Football Manager 2023新要素紹介(マッチAIとアニメーション)(翻訳記事)

2022年10月4日火曜日

Football Manager Football Manager 2023 Football Manager 2023新要素情報 翻訳記事

t f B! P L

Football Manager 2023の新要素の情報が公開されていたので翻訳をしてみました。今回はマッチAIとアニメーションに関する記事を翻訳しました。

Football Manager 2023の新要素情報の記事の一覧はこちらです。

Twitter(@kerlon_fm)もやっているので、よろしければフォローをよろしくお願いいたします。

当ブログではFootball Managerの様々な情報を発信しているので、よろしければ他の記事も見ていってください。

アニメーションの強化、フォーメーションやチームの陣形の調整、用語の更新など、Football Managerのマッチエンジンの各アップデートは、あなたのプレイ体験が限りなくリアルになるよう、慎重に設計、精査されています。

Football Manager 2023において、我々のマッチエンジン担当チームは、AI監督を動かすロジックをオーバーホールし、これまで以上にインテリジェントで精通した存在にすることに主眼を置きました。この変更により、対戦相手はよりインテリジェントな戦術的微調整で試合の変化に適応し、あなたとあなたのチームを油断させません。

また、選手の能力に基づく判断に関わるAIにも多くの変更が加えられており、世界中の多数のリサーチャーチームによって検証されています。

AI監督の向上

新しいAI監督のモデルを開発しました。これにより、試合の各場面を評価するのに必要な知識を身につけ、相手とより微妙な戦術的バトルを繰り広げることができるようになりました。

つまり、AI監督はリードされているときはよりオープンに追いかけ、好調なチームと対戦する際にはより現実的な対応をするようになります。タイトルへの挑戦、重要なカップ戦、降格の危機など、AI監督はそれぞれのシナリオの変化にうまく対応できるようになります。

AI監督がフォーメーションを選択する方法や、具体的な選手の役割を選択する方法にも変化が見られます。重要なのは、チームの陣形やバランスをどのように評価するかという点です。

このようにAI監督を見直すことで、ゲーム内の能力に基づき、各監督のスタイルをより反映させることができるようになりました。

選手のプレイ判断の向上

選手のプレイ判定とマッチエンジンのAIに大幅なアップデートを行いました。

GKは、Kブロックセーブ(片膝をついて股抜きを狙ったシュートを防ぐ)やスプレッドセーブ(体を大きく広げてシュートコースを消すやつ)をすることができるようになりました。そのため、1対1の場面で、より効果的に体のフレームを使うことができるようになりました。

ディフェンス面では、タックル、インターセプト、相手へのバック/サイドからのプレッシャー、空中戦でのインターセプトを読む能力を向上させました。例えば、5バックのウイングバックはよりアグレッシブにプレスをかけ、交戦するようになり、4バックの守備陣形も改善されています。

前線の選手は、FM23ではよりリアルなファーストタッチが可能になり、例えば、ボールがバウンドしたり、空中に跳ね上がったりといった、ボールを完璧にコントロールするための試行錯誤が表現されるようになりました。ファーストタッチは、一般的に、パスの勢いからの影響を受けます。試合そのものがよりリアルに感じられるようになります。

また、空中でボールをコントロールして足元に落とす、ボールと共に走る、そのまま胸でトラップをするなど、ファーストタッチで選手が下す判断も追加されました。

その他、ファイナルサードでは、フィニッシュが改善されています。ゴール前でシュートを打つ、コーナーを狙う、体を開く、落ち着いてタッチをする、といったプレイが増えました。また攻撃的な位置に入ったら、より利き足にボールを持ち替えるようになりました。

いくつかの役割の修正も行いました。例えば、ウイングは、攻撃時に一貫してサイドでプレイをするよう改善されました。中盤では、メッツァーラ、アドバンストPM、攻撃タスクのセントラルMFといった攻撃的な役割を調整し、4-3-3などの特定のフォーメーションにおいて、ビルドアップ中のハーフスペースの高い位置を取れるようにしました。

また、守備的なメンタリティと攻撃的なメンタリティのバランスも変更されています。例えば、アタッキングサードで力を発揮した後にディフェンスに戻るとき、選手の能力によってはプレイの安定性を欠くことがあります。これは、守備の改善と相まって、カウンターアタックや守備的なサッカーがこれまで以上に有効なものになるはずです。

アニメーションの向上

FM22で新しいアニメーションエンジンを導入した後、私たちはアニメーションエンジンの品質を新たなレベルまで引き上げました。Inverse Kinematic(IK)をエンジンに導入することで、アニメーションの品質の向上や、スライディングとスライディングされる足などの相互作用の描写が向上しました。IKへの移行により、アニメーションの構築方法が改善され、アニメーションの圧縮やエンジンの最適化に役立っています。

これらの改善は、GKのスプレッド、パリー、ダイブ、ディフェンスのタックル、中盤のボールコントロール、アタッカーのドリブルとフィニッシュ、ゴール時のネットのアニメーションなど、無数のアニメーション変更によってピッチ全体に反映される予定です。

また、アニメーションを合わせるシステムの強化により、つまずいたり、押したり、引っ張ったりする動作の間のつながりがより良くなり、ペナルティが与えられても、イベントの3D表現とファウルがかけ離れているような状況が少なくなっています。

また新しい技術の導入により、様々な重要な動作の質が向上をしています。

独自のアニメーションパイプラインの改善とアニメーションシステムの最適化に時間を費やした結果、アニメーションエンジンの速度が向上し、アニメーションデータの使用量も、品質が向上したにもかかわらず、以前の30分の1で済み、ダウンロードデータを削減することに成功しました。

言葉とチーム指示の変更

毎年、私たちは現代のゲームに合わせて進化していることを確認するため、サッカー関係者に話を聞き、彼らの専門知識を参考にしながら、戦術指示を見直します。FM23の最大の変更点は、ボール非保持時に関する指示です。

コーチが選手に情報を伝える方法をより反映させるため、エンゲージライ」の指示を変更しました。以前は、高い、非常に高いのオプションがありましたが、チームのメンタリティやディフェンスラインに影響され、どこで相手と交戦するよう指示したのかが分かりにくかったのです。現在は、ローブロック、ミッドブロック、ハイプレスと、よりわかりやすい指示になっています。その結果、現実の戦術的な選択を反映しつつ、チームの形をより理解することができるようになりました。

その他、現在のシステムとオフサイドルールの進化を調査し、オフサイドトラップの指示を見直しました。代わりに2つの新しい指示があり、ディフェンダーに「交代しろ」または「ラインを維持しろ」と指示することができるようになります。どのディフェンスラインも時には下がったり上がったりしますが、この指示はそのような危機的な状況に影響します。チームに積極的に形を保ってほしいのか、それとも後ろのスペースを守るために前のスペースを諦めることに満足するのか?

守備の幅も4つの新しい指示で置き換えられ、ピッチの様々なゾーンでディフェンスの形をより良く整えることができます。自陣のディフェンスサード以外で、ワイドエリアや中央に向けてプレッシングの向きを指示できるようになり、ディフェンス時のポジショニングやプレスの仕方に影響を与え、相手を好きなエリアへ誘導することができるようになりました。以前は、守備の幅は、クロスを止めるか、誘うかに重点が置かれていましたが、現在は、サイドバックに、クロスに備えて狭い位置にとどまるか、もしくはクロスを上げる選手を止めに行くかといった指示を与えることが出来ます。

FM23の新しい戦術指示は、守備的な監督を強化するのに役立ちます。ゲーム内のディフェンスのメンタリティや指示に注目することで、より現実のサッカーを反映したマッチエンジンを作り上げます。FM23で皆さんがより多くのチャレンジをしてくれるのが待ち遠しいです。

FM23の最新情報は、Facebook、Twitter、Instagram、TikTokの各アカウントでご確認ください。今後、FMFCメンバー限定で、xA(アシスト期待値)の導入など、データハブや試合分析に関する変更点の詳細を明らかにする予定です。

このブログを検索

プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

ラベル

QooQ