Football Managerシリーズで見るゴセンスの軌跡

2022年4月16日土曜日

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ゴセンスと言えば2020年に26歳でドイツ代表デビューをして、2021年に開催をされたEUROで評判を上げた選手ですが、元々はドイツの7部リーグでプレイをしていた選手で、警察官になることを考えていた事もあったそうです。

そんなゴセンスのシンデレラ・ストーリーをサッカー監督ゲームのFootball Managerのシリーズで追ってみたいと思います。

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とりあえず最初に、この記事を書いている時点で最新のFM22でのゴセンスの能力を見てみます。

左のサイドバックやウイングバックと後ろめのサイドを主戦場にしていますが、オフザボールが非常に高くて、クロスと決定力もサイドバックにしては良いレベルとなっている攻撃的な選手です。そして、チームワーク、運動量、スタミナが高くて献身的に走り回り、予測力が高くて試合の状況を読むのが得意で、冷静さも高い感じとなっています。

Football Manager 2013

18歳のゴセンスだが、直前までは地元の7部のクラブでプレイをしていて、本人が言うには友達と遊ぶ程度のレベルでしかプレイをしていなかったらしく、ドルトムントのテストを受けたこともあったが全くダメだったらしい。オランダ1部のフィテッセのスカウトが他のチームメイトの視察に来ていたときに目に止まったらしく、フィテッセに加入をしている。

このときは知名度が全くない選手だったからか、FM13では設定が適当で、左利きで左サイドの選手にも関わらず、右利きで右サイドの選手となっている。

身長と体重も現在の184cm76kgより低い値となっているが、これは成長をする前だからか。

誕生日だけは1994年7月5日と現在と同じ正確な値が設定をされている。

おそらくこれくらいの知名度の選手だと能力の総合評価だけ割り振られていて、個々の能力の殆どはランダムに割り振られるようになっている気がするが、ここでのオフザボールの評価は3だが、9作後のFM22では18と6倍の評価になる。

Football Manager 2014

オランダ2部のドルトレヒトにレンタル移籍をしてリーグ戦で16試合ほどの出場をしている。相変わらず、利き足は右で、ポジションを見ると右サイドの選手となっているが、Transfermarktで確認をすると主に中盤と左サイドバックでプレイをしていたようだ。

能力を見ると運動量、スピード、加速力あたりはこの頃から評価をされていたようだ。

Football Manager 2015

去年に引き続きドルトレヒトにレンタル移籍をしているが、ドルトレヒトは今季は1部に昇格をしている。1部のクラブでプレイをしていることもあってか、やっと左利きに修正をされて、ポジションも左サイドと中盤となっている。現在では左サイドバックの選手だが、この頃は左のサイドミッドフィルダーだったようだ。

能力も大きく上がっていて、オフザボールや運動量の高さは今と通じる物がある。一方で、集中力、予測力、冷静さなどのメンタル系の能力が低くて若さを感じ、サイドバックではなくメインはサイドミッドフィルダーなのでタックルやマーキングといった守備系の能力は、サイドバック目線で見ると低め。逆にパスが16とFM22の13より非常に高い評価をされていて、この頃は技術的なパスミスが少ない選手として見られていたようなのと、フリーキックも少し上手いように設定がされている。

身長と体重も更新をされていて1年で身長は12cm、体重は9kg増えるという、この歳にして成長期を迎えたようだ。

Football Manager 2016

昨シーズンはレンタル先のオランダ1部のドルトレヒトでスタメンとプレイをしたが、レンタル元の同じくオランダ1部のフィテッセからは放出をされてしまい、オランダ1部のヘラクレスへと完全移籍となった。

能力を見てもクロスが大幅ダウンになっていたりと下方修正されている能力があるが、一方で、欠点だったマーキングや冷静さが改善をされていたりする。

Football Manager 2017

今季は去年に引き続きオランダ1部のヘラクレスでプレイをした。プレイをしているリーグやクラブ、出場機会も昨シーズンと変わらなかったので、能力も大きな変化はないし、ポジションも変わらずという感じ。

Football Manager 2018

今作からセリエAのアタランタに移籍をしていて、メインのポジションが左サイドバックに変わっている。他のポジションを見ると、中盤の適正は前作より下がっているが、左のウイングの適性がついている。

左サイドバックが本職になったからか、タックルの能力が大きく上がっていて守備が改善をしている。その他にも予測力が上がっていたりと、全体的に欠点はなくなっていて、ジャンプ到達点は5から10と倍の評価になっている。

Football Manager 2019

昨シーズンはセリエAでスタメンとプレイをしていたためか能力が全般的に上がっている。特に初期は悪くない評価だったが、途中で評価を下げられていたクロスが再評価をされていて、また高い評価になっている。能力の感じはちょっと攻撃が得意な普通なサイドバックという感じ。しかし、今まで武器となっていて、FM22でも武器になっているオフザボールは前作から1つ下がって14と、強い長所とは言えないレベルになってしまっている。

ポジションを見ると中盤の適正がなくなっていて完全に左サイドの選手になっていて、前作でついた左ウイングの適正も下がっている。

Football Manager 2020

このシーズンではシーズン前半だけで5得点という活躍をした影響でシュートの上手さを表す決定力が前作から大きく上がっている。初期の頃に長所として特徴になっていたが、他の能力も評価をされてきて目立っていなかったオフザボール、運動量、チームワークが更に高い評価をされて、セリエAでも使える武器になってきた。フィテッセの頃は欠点となっていたメンタル系の能力全般もそこそこ高い評価になってきた。

Football Manager 2021

昨シーズンは9得点を上げたので、決定力とオフザボールの評価がさらに上がっている。サイドバックがメインの選手でここまでの評価の選手はあまりいない気がして、ウイングでも決定力は遜色なく、オフザボールはかなり優秀なレベル。しかしながら、今作からウイングの適正は完全になくなった。

メンタルの能力はアタランタに加入をしてから色々な能力がじわじわと上がっていて、苦手だったタックルも14になっていて、メンタルも全般的にかなり上がっている。フィジカルを見てもスピードと加速力が気がついたら15と足が速い水準になっている。

一方でポジショニングが1つ下がって11となっていて、初期の頃はタックル、マーキング、ポジショニングと守備系の能力で、ポジショニングが一番優れていたのだが、今作からは一番低くなっている。

Football Manager 2022

記事を書いている時点では最新のゴセンス。昨シーズンは11ゴール5アシストと攻撃で大活躍をして、ドイツ代表デビューも果たしている。決定力とオフザボールが更に高くなっていて、もはやフォワードレベルで、能力的にはリヴァプールやアトレティコ・マドリードにいそうな守備を超頑張るフォワードのような感じがする。

試合の状況を読む予測力も17とかなり高い評価になっていたりと、ワールドクラスな選手となった。

以上、26歳で代表デビューと少し遅咲きのゴセンスのFMでの能力の変遷を見てきた。ドイツ7部でプレイをしていたところをフィテッセに引き抜かれた時点では足の速さや、走量あたりは評価をされていましたが、彼を引き抜いたスカウトは現在ここまで成長をすることを見通していたのでしょうか。

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プロフィール

サッカー監督シミュレーションゲームのFootballer Managerに関する動画やサイトを作っている人です。 かれこれFM2013からやっているけど、永遠の初心者。 好きなサッカークラブはイングランドのニューカッスル・ユナイテッド。 当ブログではプレイしているゲームについての...

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