今回はバレンシアのプレイガイドです。
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目次
戦力
前作まではかなり選手層がある評価だったが、ここ最近の成績や、今シーズンの不調が反映されてか、今回は少し厳し目の評価になっている気が。それでも、キーパーは選手層が厚かったり、パウリスタ、ディアカビ、ガヤ、カバーニといった優秀な選手がいる。
ゴールキーパー
キーパーは1人しか出場ができないポジションだが、4人も悪くない選手がそろっている。ラ・リーガはサラリーキャップなどもあり、選手登録が厳しいので、積極的に整理をする必要がありそう。4人の年俸を比べると、ドメネクが圧倒的に一番高いので、個人的にはそこが気になる。
ジャウメ・ドメネク
コーチングが上手く、反応が優れているキーパー。気持ち少しハンドリングが物足りず、ボールのキャッチが安定しないが、パンチング(傾向)が高くて、キャッチを試みるよりパンチングをするので、そこまで気にならないか。スピードと加速力がキーパーにしては優れていて足が速いが、飛び出し(傾向)は低いので、あまりゴール前からは離れない。パス、ファーストタッチ、視野、冷静さが低いので、ボールをもたせるのはあまりおすすめしない。
ギオルギ・ママルダシュヴィリ
空中リーチが高くて空中戦に強く、反応も優れているキーパー。パスや視野がキーパーにしては高くて、パスをさばくこともできる。
イアゴ・エレリン
ハンドリングが高くてボールキャッチが安定しているが、パンチング(傾向)が高くてパンチングをしてしまうのでもったいない。
クリスティアン・リベロ
ハンドリングが高くてボールキャッチが安定していたり、空中リーチが高くて空中戦に強く、反応も優れていたりと、ゴールを守る能力はバレンシアの中では一番優れているかも。一方でコーチングは少し微妙だったり、ポジショニングが悪かったりと、総合評価をすると、キーパー陣の中では一番劣る。
センターバック
1,2番手のパウリスタとディアカビが飛び抜けて優秀で、3,4番手も悪くはないのだが、差がある。
ガブリエウ・パウリスタ
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、スピードと加速力が高くて足が速く、強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強い、身体能力が高い選手。タックルが高くてボールを奪うのが上手く、予測力が高くて試合の状況を読むのが得意。
ムクタル・ディアカビ
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強い選手。ポジショニングが高くて守備時の位置取りが良く、パスと視野がディフェンダーにしては優れていて、パスも上手い。
エライ・キュマルト
タックルが高くてボールを奪うのが得意。ドリブルがディフェンダーにしては上手く、足元がある。ジャンプ到達点があまり高くなく、空中戦に強くない。
ファクンド・ゴンサレス
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、タックルが高くてボールを奪うのが上手い。左利きで、パスと視野が悪くないので、センターバックの利き足にこだわる監督には良い選手かも。しかし、スピードが低くて足が遅い。
右サイドバック
コレイアもフルキエも足の速さが武器な感じ。
ティエリー・コレイア
左右のサイドバックをメインに、右のウイングバックもできる右利きの選手。スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力があり、バランスと強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強く、スタミナもあったりして、身体能力が高い選手。他の能力は最低限な感じ。
ディミトリ・フルキエ
左右のサイドバックをメインに、右のウイングバックもできる右利きの選手。スピードと加速力が高くて足が速い。フィジカル以外の能力は特別優秀という訳ではないが、コレイアよりは良い。
左サイドバック
ホセ・ガヤが圧倒的に優秀だが、ヘスス・バスケスという良い若手もいて、かなり良い選手層。
ホセ・ガヤ
左サイドならどこでもできる選手。スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力があり、チームワーク、運動量、勝利意欲、スタミナが高くて試合を通して献身的に走り回る。テクニックとドリブルがサイドバックにしては優れていてドリブルが上手く、パスと視野が高くてパスが上手く、オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良かったりと、攻撃が優れている。判断力と予測力が優れていて、プレイ判断も良い。
トニ・ラト
運動量が豊富で、加速力が優れている選手。パスと視野がディフェンダーにしては優れていて、パスも良い。
ヘスス・バスケス
全体的にそこそこ優秀な感じ。19歳と若いので今後が楽しみ。
ミッドフィルダー
飛び抜けて優秀だったり、使いやすい長所を持っている選手はおらず、戦術の核にできそうな選手はいない。
ウーゴ・ギジャモン
セントラルMF、守備的MF、センターバックができる選手。チームワークと運動量が高くて献身的に走り回り、勝利意欲が高くて試合を通して手を抜かない。集中力が高くてミスが少なく、判断力も優れている。
ニコ・ゴンサレス
セントラルMFと守備的MFができる選手。全体的にそこそこ優秀な感じで大きな長所はないが、ファーストタッチが高くてトラップが上手く、冷静さが高くてプレッシャーがかかる場面でもプレイの質が落ちない。
イライクス・モリバ
セントラルMFをメインに、トップ下と守備的MFもできる選手。テクニックとひらめきが高くて、ボールを持ったときのプレイの幅が広い。
ユヌス・ムサ
セントラルMFをメインに、トップ下、右のウイングとサイドMFができる右利きの選手。勝利意欲が高くて試合を通して手を抜かず、積極性が高くて広いエリアに顔を出す。他の能力は悪くない感じ。
アンドレ・アルメイダ
セントラルMFをメインにトップ下もできる選手。中盤の中では一番低い評価になっているが、ドリブルが得意で、バランスが高くて当たり負けをしないという長所があり、ボールを運ぶドリブルが出来るという中盤では稀な能力があり、さらに判断力もあったりして、使い方次第では面白いかもしれない。
ウイング
カスティジェホもクライファートも足が速いドリブラー。枚数が少ない感じもするが、中盤やフォワードでウイングもできる選手がいるので問題はなさそう。
サム・カスティジェホ
両サイドのウイングをメインに、トップ下と右のサイドMFができる選手。テクニックとドリブルが高くてドリブルが上手く、スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力がある。
ジャスティン・クライファート
両サイドのウイングをメインに、両サイドのサイドMFもできる選手。テクニック、ドリブル、ひらめきが高くてドリブルが上手く、スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力もある。勝利意欲が高くて試合を通して手を抜かないが、予測力が低くて試合の状況を読むのが苦手。
フォワード
35歳の大ベテランのカバーニがエースで、他の選手は悪くはないのだが物足りない。
エディンソン・カバーニ
ジャンプ到達点が高くて空中戦が強く、強靭さが高くてフィジカルコンタクトに強く、ヘディングの精度もある。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良く、決定力が高くてシュートも上手かったりと、フォワードに欲しい能力が揃っている。運動量と積極性が高くてピッチ上を広く走り回り、勝利意欲が高くて試合を通して手を抜かないが、スタミナはそこまで高くなくて年齢を感じる。
サムエウ・リーノ
フォワードと両サイドのウイングができる右利きの選手。スピードと加速力が高くて足が速く、バランスが高くて当たり負けをせず、身体能力が高い。運動量が豊富で、勝利意欲が高くて試合を通して手を抜かない。
ウーゴ・ドゥロ
フォワードをメインに、トップ下と左ウイングができる左利きの選手。勝利意欲が高くて試合を通して手を抜かず、他の能力は全体的にそこそこ。
マルコス・アンドレ
目立った調子は無いが、全体的にそこそこ。
戦術
戦術はボーンマスで使ったワイドな感じの4-4-2を使うが、キーパーのママルダシュヴィリの足元が悪くないため、せっかくなので彼をスウィーパーGKの攻撃タスクにして、ボール保持時に積極的にボールを受けれるようにする。4-4-2は守備的MFがいないため、相手のプレスが上手いときは、センターバックでボールを持ったり、そこからボールを前に進めるのに苦労をするが、今回はGKが助けてくれるだろう。GKが動きやすいように、センターバックはサイドに開く設定にするのと、GKとセンターバックの3人でボールを持てると思うので、サイドバックの役割は少し攻撃的に前に出るウイングバックに設定をした。
センターバックはパウリスタとディアカビの組み合わせ。センターバックとGK以外は割と前に出るような役割をチョイスしているので、センターバックは縦に攻撃的なパスを入れることを期待してボールプレイイングDFの役割にしている。パウリスタもディアカビも足元が悪くないので適任だろう。
フォワードはリーノとカバーニの組み合わせ。ウイングのカスティジェホもクライファートも予測力が高くないため、周りの選手と上手く連携を取って攻めるのが得意ではないと思い、サイドで戦う役割にしていて、攻撃の幅がワイドなので、エリア内にクロスを入れるような展開が少なくないと思うので、フィジカルが強いリーノとカバーニが使えるのは良い気がする。ウイングがサイドに開いているのでFWの2人には広々とプレイをするようにアドバンストFWとディープライイングFWの組み合わせを選択して、足が速いリーノをアドバンストFWに設定をした。
ウイングは左利きのカスティジェホを右、右利きのクライファートを左に配置して、ともにインバーテッドウイングの役割にした。左は前のFWと過度にスペースが空いて孤立をしないように攻撃タスクにして、右は前のFWに近づきすぎないようにサポートタスクにした。
サイドバックはウイングのタスクとバランスを取って、右はサポートで、左は攻撃のタスクにする。右はフルキエ、左はガヤを起用する。
中盤はギジャモンとニコの組み合わせ。予測力がそこそこ良いので、前線の選手と連携を取りやすいように、守備的MFではなく、より近い距離感でプレイができる、セントラルMFの位置で起用をする。左はFWとウイングが攻撃な役割とタスクになっているので守備タスクに、一方で右はサポートタスクにする。
結果
リーグ戦は優勝、カップ戦はベスト4という結果だった。
リーグ戦の詳細を見ると、86得点24失点と攻守ともにかなり頑張っており、勝点も96と圧倒的な優勝だった。
フォワードのリーノとカバーニはともに20ゴールを超える活躍をしていて、ウイングのカスティジェホとクライファートもそれぞれ7ゴール10アシストと10ゴール8アシストと、前線の選手の皆が活躍をした。
そしてサイドバックのフルキエとガヤも11アシストと14アシストで、質の高いチャンスを作ってくれていたことと、FWのフィジカルが強かったことの相性が良かったようだ。
課題
非常に良い成績を納めることが出来たので戦術的な課題はない気がする。
戦力的な課題としては、GKの人数が多いので整理が必要なのと、ニコとモリバが買取オプション無しのレンタルなので、中盤の層が薄いので補強が必要そうなところか。
毎回好成績すごいです。自分すぐ解任されるので羨ましいです。
返信削除ありがとうございます!
削除参考までに以前に作成をした戦術を組む時に考えていることをまとめた記事を貼っておきますね
https://kerlonkerlon.blogspot.com/2022/04/6football-manager.html