今回のガイドはオリンピック・マルセイユ。日本人からすると酒井宏樹と長友が所属をしているクラブという印象かもしれないが、トーヴァンとパイェといった優秀なアタッカーや、他には中盤にストロートマンなど優秀な選手がいる。そんなマルセイユのガイドをしていこうと思う。
ゲームのバージョンは21.0.0で、データベースは21.1です。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力確認
ゴールキーパー
キーパーはマンダンダとプレの2人。総合力はマンダンダが勝っているが、シュートストップのマンダンダと空中戦のプレといった感じか。足元はプレのほうが良いか。2人とも高齢のため若返りが必要か。
スティーヴ・マンダンダ
1対1、ハンドリング、反応が高い、シュートストップに優れたキーパー。ビルドアップ能力は微妙。
ヨアン・プレ
空中リーチ、ジャンプ到達点、バランス、強靭さが高い、空中戦に強いキーパー。マンダンダと比べると、ビルドアップ能力はそこそこ。
センターバック
センターバックが本職の選手の中ではアルバロが少し頭が抜けていて、続いてチャレタ=カーとバレルディが並ぶが、この2人はだいたい同じ総合能力だが、ビルドアップのチャレタ=カーと守備のバレルディといった感じか。ペランは少しレべルが落ちる。
アルバロ
能力のバランスが良く総合力も一番高いのでとりあえずファーストチョイスか。
ドウイェ・チャレタ=カー
アルバロよりは少し劣り、バレルディとは同レベル。パスが16ととても精度が高く安定感がある。ビルドアップ重視ならこっちか。
レオナルド・バレルディ
チャレタ=カーと比べると判断力や冷静さなどプレイの安定感で優れている。
リュカ・ペラン
主力を完全に休ませたいときのローテ要員。
サイドバック
右は酒井、左はアマヴィがファーストチョイスになるだろう。そして両サイドの控えが長友といった感じか。ターンオーバーやバックアップを考えると両サイド2人ずつ揃えたいところなので人は足りない感じか。
酒井 宏樹
運動量が豊富、守備はそこそこ、攻撃はちょっと物足りない感じか。相方のウイングが攻撃的なのでバランスはいいか。
ジョルダン・アマヴィ
攻守ともにバランスがよく、何でもそこそこできる感じ。
長友 佑都
守備専門で両サイドバックをプレイ可能で両足を使えるのバックアップであれば便利か。攻撃とフィジカルに問題があるが、ウイングの攻撃が強力なのでまぁいいかといった感じ。
ミッドフィルダー
ストロートマン、ロニエなど優秀な選手が多くいて迷いどころ。総合能力の順番だとカマラは余り高くないが、能力を見てみると優秀な守備的ミッドフィルダーだったりする。総合能力の高さはではなく戦術にあった起用を考えたほうが良いかも。
ケヴィン・ストロートマン
フィジカルがあり、守備が優秀で攻撃はそこそこといった感じ。守備的ミッドフィルダーで使いたいところだが、足は速くないのでカバーできるエリアの広さが気になるところ。集中力、判断力、予測力、冷静さが高いのでプレイの安定感がある。守備的ミッドフィルダーとセントラルミッドフィルダーの両方をプレイできるのは彼だけなので、両方を使う戦術の場合は、ベンチスタートで後半で疲れている選手との交代で使うのもありかもしれない。後半であれば相手も運動量が落ちているかもしれないので、足が速くないことも気にならないかもしれない。
ヴァランタン・ロニエ
運動量が多いのだが、それに加えてタックルが高かったり、予測力が高かったり、視野が高かったりとなかなか良い選手である。欠点はこれと言ってない。
モルガン・サンソン
ストロートマンとロニエと比べると総合力は落ちるが、この選手も運動量があるタイプ。視野もある。
ミケール・キュイザンス
テクニックがあり、効果的なパスができる選手。トップ下なら守備はそこそこといった感じ。
パプ・グエイェ
全般的にそこそこ良いが、若さ故か冷静さと集中力が低くプレイに安定感がない。
ブバカル・カマラ
守備的ミッドフィルダーとセンターバックができる。守備的ミッドフィルダーとしては守備が優秀、センターバックとしてはビルドアップが優秀という感じ。フィジカルの能力もバランスがよく、足も速いので守備で広いエリアをカバーできるのだが、ストロートマンのほうが総合能力が高いことを考えると、どちらを起用するかは難しい。若いので、これからの伸びにも期待。
ウイング
右のトーヴァン、左のパイェとウイングには強力な2人が。しかし控えの選手はそこから大きくレベルが落ちる感じ。
フロリアン・トヴァン
ウイングだがシーズン22得点をしたことがある化け物。守備はサッパリだが、攻撃面はどの能力もハイレベル。ニューカッスルのときも同じくらい活躍ができれば良かったのだが…
サイフ=エディン・ハウイ
右ウイングは天性がトヴァンしかおらず、熟達でトヴァンと同じ左利きといったらこの選手しかいないので、トヴァンの控えは彼になるだろう。能力としては悪いところはないのだが平凡。トヴァンには大きく劣る。
ディミトリ・パイェ
トヴァンと同様に攻撃面はだいたい優秀で守備はサッパリという感じ。強いて言えば、得点のトヴァンとチャンスメイクのパイェという感じだが、両方の選手とも得点能力もチャンスメイク能力もある。年齢のせいか運動量が少なめ。
ネマニャ・ラドニッチ
守備が良くないのと、判断力が低くプレイの安定感がないが、あとはそこそこ。足はとても速い。
ルイス・エンリケ
欠点がなくすべての能力がそこそこという感じ。しかしまだ18歳であることを考えると凄い。
フォワード
優秀な3選手がいて層は厚いが、30歳、30歳、32歳とフォワードとしては結構平均年齢が高め。
ダリオ・ベネデット
欠点がないフォワード。オフザボールと決定力が高く、得点能力がある。視野なども高いので、中盤に落ちてフォルスナインもできるかも知れない。
ヴァレール・ジェルマン
欠点がなく、運動量とチームワークがある選手。周りの選手にために汗をかけるフォワード。モナコ時代は優秀な選手に多く囲まれながらも、なんだかんだ試合にたくさん出ていたイメージ。
コンスタンティノス・ミトログル
テクニックがあって展開力もあるターゲットマン。良い個性を持っているが、前の2人と比べると総合能力は劣るので難しいところ。
戦術
まずはチームのスター選手の2人から。得点能力に優れているトヴァンをインサイド・フォワードの攻撃、チャンスメイクのパイェをインバーテッド・ウイングのサポートにする。
それに合わせてサイドバックでサイドのバランスを取るので、右は酒井でサポート、左はアマヴィを攻撃にする。
中盤はロニエ、サンソン、カマラの組み合わせ。ロニエにはトヴァンのすぐ横でチャンスメイクを、サンソンには前線と後ろのつなぎ役、カマラには守備で広いエリアをカバーしてもらうことに期待。ストロートマンは全体的なバックアッパー。
センターバックはアルバロとチャレタ=カーのビルドアップができる組み合わせ。マルセイユはリーグ内で上位のクラブなので、センターバックにもビルドアップ能力が求められる気がする。
キーパーは総合能力で優れているマンダンダ。
フォワードも総合能力で優れていて、欠点もないのでベネディットといった感じか。
結果
リーグ戦のに集中しないと、一番大事なリーグ戦の目標を達成できないと思い、リーグ戦以外はターンオーバーして戦った。結果としてリーグ戦は2位と良い成績を収められた一方で、チャンピオンズ・リーグはグループリーグで敗退したり、カップ戦もあまり上位へは行けなかった。リーグ戦を通してチャンピオンズ・リーグの出場権を獲得すること自体は余裕が結構があったので、今季のチャンピオンズ・リーグにもう少しリソースを割いても良かったかも。
リーグ戦はパリ・サンジェルマンが強すぎるのでなかなか優勝は難しいかもしれないが、引き分けが少なく、負けが多いことを見ると、アウェーや強豪相手などの試合などで改善の余地がありか。少し戦術が攻撃に偏っていたのかもしれない。
ポゼッション獲得では酒井宏樹がリーグ1位になって、相方が攻撃的なトヴァンという右サイドの守備を支えた感じになった。
ベネディットがシーズン中盤で大怪我をして、ジェルマンが代役を務めることになったが、ベネディットより活躍をすることに。しかしジェルマンがベネディットより優れている点といえば能力でいうと運動量、チームワーク、冷静さくらいなのでちょっと不思議。ジェルマンが持っているプレイ特性の「オフサイドトラップを破るのを好む」が有利に働いたか、ベネディットの「ロングシュートを放つ」が不利に働いたか。
課題
主力の年齢が高め。今回スタメンで起用をした選手のうち、マンダンダ、アルバロ、酒井、パイェ、ベネディットと5人が30歳を超えている。キーパーは35歳と37歳で非常に高齢なのですぐに若手を探す必要がある。フォワードも前述の通り高めなので若手をとったほうが良いと思う。
サイドバックが両サイドを合わせて3人と少ないので補強ポイントかと。
右サイドはトヴァンの控えが貧弱なのが気になる。また、トヴァンの契約が残り1年なので気をつけよう。他はアマヴィと長友も残り契約が1年。
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