怪我はこの値が0に設定をされていたりする。
発生率
おそらく文字通りその怪我の発生率だと思う。しかし、公式フォーラムへの書き込みを見ると、全ての負傷の発生率を1割にしたが、怪我が1割に減ったりはしなかったとのコメントがあった。
試合時発生率
これもおそらく文字通りに試合で発生する確率で、上記の発生率とともに、試合や練習などで怪我が発生するかどうかに使われているものなのだろう。
風邪などの病気系の離脱、胸筋の損傷などのウェイトトレーニングでしか発生しない負傷、関節炎などの疲労が原因の負傷はこれが0に設定をされていて、試合ではこれらの負傷が発生しないようになっている。
一方で脳しんとうやむち打ちなどの接触や転倒が原因の負傷はこの値が高い設定になっていて、主に試合で発生をする設定になっている。おそらく練習では激しい接触はしないので、こういった設定になっているのだろうか。
ゴールキーパー発生率、センターディフェンダー発生率
ゴールキーパーやセンターバックなど、特定のポジションに対する怪我の発生しやさを表しているデータだろう。特に手指の骨折、手の打撲、手の裂傷、手の突き指など手に関する怪我はゴールキーパーにしか発生がしないようになっているが、たしかにこれらの怪我は脚しか使わないフィールドプレイヤーには関係が無いだろう。
そして頭部の裂傷や鼻骨骨折など頭の接触による怪我も、そういった競り合いが多いセンターバックに発生しやすい怪我となっている。
再発性
FMで、一部の怪我は繰り返し再発をする状態になることがある。そして、その怪我をしたことがある選手は同じ負傷をする確率が上がっている可能性がある。イメージとしては現実での宮市亮の靭帯損傷か。
以下に再発性がある怪我を羅列しておくので、負傷履歴を見て、これらの怪我を繰り返している選手は獲得を考え直したほうが良いかもしれない。
- アキレス腱の張り
- アキレス腱炎
- アキレス腱損傷
- すねの疲労性骨膜炎
- そけい部の張り
- そけい部筋の損傷
- そけい部筋損傷
- そけい部筋断裂
- ハムストリングの張り
- ハムストリングの肉離れ
- ハムストリング損傷
- ハムストリング断裂
- ふくらはぎの張り
- ふくらはぎの肉離れ
- ふくらはぎ筋肉損傷
- ふくらはぎ筋肉断裂
- ももの筋肉損傷
- ももの筋肉断裂
- ももの張り
- 関節炎
- 胸筋の損傷
- 胸筋断裂
- 胸部の負傷
- 肩関節脱臼
- 股関節の負傷
- 腰椎疲労骨折
- 腰部挫傷
- 十字じん帯損傷
- 足首じん帯損傷
- 足首じん帯断裂
- 大腿部筋損傷
- 椎間板ヘルニア
- 背筋の損傷
- 背筋断裂
- 背骨の損傷
- 膝じん帯損傷
- 膝じん帯断裂
- 膝のねんざ
- 膝軟骨損傷
- 膝腱炎
- 腹筋の損傷
- 腹筋の肉離れ
- 腹筋断裂
伝染性
伝染る可能性がある負傷。つまり風邪とか。発生時に自宅療養を選ばなかった場合に、チーム内の他の選手に電線をしてしまう可能性がある。負傷時の治療方法の選択肢に自宅療養が出てくるのでそれで、負傷がこの性質を持っているかどうか分かる。一応この性質を持っている負傷は以下の通り
- 風邪
- インフルエンザ
- ウイルス性疾患
分類/副分類
それぞれの負傷がどの部位の負傷かどうかを示しているっぽい。例えばハムストリング断裂の場合は、腿の負傷/ハムストリングとなっている。
原因
負傷が発生する原因を示したもの。1つの負傷に対して複数の原因が設定されていることがあり、例えば2椎間ヘルニアの場合は、他の選手との接触、ウェイトリフティング、疲労が設定をされている。
存在をしている原因は以下の通り。
- 他の選手との接触
- 転倒による衝撃
- ウェイトリフティング
- 急激なターン
- ダッシュ
- ジャンプ
- 疲労
- ボールキック
- ボールキャッチ
- セービング
- タックル
- 被タックル
- 暴力行為
個人的には以下の4つに分類される怪我の原因は多少コントロールが効くと思うので、リスクとメリットを天秤にかけて、考えてプレイをすると良いかもしれない。
接触プレイ
他の選手との接触、転倒による衝撃、タックル、被タックルといった原因による怪我は、接触プレイが多いと発生する回数が増えるはずだと思う。なのでプレスの実行を高い設定にしたり、タックルを激しく当たる設定にすると、こういったプレイが増えるので怪我が増えると思う。試合に勝つためにはこれらのプレイが大事になるとは思うが、大事ではない試合、余裕がある試合、勝敗が決まっている展開などでは、こういったプレイを控えるような戦術設定変更をすると良いかもしれない。
ウェイトリフティング
ウェイトリフティングの練習を行った場合に発生する可能性がある負傷がある。さらにウェイトリフティングが原因の負傷は22種類あるのだが、そのうち12種類は再発性があるので注意が必要。
さらに、胸部の負傷、胸筋の損傷、椎間板ヘルニア、背筋断裂はウェイトリフティングが原因でしか発生をしなかったりする。
もちろんウェイトリフティングを含む練習は強靭さの成長などに大事なのだが、こういった危険性があることを頭に入れておくと良い。
急な負荷
急激なターン、ダッシュ、ジャンプなど、脚に急激な負荷がかかるプレイが原因になる怪我は、現実と一緒で多い。接触プレイと同じく、試合においてもちろん重要で必要になってくるプレイなのだが、勝敗が決まっている展開などでは、こういったプレイを控えるような戦術設定変更をすると良いかもしれない。
疲労
疲労はローテーションや練習強度である程度コントロールできるので、これが原因の負傷は可能性を減らすことが出来るだろう。疲労が原因になる負傷は19種類あるのだが、この内15種類は再発性を持っているので注意をしたほうが良いだろう。
深刻度
おそらく文字通り負傷の深刻度で、以下の通り5つのレベルが存在をしている。
- 選手生命に影響のおそれ
- 深刻な負傷
- 中程度の負傷
- 軽度の負傷
- 歩行可能
検証をしていないので分からないのだが、たまに選手が負傷が原因で引退をすることがあるのだが、おそらく選手生命に影響のおそれのレベルの怪我をすると、そういった事が起きるのだろう。また、レンタルで移籍をしている選手が負傷によってレンタル契約が打ち切られて元のクラブに戻って治療を受ける事があるのだが、それは深刻な負傷以上のレベルの怪我だったりするのだろうか。
年齢
負傷には年齢という項目があり、「すべて」か「28歳超」が設定をされている。以下の負傷は「28歳超」が設定をされている。
- アキレス腱炎
- アキレス腱損傷
- 関節炎
- 股関節の負傷
- 椎間板ヘルニア
- 膝腱炎
これらの怪我は全て再発性が設定をされていたりする。実際に現実でもホセ・エンリケやダビデ・サントンはシーズンの終盤に膝のコンディションが不安定で苦労をしていて、それが原因で引退をしているので、それらを再現しているのか、リアルな印象を受ける。
文字通りおそらくこれらの怪我は28歳以上の選手にしか発生をしないと思うので、28歳以上の選手と契約を吸うのはこういったリスクもあることを頭に入れておくと良いかもしれない。
この6つの負傷のうち5つが疲労が原因に設定をされているので、28歳以上の選手の選手のコンディションには気を配ったほうが良さそう。
シーズン
この項目には「すべて」、「夏」、「冬」という選択肢があり、おそらくそれぞれの負傷が発生するシーズンを決めているのだろう。
夏はすねの疲労性骨膜炎だけに設定をされていて、冬は風邪、インフルエンザ、ウイルス性疾患、関節炎の4つに設定がされている。
すねの疲労性骨膜炎は、練習がハードだったことで有名な市船出身のワッキー曰く、市船の選手は全員かかっていたらしい。この負傷は日本では春から夏にかけた季節のシーズン開始の時期に、オフから比べて急に練習などの負荷が上がったことが原因で発生をすることが多いらしく、それが反映されてか、FMでもプレシーズンにあたる夏の時期に発生をする負傷という扱いになっている。この負傷は再発性が設定されている上に、深刻度が選手生命に影響のおそれになっているので、なかなか厄介な負傷な感じがある。原因としてはダッシュと疲労がある。
冬は風邪、インフルエンザ、ウイルス性疾患と冬に発生をしやすい病気が主に設定をされているが、28歳以上で発生をする負傷の関節炎は哀愁を感じる。関節炎の原因は疲労だけなので、28歳以上の選手は、冬に疲労を貯めすぎないように注意をしたほうが良さそう。関節炎は再発性、深刻度が選手生命に影響のおそれ、離脱期間が14-104日となかなか激しい怪我となっている。
治療
おそらく治療の選択肢に出てくる項目。フィジオ、専門医、注射、隔離、保護具をつけてプレイ可能が存在をしている。
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