今回のプレイガイドはビジャレアル。日本としては久保建英選手が所属しているクラブという印象が強いかもしれないが、スペイン代表のパコ・アルカセル、パレホ、ラウール・アルビオルなどがいたり、今ヨーロッパで期待の若手のチュクウェゼなど優秀な選手が多くいるクラブだ。リーグ戦の目標は上位半分となっているが、ビジャレアルのリーガエスパニョーラでの立ち位置を見てみると、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードといったクラブと比べるとレベルは落ちるものの、それ以外のクラブではトップレベルといったところで、セビージャ、バレンシア、レアル・ソシエダあたりと競うことになるだろう。なので調子が良ければチャンピオンズリーグ出場権獲得で、リーグ戦上位半分はそこまで難しい目標ではない気がする。
ゲームのバージョンは21.0.0で、データベースは21.1です。
他のクラブのプレイガイドもこちらでまとめてあるので、よろしければご覧ください。
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戦力確認
前でも書いたが、レアルマドリード、バルセロナ、アトレティコマドリードといったスペインの3強クラブと比べると戦力は落ちるが、優秀な選手を多く抱えている。
ゴールキーパー
キーパーはアセンホとルジの優秀な2人がいる。総合評価ではアセンホかもしれないが欠点がある選手なので、2番手ではあるが優秀なルジをファーストチョイスにするのもありかもしれない。
セルヒオ・アセンホ
優秀なシュートストッパーではあるが、足元が弱いのと、フィジカルが弱いので空中戦などが苦手という欠点がある。
ヘロニモ・ルジ
これと言って大きな欠点が無く足元がそこそこなキーパー。総合評価は2番手だが普通にスタメンで使えるレベル。
やはり2選手を比較すると、メンタル面はアセンホ、足元とフィジカルはルジといった感じか。
センターバック
センターバックはとりあえずラウール・アルビオルがメチャクチャ優秀だが、34歳と年齢が年齢なので、フィジカルを中心にどんどん衰えていくだろう。そしてパウ・トレスとラミロ・フネス・モリが続くが、この2人は欠点を抱えているので少し起用が難しい。フアン・フォイスは特に欠点が無い使いやすい選手で、ソフィアン・チャクラは少しレベルが落ちる選手か。
ラウール・アルビオル
強いて言えば足が速くないくらいで、あとは素晴らしい能力を持っている。しかし年齢が34歳と高齢なので、今後はフィジカルを中心に能力が下がってくるだろう。
パウ・トーレス
空中戦を中心に守備は強いが、フィジカルのバランスが低かったり、視野が低いのでビルドアップは期待が出来ないなど欠点があるので使い方に注意か。
ラミロ・フネス・モリ
ボール奪取能力と空中戦に優れたセンターバックだが、ポジショニングと予測力が少し心もとないので守備時の位置取りがトップレベルとしては物足りないのと、集中力が9と低く、判断力と冷静さが10とプレイの安定感に難がある。
フアン・フォイス
足元があるセンターバックで、それ以外はそこそこなレベルでまとまっていて欠点はない。
ソフィアン・チャクラ
ディフェンスはそこそこといった感じだが足元はない。前述の4選手と比べるとレベルが落ちるので完全に5番手だろう。
右サイドバック
ガスパールもペニャも同じくらい優秀で2人ともこれといった欠点はないのだが、しいて言えばガスパールは守備、ペニャは足元といった感じか。
マリオ・ガスパール
守備が優秀な右サイドバック。ペニャの方が足元があるが、こっちも足元がないわけではない。オフザボールが15もあるので攻撃参加も得意だったりする。
ルベン・ペニャ
右サイドが全てできるだけあって、攻守ともに欠点が無い能力をしている。全てそこそこ優秀。
左サイドバック
左サイドバックも両選手とも同じくらい優秀。強いて言えばメンタルのコスタ、テクニックのモレノといった感じだが、コスタが32歳と高齢でこれから衰えていくので、年齢面でモレノを使うメリットがあるか。
ハウメ・コスタ
足が速く運動量が豊富な左サイドバック、他の能力もそこそこ高い。年齢が32と高めなのでそろそろ能力が落ちてくると思う。
アルベルト・モレノ
ハウメ・コスタと似た能力をしているが、彼よりは若い。
ミッドフィルダー
ゲームメイカーのパレホ、守備のコクランとイボーラなど優秀な選手が多く選手層が厚い。
ダニエル・パレホ
優秀なテクニックとゲームメイクセンスを持った選手。攻撃の要になるのは間違いないだろう。
フランシス・コクラン
守備とフィジカルに優れた選手。運動量も豊富で、チームの守備を支えるために走り回る選手となれるだろう。
ビセンテ・イボーラ
コクランと同じく守備が優秀な選手でマーキングやポジショニングはこちらの方が優秀だが、足の速さを比較するとコクランの方がかなり速いか。
モイ・ゴメス
テクニックのあるゲームメイカーだがパレホには劣る。
マヌ・トリゲロス
モイ・ゴメスと似た感じの選手。優秀な選手だがこの優秀なミッドフィルダーたちの中では埋もれ気味か。
ウイング
左はエストゥピニャンとペドラザという少し守備的な二人。右はドリブルのチュクウェゼ と、試合を作れるの久保といった感じ。
サムエル・チュクウェゼ
テクニック、ドリブル、ひらめき、スピード、加速力がとても高いドリブラー。オフザボール、視野が10だったり、集中力と判断力が9だったりとドリブル以外では課題が多い。
久保建英
攻撃に関するテクニック全般が高く、視野が高いだけではなく判断力と予測力も高い。足は平凡でフィジカルは弱め。19歳だがベテランのような能力。
ペルビス・エストゥピニャン
アルフォンソ・ペドラサ
足が速いのが、それ以外の長所はなく、欠点もない感じ。前線の選手ならなにか大きな長所があって、それを武器に得点をとりたいので難しいところ。
フォワード
オフザボールと決定力が高く得点能力に優れたパコ・アルカセルと能力のバランスが良いジェラール・モレノとバッカという感じか。優秀な選手が3人もいるので困りどころ。
パコ・アルカセル
ファーストタッチ、ヘディング、決定力、オフザボール、集中力、予測力、冷静さとフォワードに必要なスキルとメンタルが全てハイレベル。
ジェラール・モレノ
モレノもオフザボールと決定力が高く、得点能力の高い選手なのだが、比較対象がパコ・アルカセルなのが悪すぎる。アルカセルと比較するとパスやドリブルのテクニック、フィジカルあたりが少し優れている。
カルロス・バッカ
モレノと似た感じの能力だが、年齢のせいか運動量が劣っている。
ビジャレアルのヘッドフィジオどうしたwww怪我人の直りが遅いからなんかおかしいと思ったらwww笑顔が素敵だけどさwww #fm21 pic.twitter.com/PppVv5HERH
— kerlon_fm (@kerlon_fm) November 23, 2020
選手ではなく裏方のスタッフ陣なのだが、フィジカルトレーナーたちがあまり優秀ではないので、入れ替えることをおすすめする。ここが良くないと選手に怪我の回復が遅いなど大きなデメリットがある。このヘッドコーチの能力は決められた数値が設定されておらず、設定された総合能力を元に個々の能力がランダムで設定されるっぽいのだが、総合能力があまり高くないようで、基本的に弱いトレーナーとなってしまうようだ。
戦術
中盤の底もイボーラとコクランで迷ったが、マーキングとポジショニングに安定感のあるイボーラを選択。
ゲームメイカーはディープ・ライイング・プレイメイカーでパレホ。気持ち少し低めの位置で試合を作る。相方はゴメスで中盤と前線をつなぐアドバンス・プレイメイカー。トリゲロスと迷ったがオフザボールが少し高いゴメスを起用。
左サイドはバランス重視でペドラザ。エストゥピニャンはボールがさばけないので。
フォワードは得点能力の高いパコ・アルカセル。個人的な好み。
センターバックはアルビオルとバランスの良いフォイス。やはりセンターバックで欠点のある選手は使いづらい。
キーパーは足元のあるルジ。ここもあまり欠点のある選手は使いたくない。
左サイドはモレノ。同じくらいなら若い方を使う。
右サイドバックはガスパール。ペニャと迷ったが、ガスパールのほうが少し優秀な気がするので。
サイドが3列目で少し守備的なので、メンタルはポジティブにしてバランスをとる。
結果
リーグ戦は3位、ヨーロッパ・リーグは優勝、カップ戦は準優勝という結果に。出来過ぎでは?そしてリーグ戦の優勝がバレンシアという。
ホームとアウェーの結果を見るとアウェーの結果が優れている。メンタルをポジティブにしてバランスをとったつもりだったが、気持ち守備寄りということか。
カップ戦の決勝はレアル・マドリードだった。xGでは勝っていたものの、延長の末に最後の最後で得点を決められてしまった。その前にレアル・マドリードの得点が2回取り消されているのでラッキー感はあるが。
期限付き移籍の取り決めで、レンタル元のレアル・マドリードとの試合なので出場ができない久保。カップ戦の決勝なんだから許してくれ。
ヨーロッパ・リーグの決勝も延長戦までもつれ込んだが、ヨーロッパ・リーグを3連覇したことのあるヨーロッパ・リーグ番長のセビージャを2-4で下した。
チーム内得点王がまさかの左ミッドフィルダーのペドラザ。最後の最後までサイドに張っているが、急にエリア内に走り込んでくる形で相手のディフェンダーが捕まえられない感じで活躍をした。
流石に得点が決まりすぎたので、そのうち修正がはいるか。
守備的ミッドフィルダーは最初はイボーラを使っていたのだが、足の速さが気になり途中からはコクランを使った。
中盤なのだがサンティアゴ・カセレスがシーズンの中盤にレンタルから帰ってきたりして層の厚さがより凄いことになる。
現実の話だがこの層の厚さだと久保くんが中盤で出場するのはなかなか難しいのかなーという感じ。右ウイングもチュクウェゼが結構優秀な上にクラブ内育成なのでクラブの将来を背負う感じの選手なので、レンタルで加入した久保だと立場的に争うのが難しい気がする。しかし、日本人目線からすると頑張って欲しいところ。
他にはパレホが7ゴール17アシストというイカれたスタッツを残していたり、チュクウェゼは平均2.01ドリブルと期待した活躍をしてくれた。フォワードも層が厚く、3番手のバッカが4ゴールも決めている。
全てのコンペティションで勝ち上がってしまったのと、コロナの影響の詰め込み日程のせいでシーズン後半の日程がエグいことになった。週2試合は当たり前で、週3試合が2回続くこともあったが、選手層の厚さに助けられた。
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