セルティックにJ1の選手を全員ぶちこんでみた（Football Manager 2022）

スコットランドの名門クラブのセルティックといえば、少し昔だと中村俊輔が活躍をしていて、日本人には馴染みのあるクラブだと思いますが、2021年の夏には古橋亨梧、2022年の冬には井手口陽介、旗手怜央、前田大然と一気に3人もの日本人選手が移籍をしていて、4人もの日本人がJリーグから移籍をしました。

現実ではこの4人が移籍をしましたが、もしJ1に所属をしている日本人選手の約650人ほどが全員同時にセルティックに移籍をしたらどうなるかって思ったことはありませんか？私はあるのでサッカー監督ゲームFootball Manager 2022で検証をしてみました。

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というわけで、用意したデータはこのような感じ。

セルティックに661人の日本人選手が所属をしている。東福岡高校のサッカー部が300人ほどいるらしいのでそれの倍以上いて、沖縄県の粟国島の人口が664人なので同じくらいか。

ちなみに中村俊輔もセルティックに移籍をさせていて、10年以上ぶりに復帰をしている。

セルティックのチーム全体で見ると726人の選手が所属をしている。

日本人以外で有名な選手としては、元イングランド代表のキーパーのジョー・ハートがいたりする。

セルティックは昨シーズンまでリーグ戦を9連覇していたのだが、昨シーズンはライバルのレンジャーズが優勝をして久しぶりに優勝を逃している。今季はこれだけの大補強をしたのできっと優勝をできるだろうということで、今季の成績はこの通り。

残念ながら優勝はすることが出来なかった。

開幕当初は661人いた日本人選手だが、5部に参加をしているBチームも含めて公式戦に出場ができたのは80人だけだった。

一番出場時間を得ているのは実際にセルティックに所属をしていた古橋で、得点も15も決めていて流石である。

今季のセルティックで主に出場をしていた選手はこの通り。

追加をした選手だと乾、酒井宏樹、谷口、長友のスタメン出場が多かったようで、大迫も途中出場ではあるが多くの試合に出ていたようだ。

流石に選手が多すぎたので多くの選手が移籍をしていて、シーズン終了後にはチームの人数は140人減って586人となっていた。

なんとチームを出ていった選手の中には、実際にセルティックに所属をしている前田大然もいて、セレッソ大阪に移籍をしていた。

ちなみにこれだけ選手が沢山いると気になるのがチームの人件費で、スコットランドのリーグの人件費ランキングはこの通り。

2位のレンジャーズに3倍以上の差をつけたぶっちぎりの1位で、年間で120億円ほどの人件費がかかっているようだ。

ちなみにプレミアリーグの人件費ランキングはこの通り。

年間120億円だと8位のエヴァートンと9位のウェストハムの間で、全体で真ん中くらいの位置となる。J1の大多数の日本人の人件費をあわせてもこの順位なので、プレミアリーグの資金力は恐ろしい。

ちなみにプレイをしていて気になったのが、とにかく試合がある日の処理が重いということだ。おそらくなのだが、スタメンを選ぶ処理にとても時間がかかっている気がして、スコットランドリーグは選手登録などがなくチームに所属をしている選手の全員が試合に出ることができるので、600人の中からスタメンの11人を選ばなくてはいけない。n人の中から最適なm人を選ぶといったこのようなものを最適化問題などというのだが、最適化問題は処理にとても時間がかかることが多く、どのような条件でスタメンを決めているかわからないが、もしハンガリアン法というアルゴリズムで解けるようなものだとしたら計算量はデータ量が増える3乗のペースで増えて、普通のクラブが60人ぐらいのところを、このクラブの場合は600人ほどいるので、1000倍くらいの時間がかかることになる。

話がちょっとそれた気がするが、検証結果としては、J1の日本人選手を全員セルティックに移籍をさせるとゲームがメッチャ重たくなる。