今回は10年前に発売をされたサッカー監督ゲームFootball Manager 2013で期待の若手だった選手を、最新作のFM2023と比較しながら見ていきたいと思います。
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ファビオ
ファビオのFM13でのPAは-9(150-180)となっている。PAが何かわからない方はこちらの記事で解説をしているので参照をして欲しいが、簡単に言うと選手の成長の上限値で、選手の成長のポテンシャルを表している。目安としては150まで成長をするとリシャルリソン、180まで成長をするとファン・ダイクくらいのレベルと言う感じ。双子の弟であるラファエウとともに、10代の頃からマンチェスター・ユナイテッドのトップチームでプレイをしていた。当時は弟のラファエウが右サイドバックだったので、ファビオは左サイドバックでプレイをしていたが現在はともに右サイドでプレイをしている。ファーガソンがマンチェスター・ユナイテッドの監督から退いた次のシーズンに、同じくプレミアリーグのカーディフに移籍をして、他のファーガソン時代のマンチェスター・ユナイテッドの選手と同様に、その後は派手なキャリアとはなっておらず、ファーガソンが選手それぞれの個性を上手く引き出して組み合わせていた偉大な監督だったことがわかる。
ハビ・マルティネス
FM13ではPAが175に設定されており、上手く成長をすれば現在でいうとロドリくらいの選手に成長をするという評価がされていた。FM13ではアスレティック・ビルバオからバイエルン・ミュンヘンに移籍をした初年度で、移籍前も17歳というかなり若い年齢から6シーズンもアスレティック・ビルバオでスタメンとしてプレイをした。その後、バイエルンでは8回の国内リーグ制覇や2回のCL制覇に貢献をしており、かなり順当に成長をした例なのではないかと思う。
ニコラス・タグリアフィコ
タグリアフィコのFM13でのPAは-9(150-180)となっていた。FM13の前のシーズンには18歳で既にアルゼンチン1部のクラブでレギュラーとしてプレイをしていたので、このような高いポテンシャルの評価となったのだろう。その後はアヤックスで3回のリーグ優勝をしたり、CLベスト4を経験して、ビッグクラブへの移籍の噂もあったが実現はしなかった。アルゼンチン代表にも招集をされており、コパ・アメリカの優勝をしていたりと、そこそこな実績を上げており、派手ではないかもしれないが上手く成長をした例かもしれない。
トニ・クロース
FM13でクロースのPAは178だったが、既にCA(現在の能力)も165に設定をされていた。バイエルンやレアル・マドリードでの彼の活躍は言うまでも無いだろう。現在はセントラルMFや守備的MFでプレイをしているが、FM13の頃はトップ下がメインのポジションとなっており、ここ数年でプレイメイカーのポジションが後ろに下がっていることが現れているようで興味深い。
トニー・ヴィリェナ
ヴィリェナはFM13ではPAが-9(150-180)に設定をされており、FM13が出た前のシーズンの17歳でオランダのトップリーグにデビューした期待値が反映されている。しかしその後はビッグクラブに移籍をすることはなく、ロシアのクラスノダールとスペインのエスパニョールを経て、現在はイタリアのサレルニターナでプレイをしている。期待されたほどの成長はできなかったが、オランダ代表でのプレイ経験があったり、4大リーグではプレイをしているという感じか。
ウィリアン
ブラジル代表やチェルシーで活躍をしていたウィリアンだが、FM13ではPAが172と既にポテンシャルを高く評価されていた。2006年に18歳でブラジルの名門コリンチャンスでトップチームデビューをした後に、ブラジル人選手の目利きに定評のあるシャフタール・ドネツクに移籍をして、チェルシーに加入をする前には、当時富豪がオーナーに就任をしてロベカルやエトーなど有名選手を獲得していたアンジ・マハチカラにいたこともあった。
セオ・ウォルコット
ウォルコットはFM13でPAが172という評価がされており、昔のウイイレなどでもポテンシャルが高く設定されているのと脚が速いことがゲーム性にマッチしており、マスターリーグで愛用していた人も多いのではないか。その後のウォルコットは活躍をして無くはないものの、期待されていたほどではないような気もする。
ガレス・ベイル
FM13はちょうどベイルがレアル・マドリードに移籍する前のトットナムの最終シーズンだが、PAが180と非常に高い評価がされていた。その後は負傷は多かったものの、レアル・マドリードで5回ものCL制覇をしている。デビュー当初は左サイドバックだったが、その後は左のウイングをしたり、さらにトップ下や右ウイングやフォワードをしたりと様々なポジションを経験した。
ハビエル・パストーレ
FM13でパストーレはPAが180と、かなり将来が期待されている設定となっていた。その後のパストーレはPSGやアルゼンチン代表などで活躍をしたものの、負傷が多く、彼のポテンシャルが充分に発揮されたとは言いづらいだろう。
ベルトラン・トラオレ
FM13ではPAが-9(150-180)に設定をされていて、将来を非常に期待をされていたが、期待ほどの選手にはなれなかったようだ。しかしフィテッセやリヨンでは2桁得点を上げていたり、アストン・ヴィラではそこそこ活躍をしたシーズンもあったりと、ある程度の活躍は見せている。
アーメド・ムサ
本田とCSKAでプレイをしていたので知っている日本人も少なくはないかもしれないが、ムサはFM13ではPAが-9(150-180)と高い設定になっていた。その後は、レスターに加入をしたこともあったが、他のヴァーディーからスタメンを奪うために新規加入をしたFWと同じように、スタメンに定着をすることは出来なかったようだ。さらにその後はCSKAに戻ったり、サウジアラビアでプレイをしたり、故郷のナイジェリアに戻ったり、トルコでプレイをしていたりしていて、期待されていた実績は残せていないかもしれないが、お金はそこそこ稼げていそうな気がする。
エリク・ラメラ
エリク・ラメラはFM13ではPAが175に設定されていた。その後は怪我が多く期待をされていたほどの活躍はできなかったが、一定の成績は収めている。
アレシャンドレ・パト
2006年に17歳でクラブW杯で強烈な印象を残したパトは、その後ミランに引き抜かれて最初の数年間は期待通りの活躍をして、オーナーで元イタリアの首相のベルルスコーニの娘と交際をしていた時期もあった。しかしながらその後は怪我がちになってしまいパフォーマンスを落とし、FM13が発売されたシーズンには地元ブラジルのコリンチャスに戻っている。それでもFM13ではPAが172という高い評価になっているが、復帰が2ヶ月後の大きめの怪我も負ってしまっている。その後はブラジルでそこそこ活躍をしたり、それで欧州に再度進出をしたり、中国に行ったりして、現在ではMLSでプレイをしているようだ。
ステヴァン・ヨヴェティッチ
若い頃からフィオレンティーナで活躍をしていたヨヴェティッチはFM13ではPAが176と高い評価をされていた。その後はマンチェスター・シティ、インテル、セビージャ、モナコなど様々なビッグクラブを渡り歩き、現在はヘルタ・ベルリンでプレイをしている。
ロベルト・レヴァンドフスキ
FM13ではドルトムントでの3シーズン目を迎えていたレヴァンドフスキはPAが173と高い評価をされていたが、その後は皆さん御存知の通りの活躍で、最新作のFM23ではCAが186と期待されていた以上の選手になった。
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