今回はユヴェントスのプレイガイドです。
セリエAを36回制覇をしているイタリアを代表するクラブで、2011-12シーズンからリーグ戦を9連覇していましたが、昨シーズンに連覇が途絶えて4位となっていたり、スーパーリーグや不正会計など、近頃は少し混乱気味です。
Football Manager 2022のプレイガイドまとめはこちらです。
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目次
戦力
さすがイタリアのクラブだけあってキーパーのシュチェスニー、センターバックのボヌッチとキエッリーニなどディフェンスに濃い選手が揃っているが、ディバラなど前線にも良いタレントがいる。
ゴールキーパー
ワールドクラスのシュチェスニー、セリエAでもそこそこ優秀な部類に入るペリン、控えとしては優秀なピンソーリョと層が厚い。
ヴォイチェフ・シュチェスニー
非常に優れたキーパーで、支配力は14とそこそこ良いレベルだが、それ以外のキーパー能力は全て15以上と高い水準。パスと視野もキーパーにしてはそこそこ良くてパスも出せる。
マッティア・ペリン
1対1、ハンドリング、反応が高くてシュートストップが得意。飛び出し(傾向)と加速力が高いので広いエリアをカバーできる。パスや視野は低いのでパス出しは苦手。
カルロ・ピンソーリョ
ポジショニングが優れているが、それ以外は全般的にそこそこで欠点のないキーパー。
センターバック
ボヌッチとキエッリーニとベテランだが強烈なセンターバックがおり、デ・リフトといった若手の優秀なセンターバックもいる。
レオナルド・ボヌッチ
2010年代を代表するイタリア人センターバックで、34歳と高齢だが未だにイタリア代表としてプレイをしている。特徴はポジショニングの高さと、視野とパスといったパス能力の高さ。集中力と冷静さがが高くてミスが少なく、予測力が高くて状況を読む能力が優れていて、強靭さが高くてフィジカルコンタクトも強い。リーダーシップが最高評価の20となっている。
ジョルジョ・キエッリーニ
ボヌッチと同じく2010年代を代表するイタリア人センターバックで、36歳だがまだイタリア代表で頑張っている。後方からパスを供給するボヌッチと対照的で、ひたすら守備に特化をした能力をしていて、スキルとメンタルで守備に関係するものは全て非常に高い設定をされており、一方で攻撃やビルドアップに関係する能力は大体が低評価となっている。フィジカルの能力は強靭さとバランスが高くてフィジカルコンタクトは強いが、加速力と敏捷性が低くて小回りは効かない感じの評価。リーダーシップも19とかなり高い評価になっている。
マタイス・デ・リフト
長年ユベントスのセンターバックを守ってきたボヌッチとキエッリーニのあとを継ぐためにアヤックスから移籍をしてきたセンターバック。タックル、マーキング、ポジショニングといった守備関係の能力が高く、予測力が高くて状況を読むのが得意で、ジャンプ到達点と強靭さが高くて空中戦やフィジカルコンタクトが強く、パスと視野もディフェンダーとしては優れていたりと優秀なセンターバック。
ダニエレ・ルガーニ
ジャンプ到達点が高くて空中戦に強く、ヘディングも上手いのでセットプレイ時の得点に期待できるセンターバック。冷静さが低いので、プレッシャーが掛かる場面だと慌ててミスをしやすい。
右サイドバック
クアドラードもダニーロもかなり優秀な選手なので、どちらかをレギュラーとして使えないのがもったいない。デ・シリオも悪くない選手で層が厚いポジション。
フアン・クアドラード
もともとは足の速いドリブラーのウイングだった気がするのだが、気がついたら右サイドバックになっていた選手。スピードや加速力が高くて足が速く、ドリブルが得意で、テクニックとひらめきが高くてプレイの引き出しが多いところはウイング時代と同じだが、守備関係の能力もそこそこあって、ちゃんとサイドバックができるようになっている。攻撃では他にもクロスが得意だったり、パスと視野が高くて良いパスが出せたり、オフザボールが高かったりと、多彩な攻撃力を持っている。チームワークが10とサイドバックにしては低いのが気になるところか。
ダニーロ
パスと視野が高くてパス出しが得意なサイドバック。予測力が高くて状況を読むのが得意で、スタミナも高かったりする長所があり、他の能力も全般的にそこそこという感じで欠点がない。
マッティア・デ・シリオ
チームワークと運動量が高くて献身的に走り回る選手で、ポジショニングが高いので守備時の位置取りも良い。右利きだが左右のサイドバックとウイングバックをこなせる。
左サイドバック
優秀なサンドロと、若手でセリエAでもクラブによればスタメンでもおかしくないペッレグリーニがいて、年齢、能力、給料のバランスが良いポジション。
アレックス・サンドロ
右サイドバックのダニーロとは同い年で、同じブラジル出身、サントス、ポルト、ユベントスと同じクラブでのプレイが3クラブ目という面白い経歴。タックルやポジショニングが高くて守備が得意で、攻撃面ではクロスが得意だったり、決定力がサイドバックとしては高くてシュートが得意だったりする。他にも運動量とスタミナが高くて走り回るタイプだったり、予測力が高くて状況を読むのが得意だったり、強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強かったりする。全体的に欠点がなくて、何でもそこそここなせる。
ルカ・ペッレグリーニ
オフザボールと運動量が高い選手。他の能力は全般的にそこそこという感じ。
ミッドフィルダー
ロカテッリやマッケニーといった攻撃参加が得意な優秀なミッドフィルダーがいるので、後ろに優秀な守備的ミッドフィルダーがほしいところ。他の選手は少し欠点があったりしたりして、使い方を少し迷う。
マヌエル・ロカテッリ
チームワーク、運動量、勝利意欲が高くて献身的に走り回る選手で、積極性や勇敢さが高くて球際に強く行くタイプで、タックルが高いのでボール奪取が得意な選手。それでいてオフザボールが高いので攻撃時の位置取りがよく、パスと視野が高いのでパスが上手かったりと攻撃も得意。テクニックが高かったり、集中力が高くてミスが少なかったり、予測力が高くて状況を読むのが得意だったりもする。
ウェストン・マッケニー
チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性、勇敢さ、スタミナが高くて献身的に走り回る選手。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良く、強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強く、決定力もミッドフィルダーにしては高いので、運動量を活かしつつ高い位置でプレイをする役割が向いているかも知れない。
アルトゥール
テクニック、パス、ファーストタッチと攻撃系のスキルが高くて、集中力が高くてミスが少なく、予測力が高くて状況を読むのが得意で、バランスが高くて体勢を崩しづらく、敏捷性が高くて小回りが効くなどといった長所があるが、大きな武器になるような長所がない感じ。
アドリアン・ラビオ
チームワーク、運動量、スタミナが高くて献身的に走り回る選手。バランスと強靭さが高くてフィジカルコンタクトが強く、スピードが高くて足が速かったりと身体能力が高め。タックルとポジショニングが高くて守備が優れているが、マーキングはそこまで高くない。集中力が低くてミスが多いのが気になるところ。
ロドリゴ・ベンタンクール
チームワーク、運動量、勝利意欲、積極性、スタミナが高くて試合を通して献身的に走り回る選手。タックルやポジショニングが高くて守備が優れていて、予測力が高くて状況を読むのが得意だが、集中力が低くてミスが多いのが気になるところ。
アーロン・ラムジー
オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良くて、スピードと敏捷性が高くて機動力もある。判断力が高くてプレイ判断も正確。
マーティン・パルンボ
19歳の若手ミッドフィルダーで、全般的にそこそこで欠点がない感じ。これからの成長に期待か。
トップ下
クルゼフスキがアシスト能力が高くて、自身の得点能力もそこそこあって、優秀な選手。キエーザとベルナルデスキはウイングの選手だがここに含めてしまった。
デヤン・クルゼフスキ
テクニックとひらめきが高くてプレイの引き出しが多く、パスと視野が高くてパス出しが上手い選手。予測力が高くて状況判断が得意だったり、強靭さとバランスが高くてフィジカルコンタクトが強い。
フェデリコ・キエーザ
運動量、勝利意欲、積極性が高くて元気に走り回る選手。オフザボールが高くて攻撃時の位置取りが良かったり、スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力が高かったり、ドリブルが上手かったりする。
フェデリコ・ベルナルデスキ
運動量、勝利意欲、スタミナが高くて試合を通して元気に走り回る選手で、スピードと加速力が高くて足が速い。集中力と冷静さが低くてミスが多く、判断力と予測力が低いのでプレイ判断が悪く、ちょっと使うのが怖い。
フォワード
万能なディバラ、ポーチャーのモラタ、身体能力の高いキーンなど特色があって優秀な選手が揃っている。
パウロ・ディバラ
非常に優れた選手で、クロス、ドリブル、パス、シュート、オフザボールと攻撃に必要な能力が全てを上手くこなすことができる。しかし、集中力が低くてミスが多いという欠点もある。
アルバロ・モラタ
チームワーク、運動量、スタミナが高くてスピードと加速力が高くて足が速く、オフザボールと予測力が高くて攻撃時の位置取りが良いポーチャータイプのフォワード。テクニック、ヘディング、決定力あたりが高くてシュートが上手いが、冷静さが低くて簡単なシュートを外してしまうことがある。パスや視野がフォワードにしては優れていて、ボールを捌くこともできる。
モイーズ・キーン
スピード、加速力、敏捷性が高くて機動力があり、強靭さが高くてフィジカルコンタクトも強かったりして、身体能力が高い選手。運動量、勝利意欲、積極性、勇敢さが高くて元気に走り回るタイプで、オフザボールと予測力が高いので攻撃時の位置取りもよく、決定力が高いのでシュートも得意。
カイオ・ジョルジ
大きな長所はないが全般的にそこそこで欠点がない感じ。19歳とまだまだ若いのでこれからの成長に期待。
戦術
視野やパスといったパス系の能力やドリブルの能力が高くてチャンスメイクが得意で、ボールを受けに下る特性も持っているディバラを右でインバーテッド・ウイングで起用をしてここでチャンスを作ることを期待する。
ディバラがインバーテッド・ウイングで中央へカットインをするため右サイドが空くので、右サイドバックはそのスペースを使うために攻撃的に設定をしてクアドラードにまかせる。クアドラードは攻撃的な選手なのでおそらく向いているだろう。
ディバラの左に位置する右のミッドフィルダーもメッツァーラの攻撃を使って、ディバラのアシストを受けることを期待する。ここはオフザボールなどが高くて攻撃参加が得意なマッケニーを使う。
フォワードもポーチャー、左ウイングもインサイドFWとディバラの能力を信用してどんどん前に出る役割を使う。それぞれモラタとキエーザとスペースを突くのが得意な選手を使う。
左のミッドフィルダーは流石にバランスを取って、ポジションも比較的キープをしてパスをさばくこと期待して、普通の役割のサポートにしてロカテッリを使うを起用する。
中盤の底は守備のバランスを取るために守備的なタスクにしてベンタンクールを起用する。運動量の高さやタックルが得意なことからボールウィニングMFの役割を任せる。
左のサイドバックは前のウイングがインサイドFWで攻撃的なので守備のバランスを取るためにサポートにしてサンドロに任せる。
センターバックは今作はディフェンダーがよくボールを持つためパス能力を重視してデ・リフトとボヌッチを起用する。
キーパーはシュチェスニーを使う。
結果
リーグ、カップ、スーペルコッパの国内三冠を達成したが、チャンピオンズリーグはベスト16という内弁慶っぷりを発揮した。リーグ戦の詳細を見ると勝ち点は100と圧倒的な優勝だった。得点は101と非常に多く、失点は17と非常に少なくて完璧な優勝だった。
グループリーグはアトレティコ・マドリード、モナコ、ポルトと簡単な相手ではなかったものの1位通過をしたが、決勝トーナメントの初戦でチェルシーに敗れてしまった。チェルシーはフォワードのルカクが強すぎるので、あたってしまうと苦戦をしてしまうことが多い気がするのだが、ルカク対策としてフィジカルが多少強いキエッリーニをボヌッチの代わりに起用をしたほうが良かったか。
個人の成績を見るとモラタが34点の大活躍だった。レアル・マドリード、チェルシー、アトレティコ・マドリード、ユベントスとビッグクラブを渡り歩いたストライカーだが、シーズンで2桁に行くかいかないかの得点数のイメージなので、印象と大きく異る。
続いて多くのゴールをあげたのはディバラの14得点だが、そのうち6点はPKなので実質8店といったことろか。
ディバラの脇に置いたマッケニーや、逆サイドのキエーザはともに攻撃的な役割にしたが、2人とも期待に答えて2桁得点をあげてくれた。
アシスト数を見るとディバラが期待通りに20ものアシストをしてくれたが、左ウイングのキエーザも13アシストとそこそこのアシスト数で、やはり今作はウイングの選手の重要性が増しているようだ。
ちなみに34得点をあげたモラタはもちろん得点王だったのだが、なんとインモービレも同じく34得点をあげて1位タイだった。
モラタやインモービレの能力を見ると、得点を多くあげるには少なくともオフザボールと予測力あたりが大事な気がする。課題
国内の結果を見るとかなり上手くいっており、CLでもチェルシーに負けたものの大敗したわけではなく、その時の運な感じもするので、戦術的な課題はないように感じる。
戦力的な課題は高齢なセンターバックの世代交代と、一部のプレイの安定感の無い選手の整理をしたほうが良い気がする。
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