100m走の選手はサッカー界でどれだけ活躍できるか(Football Manager 2022)

2022年9月20日火曜日

Football Manager Football Manager 2022 おふざけ シリーズ関係なく楽しめる記事

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ウイイレやFIFAなどの昔の作品だと足の速い選手が活躍をしやすかった気がして、筆者もイングランド代表ではベッカムではなくライト=フィリップスを使ったりすることもありました。というわけで、今回はサッカー監督ゲームFootball Manager 2022(以降FM22)で、陸上の100m走の選手が、どれだけ活躍できるかを見ていきたいと思います。

FM22がどんなゲームか知らない人はこちらの記事を見て欲しいです。

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FM22は非常に多くのデータを収録していて、選手は50万人以上を収録しているのだが、実は収録選手の中に100m走の選手がいる。それがこのJonathan Quarcooです。

アグボンラホールやマイカ・リチャーズみたいなとにかく足の速い選手を陸上選手と揶揄するのではなく、Quarcooはノルウェーの100m走のチャンピオンになったことがある本職の100m走の選手で、世界陸上にノルウェー代表として出場をしたこともある。ちなみにベストタイムは10.26秒らしい。

そんな陸上選手の彼がどうしてサッカーゲームのFootball Managerで登場をするかというと、2019年にどうやら2試合ほど地元のクラブでサッカーの公式戦に出場をしていたようで、それでそのクラブの所属としてゲームに登場をしている。もともと10代の半ば頃まで当時フィンランド2部だったクラブのユースに所属をしていたようで、最終的には陸上選手を選んだようだ。

Quarcooの能力を見るとやはり足が非常に速く設定されていて、スピードと加速力が最高評価となっている。ちなみにスピードと加速力がともに20と評価されている選手はあと2人いて、それがムバッペとアダマ・トラオレだ。ムバッペもトラオレも100m走の計測タイムはないが、ムバッペが試合中に計測した最高速度が44.7km/hで、ウサイン・ボルトの最高速度と同じらしい(ソースがThe Sunだが)。その他の能力を見ると、身長が182cmと高めだからかジャンプ到達点が12と少し高めに設定されていて、アスリートなので体が鍛えられているからかフィジカルコンタクトの強さの強靭さも11となっている。あと相手の予想外のプレイを出せるかの能力のひらめきが17と、クリロナ、グリーリッシュ、ディバラといった選手と同じレベルに設定をされているのだが、本職のサッカー選手ではないので、サッカー選手からすると予想外の動きをするということか。ポジションはフォワードと右ウイングとなっている。

野球では1970年頃に飯島秀雄という100m走の選手がロッテに入団をしていて代走要因としてプレイをしていたり、サッカーでも世界記録保持者のウサイン・ボルトが引退直後にサッカー選手を目指して活動をしていたこともあった。Quarcooはサッカー界でどれだけ活躍ができるだろうか。

イングランド6部

というわけで、Football Manager 2022を使って検証をしてみるのだが、低いところから順にレベルを上げていき、どこまで活躍ができて、どこから活躍ができないのかを見たい。FM22ではイングランドが一番多い6部までプレイが可能で、ちょうど6部の下位のクラブにいる選手の能力の総合評価とQuarcooの総合評価が同じくらいなので、6部から順にイングランドのリーグでプレイをさせてみたいと思う。ちなみに下部リーグからの叩き上げで有名なヴァーディは8部、7部、6部、5部と順にプレイをした後に、当時2部だったレスターに引き抜かれている。

最初にQuarcooをプレイさせるのはブラッドフォード・パーク・アベニューAFCというクラブ。6部で一番戦力が低いクラブで、ここであればおそらくQuarcooの出場機会も多くなるだろうということで選んだ。

というわけで、早速1シーズンプレイさせた結果がこちら。

リーグ戦に15試合に出場をして1得点だった。出場は15試合だったが、先発出場をしたのは3試合のみで、あまり出場時間を得ることが出来なかった。

この結果ではイングランド6部で通用をしたとは言えない気がするが、もう少しコンスタントに出場機会を得ることが出来ていたら、もう少し違った結果になっていたのではないかと思い、能力はそのままで、おそらくチームの監督が出場選手を決めるために使っている総合評価の値のみを最高に弄って1シーズンプレイをさせてみた。実際の能力は前に紹介をしたとおりに足が速いだけなのだが、監督には全盛期のメッシのように優秀に見えているはずだ。

というわけで結果がこちら。

やはり予測はあたっていたようで、35試合の先発出場を含む38試合のリーグ戦出場で、2桁の11得点をあげた。これだけの成績であれば、イングランド6部で通用をしたと言っても良い気がする。

ちなみに総合評価を弄った影響はクラブの監督だけではなく、各クラブのスカウトにも出ていたようだ。

なんと冬移籍の期間の間にアーセナルとリヴァプールを除くプレミアリーグの全てのクラブからの移籍オファーが来てしまった。

移籍をしてしまっては検証に影響が出てしまうので、とりあえずQuarcooの年俸を63億円にしてみた。ネイマール、ベイル、クリロナが40億円ほどなので、それより1.5倍ほど多い給料だ。そうした結果、獲得を狙っていたクラブは給料を払えないので撤退をしてくれた。もちろんそんな給料をイングランド6部のクラブが払うことが出来ないので、移籍期間が終了をしたらもとに戻しておいた。

さらに総合評価を最高にした影響は他にもあって、ノルウェーのA代表に選出をされてしまい、出場もして点も決めた。サッカーではノルウェー代表に選ばれたのは初めてかもしれないが、100m走での代表経験があるので、初選出というのは違うのか。

イングランド5部

イングランド6部では通用をしたということで、続いてイングランド5部でプレイをさせることにしてみた。ちなみにイングランドは4部以上がプロなので、プロではないリーグはここまでになる。

というわけで今回加入をさせたクラブはストックポート・カウンティ。イングランド5部ではあるが、日本で非常に人気のあるクラブだ。

通用したかどうかの基準をリーグ戦で10点以上あげられたかということにして、またポジションによって基準となるゴール数に影響が出ると思うので、今回からポジションをフォワードだけにしてみた。

というわけで、イングランド5部での結果はこちら。

11得点をあげたので通用をした。

ちなみにストックポートのリーグ戦の結果はこのような感じ。

4位ではあったが、昇格プレイオフを勝ち抜き、4部への昇格を決めている。プレイオフの決勝ではQuarcooが先制点を決めていたりもした。

イングランド4部

ここからはプロのリーグとなるので少しレベルが上がる。4部とは言えども給料水準も高く、一番多く貰っている選手だと5000万円近く、レギュラーだと1000万円以上も貰っている。さすがサッカーの母国イングランドだ。

今回加入をさせたクラブはサルフォード・シティ。株主にベッカム、ギグス、ギャリーとフィルのネヴィル兄弟、スコールズ、ニッキー・バットといったファーガソン時代に活躍をしたマンチェスター・ユナイテッドのユース出身の選手たちがいるクラブだ。

というわけで結果はこの通り。

13得点と5部より良い成績を残した。このディビジョンからレベルが上がるのでここらへんが壁になるかと思ったが大丈夫だったようだ。チームも優勝を果たして3部への昇格を決めた。

イングランド3部

今回加入をさせるクラブはサンダーランド。Netflixのドキュメンタリー「サンダーランドこそ我が人生」の舞台として有名なクラブで、プレミアリーグから2年連続で降格をして3部となって、サッカーしか娯楽のない寂れた街のサンダーランドの住民を絶望させたクラブだ。

そんなサンダーランドでの成績はこの通り。

10ゴール5アシストの活躍で3部でも通用をした。一方でクラブの方はリーグ戦は4位で、昇格プレイオフは決勝まで進出をしたが、敗退をしてしまい、今季も昇格することは出来なかった。

イングランド2部

個人的な予想ではもう少し早いタイミングで通用をしなくなると思っていたが、ついに2部まで来てしまった。2部まで来るとつい最近までプレミアリーグにいた強力なクラブが多く、代表経験のある選手も多くいる。おそらくここも大きな壁になるディビジョンかと思う。

おそらく苦戦をするかと思うので、前評判が一番高いボーンマスに加入をさせて、優秀な選手のサポートで、少しでもハードルを下げさせておく。

というわけで2部での成績はこの通り。

6得点と2桁得点に届かず、残念ながら通用をしなかった。ということで、検証の結果としては「100m走の選手はイングランド3部くらいまでは通用をする」でした。とは言ってももちろんゲームでの話なので、現実はここまで簡単にはいかないような気もする。

ところで、Quarcooの能力を見て思ったのだが

足は速いのだが、運動量や積極性が低くて、あまり積極的に足の速さを活かすことが出来ていない気がする。というわけで

このように運動量と積極性を最高評価にしてみた。その他にもスタミナと勝利意欲も最高評価にして、試合を通して元気に走り回れるようにした。ついでに勇敢さも最高評価にして、球際にも激しく突っ込んでいくようにした。これで、物凄いスピードで、試合を通して本気で走り回る選手が完成をした。どんなドーピングをしたのだろうか。

そんな改造をしたQuarcooの成績はこんな感じ。

14得点と見事イングランド2部でも通用をすることが出来た。足の速さに加えて気合があればなんとかなるようだ。

イングランド1部(プレミアリーグ)

イングランド2部で無理矢理だが通用をさせることが出来たので、最後にイングランド最高峰のプレミアリーグでプレイをさせてみる。非常に資金力のあるクラブが多いリーグなので、やはり2部と比べると、かなりレベルが上がると思う。

今回所属するクラブは筆者が応援をしているクラブのニューカッスルにした。本音を言うと陸上選手ではなく、優秀な本業のサッカー選手を補強してほしいところだが。

というわけで、成績はこのような感じ。

10得点とギリギリ通用をした。

しかし、選手の改造をしたりないので、もうちょっと能力を弄ってみた。

フィジカルの能力を全て最高評価にしてみた。アンディ・キャロル並のジャンプ到達点で、ルカク並にフィジカルコンタクトが強く、ムバッペ並に足が速く、ネイマール並みに機敏に動ける選手となっている。しかもそんな身体能力でガットゥーゾのように走り回る。

はたして身体能力だけで、どれだけサッカーで活躍をすることができるのだろうか。

結果は13得点と、身体能力を上げる前の10得点と比べて3ゴールと少しだけ成績が上がった。これだけの身体能力と気合があればどんなスポーツでもそこそこできる気がするし、なんならアメフトやラグビーとかをやったら伝説的な選手になれるような気もするが、とりあえずサッカーではそこそこ通用をするみたいだ。

検証結果

身体能力と気合を極めれば、それだけでもそこそこサッカーで活躍できる。

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プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

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