プレミアリーグの各クラブを戦術的に攻略をしてみる CL番外編その6 インテル アウェイ(Football Manager 2024)

メンバーはホームで戦った時と同じなので、インテルの選手の紹介はそちらを参照して欲しい。

ホームで戦った時には特に苦労をしなかったが、アウェイではなかなかの難しさを感じた。理由は以下の通りで、青が自チーム、赤がインテルとして、こちらが4-2-3-1を使っていたとすると、インテルに攻め込まれたときに、こちらのサイドバックが相手のウイングバックに釣りだされて開き気味のポジショニングをする必要に迫られるのだが、そして空いたセンターバックとサイドバックの間のスペースを相手のフォワードやセントラルMFが使ってきて難しい状況になってしまう。ここで流れてきた中盤などを対処しようとすると今度はサイドのウイングバックがフリーになるといった感じで、サイドバックが相手のウイングバックとセントラルMFのどちらをケアするべきか難しい状況を作られることが多かった。

そしてこちらのウイングも相手のウイングバックを見るべきか、それともサイドのセンターバックをケアするべきか中途半端な状況を作られることが多く、難しい状況を作られていた。このようにピッチ上の様々なところで難しい状況を作られてしまい、一方的な展開になってしまうことが多かった。他にも4バック系の戦術を使うと結局はサイドバックとウイングがどのように守備をするべきか難しい感じになってしまいがちだったし、5バックでも5-3-2や3-4-1-2のようなフォーメーションだと相手のウイングバックとサイドのセンターバックをどう対応するかがやはり難しかった。ホームではそこまで押し込まれることが無かったので気にならなかったが、アウェイでは押し込まれて難しい状況を多く作られた。

そしてそんな状況に上手く対応できるフォーメーションが以下の3-4-2-1だった。

例えば相手が相手から見て左サイドでボールを持っているときには、フォワードが中央のセンターバック、右側のトップ下が相手の左のセンターバック、左側のトップ下が相手の守備的MF、こちらの守備的MFが相手のセントラルMFで、3バックなのでセンターバックとウイングバック間のハーフスペースをセンターバックで潰すことが出来て、こちらのウイングバック(図では誤ってSBとなってますが…)が相手のウイングバックを安心して対応できる状況となり、全体的に無理なく上手くかみ合って相手の対応をすることが出来る。

一応攻撃面では相手の5枚に対して、こちらのフォワード、トップ下、ウイングバック、攻撃タスクにしたセンターバックの6枚で攻めるつもりだが、攻撃タスクとは言えどもセンターバックが前線の枚数に数えることが出来るほど前に出るかというと微妙。今回はアウェイなのでそこまで攻撃に重きを置いていないので良いのだが、もしかしたら守備的MFの片方をセグンドボランチで使っても良いかも。試していないのでどうなるかは分からないが。そして一応だが、中央が密集しないようにトップ下はサイドに開く設定を入れた。

相手への対応は以下の通りで何もしなかった。どの選手も優秀なので、これと言って特定の誰かに特別な対応をするのも難しいと思った。

試合の流れは以下の通りで、相手がボールを持っている位置に合わせて位置取りを変える必要があるトップ下や、自由に動き回る役割になっている相手のセントラルMFに対応をしなくてはいけない守備的MFを中心に、疲れていた右ウイングバックのトリッピアーも後退をした。

試合の結果は以下の通りで、0-1と敗北ではあるが、強豪相手に最少失点差で試合を終えることが出来た。他のフォーメーションで戦っていた時はこうはいかなくて、大敗をすることばかりでつらかった。